テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールの弦が切れてしまう理由・・その2

2016年05月15日 | 日記

”ギターの弦が切れてしまう理由・・”

は好評だったようだ


気持ちの表れとしてこんなハッピー?な画像を作ってみた



実は一番楽しんでいるのは私だったりするのだ

「ランキングサイト経由で色々な人に見てほしいなぁ・。・。・。・」



当ブログの『リアルタイム解析』は優秀なのだ

読者の皆さんの興味や関心をリアルタイムで私に伝えてくれるのだ


「弦が切れてしまう人って意外に多いんだね~」

というのが率直な感想なのだ


そもそも弦が切れない人は『弦切れ』に関心がないのだ

力の加減で弦を切ってしまう事もあるだろうが・・

その主な原因が『メンテ不良』によるところであるという事をご理解いただけただろうか?


この際、ギターの値段などどうでもよい


弦を切ってしまう事を良し(善し)とする『悪しき風習』があったのも事実なのだ


”強いピッキング≒男のロック!”

実際に私も若い頃には弦を切った事を友人達に自慢していた記憶がある


怪力の人が


リンゴを握り潰す・・・


電話帳を引きちぎる・・・


「俺ってワイルドだろ~?」

という感じなのだ


実際の話、頻繁に弦を切るような人(およびギター)は他人に迷惑をかける

バンドならば、やがてクビになってしまう


ストラトのようなタイプならば、演奏の続行は不可能なのだ

レスポールのようなブリッジ固定タイプでも乗り切るには知恵とテクが必要なのだ


まぁ、弦を切らない事が最良であり一番の策なのだ


問題は弦が切れる理由を追求しないその怠惰な姿勢なのだ

私も安ギターでは結構悩まされたのだ


器用な私は数々の窮地を乗りきってきた

それが今日の肥やしになっているのだ

プロである楽器屋のお兄さん達の的確なアドバイスも大きかった

「太弦ですよね? ピックは1㎜ですよね?」

「それって、サドルの角が鋭角になっているんだと思います」

「そのくらい○○さんなら自分で解決できますよね?ヤスリで・・」


ネット検索などで似たような症状を事前に検索しておくのも良いと思う



「俺ってワイルドだろう~? 俺のピッキングはマシンガンだぜ~!」

というのは昭和臭がプンプンなのだ


スマートなギター弾きはメタル系のブリブリのリフでもファンク系のカッティングでも弦は切らない

それがギター弾きとしての正しい所作であり、御作法なのだ


如何だろうか?


壊さない・・


切らない・・・


でも、聴くと切れ味最高


特に初心者の方はそんなギター弾きになっていただきたい

ネット上の間違った書き込みを選別する目を養っていただきたい

「この人って何言っているの?」

「こんなの誰が信じるの?ね^^」

質問コーナーの回答にも多い


ギター系のブログにも多いのだ

買い物のリポートなどは安心して読んでいられるが・・


演奏やメンテ系の場合、大半が間違って解釈しているのだ

それを『発信』してしまう辺りがネットの問題点なのだ


まぁ、それも含めてネットの醍醐味であり面白みでもあるのだ

すべての人が正しいならば、何も面白くないのだ


色々な人がいるから世界は楽しいのだ


本日は音源は無しなのだ

カッコいいデモをかなり作っていたのだが・・


『弦切れ』をバックアップする音源が作れなかったのだ









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レスポールの弦が切れてしまう理由?

2016年05月15日 | 日記
読者の皆さんはギターの弦を切ってしまった経験があるだろうか?

個人的にはここ10年以上、弦を切った覚えがないので他人事のような感覚でいたのだ


先日、行きつけの楽器店での店員さんと常連客との
『やり取り』が面白かったので記事にしてみたのだ


その常連のお客さんは『レスポール好き』なのだ




立ち位置としては『レスポール弾き』ではない

『レスポール好き』なのだ


いわゆる・・

”持っているだけで満足する・・”

というタイプらしい


プレイヤーもコレクターの楽器店にとっては大事なお客さんなのだ

むしろ、楽器店にとってはどちらでも良いのだ

「あのさ~ 最近、メチャ、ギター弦が切れちゃうんだよね~」

「俺ってさ・・基本、ピッキングとかアタック強いじゃない?」

「もっと極太の弦に替えた方がいいのかな? どう思う・・?」


”ピッキングが強いプレイヤー≒上手い人・・”

だと勘違いしている人が多いのも事実なのだ


実際のところ、ギターを覚えたての初心者の場合、上手くピックが使えない事により

必要なアタックが出せない(表現出来ない)人も多い


ギターに限らず、楽器にとって重要な事は『強弱』なのだ

強弱が人間らしいグルーブを生み出す

それが無いならばコンピューター音源のベタ打ちと同じになってしまう


鍵盤でも一緒なのだ

打ち込みで最も難しく神経を使う部分なのだ

素人作曲家の大半が抱える悩みでもある


以前のギター弦は強度と精度が低かったのだ

一流メーカー製の弦でさえ、そんな感じだった


技術は進歩しているのだ

昨今の弦は成分不明の激安弦を除き、強度が不足している弦は皆無なのだ


ゲージによる強度の違いはあると思う


昨今の場合、弦が切れる原因の多くは『調整不良』なのだ

レスポールの場合、サドルの角度や高さの不備なのだ




弦のテンションの多くをサドルの頂点が受け止めているのだ

ストラトのように形状が異なれば、テンションの掛りも違ってくるのだ



レスポールの場合、テールピースとブリッジの『落差』も関係するのだ

調整方法に賛否両論あるが・・


真横から見て、弦の当たりに無理がない状態ならば、それで良いと思う

古いタイプのレスポール(復刻モデル含む)はネックの仕込み角度の関係からテールがベタ付きできる




一方、私が所有するような近年のレギュラーモデルはテールをボディに密着させるセッティングが不可能なのだ

ボディから数㎜ほど浮いているのだ


これがデフォルトの状態なのだ


ブリッジとテールでテンションを調整するという考え方もあるが・・

実際には言うほどの差や効果は期待できない


むしろ、ギター側にとって適正な状態を保った方が良い結果を生むのだ


”弾き手がギターに歩み寄る・・・”

これが基本なのだ


つまりはレスポールを抱えた時に違和感だらけで何のメリットも感じられないならば

他のギターを探すべきなのだ


微調整で解決できる事は少ない

こんな顔になれば、まぁ、良いと思う

世に100点のギターはない




ペイジ師匠はテレキャスからレスポールに持ち替えた時に良い意味でショックを受けたようだ

「こんなに自分にピッタリとフィットするギターがこの世にあったのか・・?」

と思ったそうだ


インタビューの抜粋なので多少は大袈裟だと思うが・・

以降、数十年に及び良き相棒としてロック史に歴史を刻んできたのだ


弦が切れてしまう理由だが・・

ある程度のピッキングの強さは必要だと思う


強いアタックをピックに伝導させるには脱初級のスキルが必要なのだ

しかしながら、上級ともなれば、弦を切る事は皆無なのだ


強いアタックをピックに伝えつつも適度に力加減をコントロール出来るのだ

激しいカッティングにおいても、弦を切る事はない


”弦と対話する・・”


何とも微妙な表現だが・・・


そんな感じなのだ


010~ 009~が標準的なサイズになる

レスポールの愛用者は前者が多いと思う


レスポールのネックスケールを考慮するとジャストなのだ

これ以外の選択肢はないと個人的に考えているのだ


指が痛い・・

などの理由で自分基準で弦を選ぶ人も多い


実はあまりお薦めできない


この部分においても

”ギターに最適な弦・・”

という基準で選ぶべきなのだ


繰り返しになってしまうが・・

最近の標準弦の場合、コントロールが出来る人ならば絶対に切れないなのだ

「細いプレーン弦って弱いでしょ?」

という疑問もあると思う


プレーンに関しても必要な強度を満たしているのだ

2音くらいのチョーキングアップを繰り返すような過酷?な使い方をしても切れない

ある程度の段階で弦の伸びを止まるのだ


切れなければ一生そのままで良いのか?

節約派はそれで良いと思う


弾いていて楽しくない・・

気分が盛り上がらない・・・

と感じる人はそれを感じたタイミングで交換すれば良いのだ


強制するつもりはない

感じ方はそれぞれなのだ


私の場合には1カ月未満だろうか?

稀に存在するハズレ弦の場合には一週間くらいなのだ

ダダリオに関しては最近は皆無なのだ(楽器店購入の場合)


読者の方で頻繁に弦を切ってしまう場合・・

一度、信頼のおける楽器店に相談してみていただきたい


演奏よりは調整方法に問題ありだと思う

サドルを少し加工する事で解決する事も多い


原因が他にある場合も考慮しておく必要がある

「俺って、超ピッキングのアタック強いから~」

という表現は『過去の言葉』なのだ


現代のギターシーンにおいて、そんな事を言っていては失笑されてしまう

読者の皆さんもお気をつけていただきたい


ピックが厚い方が薄いピックよりも当たりが強い


”厚いピックと細い弦・・・”

何となくイメージできると思う


この組み合わせは割りと初心者寄りの人でも音として強いアタックが表現できる

こんな組み合わせにおいてもまず弦が切れる事はない


上級ともなれば、ピックを指の間で踊らせているのだ

つまりは弦に対する角度を無意識にコントロールしているのだ


この感覚は言葉で表現するのは難しい、


音源として認識するのはさらに難しい

映像などで習う事も可能だが・・


まぁ、初心者が画面から得られる情報量は少ない




金銭的に余裕があるという場合、数回でも良いのでギター教室で習う事をお薦めしたい


ギター教室の場合・・

習うというよりは自分のダメな部分を指摘(発見?)してくれるのだ

ここに大枚を払っているといっても過言ではない

「ピックの持ち方が悪いですね~」

「もっと浅く握った方がいいですよ」

「ソロとカッティングではピックの捌きも違いますよ」

「ほら・・こんな感じ 分かりますか? ね?」


良い先生に出会った場合、激的に上手くなる

想像以上に上手くなってしまうのだ


これは長い目で見れば超お得なのだ


一方、『ダメ講師』に遭遇?した場合・・

ドブにお金を捨てる事になると思う

既婚で小遣い制の方は特に慎重になっていただきたい




その金額で良質な教則本が何冊も買える

場合によってはギターが一本買えるのだ


”お金を有効に活用する・・”

という事は意外に難しいのだ



こんな『着地』で如何だろうか?


賢明なる読者の皆さんには意図や意味が伝わっていると思う




ギターの弦を頻繁に切ってしまうという悩みを抱えている場合、

演奏が云々よりもメンテが先という事を頭に入れておいていただきたい

ギターのコンディションが良ければ、良い演奏が後からついてくるものなのだ









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする