新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

今年の流行語大賞は「自民党に殺される」

2022年11月05日 11時57分40秒 | 岸田統一教会内閣

現役生活を離れて10年以上経つと日常的に若い人との会話がめっきり少なくなる。
 
たまに我が家にやってくるオジサンの娘や息子たちはそれぞれの子供たち(孫)を連れてくるので、娘や息子との直接の会話時間も限られてくる。
 
そんな短時間の会話でも彼等の口からでてくる最新の「流行語」にはついていくことができない。
 
少なくとも過去の10年くらいの「流行語大賞」に選ばれた流行語は記憶に残っている。
 

 
朝食後、毎日スマホから最新情報を得ているうちのオバサンが今年の流行語大賞にノミネートされたものが30もあったと言っていた。

早速ネット記事を調べたが、その流行語の意味も選ばれた理由もわからなかった。
 
「[【流行語大賞】ノミネート30語の選出理由/一覧
 
オジサンが知らなかったノミネートされた流行語とその理由を下記に挙げておく。
 

 

(1)インティマシー・コーディネーター 映画界やテレビ、芸能界の製作・撮影現場で、性的なシーンを撮影する際に監督など制作サイドと俳優の間で合意形成の調整を行う専門的職業。
(4)オーディオブック 音声化した書籍のことで、文学作品などをプロや俳優、器械が朗読したものが多い。インターネットやスマートフォンの普及以来、徐々に利用者が広がり始めた。通勤などの移動時間や家事をしながら、ちょっとした隙間時間に語学や時事問題、自己啓発などの音声コンテンツを楽しむ活動の「耳活」話題。
(5)OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク) 男性中心の組織が作り上げてきた企業文化や仕事の進め方、人間関係などを指す言葉。OBNが強固な組織では男性中心の非公式で閉鎖的な社交の場などで事実上公式な意思決定が行われてしまうため、結果的に女性が排除されがちになると指摘される。
(7)顔パンツ コロナ対策でのマスク着用について政府による指針が提示されるも、定着はしていない。「マスクはもはや下着のような存在で、着用しないと恥ずかしい」という意見も登場、顔パンツと一部で呼ばれるようになり話題に。
(8)ガチ中華 「街中華」の人気は高まるばかり。そんな中、池袋かいわいなどでガチな中国人向け中華料理店が人気になった。コロナ禍で旅行や遠出もできず外食の機会も減っていたこの数年だが、そろそろ外に出て本場の味を楽しみたいという人が増えてきたようだ。

(10)きつねダンス 北海道日本ハムファイターズのファイターズガールによる応援ダンスが「きつねダンス」。原曲、元曲は、ノルウェーの兄弟ユニット、イルヴィスが歌う「The Fox(ザ・フォックス)」。親しみやすさや繰り返し聴きたくなる中毒性が話題になった。
(14)知らんけど 文末に付けて、断定を避け、責任も回避する言い方。関西の人の口ぐせでもあり数年前から使われていたようだが、ここへきて関東でも目立つようになった。責任逃れというだけではなく、すべてをひっくり返すような面白さを若い世代が感じて話題になっているようだ。
(15)SPY×FAMILY 遠藤達哉の漫画(スパイファミリー)が2022年4月にアニメ化され国内外で人気となった。互いに素性を隠して疑似家族となったスパイの夫、殺し屋の妻、超能力者の娘(アーニャ)が織りなすコメディー風の物語。アーニャのセリフ「アーニャを知ると世界が平和に……?!」「がんばるます!」などが流行語になった。
(16)スマホショルダー 男女の幅広い世代で流行した、肩からスマートフォンを斜め掛けできるアイテム。形状はスマホケースにストラップが付いたシンプルなものから、コインやカードを格納できるものまでさまざまある。「手ぶら女子」という言葉も登場、財布の小型化など外出時の荷物が少なくなる傾向が続いている。
(20)てまえどり 食品ロス軽減の観点から、スーパーなどで商品棚の「手前」から商品を選んでもらえるようにする啓発運動のこと。ついつい消費期限の長い、棚の一番奧のほうから商品を取りたい衝動に駆られることも多いが、意識を変えて手前から選ぶようにしたい。
(21)ヌン活 ホテルなどでアフタヌーンティーを楽しむ活動のこと。コロナ禍で海外旅行などに行けず近場で楽しめるものが話題になったこともあり、多くのホテルなどがさまざまなプランを提供している。
(25)ヤー!パワー! 筋肉芸人なかやまきんに君のティックトックが若い世代で話題に。「ヤー!」「パワー!」の決めゼリフは、きんに君的にはなんにでも応用できる魔法のフレーズのようだ。
(27)リスキリング 学び直し。新しいスキルを身に付けるための学び直し=リスキリングが注目されている。ITやDX(デシタルトランスフォーメーション)関連のリスキリングが特に話題で、企業の都合によるものになり得ることを留意すべきであり、自らの意思による学び直しがすすめられている。


 
まあ流行語なんか知らなくてもオジサンの生活には困らないし1年も経てば忘れ去られてしまうものであるが、こんなネット上で「トレンド入り」したようなことは一刻も早く無くなってほしいものである。
 
『自民党に殺される』がトレンド入り 年金引き下げ、国保料は増額、新税&消費増税の「負担地獄」に国民の悲鳴
 
10月に入ってから、Twitterでは《#自民党に投票するからこうなる》というハッシュタグが複数回、トレンド入りした。そして、11月に入ってからトレンド入りしたのは、《#自民党に殺される》というハッシュタグだ。
 そのひとつには、こうある。
《岸田政権、自民党公明党が最近やってる事。マジで殺されるとか大袈裟じゃ無いから 年金支給料金引き下げ 年金65歳まで支払い 国民健康保険2万円増額 道路使用税の新設 消費税増税の検討》
「殺される」材料を、ひとつずつ見てみよう。
・年金支給料金引き下げ
 2022年4月から、年金支給額が前年度比0.4%減となった。引き下げは2年連続で、過去10年では、2014年(0.7%減)に次ぐ引き下げ幅。
・年金65歳まで支払い
 10月25日、厚生労働省は社会保障審議会・年金部会で、年金制度改革の議論を開始。現在、20歳から59歳まで40年間となっている保険料の納付期間を5年延長し、20歳から64歳までの45年間にする案が検討されている。国民年金の保険料は、月額1万6590円(2022年度)。延長される5年間で、約100万円の負担増となる。2025年に法改正する方針だ。
・国民健康保険2万円増額
 10月28日、厚生労働省は、自営業者らが加入する国民健康保険(国保)の保険料について、年間上限額を今より2万円引き上げ87万円に、介護保険と合わせた年間の上限額を104万円とする方針を、社会保障審議会・医療保険部会に提案。大きな異論はなく、2023年度から適用される見通しだ。保険料の上限額の引き上げは、3万円引き上げた2022年度に続いて、2年連続。
・道路使用税の創設 消費税増税の検討
 10月26日、政府税制調査会(首相の諮問機関)は、消費税や自動車税について議論した。委員からは「未来永劫、日本が消費税率を10%のままで財政が持つとはとても思えない」「消費税を住民の負担感覚なく引き上げていくことが重要」といった意見が出た。自動車関連の税収については、委員から「走行距離に応じた課税も考える必要がある」「道路利用税のような考えはあっていい」との意見が出た。
 ほかにも、10月20日に開催された、防衛力の抜本的な強化を検討するための有識者会議では「国を守るのは国全体の課題であるので、防衛費の増額には幅広い税目による国民負担が必要なことを明確にして、国民の理解を得るべき」など、増税を含め、国民に負担を求めるべきだという意見が相次いだ。一方で、法人税増税には慎重な意見も見られた。
 岸田政権で続々と出てくる「負担増」案に、国民がいよいよ「悲鳴」を上げている。

 

 
ところで、一昨日の文化の日に元参院議員で、ジャーナリストの有田芳生がこんなツイートを飛ばしていた。  

  
そもそも政治家の仕事は政府から褒美をもらうものではないという価値観が元参院議員(政治家)だった有田芳生にはある。
 
国民の代表者であり、奉仕者としての役割は大きいが、それに寄与するために選んだ道なので評価が目的でないという考えであろう。
 
ましてやこの時代に叙勲で国民としての優劣が決まるわけでもないはずである。
 
叙勲が上級国民などの温床になるのならばと考える野党議員は多いのだろうがその意味では公務員も同じ役割だが、叙勲対象の多くは公務員だということだけは事実である。
 
著名人が叙勲や、国家からの贈賞を拒んだ例は、過去にいくつもある。
 
総理大臣経験者では、細川護熙が叙勲を辞退。回顧録には「かくの如きこと、我が最も好まざるところなり。叙位叙勲勲章葬式戒名など晴れがましく且つ煩わしきものは、わが存命中、没後たるを問わず、すべて拒否、辞退する」「それにしても勲章の如きものに人は何故かくも執着するのか。真に世の為、人の為に陰ながら尽した人を顕彰するは結構なることなれど、既に功成り、名遂げたる高位、高官の物欲しげなる態、誠に見苦しきものなり」との記述がある。
 
文学界では、ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎が、文化勲章を辞退している。その理由を「民主主義に勝る権威と価値観を認めないから」と、インタビューで語っていた。
 
女優の故・杉村春子も、文化勲章を辞退しており、「女優が勲章など、頸にぶらさげていられますか」と語っているが、戦前に新劇が政府から迫害を受けたことへの抗議とも見られている。
 
叙勲ではないが、国民栄誉賞を辞退した人もいる。
 
「そんなものをもらったら、立ち小便もできなくなる」と断ったのは、盗塁王の福本豊。1983年にメジャーリーグの記録を超える939盗塁を記録。当時の中曽根康弘首相から打診を受けたが、辞退。その後、プロ野球からは、イチロー、大谷翔平も辞退している。
 
 2020年に放送されたNHK朝ドラ『エール』のモデルとなった作曲家の古関裕而(こせき・ゆうじ)も、そのひとり。
 
古関が亡くなった1988年に打診があったが、遺族が辞退している。その理由は「元気に活動しているときならともかく、亡くなったあとに授与することに意味があるのか」と疑問を持ったこととされていたのだが、 さまざまな価値観、考え方があるが、「筋を通す」のもひとつの生き方だろうが、最近はめっきり「筋を通さない」輩や生き方が横行していることが嘆かわしい。
 
そういう意味ではl高級官僚でありながら筋を通してきた男がいる。
 
次期NHK会長に「前川喜平元文科事務次官」を推す動きが広がる 市民団体が呼びかけ」という記事を見て「悪い冗談だろう」と思ったが、けっしてフェイクニュースではなかったらしい。
 
【本人直撃】前川喜平氏がNHK会長に“意欲"『口は出さない。ひとつだけやりたいのは、過去のNHKのあり方の検証』
 
文部科学官僚として事務次官まで務め、現在はコメンテーターなどとして活躍する前川喜平氏。彼がNHK会長になる日が、来るかもしれない――。
 市民団体「市民とともに歩み自立したNHK会長を求める会」は、次期NHK会長候補に前川氏を推薦している。これを受け、前川氏は11月4日に記者会見を開き、自身の考えを「真実のみを重視するNHKのあり方を追及していきたい」と、前向きな姿勢をあらわした。前川氏は今回の推薦をどう受け取り、どのような構想を描いているのか。本人に話を聞いた。
――今回の推薦を受けた経緯は?
「私としても、思いもよらぬ出来事でしたよ。10月に、市民団体の方が私のところにおいでくださって、お話を伺いました。それで、私からも『ぜひ』と申し上げてお受けしたんです。
 市民団体の方々は『これまで5代にわたって財界出身者が会長職を占めてきて、官邸の言いなりになるような人ばかりだったと。それにより、NHKのあり方が非常にゆがめられている』というご主張でした。また『とくに、いまは首切りが横行していて、経済合理性を最優先するような経営になってしまっている』ともおっしゃっていましたね。

私自身、NHKのあり方はたしかに問題があると、ずっと思っていましたから、市民団体の方々に賛同したんです」
 今回の推薦を快諾したという前川氏。彼が世間から注目を浴びたのは、5年前、加計学園問題での「総理のご意向」文書の存在を認め、「行政がゆがめられた」と政権を批判したことだった。前川氏がNHKの報道姿勢に最初に問題を感じたのも、まさにその「加計学園問題」の渦中にいたときだったという。
NHKの一線級の記者さんたちは、当時、私のところにずいぶん取材に来てくれたんですけど、いっさい報道されませんでした。『ご意向文書』の存在を主張したのは、2017年5月25日の会見ですけど、それより1カ月ほど前、NHKが私の独占インタビューを撮っていたんです。
 ところが、それはいっさい報じられなかったし、いまもお蔵入りしたままなんですよ。こんなふうに、NHKの記者さんたちが一生懸命取材しても、ニュースにならない。そのころから『NHKはひどいな』と思っていました。NHKのあり方、とくに報道番組や時事問題の扱いについては、非常に問題があると思っていました」
――会長になったらどんな番組を作りたい?
「とにかく、口を出さない。番組編集は、現場に任せることが大事だと思っています。むしろ『政治の圧力からの防波堤』になるのが、会長の仕事だろうと思っていますしね。
 ただ、編集には口を出さないが、ひとつだけどうしてもやりたい番組があるんです。それは、過去四半世紀のNHKのあり方を検証する番組。
 そんなことだけですよ。それ以上のことは、トップダウンでやることではないと思ってます」
 いわばNHKの“総集編"を作りたいと、構想を語った前川氏。さぞかし会長職に前のめりなのだろうと思ったが、就任の現実的な可能性に触れると、こう笑って否定する。
「可能性はゼロでしょうね(笑)。会長を任命するのは、NHKの経営委員会ですからね。経営委員会が私を選ぶはずがありませんから(笑)
 NHKの会長人事は、12人の委員で構成される経営委員会で、9人以上の議決で任命される。現会長である前田晃伸氏の任期が満了するのは、2023年1月24日だ。ここはぜひ、経営委員会に“大英断"を下してほしいものだが――。


 
いくら安倍晋三がこの世からいなくなっても、そう簡単にはNHKが変わることは決してないであろう。
 
ましてや現在の岸田文雄政権には全く期待するものがない。
 
永田町川柳」ではこう詠まれていた。
 
『ダメ総理 後がないのに 後釜なし』(選者・如月)」    
 
▼岸田さん、「カニ総理」と呼ばれ始めた。前にも後ろにも進めない。日々、横に這って歩くしかないからだ。萩生田政調会長もバカにしている。岸田が財務省の言いなりの「補正予算は25兆円」と萩生田に電話。「今、議論中、了承はしません」に、岸田はあわてて「ごめんな」
▼普通なら、党内から「岸田降ろし」の声が出てもいいはずだが気配なし。党内にとって代わる後釜がいないからだ。「難問山積の課題は岸田にやらせればいい」「野党の支持率は低迷だから当分持つ」
▼かくして岸田カニ総理は続く。各派閥の幹部は皆「岸田内閣を支える」というが、これは家庭内別居の夫婦がお互いに「愛しているよ」というタグイだ。

 
子供のいない夫婦の家庭内別居ならばその影響は家庭外には及ばないかもしれないが、「自民党内」のバラバラ状態ならば『自民党に殺される』が今年の流行語大賞になってもおかしくはない、とオジサンは思う。 

     
 
   
  
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国民に等しく還元できない偏... | トップ | 岸田おろしの後は大根役者が... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

岸田統一教会内閣」カテゴリの最新記事