色々（08‐21‐09）

最近（2009年8月21日ごろ）のニュースです。

1）WBC/WBOミドル級王者ケリー　パブリックとWBO暫定スーパーウェルター級王者ポール　ウィリアムス（共に米）が10月3日に対戦を予定していました。しかしこの試合はパブリックが負傷したために、11月21日か12月初旬に決行されることになるようです。

2）先日初防衛に成功したWBAライトヘビー級王者のガブリエル　カンピージョ（スペイン）。判定の集計ミスが発覚し、当初の3ー0の判定勝利から2ー0の判定勝利へと変更になっています。

3）11月7日に予定されているチャド　ドーソン対グレン　ジョンソン（共に米）の再戦。この試合にはドーソンが現在保持しているマイナー王座IBOに加え、空位のWBC暫定王座も争われるそうです。

4）今週末、空位のWBC暫定スーパーフェザー級戦が予定されています。しかし正規王者ウンベルト　ソト（メキシコ）は9月15日、そして11月14日に元気よく防衛戦を予定しています。9月の挑戦者はブラジル人ジョセニルソン　ドス　サントス。11月の防衛戦の相手は決定していません。

5）WBOライト級暫定王座決定戦が9月19日、米国ネバダ州ラスベガスでよていされています。この決定戦に出場するのはマイケル　カツディス（豪）とヴィセンテ　エスコベド（米）。

6）OPBF（東洋太平洋）スーパーライト級王者金　正範（韓国）が11月6日、韓国済州島で開催されるＷＢＣ年次総会の記念興行でランディー　スイコ（比）を相手に防衛戦を行うという情報があります。挑戦者スイコはこれまでに、同団体のスーパーフェザー級、そしてライト級王座を獲得しています。

7）またその興行では、バンタム級王座を保持するサーシャ　バクティン（沖縄ワールドリング）も防衛戦を予定しています。挑戦者は韓国同級王者の蔡　昇錫。

内藤対興毅、実現か？

11月29日に両国国技館で実現という噂される一戦です。
WBCフライ級戦：
王者内藤　大助（宮田）対　挑戦者亀田　興毅（亀田）

＊現在WBCフライ級には2人の世界王者が君臨しています。一人は正規王者内藤大助。もう一人は暫定王者ポンサックレック　ウォンジョンカム（タイ）。WBCは当初、両者による王座統一戦早期実現を指令していました。しかし最近になり、両王者に対し、それぞれ1度選択試合を行えることを許可しました。
ご存知の通り、ポンサックレックは今月28日に升田　貴久（三迫）との防衛戦を予定しています。そして今回内藤にも選択防衛戦、対亀田長兄戦の噂が流れ始めてきたわけです。賛否両論はあると思いますが「内藤対亀田」戦、是非実現して貰いたいものです。

コンセプシオンｘ２

米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級王座決定戦：
ラファエル　コンセプシオン（パナマ）判定負け0ー3（113-115,111-117,112-116）ノニト　ドナイレ（比）

WBOフェザー級戦：
挑戦者バーナード　コンセプシオン（比）反則負け7回終了　王者スティーブン　ルエバノ（米）

＊パナマ人は前日軽量でバンタム級強の体重で登場という失態。しかしパワーの差は生かせずに判定負け。
フィリピン人はゴング後の加撃で王者をKO。失格負けを喫しています。

レベコが暫定王座獲得

メキシコで行われた試合結果です。
WBAライトフライ級暫定王座決定戦：
ファン　カルロス　レベコ（亜）判定2ー1（115-113x2、112-116）フランシスコ　ロサス（メキシコ）

＊ジョバンニ　セグラ（メキシコ）が正規王者に格上げとなったために行われた暫定王座決定戦。無論不必要な決定戦です。ここまで暫定王座を乱設し、WBAに対しての公的な不満の声は上がらないのでしょうか？不思議に思います。
ここ3試合で白星（2敗1引き分け）なしのロサス。現在のWBAとはその程度の団体です。

ジョーンズ、健在！！

米国ミシシッピー州で行われた試合結果です。
NABOライトヘビー級戦：
ロイ　ジョーンズ　TKO10回終了　ジェフ　レイシー（共に米）

IBOクルーザー級王座決定戦：
ダニー　グリーン（豪）TKO5回2分53秒　フリオ　セサール　ドミンゲス（亜）

＊既に40歳を迎えているかつてのスーパーマン　ロイ　ジョーンズ。実力者レイシーに一方的なTKO勝利を収めています。レイシーは回を追うごとに動くサンドバックに化していった様子。天才児ジョーンズ。まだまだ輝くものは十分備えているようです。

11月21日、早くもジョーンズ対グリーン戦が決定しています。開催地は米国内とも豪州とも言われています。その試合では、どうやらジョーンズがグリーンに挑戦する形になるようです。しかしジョーンズ本人は、170ポンド前後（スーパーミドル級強1キロほど）でリングに上がると明言しています。

カンピージョが敵地で初防衛に成功

カザフスタンで行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級戦：
王者ガブリエル　カンピージョ（スペイン）判定3ー0（114-112X2、114-113）挑戦者ベイブト　シュメモフ（カザフスタン）

＊試合開始から挑戦者が攻め、王者がカウンターでそれを迎え撃つという展開が続いた様子。カンピージョは9回にダウンを奪われますが、最終回早々にボディーでダウンを奪い返しています。
世界戦、2試合続けて敵地のリングに上り僅差判定勝利を収めたカンピージョ。世界的には無名の王者ではありますが、意外に防衛記録を伸ばしていくかもしれません。

今週末の試合予定

2009年8月第3週末の試合予定です。

15日　土曜日
カザフスタン
WBAライトヘビー級戦：
王者ガブリエル　カンピージョ（スペイン）対　挑戦者ベイブト　シュメモフ（カザフスタン）

メキシコ
WBAライトフライ級暫定王座決定戦：
フランシスコ　ロサス（メキシコ）対　ファン　カルロス　レベコ（亜）

米国ネバダ州ラスベガス
WBAスーパーフライ級王座決定戦：
ノニト　ドナイレ（比）対　ラファエル　コンセプション（パナマ）

WBOフェザー級戦：
王者スティーブン　ルエバノ（米）対　挑戦者バーナード　コンセプション（比）

米国ミシシッピー州
NABOライトヘビー級戦：
ロイ　ジョーンズ　対　ジェフ　レイシー（共に米）

色々（08‐14‐09）

最近（2009年8月14日ごろ）のニュースです。

1）WBC/WBOミドル級王者ケリー　パブリックとWBO暫定スーパーウェルター級王者ポール　ウィリアムス（共に米）が10月3日に対戦を予定しています。この試合は米国ニュージャージー州アトランティックシティーで、パブリックの王座防衛戦として決行されます。

2）先月3階級制覇達成に失敗したビック　ダルチニアン（豪）。しばらくは本来のスーパーフライ級に留まる様子です。正式発表はされていませんが、12月にWBC暫定王者トーマス　ロハス（メキシコ）との防衛/王座統一戦に臨むという情報があります。ちなみにダルチニアン、現在保持する王座はWBAとWBCの2冠のみ。IBF王座はすでに放棄しています。

3）そのダルチニアンが放棄したIBFの王座決定戦が9月15日に予定されています。ホルヘ　アルセ（メキシコ）が南アフリカのシンピウェ　ノンクアイと王座を争うことになります。このノンクアイ、去る2月にアルセの弟フランシスコに判定勝利を収め、同王座決定戦の出場権を手にしています。

4）アルセに大差判定勝利を収め、ダルチニアンにKO負けを喫したクリスチャン　ミハレス（メキシコ）。来月12日に、WBAバンタム級暫定王者ネオマール　セルメニョ（ベネズエラ）に挑戦/再戦に臨みます。

5）日本でもお馴染みの元WBCスーパーバンタム級、前WBCフェザー級王者オスカー　ラリオス（メキシコ）が現役を引退。お疲れ様でした。

和毅、10戦目が決定

9月5日、ディファ有明で行われる試合予定です。
フライ級10回戦：
亀田　興毅（亀田）対　ウンベルト　プール（メキシコ）

バンタム級8回戦：
亀田　和毅（亀田）対　ヘスス　ベリバン（メキシコ）

＊世界前哨戦と言われる長兄興毅の試合。世界王座獲得前と比べると、対戦者の質が落ちてきている気がします。
昨年11月にプロデビューを果たした末弟和毅。この試合がちょうど10試合目になります。

挑戦者が決定

10月10日、東京は国立代々木競技場第二体育館で行われる興行です。

WBCスーパーバンタム級戦：
王者西岡　利晃（帝拳）対　挑戦者/元WBOスーパーフライ級王者イバン　エルナンデス（メキシコ）

WBAスーパーフェザー級戦：
王者ホルへ　リナレス（帝拳）対　挑戦者ファン　カルロス　サルガド（メキシコ）

OPBF（東洋太平洋）フェザー級戦：
王者細野　悟（大橋）対　挑戦者榎　洋之（角海老宝石）

日本スーパーフェザー級戦：
王者三浦　隆司(横浜光)対　挑戦者小口　雅之（草加有澤）

スーパーバンタム級8回戦：
下田　昭文（帝拳）が出場予定。

＊2大世界戦だけでも豪華なのに。とんでもなく豪勢な興行になりました。