新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
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朝三暮四で国民を猿扱いする岸田文雄の猿知恵

2023年10月29日 12時18分34秒 | 岸田文雄

どうやら、世耕参院幹事長の批判発言については、後遺症が残ったようである。
 
自民内は岸田首相の“逆ギレ解散”に戦々恐々…世耕参院幹事長の批判発言に『余計なことを…』
 

「支持率が向上しない最大の原因は、国民が期待するリーダーとしての姿が示せていないということに尽きるのではないでしょうか」
「残念ながら、現状において岸田総理の決断と言葉については、いくばくかの弱さを感じざるを得ません」
「世の中に対しても、総理が何をやろうとしているのか全く伝わらなかった」
 25日の参院本会議で行われた代表質問で、岸田首相に対して痛烈な批判を繰り広げた自民党の世耕参院幹事長。与党議員がここまで首相をコキ下ろすことは異例で、野党席から「そうだ、そうだ」と合いの手が上がったほどだ。
 自民党内にも「みんなが思っていることを言ってくれた」と評価する声があり、存在感を示した形の世耕氏はまんざらではなかったはずなのだが、一夜明けて26日、朝イチで岸田サイドに代表質問での発言を謝罪したという。
 世耕氏にしては珍しくマトモな質問で、事実を指摘しただけなのに、なぜ謝罪することになったのか。すぐ謝るくらいなら、ドヤ顔でダメ出しなんてやめておけばよかったのだが、世耕氏は26日の参院議員総会でも「首相をしっかり支えていくつもりで質問した」とか釈明していた。
「事前にある程度のすり合わせはしたと思いますが、あそこまでケチョンケチョンに言われて、岸田総理が本気で怒ってしまったという話が駆けめぐり、ガス抜きでは済まなくなった。それに、民主党政権の末期のように党内でゴタゴタしている姿を見せれば、ますます国民から呆れられるだけです。岸田内閣だけでなく、自民党が支持されなくなってしまうという危機感が急速に広がった。見かねた党重鎮が世耕さんをたしなめ、謝罪に至ったのでしょう」(自民党関係者)
■保守系月刊誌で相次ぎ改憲に前のめり姿勢
26日発売の保守系月刊誌「Hanada」12月号と「WiLL」12月号の両方に岸田のインタビューが掲載されたことも党内に臆測を広げた。岸田首相は憲法改正や皇位継承策について「もう1段階、いや2段階ギアをアップして進めたい」「責任ある政権与党として自民党が問題解決の姿勢を示す」などと決意を語っているのだが、これが安倍元首相を強烈に支持してきた保守層向けのアピールとみられているのだ。
「総理がこのタイミングであらためて改憲に前向きな姿勢を示したのは、解散・総選挙を見据えて保守層をつなぎとめるためでしょう。いつでも解散に踏み切れる環境を整備しているように見える。参院議員の世耕さんは解散と関係ないから、総理を批判して自分の評判を上げればそれでいいかもしれないが、われわれにとっては死活問題です。下手に総理を追い詰めて、逆ギレ解散なんてことになったら困る。余計なことをしないでいただきたい」(自民党の若手衆院議員)
 野党を牽制するはずの解散権行使に身内の自民党衆院議員の方がビビっている。もはや末期的だ。

 

 
罵詈雑言が飛び交っていたが、西のかなたには相変わらず無責任野郎がいるようである。
 
副会長務める万博協会の担当者に「公開質問」 建設費増額で吉村知事
 
2025年開催の大阪・関西万博の会場建設費が最大2350億円に再増額する見通しとなったことをめぐり、費用の3分の1を負担する大阪府と大阪市は27日、万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)の担当者と府庁で面会した。吉村洋文知事は増額の根拠などを求め、万博協会は質問内容を精査して改めて回答するとした。
 面会は公開され、吉村氏は「増額なら府民・市民にきちんと説明しなければならない」と強調した。増額が適正かを検証するためとして、直近の契約状況や物価上昇分の算出方法、積算根拠について質問した。さらに「今回の増額を最後」とすることを要求し、万博協会に見解を求めた。
 費用は国、府・市、経済界の3者が3分の1ずつ負担する。当初は1250億円と想定していたが、20年に1850億円に増額。さらに20日になり、万博協会は3者に最大2350億円と伝えた。吉村氏は説明が「不十分」としていた。
 吉村氏は万博協会の副会長であり、増額を求め、実行する側でもある。そのことについては「責任逃れするつもりは全くない。僕は責任者であることは間違いないし、万博の成功に向けて動く責任者でもある」と記者団に語った。

 
 
◆これって公開する前に、あなた自身が協会内部で精査すべきでしょう。
副会長なんだから、増額の発表前に積算内容を把握していないとおかしな話。
協会の幹部の了解なしに、当初の予算額の倍レベルまでなるような数字を事務方が勝手にオープンに出来るわけがない。
100万、200万の話じゃないんだから、云1000億の予算超過を副会長が知らなかったは絶対無いと思いますよ。
これはまさに、府民に向けたパフォーマンスに過ぎない。
府民の民度を見下げてるから平気でやるんだろうけど、ホントに府民の皆さんも目を覚ましてくださいよ。ペテンですよ、これは!
◆面白い人だよね。
中止にしない限りお金は必ず出すのに公開質問なんてただのパフォーマンス。
そして増額を求めた側だって増額したくてしている訳ではない。
それとも吉村は人件費を削ってまで開催する気か?
維新は東京もどうしようもないがコイツもコイツて自分の人気取りとしか考えてないな。
一緒に盛り上がっていた橋下は?
関係ない事ばっかり呟かないで一緒に推していたんだから責任持って解決策を授けてあげないよ。
いつも偉そうに妥結、妥結言っているんだから。
◆吉村知事は万博協会の副会長を兼業しており、月額最高200万円の報酬も得ていると言われてます。賞与も別途ある様です。
これは市議会議員が国会議員の秘書を兼業してるより、問題ではないでしょうか。

 
上記の副会長の月額報酬「200万円)については、維新の会からこんな抗議の声が出ていた。
 

 
吉村洋文に関しては、ネット上でこんな画像が飛び交っていた。
 
    
 
まあ、平然とうそをついて詫びれない吉村洋文なのだが、それが現在の維新の会の実態を表しているのかもしれないが、大阪知事レベルならば大阪府民がそれなりの怒りを示せばいいだけの話であろう。
 
しかし国のトップリーダーにはこんなパフォーマンスは許されない。
 
23日の所信表明演説で、「不撓不屈の覚悟を持って取り組んでいく」といったのが1年限りの所得税減税であり、数年後には減税された以上に防衛増税や医療保険料負担増が待っている。
 
今朝の東京新聞の「本音のコラム」で前川喜平は「国民を猿扱いするな」とのタイトルでこう書いていた。
 
昔中国の猿回しが猿に木の実の餌を「朝三つ夕方四つやる」といったら猿は怒ったが、「朝四つ夕方三つやる」といったら喜んだという。
これを「朝三暮四」という。岸田首相がやろうとしている「今日は減税、明日は増税」という政策は朝三暮四そのものだ。
こんな詐欺的なやり方で国民の支持が得られると本当に思っているのなら、岸田氏は国民を猿と同じだと思っているということだ。猿扱いされた国民は怒らなければおかしい。

 
もっともこの程度で国民をだませると考えているのならばそれは岸田文雄の「猿知恵」というものではないだろうか、とオジサンは思う。    

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