後8時間ほどで今年も終わる。この年になると感慨も薄れてくるが、それでも新年をすがすがしい気持ちで迎えられるのは嬉しい。例年、大晦日は夕方まで掃除・片付けで忙しいのだが、今年は少しずつこなしていたので私の担当分は早くも終ってしまった。妻は今年も娘たちの分までお節を作っており、お重の飾り付けに余念がない。今年はお節は作らない!と毎年のように宣言するのだが、気がつけばいつの間にかお節を作っている。娘の教育を誤ったようで、自業自得と思っているのかもしれない。娘たちも親の操縦術を会得しているようだ。
早めに風呂に入りビールを飲みながら、紅白を観るのが大晦日の習いになっているのだが、最近は出場歌手の半分も知らないので、華やかなステージをただ惰性で眺めている感じだ。歌などほとんどが初めて聞くのだから面白くない。かといって民放はコマーシャルが多すぎて、これも観る気がしない。「ゆく年くる年」で紹介される各地の年越しの情景が一番の楽しみと云える。今年は雪が深く、難儀しているところが多そうだ。北海道は寒いのだろうな。地吹雪になっていると大変だ。
引き抜かれた大根の穴。右は捨てられていた大根。ひどいことをする人がいるものです。
左:和君のネギ。左端が抜かれていたネギ。埋め戻しました。 右:そら豆
さて、私の今年の反省は年明けにするとして、最近の出来事を。まず最初に、実に残念で悔しいことなのだが、我が家のミニ菜園が荒らされた。秋に種から育てていた大根、もうかなり育って径5センチほどにもなっていたのだが、全部(と言っても6本だが)が抜かれて川に投げ捨てられていた。ミニ菜園は幅2m程度の小道に沿っており、垣根などはしていないから誰でも入れるのだが、せいぜい八朔を持ってう行くくらいで、今までは野菜にいたずらされたことはなかった。今回は心ない大人が悪意を持って大根を全部、引き抜いたのだと思う。それに持ち帰って食べるのならまだしも、川に捨てるのだから子供の遊び心とはとても思えない。孫たちが川の中に落ちている大根を見つけてこの事件に気がついたのだが、私は悔しいというよりも、悲しく、寂しく感じたのだった。被害は大根だけではなく、和君が持ってきた葱の苗までも1本だが抜かれていた。(これはすぐに埋め戻した)大根は順調に育っていたので実に残念だが、来春は懲りることなくまた植えるつもりだ。悪意に負けてはならない。
今年は水位が3mほども低くなっていた豊田湖。
次は冬の風物詩、ワカサギ釣り。和パパが豊田湖でワカサギが好調のようだと情報を持ってきた。例年、ワカサギ釣りは正月明けからなのだが、和パパの提案で年末に行くことになった。手先が器用な和パパ、ワカサギ釣り用の竿を自分で作ったので、その初舞台だと張り切っていたのだった。正月休み連休の初日、連日の寒さが1日だけ途絶え、釣りには絶好の日和に恵まれた。いつものポイント「大番」に向かったのだが、この日は釣れに釣れた。14本針の仕掛けなのだが、5匹、6匹は当たり前、最高で9匹も。ただサイズが昨年よりも小さかった。午後3時位まで釣ったのだが、計量すると1.1キロ。サイズが大きければ優に2キロを超えていただろう。自前の釣竿で頑張った和パパも550グラムと大健闘したのだった。
最後に餅付き。我が家の餅つき機はH社製(2升サイズ)だったが、昨年に壊れてしまった。どうしても自前の餅が欲しいのでT社製の1升サイズを購入した。二日間に渡って10キロの餅をついた。やはり大きな餅つき機の方が楽だが、家庭サイズは1升が標準になっているようだ。この餅、例年通り弟や娘たち家族に届けた。来年も良い年でありますようにと。