ジムのサウナでTVを見ていた。中国製の餃子に農薬か何かが入っていて中毒を起こしたと女性キャスターが言っている。秋田県らしい。おや、秋田といえば、○○さんと△△さんだ。大丈夫だろうか、と思わず身を乗り出した。ところが引き続いて、同じ餃子は福岡県でも販売されたと述べ、その販売店がテロップで流れた。それを見ると、我が家の前のFコープだ。驚いた。これは大変だ!
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家に帰って妻にこのことを言うと、中毒騒動は知っていたがFコープで売られていたことまでは知らなかったらしい。が、この餃子は長女が何度か買ったことがあるらしく、婿殿が絶品だ!と言っていたとのことだ。いつのことだったか聞いていないが、特に体の不調を訴えるわけでもなく、美味しかったと述べてるのだから、中毒騒動以前に作られたものだろう。
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最近は食品に対する信頼性が低下している。「赤福」、「白い恋人たち」、「不二家」、「ミートホープ」や「吉兆」などすぐに名前が挙げられるものが多数ある。けれども私に関して言えば、自分には直接関係ない他人事と見ていた。もちろん中国産の野菜類は妻がシャットアウトしているという安心もあった。
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しかし、今回はまさに喉元に剣の切っ先を突き付けられたような、重苦しい感覚にとらわれた。幸いに我が妻はインスタント食品はめったに買わない人なので安心だが、長女の例を見るまでもなく、忙しい娘たちは(それを理由にして?)簡単に調理できる製品を買うことが多いと思われる。 幸い今までは問題になったことはないが、大事な家族が不慮の事故に遭うかもしれないということが明確になったではないか。
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大人であれば体力もあり判断力もあるので、大事に至らないかもしれないが、和音君・奏汰君だったら、もしやがあるかもしれない。まして、つい先日に「武士の一分」で毒見役の悲惨さを知ったばかりだ。このようなことは絶対にあってはならない。
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政府がこの問題に総力を挙げているようだが、2度とこのようなことが起きないように対策をとってもらいたい。<o:p></o:p>