コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

褒められると自己肯定感が増す

2017-07-31 07:05:15 | Weblog
人は褒められると
「自分の努力が認められている」
「自分が大切にされている」と実感します。

ただし、
いつも誰かが褒めてくれるとはかぎりません。
そこで、
一日最低一回は「最高の自分」を想像し、
自分で自分を褒める習慣をつけましょう。
一日単位で必ず一回、
自分を褒めてみることです。

このような習慣をつけることで
「今日はどんなことで自分を褒めようか」というように、
その日単位の目標もどんどん明確になっていきます。

たった一つでかまわない。
「今日の最高の自分」をつくり上げること 。

この決意が日々の行動を充実させます。

なお、
一日のなかで終了しないことは
「最高の自分」として取り扱わないことです。

それでは本来の目的から逸脱します。

一日少なくとも一つの「最高の自分」を完了させ、
ベッドに就く前に
その余韻を味わうようにしよう。

一日に一回必ず自分を褒める

2017-07-28 08:56:28 | Weblog
頑張っている自分に対して
いくらでも褒めていいものですね。

でもなかなか自分をほめていないようです。

そこで、
「自分との対話ノート」を書きましょう。

人生の大きな目標がある程度明確になったら、
次に「日常」という小さい単位で目標を掲げます。
大きな目標はゴールが遠いので、
日々の行動といった点で具体的なイメージがつかみづらい。
そこで、
「一日単位で何をすべきなのか」、
自分と向き合って考える時間をつくることが大切です。

まずは、今日の行動の目的を手帳につけていくことです。
できればカラフルなサインペンを使って、
視覚的にもはっきりとわかるような工夫をしましょう。

そして
「最高の自分」をつくりあげましょう。

「最高の自分」とは、
簡潔に言えば「自分で自分を褒められる行動」
「人生の目標に対して自分を一歩近づける行動」です。
たとえばビジネスで言うなら、
「セールスで大口の受注を成約させたとき」や
「大事な企画会議で最高のプレゼンができたとき」
などがハイライトシーンになる。

このとき
「やる気」は、
言葉の報酬が大好きです。
仕事の場合
たとえ単純なルーティンワークであっても、
着実にこなしていかなければならない。
ただし、ルーティンワークだけで大切な一日が過ぎ去ってしまうと、
目標に向かっている自分を見失ってしまいます。
そのようなときに有効なのが、
自ら「報酬」を設定することだ。

やる気を促す大切な要素に報酬があります。
報酬という言葉から
「金銭的な報酬」を思い浮かべますが、
やる気を高めるために大切なのは、
むしろ「言葉によって褒められる」という報酬です。
「よく頑張った」
「自分だからこそできたんだ」
「努力が報われた」
こんな言葉を毎日自分にかけましょう。

感情のラベリング

2017-07-27 06:41:58 | Weblog
困ったことが起きたときや、
人間関係の問題が発生したときには、
胸の内にもやもやしたネガティブ感情が発生します。
その感情をそのままにしておくと、
繰り返されてしまうようになります。

ネガティブ感情の特徴はしつこいもので、
まるでストーカーのように追いかけ、
芋づる式に別のネガティブ感情が沸いてきます。

そこで感情に名前をつけてみることです。
ラベリングすることによって、
見えない感情を「見える化」します。

たとえば、
身体の不調を感じたときに病院に行きます。

そこで、信頼の置ける医師から的確な診断を受け、
なぜそういう症状が出ているのか、
何という病名なのかを知らされると、
それだけで身体の調子が戻ったような気になることがあります。

ネガティブな感情も、
実体が見えないとイライラや憂うつが続きますが、
ラベリングすることによって
正体が明らかになると、
主導権が自分に戻ったかのような力強さを感じるものです。

感情のラベリングの達人になるには、
感情を表現するためのボキャブラリー増やすことが必要です。

少し前に流行った心の知能指数=EQと呼ばれる
「感情知能」の勉強などを通して、
感情認識力を高め、
感情表現の技術を学ぶことが必要なのかもしれません。
感情を表現するためのボキャブラリーが増えれば、
ネガティブ感情への対処が容易になります。

強みを伸ばす

2017-07-26 07:18:49 | Weblog
物事で失敗が続くとき、
「自分はこの項目に向いていないのではないか」
とあきらめてしまう人と、
失敗にめげすに目標に向かって努力し続ける人の違いのひとつに、
自分の「強み」を把握して活かしているかどうかがあります。

経営学者のピーター・ドラッガーは
次のように言っています。
「何事かを成し遂げられるのは、
強みによってである。
弱みによって何かを行うことはできない」

例えば
世界のトップレベルで活躍するビジネスパーソンは、
自分の強みをよく理解して仕事に活かしています。
そして、
困難に直面したときに強みを発揮して乗り越えます。
強みを活かして働けば疲労もあまり感じないため、
「こんなに楽しく働いて、こんなに報酬をもらっていいのか」
と感じる人さえいます。

ところが、
私たち日本人は「弱み」を克服することに焦点を合わせがちですが、
「強み」を伸ばすことのほうが重要です。

しかし、
なかには「自分には強みがない」と思っている人もいます。
でも、断言します。
すべての人に「強み」はあります。
ないと思っている人は、
まだ気づいていないだけです。
自分の強みを知らないことは
「宝の持ち腐れ」と同じで、
大きな損をしています。

どうすれば自分の強みを見つけられるのでしょうか?

それは、
信頼できる人から
「強みコーチング」
を受けることです。

自分で行うセルフコーチングという方法もありますが、
私は他者からのコーチングをおすすめします。
自分の強みはあまりにも当たり前で気づきにくいからです。

強みコーチングでは、
次の5つの質問について考えます。

1 自分にとって最も大きな達成・成功は何か?
2 自分の最も好きなところは何か?
3 何をしているときに最も楽しく感じるか?
4 どんなときに自分らしいと感じるか?
5 自分がベストの状態はどんなときか?

質問に答えることで、
隠されていた新しい強みを発見できるかもしれませんし、
自 分では当たり前だと考えていた資質が
強みであったことに気づくかもしれません。


4つの気晴らし

2017-07-25 07:43:43 | Weblog
うまくいかないことがあると
「ダメかもしれない」
「できないかもしれない」
というネガティブな感情が生まるのは
誰でもあります。

ここで問題になるのは、
ネガティブ感情が繰り返されることです。

寝ていても
食事をしていても
テレビを見ていても
ネガティブな感情が頭から離れない状態が続くと、
積極的なチャレンジができなくなります。

ネガティブな感情を自覚したら、
無視せず抑圧もせず、
感じとることを考えましょう。

次に気晴らしをします。

気晴らしには次の4つが効果的です。

1 運動系の気晴らし
ジョギング、水泳、ダンスなど、
身体を一定のリズムで動かす有酸素運動をします。
ジョギングには自信を深める、
水泳には穏やかな気持ちになる、
ダンスには創造性を刺激するといった心理的効果もあります。
イライラしたら、
外に出て
少し早足で散歩をするだけで気分転換できます。

2 音楽系の気晴らし

好きな音楽に没頭すると、
脳から快感ホルモンであるドーパミンが分泌されて高揚感が高まり、
脳にポジティブな影響を与えます。
聴くのはもちろん、
演奏するのもおすすめです。
ただし、
激しい音楽は、
アドレナリンが分泌されて
攻撃的な気分になることもあるので避けましょう。
3 呼吸系の気晴らし
感情がネガティブになると、
人は呼吸が浅くなります。
そこで、鼻から長く深くゆっくりと深呼吸を意識して
心を落ち着かせましょう。
呼吸を整えると、
セロトニンが脳から分泌されます。
ヨガや座禅で心が穏やかになるのはそのためです。

4 筆記系の気晴らし
日記や手紙など、
自分の感情や考えを文字にして表現することは、
ネガティブな感情を頭の外に出して
クールダウンさせる効果があります。
日記や手紙を書くのが好きな人には
おすすめの方法です。


利他の心で生きる

2017-07-24 07:01:37 | Weblog
稲盛和夫氏は
「物事は『自利・利他』という関係でなければいけません」。
と言っています。

「自利」とは自分の利益、
「利他」とは他人の利益です。
つまり「自利と利他」とは、
自分が利益を得たいと思ってとる行動や行為は、
同時に他人、
相手側の利益にもつながっていなければならないということです。

ビジネスでは
自分が儲かれば相手も儲かる、
ということです。

ビジネス以外でも
どんなことでも
常に相手にも利益が得られるように考えること、
「利他の心」、
「思いやりの心」
を持って物事を行うことが必要です。

利他の心をもう少し丁寧に説明すると
「私たちが世のため人のために何かをしたいと感じるときに、
内面から生まれてくる善の気持ち」のことです。
これは誰もがもっているポジティブな資質です。

 利他の心が起こる理由として、まず最初に考えられるのは、
 「他人に親切にすると自分も気持ちが良くなり、他人に意地悪をすると自分も嫌な
気持ちになる」
と、いうことだと思います。
 他人に親切にすると、喜ばれたり感謝されたりします。それで自分も良い気持ち
になるのです。反対に他人に意地悪をすると、嫌われたり憎まれたりします。それ
で嫌な気持ちになるのです。

 中には、他人に意地悪をすると良い気持ちになったり、他人から親切にされると
「人から情けは受けない!」などと言って腹を立てる人もいますが、そのような人は
心のひねくれた人間です。
 そのような人間は、世間の人々から憎まれるので不幸です。そして本人も、自分
の人生に幸福を感じていないと思います。いつもイライラし、自分でもわけが分から
ずに腹が立ち、幸福そうな世間の人々を憎んでいるのではないかと思います。

 ふつう人間は、他人から好かれることを望み、他人から憎まれることを嫌います。
だから、人から好かれるようになるために、あるいは人から嫌われないようにする
ために、「利他の心」が起こるのです。

「利他の心」と同じ意味で、
「情けは人のためならず」
というのがあります。

「情けを人にかけておけば、めぐりめぐって自分にもよい報いが来る」とか、
「人に親切にしておけば、必ずよい報いがある」
という意味です。

この場合は、自分が行った利他の行為が、
直接に報われるわけではありません。
しかし自分が親切にしたその人が、
「人に親切にするのは良いことだ!」と実感して今度は別の人を親切にし、
そのような「親切の連鎖」が人々の間にめぐりめぐって、
いつかは自分も誰かから親切にされることを言っています。

あるいは、
「親切な心」がめぐりめぐって人々の間に浸透すれば、
犯罪や争いごとが無くなって社会が平和になり、
ひいてはそれが自分の利益にもなっている。
と、いうことかも知れません。

さらに
「利他の心」は
自分に報いがまったく返らなかったとしても、
の大きな利益になるります。

それは、
利他の心によって
「自分の生命の意義」が与えられ、
しかもそれを「永遠のもの」にしてくれるからです。

自分はいつか必ず死にます。
だから「自分だけのため」にしか生きていなければ、
自分が死ねば、
それですべてが無意味となってしまいます。

自分の行う何らかの行為(思考や行動)が、
他の生命にまったく影響を与えなければ、
自分がこの世に存在しないのも同然なのです。

だから、
自分が生きて存在することの意義、
つまり「自分の生命の意義」を与えてくれるのは
「利他の心」なのです。

根拠ある自信をもつ

2017-07-20 06:36:54 | Weblog
何かを成し遂げる人の特徴に
「自信があること」があります。

しかしそれが「うわべの自信」であれば、
いざ困難に直面したときに気持ちが揺らぎ足元がぶれてまいます。

たとえば就職活動で
「御社で活躍できる自信があります。熱意はあります」
と話す学生がいます。
過去の経験が伴っていなければ、
地に足のついていない「うわべの自信」です。

また、リーダーにも自信家が多いものです。
「この人は自信満々だから、
きっと部下を立派に率いてくれるだろう」と期待され、
リーダーの立場に引き上げられることが多いからです。
ただ、自信満々のうわべのリーダーが
仕事で必ず成果をあげられるとは限りません。

大学の体育会系でキャプテンを務めていたような人は、
声も人一倍大きく、
人前で話すことやチームを鼓舞することは得意かもしれません。
ところが、
その人が衰退市場における商品・サービスを担当するリーダーになると
どうでしよう?。

低成長、衰退傾向のある業界では、
新たなニーズを見出して
それを実現するイノべーションを生み出すリーダーシップが必要です。
大きな声を出すだけでは、
革新的な商品やサービスは生まれません。

では、「根拠のある自信」とは何か。
その一つが「自己肯定感」と称されます。

自己肯定感という根拠のある自信を身につけた人には、
次のような信念があります。
「一生懸命頑張れば、困難な問題を解決することができる」
「予期せぬ障害に出合っても、うまく対処できる自信がある」
「難題に直面しても、いくつかの解決策を見つけることができる」

このように考え、
自分を信じることができる人が、
自己肯定感の高い人です。
実際に、自己肯定感の高い人は目標達成への意欲が強く、
達成率も高いことがわかっています。
自己を信じる力は、
成功をめざす人にとっては必要不可欠な要素なのです。


自己肯定感が高い人は
「お手本」を大切にしています。

先輩や上司、専門家をロールモデルにすることで、
「自分にもできる」と信じられる代理体験となります。

これは、
自信を裏づける一つの証拠になります。


逆境から成長を学ぶ

2017-07-19 06:17:38 | Weblog
人は順風満帆にいっている時には、
目の前のことを難なくこなしているので、
大きな成長がないものです。

しかし、
経験したことのない逆境に直面したとき、
思いもよらない力を発揮して、
飛躍的に成長することがあります。

たとえば、
仕事で大きなミスをしたとします。
そのときは落ち込んだとしても、
なぜ失敗を防げなかったのか、
その原因を探ることで、
今後同じ失敗を繰り返さないように対処できるようになります。
人間関係の痛い経験であれば、
今後どのような人とつき合うべきかが見えてくるでしょう。

ただし、
この作業をするのは必す「逆境を乗り越えたあと」です。
立ち直っている途中だと、
ネガティブな気持ちを思い出して
逆効果になる場合もあるからです。

過去の逆境経験から意味を学ぶためには、
その体験を「見える化」することをおすすめします。
人生の浮き沈みをグラフにし、
そのときの状況や気持ちを客観的に分析するのです。

例えば
A4程度の紙を使い、
縦軸を心理状態の浮き沈み、
横軸を時間に設定し、
過去から現在までの逆境体験を描いてみます。
何がきっかけでそれが起き、
どのような気持ちになり、
何がきっかけで好転したのか。

デソシエイトで
「鳥の目」になったように高い位置から
俯瞰するのがよいでしょう。
そして、
次の3つについて考えます。
1 これらの経験から何を学んだのか?
2 この経験はその後にどんな意味をもっていたのか?
3 共通するものや大きな流れが見えるか?
ただ、つらい体験を教訓に変えるのは
「信頼できる人から質問される形で振り返る」のが効果的です。
「そのつらい経験をして、その後の取り組みは変わりましたか?」
と質問されることで、
眠っていた記憶がよみがえり、
忘れていた大切なことを思い出すことがあります。


心の声に従う

2017-07-18 06:26:35 | Weblog
米心理学者のエイミー・レズネスキー博士によると、
仕事に対する3つの意識(どこに重きを置くか)
があります。

それによると
ジョブ(Job) 報酬のために働く
キャリア(Career) 向上のために働く
コーリング(Calling) 社会的意義を感じて働く
もっとも幸福度が高いのがコーリングであるといいます。

ジョブ・タイプは、
仕事を「お金と生活のための労働」と考えます。
ジョブ・タイプに属する人たちは、
人生の楽しさを仕事以外の活動に求めがちなため、
仕事のモチベーションや満足感はあまり高くありません。

キャリア・タイプは、
「仕事は地位と名誉のためにすること」と割り切っています。
仕事を、昇進・名誉・権力を獲得し、
自己実現する手段だと考えます。
このタイプは有能で、
目標を達成すると、
すくに次の新たな目標を立てずにはいられません。

最後の「コーリング」は
「天から与えられた役目」ししいう意味があります。
コーリング・タイプは、
仕事と人生に対して前向きで、
高い満足を感じています。
仕事は人生の中心で、
とても大切なものととらえています。
好きなことを仕事にし、
仕事をすることが好きでたまらないのです。

「ジョブ」と「キャリア」のタイプは、
仕事の意欲の源泉を、
お金や昇進・賞賛などの「外発的な動機」に置いています。
一方の「コーリング」のタイプは「内発的な動機」を主とします。
自分の内面で感じる「意義」を意欲の源泉としているのです。

私の尊敬するある高校の先生は、
就職活動中の学生から
「どんな進路を選べばいいか悩んでいるのです」と相談を受けたときには、
「直感で考えろ!」といつも指導するそうです。
「18年も生きていたら、それなりの正しい感覚はもっているはず」
つまり
「心の声に従え!」
とアドバイスするのです。

何をしていいかわからない心理状態で、
数限りない仕事の選択肢から無理やり論理的に就職先を決めると、
その後、自分が選んだ仕事が間違っているのではないかと
不安や不満を感じることがあるそうです。

それよりも、
「ここなら自分も育つかもしれない」と
直感した場を選んで働くほうが、
人生観も広がり、
仕事観にも深みが生まれるのではないでしょうか。


自分の土台を作る

2017-07-14 06:20:37 | Weblog
自ら考え、
自ら動く人材になるための基礎は、
徹底的に自分を知り、
しっかりとした土台を作ることです。

自分を知るということは、
行動の原点です。

自分を知らない人は、
どうしても周囲に流されがちになります。

たとえば、
人は何のために仕事をしますか?
自分のため? 家族のため? 生活費を稼ぐため?
趣味のため? 何かの自己実現をするため?
目的がハッキリしていれば行動は起こしやすくなるはずです。
場合によっては、
自分の意に反する命令を拒むこともできるでしょう。

自分の強みがわかっていれば、
それを活かして
他者に働きかけることができます。
弱みがわかっていれば、
漠然とした恐怖感に足が疎むことはなくなります。
自分の弱みを突かれないように注意深く動けるし、
弱点を克服しようと自分を叱咤することもできる。

自分を知るというのは根気のいる作業です。
時には認めたくない自分に突き当たって、
投げ出したくなることもあるでしょう。

それでも一つ一つ問い詰めて、
自分を深く掘り下げていくことです。

すると、
自分の思考や行動の規範になっている土台が
少しずつ見えてきます。