砂まみれ亭日乗

2010年12月04日 | 風の旅人日乗
永井荷風の『断腸亭日乗』のような、ブログやツイートが書ければ、と憧れる。
が、凡人たるぼくには到底できない。
永井荷風は始めてから40年以上その日記を書き続け、死ぬ前日まで書いている。そういう覚悟で始めた日記だったんだな。

さてと。

昨日の、南南西のち西南西の強風で、森戸の浜から自宅まで飛んできた砂退治に半日を使う。

森戸の浜の砂は大変細かく、小さな女の子たちがお団子を作ってままごと遊びするには高い評価を受けているようだが、西系の強風が頻繁に吹く冬分には、近所の家々の隅々まで大量に飛んできて、住人たちは風のたびにこれの始末に大変難儀をする。

素足で歩きたいテラス、福の神のために清めておきたい玄関、などに積もった砂をホウキで掃き水で流し、の作業で集まった砂は、大き目のレジ袋に半分ほど。持ち重りがするくらい重量感がある。

作業中におにぎりのお昼を食べて、作業終了後、その砂を返しに森戸の浜と森戸神社に家族で散歩。



「誰が一番先にタカラガイを見つけるか競争」で娘に勝つ。娘悔し泣き。年季の差。嬉しい。

あと半日は、チームニシムラ・プロジェクト『セーリング体験を通して学ぶ、親子海洋博士塾』の今年度の事業報告書と2012年以降の計画書作り。







この事業の来年度の助成を申請している団体の担当者からの依頼。
なにか、淡い期待を抱いてしまうような依頼だが、こういう期待は裏切られることがほとんど。でも、だからと言って、無視もできない。