ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

何? 再雇用?

2006-06-30 21:07:33 | 平々凡々
「(株)△△△社員として採用し、技術開発部○○グループ 主査を命ずる」・・・何の前触れも無く急に頂いた辞令である。
 リストラ全盛の頃、我が社も転籍制度なる人件費削減対策を実施した。3年前のことである。管理職に限るが、56歳になると関連会社に転籍するか、早期退職を選択しなければならない。いずれにしても退職なのである。私は不運というか、運が良いというか適用第1号であった。まるで私に併せて規則を作ったような気がした。そのときは関連会社に役員待遇で、ということであったのだが、実際には出向という形で、元の職場で後進育成・市場開拓・新技術開拓などのスタッフ業務をやらされている。私のスキル・経験がまだ必要だ、とのことであろう。

勤務先最寄り駅に飾られた幼稚園生の七夕。晴れるとよいが。
  退職金は若干割増でもらったが、給料は大幅に減らされた(半額)になった。管理業務は無くなったので、気は楽でマイペースで仕事ができるのだが、実際には困った時の神頼みで、苦情対策やら共同研究などの難しい技術を要求される業務が役員層から特命という形で回ってくる。当社の重電製品技術は私が開発してきた、という自負があるため二つ返事で処理を請け負っているが、その責任は重いし大きい。やはり転籍となった人たちからも、よく頑張るね、と云われるが、断りきれない私の性格を見込んでいるのだ。
  ただ、私もゴルフだけは平日に会社を休んでゆくことに決めた。給料が少なくなったんだから、安いゴルフしかできないと。このため、私用休暇が例年の5日程度から15日程度に大幅に増えた。それでも、有給休暇は使い切ってない。今年度は40日以上も残っている。一泊ゴルフなんて夢だったが、最近は積極的にOBや同僚を誘っている。

 こんな状況の中で、再雇用? 会社は何を考えているんだ。転籍出向者の勤労形態が税法上、おかしいのではないかという話は聞いたことがあるので、その関連かとも思う。また、転籍制度を維持するには多額の退職金負担が必要であり、その捻出ができない状態だ、とも聞いた。(逆に言えば、この3年間を会社がどう乗り切るかがポイントだったようだ。)TOPが変わったのが最大の原因かもしれない。

 景気が回復し、追い風が吹いている現在、転籍制度を廃止したのだ。これと併せて退職・退職金制度の見直し、目標管理制度の充実などを図っているが、一般職社員の評価からいえば、転籍した人は高い割り増しをもらって良かったね、だ。要は成果主義の徹底で、できる人には厚く、なのだ。
 再雇用されたのは、営業系2名、技術系4名の計6人。いずれも部門長や副部門長クラスだった人たち。基本給は前と同じだが、正社員扱いなので残業手当や家族手当が出るようだ。(私は名前だけだが役員待遇ということでこれらは無かったのでアップすることになる)。また、成績査定の対象となり、ボーナスに反映されることになる。
 グループ長は昔の部下であり、今も時々技術指導しているので互いにやりにくいと思うが仕方ない。評価によって、上下±20%の差が出る。どんな目標を設定すればよいのか、悩むことだろう。

 正規社員として勤務できるのは後2年9ヶ月。その後は65歳まで勤務できる体制にはなっている。妻は65歳まで!といっているが、当社みたいに芯の無い会社では、先行きどうなるか分からない。

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父の日

2006-06-28 21:07:08 | 平々凡々
  1週間遅れの日曜日、次女夫婦から父の日のお祝いだとプレゼントをもらった。病院勤めの次女は休日が不定期なことと、朝から夜まで勤務時間が長いので会うことが少ない。そんな娘を久しぶりに見ると、以前にもまして美人になっている。長女も最近は見るからに美女だと思う。(決して親の欲目ではないと思う)次女は昔から肌理の細かさは妻ゆずりだったが、ずっと肌荒れに悩んでいた長女も出産近づくに連れて肌もきれいになった。もともと色白な子だったが、その良さが隠れていたのだ。女性は結婚して赤ちゃんを産む頃が一番きれいになるのであろうか。

 話を聞くと、次女も赤ちゃんができたそうで、来2月の予定だとのこと。長女が7月なので同学年となる。近くに住んではいるが、小学校区は違うので張り合うことも無かろうが、次女はしっかりと長女の後を付いていっている。同じ幼稚園から始まって、ピアノ、水泳、吹奏楽、高校まで1年遅れで同じ道を歩んだ。短大こそ県は違ったが同じ県立短大で一人住まいだった。次女にとって姉は憧れでもあり、競争相手でもあったのだろう。結婚・出産も半年遅れなのには正直びっくりした。

  社交的で人付き合いが良い姉とやや内弁慶的で理屈屋の妹であるが、度量が大きい姉が次女のわがままをカバーして仲良くやっているようで、安心している。二人とも夫婦仲は良いようだ。

  プレゼントは半そでのシャツだった。茶系である。妻と同じでどうも茶系が似合うと思っているようだ。今度のゴルフは7月初めだから、その時に着ることにしよう。昨年はネクタイを頂いたと思う。誕生日が7月なので、お返しをしなくちゃならないが好いものが浮かばない。浄水器が欲しいといっていたが、それは高すぎるので手に負えない。

 今日は親ばかとは思うが、子供を褒めるのは親の責任でもあり、特権でもある。親が褒めないで誰が褒めるというのか、褒められる時にしっかりと褒めてやろうと思ってる。

会社で使っているウチワです。はなはなさんのほたるうちわではないのが残念ですが、もう10年以上ではないかしら。昼休みはエアコンを切るのでうちわは必須です。
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自転車泥棒?

2006-06-26 21:01:53 | 平々凡々
 Yさんの話である。
 Yさんはフィットネスクラブに自転車で通っている。先週のことであるが、終わって駐輪場で自転車を出して帰ろうとすると、柄の悪い大きな男二人に囲まれた。凶悪犯罪が多い昨今、身の危険を感じたYさんは、「そこを退いてください、通れません」と叫んだが、相手は「警察です、ちょっと話が」といって警察手帳らしき物を見せたが、初めて見せられても信用できないYさんは、なお道を譲るように要求した。(えらい)。互いに睨み合ったところで、3人目の年取った人が登場。ずっと監視していたようだ。「本当に警察です」、といってYさんが手にしている自転車のことを聞きたいと再度云われた。
 ようやく本当に警察らしいと思ったYさんが話しを聞くと、Yさんが乗っている自転車は盗品届けが出ており、どうして手に入れたのか、と尋ねているのだった。

我が家のきゅうり。おいしかった。これから次々と成って欲しい。
br /> 実は、その自転車はYさんの物ではない。Yさんの知人宅に何台も放置されていたものを、廃棄処分するのにも費用が掛かるので、その知人が派出所に相談して処分してもよい、という了解を得てYさんがその1台を譲り受けて使っていたものだ。もう3年以上も前の話だ。
 この地では自転車泥棒は当たり前のような感じで、我が家でも過去5台以上被害にあっている。新車を買ってすぐ、というのが2回もある。実に悔しい思いをしたものだ。鍵を掛けていても無くなるのだ。放置自転車はそのような盗難自転車ということは分かっているのだが、失った我が自転車の代わりという意識があったのも確かだ。

 警官?にその経緯を説明したがすんなり納得するわけも無く、携帯で友人に電話を掛けると、運良く家に居た。友人は実に周到な人であったらしい。派出所の承認を得た日時など経緯を事細かに警官に説明してもらって、Yさんの容疑が晴れた。けれど、自転車は持ち主に返却するために没収された。

 我が街は自慢ではないが血の気の多い場所柄であり犯罪が多いところである。暴力団の抗争など日常茶飯事の感もある。決して警察は暇ではないはずである。実際、一昨年は我が家も泥棒に入られ、私の財布から数万円が盗まれた。その犯人も捕まえた気配もなく、警察は何もしていない、とYさんは憤っているが、こんな形で仕事をしているとは、と違う形で新たに怒る結果となった。Yさんにしてみれば、また自転車を盗まれた心境かも知れない。

 結局、娘の折りたたみ式自転車を倉庫から取り出して使っているが、街中で乗るにはいかにも危なっかしい。ペーパー免許のYさんには大人用の自転車は必須だから、何とか1台手に入れなくては。

 それから数日、あちこちでおしゃべりしまくっていたYさんが聞いたところによると、同じ経験をした友達も居たらしい。その人は本当に放置自転車を使っていたようで、かなりあたふたしたらしい。どうも、警察は集中的に盗難自転車調査をしたようだ。迷惑だよ、実際。捨てる神あれば拾う神ありなのに

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名古屋行(その2)

2006-06-25 18:01:16 | 紀行
調査日第1日目(6月14日)の朝8時半、今回の調査費用を負担する某電力会社の立会い者が宿泊している別のホテルへ出迎えに行く。彼らは3人で飛行機で来たそうだ。連れ立って磁器メーカーの工場へ。この地は磁器に適した土が採れたことから工場を構えたとのことであるが、最近は九州や中国から土や石を運んでいるらしい。
高さ12m重さ11トンの磁器。売値は1億円までは至らない・・。

  担当者に挨拶の後、調査スケジュール・ポイントなどを確認し、早速解体開始。さすがに手際が良い。天気が良く、湿度も高いので工場内はシャツ姿であったが、汗ばむほどだった。解体調査は順調に進み、17時に1日目の作業終了。

  18時からメーカー主催で懇親会。ご当地に近い連ドラの「純情きらり」や名古屋弁と三河弁の違いなどで盛り上がって2次会へ。カラオケだったが、スポンサーの方々がカラオケ上手で私は1曲披露しただけだった。10時過ぎにお開きとなって、その日は爆睡。
 
  調査2日目、朝から雨が降り出した。昼ごろには本格的な雨。風も強い。調査の方は順調に進み、夕刻には予定スケジュールがすべて完了。最終ミーティングでデータのまとめ方、評価方法、作成期限など事務的な手続き打合せを行って業務完了。無事に終わった。安堵感が大きい。相変わらず風雨は強いが、気分は高揚している。

  簡単な反省会の後、お開き。これで知多半島での業務はすべて終了。後は帰るだけ。といっても調査報告書を如何にまとめるか、考えなければならないが、まあ少しの間はのんびり出来る。

  16日、金曜日。ホテルを出て名古屋へ。仕事が終わったので気楽な気分で名鉄急行に乗る。対面シートの電車だった。向かいのシートには私服の大学生か予備校生と思われる女性が二人、名古屋に着くまでずっとしゃべっていた。よくそんなに口が動くと感心して見ていた。その横にはちょっと澄まし気味の若奥様が、お菓子が入っているらしい紙バッグを神経質そうに抱えて座っていた。この人は以前に電車に忘れ物をした苦い経験があるに違いない、と思ってしまった。こんなに女性を見つめてしまうのは、家を離れてもう3日を過ぎ、人恋しくなっているんだろう。決してヨコシマな気持ちではない、と顔色に出ないように密かに考える。
 
  名古屋に着くまで、眼、耳で情報をしっかり捉えたので、無事に間違いなく到着。来た時と同じようにバッグをごろごろ引いて大勢の人ごみを抜けて切符売り場へ。大勢の人が行列を作っていたが、のぞみの指定席を取ることが出来た。
  スポンサーの方々は中部国際空港から飛行機だ。風雨は若干収まったとしても飛行機はやはり怖い。地面の上じゃないと安心できないよ、エンジンが止まったらどうするの?と思いながら改札口へ。余裕が出来たのか視野が広くなった気がする。時間まで30分ほどあるので、土産をと思ってウインドショッピングしながら売り場を探すが適当な店が無い。新大阪駅と違って、改札口を通ると土産専門店は無いみたい。仕方ないのでホームで買うことにする。名古屋名物は?と考えたが、ちゃんと売れ筋ベストファイブと思われる商品が並んでいる。その中から、「赤福」「ういろう」「きしめん」の3つを選んだ。これだけあれば文句は言われないだろう。
お土産3点セット
  
ビールとお酒、ピーナツも買う。もう飲んでもいいだろう。(実は、飲み始めたら会社から電話が入って、その応対でパニックになりそうだったが、それは別掲ということに) 飲み疲れて、いつの間にか寝てしまったが、起きるとすぐに到着駅。神経だけはしっかりしていたらしい。
  無事に帰宅。庭の畑が異常ないか確認して玄関を入る。お土産を見た妻の笑顔が印象的だった。

 急な出張や旅行のため、記載順序が日付通りとなっていませんが、ご容赦ください。
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豪雨にめげず!

2006-06-24 06:27:56 | アウトドア
 22日、今日から2日間、先輩との親睦ゴルフだ。今回は山口県宇部市。昨年は別府だった。天気予報は雨、昨日までの汗ばむ好天がうそのようだ。朝7時すぎ、いそいそと家を出る。雨はまだ降り出してはいない。厚狭駅構内
 新幹線で厚狭を経由して宇部駅へ。9時まえに到着。博多からのマイカー乗合でKさんとMさんがもう待っていた。二人は同じ街に住んでるのでマイカーを交代で出している。駅近くのスーパー内のコーヒーショップで近況を語り合いながら、9時半過ぎに神戸から駆けつけるOさんを待つ。雨がぱらぱら落ち出した。西の空はどんよりと曇っている。予報どおりに降り出しそうだ。
予定時間に全員無事に集合。Oさん、Kさんとは数ヶ月ぶりの再会だが体型変化などの異常は見られない。元気そうで安心した。

 早速、Mさんの車で、宇部72カントリークラブ、江畑池コースへ。初めてのコースだ。クラブハウスは豪華だが閑散としている。平日で雨天とあって貸切のようだ。雨は本格的に降り出したが、昨年の別府の時も初日は雨だったと慰めあいながら、雨合羽を着込んでコースへ。1、2ホール目は何とかクリヤしたが3ホール目に入ると、ものすごい雨となった。池が多いコースだが湖面が飛沫で沸きあがっている。遠くでは雷の音も聞こえる。これは大変、と避雷小屋に飛び込む。気温が高いのでそんなに冷たくは感じないのが救いか。雨が落ち着くのを待って、次ホールへ。

 濡れているのでグリップがすべるのと、濡れないように早打ちになるので、いつものタイミングが取れず、スコアはめためた。他に廻っている組は無く、途中の茶店では、私たちが通った後は閉める、と云っている。キャンセル続出みたい。結局、雨の様子と相談してのラウンドとなり、上がったのが5時。6時間半を掛けての死闘だった。Oさんは合羽に防水スプレーを2度も掛けたのに、効かないとぶつぶつ、寒そうだ。私も下半身がずぶ濡れ。貸切の大浴場で温まって服装を整えて、ホテルへ。

 お腹も減っていたので、濡れた靴などを浴室に投げ込んで除湿ファンを回した後に、レストランへ集合。再会と今日の健闘を祝して乾杯。孫の話や趣味の話で盛り上がる。9時前にレストランを出てルームに場所を替えて再度乾杯。ビールは販売機で、つまみは持ち込み。話題はやはり、天気とブラジル戦。明日の天気も良くない予報だ、とくじけそうになるのをしっかり鼓舞する。どんなにひどくても今日よりひどくはならないよ、と。ブラジル戦はみんな思いは同じだが、とても勝てそうに無いとの正直な評価で一致。

 10時過ぎに一応お開き。Mさんがバーに行こう、というので私も付き合うことに。他の二人は寝るという。バーではMさんが盛り上がって、「銀恋」などのクラシックデュエットを唄った。それがうまい。人は見かけによらないものだ。
 ホテルの温泉が12時までというので、Mさんを残して11時過ぎに帰る。岩風呂温泉となっており、疲れが取れた感じがした。
 翌朝、6時に目が覚める。早速テレビを付ける。奇跡は起きていなかった。やはり、とがっかり。万年池西コース18番ホール
 7時に朝食。みんな、朝から良く食べる。元気の源なのだろう。雨は小降りで、予報は昼から降水確率30%だ。もともと晴れ男の私なので、今日は大丈夫だ、と思いながら8時に西コースへ出発。

 神様は味方してくれたようで、スタートホールは小雨が残っていたが、2ホール目当りからは、雨も止んだ。昨日は豪雨のため3桁をたたいたが、今日は何とか100は切れそうな予感がした。(実際は98だった)綺麗な、良く手入れされたコースで、楽しくプレーできた。

 終了後、反省会。チョコはMさんがわずかではあるが一人勝ち。一番盛り上がった人だ。
 豪雨の中、みなさん良く頑張って、無事に事故も無く、今回の親睦会を終えることが出来た。感謝したい。

 今度は天気が良い秋にMさんが幹事で開催しようと云うことになった。
ゴルフは気の合った人たちと廻るのが楽しい。いつまでも元気でゴルフライフを楽しめるように頑張りましょう、と再会を約して宇部駅で散開した。

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もう、終わりにして!

2006-06-21 20:08:39 | 紀行
再掲 我が家の菖蒲

日曜日の急な宮崎出張の後、今日(水曜)まで、慌しい日を過ごした。
まず、月曜日は先週の名古屋出張のために残っていた業務の整理で半日つぶれ、午後は親会社の研究発表会の聴講で博多へ。今回の発表のテーマが、別件の開発業務に関連した内容なので無視できない。水曜は宮崎で宿題の報告打合せがあるので、火曜はそのレポート作り。水曜の朝一番の便で宮崎へ飛ぶつもりだ。

ところが火曜の朝、JALがストライキする、との情報が入る。リストを見ると午前中の宮崎便が全便アウト。慌てて隣席のグループ長がJRや長距離バスなどを調べるが適当な便がない。仕方ないので火曜の最終便で行くことにする。このためにはレポートを昼過ぎまでには書き終えねばならない。梅雨とは名ばかりの真夏のような暑さの中、電話や廻りの雑音を一切遮断して、それこそねじり鉢巻でレポートを作成した。やっと完成した時は思わず安堵のため息が出た。

そそくさと資料を揃えて、出張準備のために帰宅することに。14時に社を出て家には16時前に到着。ところが家の前で携帯が鳴り出した。どこからだろうと不審に思いながら出ると、なんと明日の打合せの主管課長からだ。レポート内容を確認してもらうためにメールで送っていたのだが、その返事だった。聞くとレポートをデザインレビュー的に内容を修正して欲しいとのことだ。相手も上司から言われた様で、必死の様子で、断りきれない。修正内容を確認して、我が家のパソコンで再度レポートを書く。妻に着替えなどの準備をしてもらって、前にも増してねじり鉢巻だったが、何とか6時前に書き終える。

レポートをすぐに会社にメールして押印などの体裁を整えてもらい、宮崎の営業所に送付してコピーを宿泊予定のホテルに届けてもらう手はずを取る。それが済むと新幹線に飛び乗り、博多から福岡空港へ。飛行機は無事に飛び宮崎のホテルへチェックイン。9時半過ぎだった。

今日の朝、さすがに疲れていたのだろう、8時15分に眼が覚めた。ここのところ12時就寝、6時起床の生活だったので、睡眠不足だった。9時すぎにホテルを出る。
会議は定刻通り10時から始まった。客先は関連各所の部課長レベルが出席していて全部で15人だった。

当社のレポートをベースに当該機器の安全性・信頼性・異常時のバックアップなど審議された。このような会議では必ず突っ込み役が居るものだが、今回もたぶんにもれず会議をリードする、問題点を指摘する突っ込みさんがいた。しかし、今回の突っ込みさんは自分なりの答えを持っており、その提案が有効なのかを今後検討することで会議はお開きとなった。予定時間を大幅に超過して12時半だった。

結果として、当社の製品については、規格・基準に適合しており、特に問題ないとの結論が出て、無罪放免となった。とりあえず安心するが、2号機以降の同機種については、より以上の仕様の検討が必要だろう。

宮崎は晴天で暑かった。スーツ姿なので特に汗が出た。クールビズとはいうものの、お客様相手の時はスーツ・ネクタイがまだ必要なのだ。
明日からは私用休暇。2ヶ月前から計画していたのだ。先輩との久々の再会を楽しみに帰路へ。とりあえず仕事が片付いて良かった。だれも代行などしてはくれないだろうから。

みつまめさん、どうも。
 雨の中、楽しんできましたよ。
 食わず嫌いは何でしょうかねぇ。

セーラさん、(違ったかな?)
 雨でしたがそれなりに楽しんできました。リフレッシュできました。

はなはなさん、ありがとう。
 先輩の笑顔がとても嬉しく思いました。
 元気が何より。今度は秋です。
 
うなぎさん、どうもです。
 忙しいんですけど、充実した日々です。
 几帳面では無いんですよ。妻からは大雑把と云われてます。

kiriさん、ありがとうございます。
 ゆっくり楽しんできました。飲みすぎましたかね。

ロザリンさん、どうもどうも。
 私もそうですよ。貧乏くじばっかり。たいした給料貰ってないのに、責任ばっかり押し付けられて。
 愚痴になるから、この話はやめて、異星人と前向きな話に精を出しましょう。

アリスのママさん、どうもです。
 テンプレート変えて、りりしいワンちゃんが見られないのがちょっと残念ですが、今のもすっきりしていいですね。
 今日はゆっくりできました。

Booたら主婦さん、ありがとう。
 ブラジル戦は、やっぱりでしたね。
 半分あきらめてたんで、そんなにがっかりはしてませんけど。
 今度は世界のサッカーを面白く見ましょう。

Bonbonさん、引越し大変でしたね。
 こぼれ話でしょう、実はあるんですが、
 私のことではないんですけど、 
 異星人に話すわけには行きませんし、
 リフレッシュは充分出来ました。

sirotanさん、やさしい言葉をありがとうございます。
 会社と家庭から開放された2日間でした。
 次回が楽しみです。(その前に溜まってる仕事をどうするかで頭がいたい)

りんごちゃん、すっかり元気になりましたね。
 見ましたよ、すばらしい写真集ですねぇ。
 ワンちゃんがまた愛嬌あって。
 ロナウド、頑張りましたね。さすがです。
 日本国籍をやれなかったものですかね。
 サントスも頑張ったんでしょうけど。
 YOU君、こうもりの採り方を今度教えるね。もう少し大きくならないと網が振れないから。
 ツバメ返しと同じで、速さと見極めが要るんですよ。

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宮崎行

2006-06-18 21:34:10 | 紀行
朝5時。携帯のアラームで眼を覚ます。昨晩はついついブログチェックで遅くなったので眠たい。手早く身支度してコーヒーを飲む。コーヒーは必需品だ。飲まないと眼が覚めない。いつもはパンを食べるのだが、さすがに早すぎて食べる気にならない。天気は曇り。だが湿度が高そうだ。予報では九州は雨から晴れとなっている。とりあえず折りたたみ傘をかばんに入れて、5時半に家を出る。日曜なのでバスは6時半しか動かない。高速バス停まで1km少し。歩くことにする。

 朝の空気は冷たいが、水気がまとわりつくような感じで、スーツも重い。けれども、歩くのは気持ちよい。ここ数日は大して運動していないので、足取りも軽い。犬を連れた散歩姿の人たちも多い。

 15分で、バス停に到着。程なく福岡空港行きの高速バスが来て乗り込む。高速バスは道路状況によっては遅れることもあるので、重要な出張の時はJRにしているが、今日は日曜なので、道が渋滞することもなかろうとバスにした。また、バスの方が乗り換えが無いので楽だ。
宮崎空港に吊っていたのぼり猿。延岡名物らしい。
 定刻に空港に到着。チェックインして待合室に入る。朝が早いためか、人は少ない。30分ほど時間があったので、売店でサンドイッチと牛乳を買い朝食を取る。そして、牛乳を一口。ところが、酸っぱい。腐っている? あわてて牛乳ビンから剥がしたシールを見てみると、なんとブルガリアヨーグルトと書いてある。注意して確認しなかった私が悪いのだが、牛乳ビンとまったく同じビンだった。仕方ない、近頃不規則な食事が続いているので、整腸剤にちょうどいい、と納得することにする。

 宮崎は雨は止んで青空も顔を出していた。暑くなりそうだ、との予感の中で迎えに来た営業車で打合せ場所へ。西都市の山奥に事務所がある。遠いけれども高速道が途中まで開通したので、1時間弱の道のりだった。9時半過ぎに着いた。日曜なので閑散としている中、技術系の管理職の3人が待ちかねていた。

 早速、打合せ開始。要は今月末から試運転を開始するに当たって、機器の安全性・信頼性・事故時の特性の最終確認をし、来週中に技術レポートとしてまとめて上部機関に説明、承認を得たい意向なのだ。このため、残り日数から考えて、休日の打合せ止むなしとなった模様である。しかし、この程度の問題ならば電話やメールで趣旨を連絡してもらえば、充分に対応はできた、と思えるが、相手は藁にでもすがりたい思いで、技術レポート作成を依頼したかったのだろう。

 打合せは11時に終了。天気はすっかり回復して夏の陽射しだ。雨で埃が消え去った空は青く、緑も鮮やかだった。コスモス畑を見ると、もうコスモスがところどころ咲いている。秋に咲くはずなのに、と考えた。写真をと思ったが、車はそんな想いには無頓着に帰路を急ぐ。
 1時半の飛行機に乗り、帰宅は4時半。レポートは明日考えることにして、今日はゆっくりすることに。女子ゴルフではさくらちゃんが韓国勢の追い上げをかわして、今期初の優勝を果たしていた。優勝コメントを見ると、肌が輝いて綺麗になった、と感じた。化粧の仕方がうまくなったのかも。

 今晩はクロアチア戦。互いに勝つしかない戦いだ。戦力を出し切って、悔いの無い戦いをして欲しい



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エーッ、また出張?

2006-06-17 21:35:23 | 平々凡々

 17日、土曜日の朝、マイカーで会社に向かう。休日なのに緊急出動だ。実は昨日、会社から携帯に緊急電話が入った。当社のお得意先の某電力会社から日曜に技術打合せをしたいので、万難排して出席せよ、との指示が来たのだ。テーマは事故発生時の対応と安全策の更なる向上。聞こえはいいが、要するに異常事態が発生した場合の機器側の安全対策と運用側の安全対策の整合だ。当該発電所は地下に巨大な穴を掘り、その中に設備を設置しているため、完全密室とも云える構造なのだ。このため、火災事故などは絶対に起こしてはならないので安全対策が求められる。

当社が製作・納入した機器の安全性・実力性能については、私が技術レポートを作成し4月に報告したので1件落着と思っていたのだが、トップレベルへ説明するために、さらなる確認・資料が欲しいとのことらしい。技術レポートを作成した私が対応するのは仕方ないとあきらめて、今日はその資料などの準備で出社だ。出張先は宮崎の山奥で、飛行機は福岡発8時の便。我が家は5時半に出なくては間に合わない。日曜がつぶれるのは仕方ないとしても、帰りも遅くなるだろうから、ゴルフの練習が出来ないのが痛い。来週は親しいOBの方々と1泊で懇親ゴルフを予定している。年に1度の行事であり、私が幹事なので絶対に中止は出来ない。
新型トラクター
午前中に出張の準備を終えて、遠賀のAさん宅へ。先週から約束して楽しみにしていたびわ狩りなのだ。曇り空だが雨が降る気配は無い。最適のコンディションだ。
Aさんは家の前の荒地で、つい最近買ったトラクターの試運転をしていた。マイカー並みにエアコン、オーディオ付きの最新型(といっても16年製だが)だ。奥さんは反対したらしいが押し切って買ったということだ。

びわ狩りの準備をして山に入る。ところが、びわはまだ熟していない。そういえば、来る途中に見たびわの木も袋が残っており収穫した気配が無かった。どうも日照不足で生育が遅れているようだ。仕方ないのでびわ狩りを次週に延期することにして3時過ぎに帰宅。早かったので航空券を買いにダイエーへ。帰りにフィットネスクラブでゴルフの練習。これで何とかスコアは維持できるはずだ。
Aさんのびわ園

それにしても、息つく間もない忙しさだ。明日の出張にしたって親会社のエゴだ。泣く子と地頭には勝てないというが、泣く子は技術が分からなくてメーカーにすべておんぶしている担当者、地頭はその上司と云えよう。地頭殿はメーカーは何でも自分の言うとおりに動く、と思っているらしい。
新設発電所といっても運転開始のタイムスケジュールから云って技術的確認などはもっと計画的に実施できる筈なのだ。

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名古屋行(その1)

2006-06-17 06:44:32 | 紀行
オーストラリア戦での勝利を噛み締め、勝因を確認するために、スポーツ紙を買い占めて新幹線に乗り込む予定だったが、予定は結局、願望のままに終わり、眠気とやり場の無い失望感に包まれてのぞみに乗る。新聞は読む気になれないので、宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」を買った。あるブロガーさんに紹介されていたRPG小説だ。この前の奄美行はダ・ヴィンチ・コードだったので、このところ話題作を読む機会に恵まれていると言えようか。

 今回の出張は名古屋の南、知多半島にある某磁器メーカーである。当社の主力製品である重電機器に使用している磁器部品の経年劣化に関する調査が目的だ。オール電化に象徴されるように、電気は今や家庭・産業界で手軽なエネルギー源として利用されており、一瞬でも停電するとその弊害は大きい。わが国の経済は戦後の復興期を経て昭和30年代に飛躍的に伸びたが、その頃に設置された電気設備の劣化による故障が重大な問題としてクローズアップされており、それを定量的にチェックして、信頼性の評価技術を確立することが今回のテーマである。難しいことを書いたが、要は故障した部品を調査して、ウイークポイントとその対策をまとめることなのだ。

 名古屋まで3時間。のんびりと体を休めることにする。指定席はがらがらだ。今日は移動だけで他に仕事などは無い。ホテルに入るだけなので気は楽だ。

 関門トンネルを抜けて本州に入る。弁当を食べないと落ち着かない気がして、早速幕の内を開ける。大体食べる順番は決まっている。最後まで残すのは玉子焼き、その前がさばの塩焼き。この二つが好みなのだ。私は好きなものは最後に残すタイプだ。

 大阪・京都までの出張は多いので車窓の風景も見慣れた感じがする。食後の満腹感と眠気もあって大阪までは本も読まず、うとうとしていた。大阪を過ぎると風景が珍しいこともあって、車窓を眺める。梅雨に入ったはずだが、良い天気だ。新幹線沿線は戦国時代の名高い戦場や城下町が点在しているので、飽きが来ない。大手メーカーの工場なども見える。
犬山を越えて濃尾平野へ。刈入れ前の麦畑の茶色の区画と、早苗の緑の区画が色鮮やかに入り組んでいる。幸せそうな田園風景だ。揖斐川、長良川、木曽川を越えると、いよいよ名古屋だ。15時45分に到着。
名古屋駅新幹線ホーム
人ごみの中を、バッグをごろごろ引いて高島屋の前を通り、名鉄のターミナルへ。さすがに九州と違って垢抜けた感じの人が多いな、と思いながらも、鑑賞する余裕も無く、田舎者のように通路案内標識を確認しつつ歩く。

  ターミナルに着き、目的地までの切符を買い、ホームへ。ここまではすこぶる順調。ところが、ここで分からなくなった。ホームは数路線を共有しているようで、次から次に電車が入ってくる。どれに乗ればよいのか分からない。周りの人を見ていると、ちゃんと所定の位置らしきところに並んでいる。どこに並べばいいんだろうとあせって見回すと、ホームの反対側の上のほうに、行く先と乗車口の表示があり、次に来る電車のところにはランプが付くようになっている。なるほど、と思いながら時刻表で急行電車の時間を確認し、所定の場所に陣取る。それにしても、ひっきりなしに電車が入り、そこそこの人が足早に乗降する。駅員も少なく、年寄りや田舎者には分かりにくい街だなと感じたのは私だけだろうか。

  30分ほど待って、急行電車に乗り込む。目的地まで約40分程度だろうと目星をつけていたのでちょっとのんびりするが、電車がどのあたりを走っているのか分かりにくい。 駅に停車するごとに次駅の表示を確認する。車掌が放送しているのだが、声が小さいのと、語尾が流れるようではっきりしていないので何を言っているのか聞き取りづらい。
名鉄沿線
  17時過ぎ、無事に目的駅のホームに降り立つ。寂しい駅だ。改札の駅員さんが一人いた。ホテルまで歩いて5分。途中で夕食に適当なところを探すが、どうも見当たらない。仕方が無いのでホテル横のセブンイレブンで惣菜とアルコールを仕入れてチェックイン。汗を流してテレビを見ていたら、アルコールの酔いも手伝っていつの間にか眠っていた。

コメント (11)
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残念!

2006-06-13 06:27:15 | スポーツ観戦
残念。後半最後の10分間。3点も取られた。堰が切れたように。リズムが崩れるとこんなにもろいものか。
悲観的かもしれないが、ワールドカップも終わった。ブラジルに勝てるとは思えないし、このようなプレーしていては、とてもグループ2位にはなれない。

  最初から動きが悪かった。パスの精度が低いし、当たり負け・せめぎあい負けしてた。何より、運動量が少なかった。暑さのためか、肝心のところでのミスが目立った。後半に入ると、疲れから敵の動きが鈍るはず、と予想していたが、ダウンしたのはわが国のほうだった。俊輔君にしたって、明らかに変調と見えた。

  技術的、戦術的な解説は新聞で確認したいが、早めの交代が必要だった思う。仕方ない、次のクロアチア戦にわずかな期待を込めよう。3点差以上で勝たなければ見込みは無い。

  今日から、名古屋に出張。モバイルは携帯しないので、ブログも週末までお休み。皆さんとの素敵な会話を楽しめないのが残念だが、仕方ない。

  風邪が流行っているようです。皆さん、お元気で。クロアチア戦まで、また徐々に気力を溜めてゆきましょう。


  我が家のびわを収穫しました。5月に袋掛けをしていたものです。袋掛けするときは、一つの枝から実は3つまでに抑えて、多い分は切り落としなさい、と指導してもらったのに、欲を出して5つも6つも残したものだから、全体に小振りになりました。でも、甘くておいしいびわでした。来年は教えを守って、大きな実に育つようにしたいものです。


うなぎさん、ありがとうございます。
天晴れジーコ!>そうです。クロアチア戦後にぜひとも叫びたい言葉です。そして、わが国のピッチの人々にも。今度は日曜夜。盛り上がりましょうね。

Bonbonさん、久しぶりです。
 そうでしょう。皆さん、がっくり来ましたよね。私もです。うなぎさんとともにクロアチア戦に期待しましょう。風邪は大丈夫ですか?

Booたら主婦さん、今晩は。
 みんなの思いは同じでしょう。!多分。でも、隣の韓国は強いですねぇ。うらやましくて、嫉妬するくらい。ブラジルを一蹴したいものです。

みつまめさん、元気ですかぁ
相変わらず、かしましいどたばた劇を演じてるんでしょうね。後で観に行きますよ。日本、頑張って欲しいよね。ウィー アー ザ チャンプ。です。

小香女さん、どうもです。
翌日は疲れました。でも、夜更かしを見込んでスケジュールを設定してました。長年の経験が出ました。

アリスのママさん、がんばってますかぁ。
サッカーはサッカーとして、明日は急に出勤となりましたが、その後は友人の山へびわ狩に行く予定です。天気もよさそうだし、いっぱい土産にするつもりです。ママさんにはうらやましいでしょうが、これが田舎に住んでる者の特権です。うふふ。

sirotanさん、どうもどうも。
 出張から無事に帰りましたが、別件の仕事などが入り、週末はゆっくり出来ないようです。いまから検査入院です。忙しいスケジュールで眼が回りそうです。

りんご&YOU君、元気でしたか。
 名古屋の人って、垢抜けてますねぇ。さすがに大都会です。田舎者なんで、それを隠すためきょろきょろ出来ませんでした。名古屋でニアミスだったんですってね。綺麗な指の女性を探せば良かったんだなぁ。うーん、残念・・・。

コメント (14)
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