コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

遅いことはあっても、遅すぎることはない

2016-08-31 07:13:15 | Weblog
「人生は遅いことはあっても、遅すぎることはない」

この言葉は
私の兄がよく言っていた言葉である。

有名な話では
ケンタッキー・フライドチキンの
カーベル・サンダースは、
父が6歳で亡くなり、
母が工場で働きながら3人の子どもを
10歳から農場に働きに出て、
14歳で学校を辞めています。
最終学歴は、小学校卒(6年修了)のようです。
15歳で母の再婚相手に暴力を振るわれ、
家出して年齢をごまかし軍隊に入ります。
一平卒として海軍に所属しますが、
1年で除隊します。
その後、農場勤務、市電車掌、判事助手、保険外交員・・・
と40種類以上の職業を経験しました。

30代後半に、知人の石油会社の支配人の薦めで初起業!
タイヤのセールスマン時代に出会った石油会社の人の縁で、
「自分の将来は自分で決めよう」という思いから、
ガソリンスタンドの経営者になりました。

そして6席ながらガソリンスタンドの一角に
「サンダース・カフェ」も開業、
カーネルは、ガソリンスタンドの支配人、
調理係、レジ係の全てを担当したそうです。

後に州の料理への貢献が認められ、
ケンタッキー知事から「ケンタッキー・カーネル」の
名誉称号を授かりました。
この時で既にカーネルは45歳です。

息子の死、倒産、火災等、幾つもの災難がありました。

その頃に完成したのが、
現在も世界中の店舗で秘伝となっている
オリジナル・レシピです。

しかし、負債が多く店舗経営から一度身を引きます。
一文無しになったカーネルは既に65歳。
そうは言いながらフライドチキンの技術で直ぐに這い上がります。
車で各地を回りFCを募集して復活します!
70歳になりフライドチキンのノウハウを車1台で全米中を走り回り、
レストランの厨房などで実演し、
FC契約を結ぶ営業活動の旅に出ます。
これが大成功!

チキン1本にいくらというFC契約を結び、
73歳の時には600店舗を抱える大企業になりました。
素晴らしい大器晩成ですね、

人はやりたいことがあるはずなのに、
なぜか一歩が踏み出せない。
そのことに「自分はダメだ」と思う人もいるでしょう。
そういうとき、
私はこう考えるようにしています。

「一歩踏み出せないのは、今の自分に必要ないからだ。
本当に必要になったら自然に足が動くだろう。
やりたくなったときが必要なときだ」

どうしても、やりたいことがあれば、
そしてそれにあなた自身がやる価値があると思えば、
はじめるのに遅すぎることはありません。

考え方に少しだけ工大を加えて、
今から「でも」はじめることです。

任せきる勇気

2016-08-30 06:07:02 | Weblog
幼い子どもには、
自分で転んだときには、
転んだ状態を目で確認し、
周りの安全を確認して、
怪我や問題がなければ、
基本的にはそのまま見ているようにすることです。

決してすぐに駆け寄って
抱き起こしたりしないことです。

すると、
やがて子どもはよっぽどのことでないと、
泣いたり助けを求めたりしなくなります。
自分で起き上がり何事もなかったかのように、
次の動作に移ります。
自立の過程です。

しかし、また転びます。

チームで仕事でもこれと同じです。

組織が停滞する原因はいくつかありますが、
リーダーがチームを細かく管理しすぎると、
チームはうまく回りません。

これはリーダーとメンバー双方に原因があるのですが、
いずれにしても何でもリーダーが口出ししすぎると、
メンバーは成長する機会を持てません。

悪くすると、
何でも頼るようになってしまいます。
また、
リーダーの時間的・能力的限界が
組織のパフォーマンスのボトルネックになってしまいます。
これは、
特に「優秀なメンバー」として若い頃を過ごした人が、
初めてリーダーになったときに気をつけなければならない落とし穴です。

リーダーとしては
「見てはいられない」
「自分がやったほうが早い」
と感じる部分があるでしょう。

しかし、
メンバーに仕事を依頼したら、
ぎりぎりまで任せきる勇気が必要です。

ダークサイドから抜ける

2016-08-29 06:40:58 | Weblog
スターウォーズの好きな人なら
ダークサイドという言葉を知っていますね。

ジェダイはフォースという気や超能力に似た力を使うことができますが、
これを恐れや怒り、欲望の心にまかせて発動すれば、
より安易に強大な力を発揮することができます。

このマイナスの心に満たされてしまう状態を
「ダークサイドに堕ちる」と言います。

人は、ネガティブなものを内面に抱えています。
ふだんは陽気ないい人でも、
嫉妬したり、
誰かの足を引っ張りたくなることはあるでしょう。

社会的に成功している人でも、
いろんな問題を起こしたり、
法律を犯してまわりの人をびっくりさせることがあります。

このダークサイドには、
たくさんの種類があります。
金銭欲、名誉欲、性欲などはもちろんのこと、
今の幸せを台無しにしたいという破壊欲すらあります。

せっかくコツコツいろんな努力を積み上げても、
一瞬で台無しにすることがあります。
成功している実業家、
タレント、
政治家が、
分かっているのに、
ほとんど社会的自殺のように、
スキャンダルに巻き込まれるのは、こういうわけです。

ダークサイドから抜け出すには、
普段から自分の中にあるいろんな欲望を見ておく必要があります。

自分には関係ないと考える人の多くが、
見落としているものもあります。
成功志向の人に多く見られる成長欲というのが、
その一つです。

もっとよくなりたいというのは、
一見するとすばらしいものですが、
気をつけないと人生で大切なものを台無しにする可能性があります。

「成長しなければいけない」と思いすぎると、
仕事や家庭で、
必ず亀裂が入ります。
それは、
そこにいる人が、
現状に満足するタイプと、
どんどん先に行きたいタイプとの二種類に分かれるからです。

また、
使命感ばかりに身を任せると、
個人や家庭、ごく近い人の幸せがおざなりになることにつながります。

そこで、ここから抜ける方法の一つは、
「人によくなってほしい」という自分 の中にある
他人への期待を一時的に手放すことです。

ほとんどの人は、「よくなりたい」というより、
「あまり変化を起こしたくない」と考えています。
その都度、
がっかりしたり、
相手に「なぜ変わらないの?」というプレッシャーを
与えてしまうことがあります。

人への期待を手放して
自由にしてあげれば、
自分も相手も楽になります。


これまでで最高の情熱で生きた瞬間は?

2016-08-28 06:57:24 | Weblog
どんな人の人生にも、
いままでで誇らしく感じたことはあると思います。

それは、
小学校の運動会でトロフィーをもらったことかもしれません。
中学のときに、皆勤賞を取ったことかもしれないし、
絵画の展覧会で表彰されたことかもしれません。

今の家族がいることや、
子どもが何かで賞を取ったことなど、
探せば身近にいっぱいあると思います。

他人にとっては、
くだらないことでも、
問題ありません。

自分にとって、
誇らしいことを思い出してください。
自分の人生で誇らしいことは、
苦しいときに助けになってくれるはずです。

自分が誇らしく感じていさえすれば、
それでいいのです。
履歴書に書けるようなことでなくても全然いいのです。

誰にも恥ずかしくないように、
しっかり仕事をやっていること、
親孝行していること。

今の生活で、
少しでも自分が誇りに思っていることを
書き出してみてください。

毎日、道ばたのゴミを誰にも気づかれずに拾っているとしたら、
それも素敵です。

社会的に成功していて、
お金も持っているけれど、
自分の人生が誇らしく思えない人より、
何も持っていないけれど、
すばらしい家族や友人に恵まれ、
誇らしいと思える毎日を生きている人のほうが、
はるかに幸せです。

これまでで最高の情熱で生きた瞬間は?

2016-08-27 06:44:26 | Weblog
本気で何かに打ち込んできた時は、
誰でも輝いています。

他人から見てくだらないと思えることでも、
必死で取り組んでいる人は、
エネルギッシュで、
疲れを知りません。

若い時に何かに真剣に打ち込んだ人は、
振り返って胸がいっぱいになるような充実感とともに、
楽しい思い出をもっています。

真剣に勝負するのが格好悪いとか、
恥ずかしいとか言っているうちは、
100%で生きることのすばらしさを味わえないでしょう。

学生時代、野球、サッカーで頑張ったとかいう体験のある人は、
その後もハッピーな人生を送っている可能性が大です。

その頃を思い出すことです。
もし、
その時代に100%の情熱で生きていたとしたら、
今の自分は何%ぐらいですか?

そのときは、
今と何が違うのでしょう?

今、
自分が100%の情熱で生きることは、
可能でしょうか?

最高の情熱で生きるのは、
なにも若い時代の専売特許ではありません。

今から、その最高の瞬間を始めることもできるのです。


このままの人生が10年続いたとして、一番後悔することは?

2016-08-26 06:59:51 | Weblog
定期的に人生の棚卸しが大切です。
その時、とても有効でパワフルな質問がこれです。

人生が、
このままの形で10年続くところをイメージしてみてください。
今すでに幸せな毎日を送っている人は、
10年後の自分をイメージすると、
もっと幸せでイキイキした自分が見えてきます。

もし、そうでなければ、
10年同じことが続くと聞くだけで、
嫌な感じがしたり、
人によっては、
胸が締め付けられるのではないでしよ、つか?

これから10年、
現在の状態が続いたと仮定して、
抵抗感があるとしたら、
いったいどこが一番イヤなのか?
を考える必要があります。

その中で、
「とても耐えられない」とか、
「これだけは勘弁して!」というのがあるはずです。
それは、
今の仕事やそのやり方かもしれません。
仲間との絆かもしれません。
健康や自分への感情かもしれません。

このままの10年をイメージして、
そのときの閉塞感、
イライラ感などを感じてみましょう。

そして、
「そんなのは絶対イヤだ!」と心から感じたとしたら、
それを自分を変えるテコに使ってください。


今すぐにできる気分転換の方法は?

2016-08-25 06:26:27 | Weblog
気分転換の方法をもっていますか?

そうでないなら、
この質問を自分にしてみてください。

最近ずっと同じパターンで仕事をしている人は、
気分転換の必要性を忘れているかもしれません。

なぜ、気分を変えるとよいのかというと、
新しい考え方、感じ方ができるようになるからです。

私たちがやっていることは、
よほど意識していないと、
たいていの場合ワンパターンになっていることが多いようです。

仕事のやり方、
人間関係、
お金や時間の使い方、
反応の仕方など、
いったん決まってしまったら、なかなか変えることはできません。

パートナー、
家族、
友人とのつき合いも、
同じように退屈なものになっているかもしれません。

そのときに必要なのが、
この気分転換です。

椅子から立ち上がって、
2,3分部屋の周りをグルッと散歩することから、
数日何も予定を立てずにふらっと旅行してみることまで、
自由に考えてみてください。

ふだんの通勤とは違う道を通るというのでもいいでしよう。

いつもと違うことをやって、
変化をつけてみてください。
きっと、
おもしろい体験に出合って心が軽くなることでしょう。


思い切ってお金を使いたいものは?

2016-08-24 06:49:20 | Weblog
私は無駄遣いは嫌いです。

広告チラシのクーポンももちろん使います。
財布の中にも入っています。

お金は使わなかったら単なる紙切れです。
自分とまわりの幸せのために使って初めて役に立つのがお金です。
ずっと銀行に置いていても、
何の喜びも与えてくれるはずがありません。

将来の不安があるために、
貯金しておくという生き方は、
大切なことです。

しかし、
お金には、
「入る」と「出る」の一連の流れがあります。
その両方の流れをきれいに保っている人が豊かな人です。

「あなたが思い切って、お金を使うべきものは?」と、
自分に聞いてみたら、
どのような答えが返ってくるでしょうか?

「旅行に出ること」でしょうか?
それとも、
「自由に洋服や物を買うこと」でしょうか?
「新しいことを学ぶ」のに使いたいでしょうか?
自分にふさわしい洋服や物を買うこと、
すばらしい環境に引っ越すことにお金を使 ってください。

自分のライフワークを押しすすめるための勉強、
道具に投資するタイミングかもしれません。

逆に、
浪費家タイプの場合は、
使うべきでないものに使いすぎている可能性もあります。

買っても使っていないものに
溢れていませんか?
数日間考えてから、
買うかどうかを考えましょう。

幸せにするものは何かを考えて、
お金を使いましょう。


まったく違う人生があったとしたら?

2016-08-23 06:20:38 | Weblog
自分とはまったく違う生き方をしている人と会うと、
自問自答する質問です。

人生にはいろんな生き方があります。
例えば、
電話帳を手にとってめくってみます。
そこに出ている職業だけでも、
何十種類もあります。
普通に暮らしていると会わないだけで、
あなたとまったく違った考え方、
時間の過ごし方・生き方をしている人がすぐ隣りにもいるのです。

落ち込んだときや失敗したときは、
人生に選択肢がなくなったような感じがするかもしれません。
「もう終わりだ!」と感じたときに、
この質問を自分にすることで、
人生がまったく違ったものに見えてきます。

精神的に健康な人は、
たくさんの選択肢が白然に見えています。
うつ状態になったり、
あせってしまうと、
目の前に何の選択肢もないような感じがしてしまいますが、
それは錯覚です。

たとえば、あなたは今とはまったく違う仕事をすることができます。
違う人をパートナーに選ぶこともできます。
何百キロも離れたところに引っ越すことも可能です。
それどころか、
外国で生活することもできます。

目の前の道が一時的にふさがったといって、
落ち込む必要はありません。
映画のように、
まったく名前と顔を変えて、
人生をリセットすることもできるのです。

もしまったく違う生き方を選ぶとしたら、
何をやってみたいですか?

映画の脚本を書くように、
まったく違う人生を送るシナリオを書いてみてください。
すると、
いままでは見えてこなかった、
たくさんの選択肢が見えてきます。
その中から、
一番おもしろそうで、
ワクワクするシナリオを選んでください。


次は、どのドアが開くのか?

2016-08-22 06:53:15 | Weblog
最悪の状況になって
何も打つ手がなくなったとき、
映画の主人公のように絶体絶命のピンチに陥った感じがします。

私も、
何度となく「人生でもうダメだ」と感じてきました。

しかしそんな時にいつも
「次は、どのドアが開くのか?」
と質問してきました。

ピンチは「自分自身の目覚まし」であることは
何度も書きてきました。
ですから
ピンチに隠されたギフトはたくさんあると思っています。

「親会社が倒産して自分の工場もダメ?」
という人がいました。
その瞬間に、
新しいビジネスのアイデアを思いつき、
そこから、
オリジナルの部品をつくり出して成功している会社がいくつもあります。

いまピンチに立たされているのであれば
目の前にドアがいっぱいあるところをイメージしてください。
「ピンチはチャンス」です。
そのドアの向こうには、
行くべき道が広がっています。

一つのドアが閉じれば、
間違いなく次の扉が開きます。

普通は、
急にパタンと後ろでドアが閉まると、
そちらに意識がいってしまいます。

そして、「もう自分には出口がない、ダメだ」となってしまいます。

気分がマイナスになっているときは、
なおさらです。
あせっていると、
ドアの模様が微妙に壁と一緒なので、
全面が壁に見えてしまうのです。

落ち着いて、
目の前をじっくり見てください。
壁の模様の中にしっかりとドアが見えてくるはずです。
そして、
「自分は、どのドアを開ければいいのだろう?」と
自分の深い部分で感じてみてください。

すると、
たいてい「これだ!」という直感がひらめくことでしょう。

そのドアの向こうには、
人生のすばらしいものが待っています。

さあ次は
どのドアを開けますか?