コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

おせっかいな猿

2022-12-29 04:19:03 | Weblog
ある日、
猿が木の枝にすわり、
川を見ていたら、
魚がバシャバシャとひれで
水面を強く叩いていました。
魚が溺れていると思った猿は
すぐに川に飛び込み、
魚を抱いて陸に上がり、
土の上に横たえてあげました。
魚は死に、
鳥に食べられてしまいましたとさ。

援助者側の論理だけで
サポートすることの愚を戒めた物語ですが、
コーチング中にも
時々コーチが勝手に意味づけをしていないか、
要チェックです。


悩んだら相手にフォーカス

2022-12-26 21:59:55 | Weblog
コーチングをする立場で
自分が悩む状態に人ってしまう時は、
たいてい自分を責めているものです。

何でうまく流れをつくれないんだろう。
何で相手を責めてしまう気持ちになるんだろう。
何で、何で、何で……。

そんな時は相手の成功している姿を
イメージするのを忘れています。

そこにフォーカスが戻ると、
どうしたらいいか方法はわからないかど
うまくいきそうな気持ちに戻れます。

パレートの法則

2022-12-25 21:37:22 | Weblog
パレートの法則 (80対20の法則) とは、
20% の原因から
およそ80% の結果が生まれるという
現象を表す用語です。

クライアントと60分問話したら、
その中の12分くらいの内容から
80%の成果が生まれています。

こう考えるとしたら、
60分全部が完璧に
うまく対応できていなくてもいいか、
と楽に考えられるようになります。

さらにその12分間に同じ法則をあてはめて考えると、
80%×80%=64%、
12分×20=2分24秒。

60分のセッションから得られる成果の64%は
2分40秒分のトークから生まれています。


未来のクライアントに聞く

2022-12-23 07:21:52 | Weblog
クライアントが
ゴールを達成した状態をイメージできたら、
その未来のクライアントになったつもりになってもらい、
質問をします。

「どうやってこのゴールが達成できたんですか」
「いろいろ障害があったと聞きますが、
どうやって克服したんですか?」
「あきらめそうになった時はどうしましたか?」

ゴールを達成した後の
自分のイメージなので強いです。

どんな質問にも驚くほど快答が返ってきます。
取材インタビュー形式にするのも楽しいです。


いい人でいようとするのをあきらめる

2022-12-22 07:48:13 | Weblog
コーチングに限らず、
いい人でいようとすることが
自分にプレッシャーを与えます。

それが相手にもプレッシャーになります。

お互いにいい人であればあるほど、
プレッシャーは高まります。

それが友情とか信頼に昇華すればいいです。
でも、
そういう方向に向かっていなければ、
どこかに無理があります。

だから
「ぶっちゃけた話……」を
どこかでする必要があるかもしれません。

自分のことを正直に話すか、
相手をどう思うかを正直に伝えるか、
どちらかです。


ほんとにできると思う?

2022-12-21 07:34:25 | Weblog
クライアントが
「~を実現するぞ」
というのを聞きながら、
この疑問が湧いてきてしまったらどうしますか?

「そりゃ無理でしょ」と
言ってあげたほうが燃える人だったら
言うかもしれません。

そうでなければ
「すごいこと考えてるねえ!」 と
賞賛します。

「そんなこと本当に可能なのかなって思っちゃったよ」と
柔らかく疑問をはさんで反応を見ることです。

そこから先は
ケースバイケースです。

ただ、
本人が本当にそう思っている時は
疑問が湧かないかもしれません。


嫉妬するコーチ

2022-12-20 08:16:18 | Weblog
クライアントが思った以上に成功したりすると、
「うれしい!」と思った次の瞬間、
「それにひきかえ俺は・・・」と、
自分に対する寂しい気持ちがもたげてきて、
さらにそれが相手に対する嫉妬心に
変わっていくこともあります。

この気持ちはどう処理すべきなのでしょうか?

前はそういう自分は恥ずかしいので、
すみっこに引っ込んでもらっていましたが、
最近は「うらやましいなあ!」と
気持ち良く言ってます。


相手を責めていない自分を探す

2022-12-19 07:38:55 | Weblog
思った通りに進んでくれないどころか、
いままでの成果もムダにしてしまうような状能に
自分を追いやってしまうクライアントの話を聞くと、
「なんで!」と軽く頭にきます。

そんな時、
そのまま相手に反応してしまう前に、
そんな相手を責めていない自分を探します。

どこにいるか知らないけれど、
探すとたいていいるんです。

責めていない自分も、
家族を相手に練習すると一石二鳥ですね。


コーチングの相性

2022-12-16 07:41:25 | Weblog
感覚や価値観が似ている、
相性が合 っている人とは、
違和感なくコーチングに入ることができます。

相性が合わないと感じる人とは
・・・・
もしかしたら自分を成長させるための
機会となるコーチングになる可能性があります。

相性が合ってしまえば
あまり自分のことを振り返らずに済みますが、
相性が合わなければ
必然的に自分の感覚や価値観を検証します。

そういう方と
解りあえたと思える時、
何だか成長した気がします。

視線と脳へのアクセス

2022-12-15 07:23:19 | Weblog
面談でコーチングしていた時のことです。

クライアントの女性は
自分の将来像を描こうとして
一生懸命考えていますが、
なかなかイメージが湧きません。

彼女はずっと左下の床を見ながら
考えこんでいることに気づいたので、
「試しに右上に将来像を映すスクリーンがある
と思って見ていただけますか」
と伝えました。

彼女は「何で?」という顔つきでしたが、
言われた通りに右上を見た瞬間
こう言いました。

「あっ、見えた!」