DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

大毅、3度目の正直(WBAフライ級)

2010年02月11日 05時03分08秒 | 世界ボクシング
7日日曜日、神戸記念ワールドホールで行われた試合結果です。
WBAフライ級戦:
挑戦者亀田 大毅(亀田)判定3ー0(116-110x2、114-112)王者デンカオーセン カオウィチット(タイ)

*巷では「レベルの低かった世界戦」と酷評されていますが、そこまでひどい試合内容ではなかったと思います。
一番の驚きは大毅のボクシング・スタイル。これまでには見せなかった左ジャブ、兄興毅譲りのノーモーションの右を軸にしたアウトボクシングを展開。この新スタイルをまだまだ完全にものにしたわけではありませんが、ボクシングの幅が広がったのは事実です。
デンカオセーンの度重なるレスリング行為にも冷静に対象。2年前の内藤 大助(宮田)の役を今回は自分が演じての王座奪取劇でした。
デンカオセーンは6回、そして11回に減点を受けていますが、11回のものは少々厳しすぎではと感じました。
私(Corleone)の採点は117対109で大毅。大毅の勝利は間違いないところ。114対112のジャッジの採点は首を傾げたくなります。
3度目の世界挑戦で念願の王座獲得を果たした大毅。王座返上で2階級制覇を狙うか、それとも坂田 健史(協栄)との防衛戦か。今月中にある程度の動きがあるのではないでしょうか。
個人的には将来的な事も考えて、減量苦が軽減されるスーパーフライ、またはバンタムへの転級を期待しています。
コメント (2)
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