最近(2022年8月19日ごろ)のニュースです。
1)母国ウクライナがロシアによる進行を受けているため、リング活動を休止しているワシル ロマチェンコ。10月に、成長著しいジャーメイン オルティス(米)を相手に復帰戦を行う見通しです。復帰戦と言っても、ロマチェンコは僅か8ヵ月前の昨年師走に実戦を行っていますがね。
2)10月22日に予定される上記の試合。その興行の前座には、デビュー戦で黒星を喫した五輪2冠王ロベイシ ラミレス(キューバ)も登場。元WBOスーパーバンタム級王者ジェシー マグダレノ(米)と対戦します。
3)前WBCヘビー級王者ディオンティー ワイルダー(米)とロバート ヘレニウス(フィンランド)による一戦が正式に行われることが発表されました。この試合は10月15日に米国ニューヨークで決行されます。
4)ワイルダーとヘレニウスの一戦は、WBCヘビー級王座への挑戦者決定戦となります。現王者タイソン フューリー(英)の動向次第では、10月の試合の勝者がそのまま世界王者に昇格する可能性もあります。
5)「ワイルダー対ヘレニウス」戦の前座では、WBCスーパーミドル級挑戦者決定戦も行われます。その試合に出場するのは、前IBF王者カレブ プラント(米)と、2度同王座を獲得してきたアンソニー ディレル(米)。現在WBCスーパーミドル級王座を保持しているのは、4団体統一王者サウル アルバレス(メキシコ)と、暫定王者デビット べナビデス(米)の2人となります。
6)約1ヶ月後に迫ったアルバレスと、ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)による第3戦。私(Corleone)はゴロフキンの勝利を予想します。そしてゴロフキンはカネロ(アルバレスのニックネーム。スペイン語でシナモンという意味)との決着戦後、引退を表明すると、2重の予想をします。既に40歳を超えたゴロフキンにとり、カネロ戦後、これといった目標は無いように思えます。