先週半ばの17日水曜日、豪州で行われた試合結果です。
IBOクルーザー級戦:
王者ダニー グリーン(豪)判定3対0(117-112、118-110、118-111)挑戦者BJ フローレス(米)
*自身のこれまでの最重量の体重で試合に臨んだグリーン。31歳の挑戦者相手に技術戦で競り勝ち、同王座の4度目の防衛に成功しています。
グリーンの勝利自体に問題はないでしょう。しかし大差でグリーンを支持したオフィシャル・スコアには首を傾げたくなります。私(Corleone)の採点は115対113でグリーン。
挑戦者のフローレスは比較的地味な存在でしたが、試合を通じかなりの実力者であることを証明しました。グリーンと比較し、少なくとも一階級上の体格を持ち、パンチと体全体のスピードで上回っていました。フローレスの戦績を見直すと、ヘビー級の体重でも何試合か実戦をこなしています。マイナー王座とはいえ敵地での世界初挑戦。それにも関わらず、終始自信満々で試合を進めていきました。
改めてクルーザー級では小柄であることを証明してしまったグリーン。お得意の打撃戦ではなく、アウトボクシングで挑戦者を退けています。リーチ、スピードで挑戦者に遅れをとった王者ですが、パンチの的確性では上をいきました。それに加え、常に冷静だったのが勝利の要因ではなかったでしょうか。攻撃にボディーを交えていればもう少し差をつけて勝利を収められたでしょう。
この試合、決してグリーンが悪いのではなく、挑戦者の頑張りが目立った試合でした。挑戦者には同級で、そしてグリーンには一つ下のライトヘビー級で主要団体の王座に絡んでいってもらいたいものです。
IBOクルーザー級戦:
王者ダニー グリーン(豪)判定3対0(117-112、118-110、118-111)挑戦者BJ フローレス(米)
*自身のこれまでの最重量の体重で試合に臨んだグリーン。31歳の挑戦者相手に技術戦で競り勝ち、同王座の4度目の防衛に成功しています。
グリーンの勝利自体に問題はないでしょう。しかし大差でグリーンを支持したオフィシャル・スコアには首を傾げたくなります。私(Corleone)の採点は115対113でグリーン。
挑戦者のフローレスは比較的地味な存在でしたが、試合を通じかなりの実力者であることを証明しました。グリーンと比較し、少なくとも一階級上の体格を持ち、パンチと体全体のスピードで上回っていました。フローレスの戦績を見直すと、ヘビー級の体重でも何試合か実戦をこなしています。マイナー王座とはいえ敵地での世界初挑戦。それにも関わらず、終始自信満々で試合を進めていきました。
改めてクルーザー級では小柄であることを証明してしまったグリーン。お得意の打撃戦ではなく、アウトボクシングで挑戦者を退けています。リーチ、スピードで挑戦者に遅れをとった王者ですが、パンチの的確性では上をいきました。それに加え、常に冷静だったのが勝利の要因ではなかったでしょうか。攻撃にボディーを交えていればもう少し差をつけて勝利を収められたでしょう。
この試合、決してグリーンが悪いのではなく、挑戦者の頑張りが目立った試合でした。挑戦者には同級で、そしてグリーンには一つ下のライトヘビー級で主要団体の王座に絡んでいってもらいたいものです。