19日(土)、封切の日に例の「牛の鈴音」を観てきましたよ。銀座シネパトスは昔ながらの映画館の雰囲気があって、いいですね~。あ、昔ながらの映画館そのものか。入場も今はふつうの番号順じゃなくて、テキトーですからねー。
で、映画の感想ですが、第3者的にいえば、こういう映画がこれだけヒットしたのは、本その他の<オンマ・シンドローム>と通じるものがあると思います。失われつつあるものへの惜別の念とか郷愁とかいったものですね。
内容とは直接関係ないですが、映画の舞台は慶尚北道の奉化郡というところで、北は江原道と接しています。コテコテの慶北道方言で、私ヌルボの聴き取り能力レベルではほとんど対応できず。ただ、「クロニッカ~(그러니까.だから)」の<ニ>がはっきりと強く発音される等々、この方言の特徴をいくつか確認しました。
さらに直接関係ないですが、あの題字は菅原文太さんが書いたということを当日初めて知りました。とても味のある字だなあと思っていたのですが、そうだったんですねー。
そういえば、ヌルボも小学校の頃、田畑で役牛を使って耕作しているのをふつうに通学の道で目にしたものですが、考えてみればあれはもう日本では十分に<歴史的光景>の範疇といえるようですね。(パンフレットによれば、牛は1日に生の牧草だと50~60キロ、乾草だと15キロも食べるそうな・・・。知りませんでした。)
★★★ Daumの人気順位(12月22日現在上映中映画) ★★★
(順位:映画名:評点:投票者数)
【ネチズンによる順位】
①国家代表(韓国) 9.6 (7994)
②アバター 9.4 (1227)
③愛のあとに残されたもの 9.3 (33)
④パラム(韓国) 9.3(228)
⑤旅人(韓・仏) 9.2(45)
⑥エヴァンゲリオン:破 9.2(101)
⑦ブラック 9.0(952)
⑧ジュリーとジュリア 8.7(23)
⑨耳のないウサギ 8.6(64)
⑩ホンギルドンの後裔 8.5(512)
②、③、⑧が初登場。②と⑧は日本でも公開中(②は23日から)なので説明省略。
③は2008年ベルリン映画祭出品のドイツ映画。日本でもドイツ映画祭で上映されたということですが、知りませんでした。原題は「Kirschblüten-HANAMI」。
<Kirschblüten>は<桜>で、<HANAMI>はもちろん<花見>。妻を亡くしたドイツ人の男性が日本を訪れて亡き妻の心を理解していくさまを描いた、泣ける映画だそうですよ。日本ファンのドリス・ドゥリー監督が日本を撮ったのは3度目とか。日本では一般公開しないのかなあ?
【専門家による順位】
①アバター 9.2 (7)
②イングロリアス・バスターズ 8. 6 (3)
③エヴァンゲリオン:破 8.5(2)
④アルジェの戦い 8.1 (5)
⑤私は幸せです(韓国) 7.5 (4)
⑥大いなる静寂(スイス・独・仏) 7.5 (2)
⑦愛のあとに残されたもの 7.4 (5)
⑧レイン 7.3(3)
⑨パジュ(韓国) 7.2 (7)
⑩告発のとき 7.1(6)
初登場は①、⑦、⑧です。⑦は上述。①は専門家も高評価なんですねー。
⑧はフランスの女性監督アニエス・ジャウィの新作(2008年)で、原題はParlez-moi de la pluie(雨の話をして)>。内容は・・・、興味のある人はとりあえずリンク先を見て・・・。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月18日(金)~20日(日)] ★★★
初登場「アバター」の一人勝ち
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・週末観客動員数・・・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・アバター・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/17・・・・・・1,388,681・・・・・・・・・・・・・・・1,665,542・・・・・・・・545
2・・模範市民・・・・・・・・・・・・・・・・・12/10・・・・・・・・161,921・・・・・・・・・・・・・・・・692,405・・・・・・・・392
3・・ニュームーン/トワイライト・サーガ・・12/02・・143,236・・・・・・・・・・・・・・・1,857,525・・・・・・・・393
4・・シークレット(韓)・・・・・・・・・・・・12/03・・・・・・・・・95,474・・・・・・・・・・・・・・・1,003,126・・・・・・・・360
5・・2012・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/12・・・・・・・・・87,295・・・・・・・・・・・・・・・5,329,409・・・・・・・329
6・・女優たち(韓)・・・・・・・・・・・・・・・12/10・・・・・・・・・83,730・・・・・・・・・・・・・・・・・462,364・・・・・・・350
7・・ガールフレンズ(韓)・・・・・・・・・・12/17・・・・・・・・・57,786・・・・・・・・・・・・・・・・・・75,754・・・・・・・300
8・・忍者アサシン・・・・・・・・・・・・・・・11/26・・・・・・・・・35,301・・・・・・・・・・・・・・・1,302,529・・・・・・・241
9・・DISNEY'S クリスマス・キャロル・・11/26・・・・・・・12,856・・・・・・・・・・・・・・・・333,828・・・・・・・・・95
10・・ホン・ギルドンの後裔(韓)・・・・11/26・・・・・・・・・・8,986・・・・・・・・・・・・・・・・608,904・・・・・・・・・79
「アバター」、日本公開は韓国から1日遅れの18日、のはずが日本だけ23日に延期だって? 何があったのかなあ? 韓国ではもうダントツの1位。概して、韓国の映画ファンはハリウッドの話題作への食いつきが日本よりもよさそうな気がします。
「アバター」のあおりを受けてか、2位以下の数字はパッとしません。データソースのKOFICのリストの下方を見ると、たとえば前述の「愛のあとに残されたもの」など3日間で4人、「アルジェの戦い」は6人等、1ケタ台が10作品もあるし、最少はあるタイ映画でわずか1人ですからねー・・・。
その他の新登場は7位だけ。今日の作家賞を受賞したイ・ホンの同名小説が原作で、3人の女性が1人の男性を平和に共有する物語を描いたロマンティックコメディ。主演はこの10月タブロとできちゃった結婚したカン・ヘジョンです。
で、映画の感想ですが、第3者的にいえば、こういう映画がこれだけヒットしたのは、本その他の<オンマ・シンドローム>と通じるものがあると思います。失われつつあるものへの惜別の念とか郷愁とかいったものですね。
内容とは直接関係ないですが、映画の舞台は慶尚北道の奉化郡というところで、北は江原道と接しています。コテコテの慶北道方言で、私ヌルボの聴き取り能力レベルではほとんど対応できず。ただ、「クロニッカ~(그러니까.だから)」の<ニ>がはっきりと強く発音される等々、この方言の特徴をいくつか確認しました。
さらに直接関係ないですが、あの題字は菅原文太さんが書いたということを当日初めて知りました。とても味のある字だなあと思っていたのですが、そうだったんですねー。
そういえば、ヌルボも小学校の頃、田畑で役牛を使って耕作しているのをふつうに通学の道で目にしたものですが、考えてみればあれはもう日本では十分に<歴史的光景>の範疇といえるようですね。(パンフレットによれば、牛は1日に生の牧草だと50~60キロ、乾草だと15キロも食べるそうな・・・。知りませんでした。)
★★★ Daumの人気順位(12月22日現在上映中映画) ★★★
(順位:映画名:評点:投票者数)
【ネチズンによる順位】
①国家代表(韓国) 9.6 (7994)
②アバター 9.4 (1227)
③愛のあとに残されたもの 9.3 (33)
④パラム(韓国) 9.3(228)
⑤旅人(韓・仏) 9.2(45)
⑥エヴァンゲリオン:破 9.2(101)
⑦ブラック 9.0(952)
⑧ジュリーとジュリア 8.7(23)
⑨耳のないウサギ 8.6(64)
⑩ホンギルドンの後裔 8.5(512)
②、③、⑧が初登場。②と⑧は日本でも公開中(②は23日から)なので説明省略。
③は2008年ベルリン映画祭出品のドイツ映画。日本でもドイツ映画祭で上映されたということですが、知りませんでした。原題は「Kirschblüten-HANAMI」。
<Kirschblüten>は<桜>で、<HANAMI>はもちろん<花見>。妻を亡くしたドイツ人の男性が日本を訪れて亡き妻の心を理解していくさまを描いた、泣ける映画だそうですよ。日本ファンのドリス・ドゥリー監督が日本を撮ったのは3度目とか。日本では一般公開しないのかなあ?
【専門家による順位】
①アバター 9.2 (7)
②イングロリアス・バスターズ 8. 6 (3)
③エヴァンゲリオン:破 8.5(2)
④アルジェの戦い 8.1 (5)
⑤私は幸せです(韓国) 7.5 (4)
⑥大いなる静寂(スイス・独・仏) 7.5 (2)
⑦愛のあとに残されたもの 7.4 (5)
⑧レイン 7.3(3)
⑨パジュ(韓国) 7.2 (7)
⑩告発のとき 7.1(6)
初登場は①、⑦、⑧です。⑦は上述。①は専門家も高評価なんですねー。
⑧はフランスの女性監督アニエス・ジャウィの新作(2008年)で、原題はParlez-moi de la pluie(雨の話をして)>。内容は・・・、興味のある人はとりあえずリンク先を見て・・・。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月18日(金)~20日(日)] ★★★
初登場「アバター」の一人勝ち
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・週末観客動員数・・・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・アバター・・・・・・・・・・・・・・・・・・12/17・・・・・・1,388,681・・・・・・・・・・・・・・・1,665,542・・・・・・・・545
2・・模範市民・・・・・・・・・・・・・・・・・12/10・・・・・・・・161,921・・・・・・・・・・・・・・・・692,405・・・・・・・・392
3・・ニュームーン/トワイライト・サーガ・・12/02・・143,236・・・・・・・・・・・・・・・1,857,525・・・・・・・・393
4・・シークレット(韓)・・・・・・・・・・・・12/03・・・・・・・・・95,474・・・・・・・・・・・・・・・1,003,126・・・・・・・・360
5・・2012・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11/12・・・・・・・・・87,295・・・・・・・・・・・・・・・5,329,409・・・・・・・329
6・・女優たち(韓)・・・・・・・・・・・・・・・12/10・・・・・・・・・83,730・・・・・・・・・・・・・・・・・462,364・・・・・・・350
7・・ガールフレンズ(韓)・・・・・・・・・・12/17・・・・・・・・・57,786・・・・・・・・・・・・・・・・・・75,754・・・・・・・300
8・・忍者アサシン・・・・・・・・・・・・・・・11/26・・・・・・・・・35,301・・・・・・・・・・・・・・・1,302,529・・・・・・・241
9・・DISNEY'S クリスマス・キャロル・・11/26・・・・・・・12,856・・・・・・・・・・・・・・・・333,828・・・・・・・・・95
10・・ホン・ギルドンの後裔(韓)・・・・11/26・・・・・・・・・・8,986・・・・・・・・・・・・・・・・608,904・・・・・・・・・79
「アバター」、日本公開は韓国から1日遅れの18日、のはずが日本だけ23日に延期だって? 何があったのかなあ? 韓国ではもうダントツの1位。概して、韓国の映画ファンはハリウッドの話題作への食いつきが日本よりもよさそうな気がします。
「アバター」のあおりを受けてか、2位以下の数字はパッとしません。データソースのKOFICのリストの下方を見ると、たとえば前述の「愛のあとに残されたもの」など3日間で4人、「アルジェの戦い」は6人等、1ケタ台が10作品もあるし、最少はあるタイ映画でわずか1人ですからねー・・・。
その他の新登場は7位だけ。今日の作家賞を受賞したイ・ホンの同名小説が原作で、3人の女性が1人の男性を平和に共有する物語を描いたロマンティックコメディ。主演はこの10月タブロとできちゃった結婚したカン・ヘジョンです。