DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

バレロが27連続KO勝利

2010年02月08日 04時15分07秒 | 世界ボクシング
一昨日6日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCライト級王座統一戦:
正規王者エドウィン バレロ(ベネズエラ)TKO9回終了 暫定王者アントニオ デマルコ(メキシコ)

*僅か1ヶ月半のインターバルで試合に臨んだバレロ。敵地での王座統一戦でも貫録勝ち。WBC内での王座を統一すると共に、同王座の2度目の防衛に成功しています。

2回にデマルコの肘打ちで額を大きく負傷したバレロ。幸いに傷は広くも、深くないものでした。
この試合、開始早々からKOを狙わずに、若干リラックスモードでコンビネーションを打ち続けました。左・右・左とシンプルなものでしたが、圧倒的な手数とその強打は試合終了時までまったく衰えませんでした。
デマルコも中々の好選手でしたが、如何せん相手が悪すぎ。3人のジャッジは揃って89対81でバレロを支持。私(Corleone)の採点は90対81でもちろんバレロ。この試合で特に目についたのは、バレロのバランスの良さ。
キャリア2番目の長丁場を経験したバレロ。速攻型からオールラウンダーへとイメージを変えつつあります。この勝利により、デビュー以来の連続KO勝利を27に伸ばしています。
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黒木が前哨戦に勝利

2010年02月08日 02時14分40秒 | 日本ボクシング
先週月曜日1日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
ライトフライ級8回戦:
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級王者黒木 健孝(ヤマグチ土浦)TKO6回1分20秒 日本ライトフライ級4位須田 拓弥(沼田)

*ダウンを奪えずも黒木が貫録勝ち。3月27日に予定される念願の世界初挑戦、対WBC王者オーレイドン戦に駒を進めています。
有明コロシアムで予定される黒木の世界戦。その興行では、WBCフライ級王座統一戦亀田長兄対ポンサックレック戦も同時開催との情報もありますが、現在までに正式発表には至っていません。
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意見番(2009年/次点)

2010年02月07日 20時25分36秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年に続き、昨年2009年に活躍した選手を、海外・日本それぞれ5名づつ選出させていただきました。

今年もは次点組(海外・日本国内それぞれ3名)を選出してみました。

海外
WBA/WBCスーパーフライ級王者ビック ダルチニアン(豪):
バンタム級での世界3階級制覇は失敗。しかし本来の階級で両団体の暫定王者をそれぞれKO。スーパーフライ級の牽引車としての存在を十分にアピールしたのではないでしょうか。

WBOスーパーライト級王者ティモシー ブラッドリー(米):
2009年の戦績は2勝(0KO)と1無効試合。まずはWBCとWBO王座の統一に成功。その後WBC王座を返上するも、WBO内での王座統一にも成功しています。8月に行われた元統一ライト級王者ネート キャンベル(米)戦でも、結果は無効試合ながら、内容は圧勝でした。

WBCライトヘビー級王者ジャン パスカル(カナダ):
1年前(2008年12月)にカール フロッチ(英)とWBCスーパーミドル級王座を賭け対戦して以来(その時は判定負け)4連勝(2KO)を記録。地味な存在、地味な対戦者を相手に世界王座を獲得しその後2度の防衛に成功。暫定王者チャド ドーソン(米)との試合が実現すれば、好試合になるのではないでしょうか。


国内
WBAスーパーフライ級王者名城 信男(六島):
世界王座を明け渡す残念な結末になりましたが、2008年2度の防衛は評価に値するものだと思います。

日本スーパーフライ級王者中広 大悟(広島三栄):
2勝1引き分け0KO勝利と苦しみながらも1年を乗り越えた中広。王座の3連続防衛を、地方都市広島で行った事を評価の対象にしました。

WBAスーパーフェザー級王者内山 高志(ワタナベ):
ご存知の通り、世界王座獲得は今月11日。昨年はOPBF(東洋太平洋)王座を2度防衛に成功しています。両試合とも圧倒的な力量差を見せつけての防衛に成功。まさに世界王座獲得の布石となった1年でした。

あくまで個人的(Corleone)意見での選出です。順番は国内・海外編同様、軽い階級からとなっています。
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今週末の試合予定

2010年02月06日 00時20分39秒 | 世界ボクシング
2010年2月第1週末の試合予定です。

6日 土曜日
後楽園ホール
日本スーパーフェザー級戦:
王者三浦 隆司(横浜光)対 挑戦者岡田 誠一(大橋)

日本フェザー級王座決定戦:
李 冽理(横浜光)対 高山 和徳(船橋ドラゴン)

韓国
OPBF(東洋太平洋)バンタム級王座決定戦:
マルコム ツニャカオ(比)対 蔡 承錫(韓国)

メキシコ
WBCライト級王座統一戦:
正規王者エドウィン バレロ(ベネズエラ)対 暫定王者アントニオ デマルコ(メキシコ)

メキシコ(上記とは別会場)
WBA暫定スーパーフェザー級戦:
王者リカー ラモス(コロンビア)対 挑戦者ホルへ ソリス(メキシコ)

米国ニュージャージー州
IBFインターナショナル・ヘビー級戦:
王者トーマス アダメク(ポーランド)対 挑戦者ジェイソン エストラーダ(米)


7日 日曜日
神戸記念ワールドホール
WBAフライ級戦:
王者デンカオーセン カオウィチット(タイ)対 挑戦者亀田 大毅(亀田)


8日 月曜日
日本フライ級戦:
王者清水 智信(金子)対 挑戦者小林 タカヤス(川島)
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アルセが5冠

2010年02月05日 05時57分53秒 | 世界ボクシング
先月30日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級王座決定戦:
ホルヘ アルセ(メキシコ)負傷判定7回(3ー0:60-54、58-56x2) アンキー アンコタ(インドネシア)

*これまでにWBOとWBCライトフライ、WBC暫定フライ、WBAスーパーフライ級王座を獲得してきたアルセ。ここ数年、スーパーフライ級に転向以来、同階級の正規王座戦ではことごとく完敗(3連敗)を喫してきました。この試合が自他共に認める最後の世界戦出場のチャンス。
以前の迫力は影を潜めていたものの、終始攻撃的姿勢を貫き勝利。初回、2回はアンコタの防御力に空振りが目立ちましたが、体力差をものに言わせペース支配。試合が後半にもつれていたとしても、アルセの勝利は間違いなかったのではないでしょうか。ちなみに私(Corleone)の採点は58対56でアルセ。アルセは負傷判定ながらも、自身5つ目となる王座を獲得しています。

アルセのプロ・デビューは1996年の1月にさかのぼります。新鋭時代、1996年6月には元WBCライトフライ級王者で、今月27日にロデル マヨールに挑戦するオマール ニーニョに初回TKO負けを喫しています。最初の世界王座を獲得したのが1998年の師走。何とも息の長い選手です。
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ロマゴンが圧勝

2010年02月04日 03時43分39秒 | 世界ボクシング
先月30日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBAミニマム級戦:
王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア)TKO4回 挑戦者イバン メネセス(メキシコ)

*日本でもお馴染みのロマゴンことローマン ゴンザレス。この試合が世界戦、5戦連続での敵地登場となりました。2008年12月以来KO勝利から遠ざかっていた王者。今回は試合開始早々から格の違いを見せつけ圧勝。4度目の防衛に成功しています。
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色々(02‐03‐10)

2010年02月03日 05時58分09秒 | 世界ボクシング
最近(2010年2月3日ごろ)のニュースです。

1)どうやらファン マヌエル マルケス(メキシコ)は、暫定王者マイケル カツディス(豪)とのWBOライト級王座統一戦に臨むようです。この試合は3月27日、米国カリフォルニア州サンフランシスコで行われる予定です。
リカルド ロペス(メキシコ)の弟弟子として結構思い入れがある選手、マルケス兄。今後はライト級かそのひとつ下のスーパーフェザー級で、安定政権を築いたもらいたいものです。マルケス兄にとり、ライト級が上限でしょう。

2)長らくIBFヘビー級1位にランキングされているアレクサンダー ポベトキン(露)。3月13日にドイツで無冠戦に出場する予定です。

3)試合を予定しているも、中々最終決定に至らないWBCライトフライ級王者ロデル マヨール(比)。どうやら今月27日に、メキシコでオマール ニーニョ(メキシコ)の挑戦を受けるようです。

4)マヨールの対抗王者でジョバンニ セグラ(メキシコ)は今月20日、メキシコで3度目の防衛戦を予定しています。セグラに挑戦するのはパナマ人ウォルター テロ。

5)そのセグラの対抗王者でWBA暫定王座を保持しているのがファン カルロス レベコ(亜)。レベコの次戦は来週末の13日、アルゼンチンで。この試合でレベコは同国人カルロス ブラシオと無冠戦10回戦で対戦します。
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シルベスターが初防衛に成功

2010年02月03日 03時39分42秒 | 世界ボクシング
先月30日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
IBFミドル級戦:
王者セバスチャン シルベスター(独)TKO10回37秒 挑戦者ビリー ライル(米)

*昨年9月に空位だった同王座を獲得したシルベスター。代役挑戦者ライルも反撃を試みるも、試合は王者のワンサイドゲーム。10回開始直後、レフェリーが試合をストップし王者が初防衛に成功しています。
ちなみに9回までの採点も、大差の3対0(90-81、88-83x2)でシルベスターを支持していました。
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シュメノフがプロ10戦目で戴冠

2010年02月02日 03時09分36秒 | 世界ボクシング
先月29日金曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級戦:
挑戦者ベイビュート シュメノフ(カザフスタン)判定2ー1(115-113、117-111、111-117)王者ガブリエル カンピーリョ(スペイン)

*昨年8月以来の両者によるダイレクト・リマッチ。今回は第3国での対戦とはいえ、シュメノフの第2の地元ラスベガスで決行されました。
初戦同様、競った試合展開。王者の防衛は確実と見られていましたが、判定はシュメノフを支持。シュメノフがプロ10戦目で王座を獲得しています。
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内藤、続行宣言

2010年02月01日 02時54分48秒 | 日本ボクシング
前WBCフライ級王者内藤 大助(宮田)が先日29日、都内で会見で「まだ、現役やります」と宣言。現役続行の理由は、「亀田 興毅(亀田)へのリベンジ」と言い切っています。
早ければ今夏にも両者による再戦が見れるかもしれません。
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