ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

誕生日には若返り?!

2011-03-29 16:01:01 | 紀行

 

   無事に64歳の誕生日を迎えた。苦労していないから気は若く、体力も現役時代と変わっていないと、自分では思っているのだが、他人から見るとどうもそうじゃないようで、年相応!だそうだ。

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 で、誕生日の日曜日は別府温泉で迎えた。例によって急に思い立って、会社の厚生施設(ホテル)の空き状況を確認したら運良く1部屋だけ空いていたので、和君と和ママと妻と私の4人で乗り込んだのだ。

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   小倉を午前中に発ち、着いたのが2時過ぎ。早速、女性陣は和君が楽しみにしていたホテル内の温泉プールに繰り出した。私は運転で疲れていたのでプールはそこそこにして部屋でまどろんでいた。 6時から夕食だったが、それまでずっとプールだったというのだから元気がある。和君に付き合っていたのだとは思うが。

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<o:p>  ホテルの夕食と16mプール。左側には幼児向けのアドベンチャープールもあります。</o:p>

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昼食はお刺身がたくさん載った海鮮丼だったのでお腹がいっぱいだったのだが、運動してお腹が減ったのだろう、少食の和君も勇んで夕食の席に着いた。和君は当然のように幼児ランチ(お子様ランチより量が少ないものだそうだ)。 誕生日祝いと言う事なのか、珍しく妻がお酒を好きに飲んでも良いと言ったので、生ビールから始まってフランス産白ワイン、最後は冷酒とフルコースを堪能した。もちろん最後は酔っ払ってしまったのだが、みんなから祝福を受けて、心地よい宵だった。

 

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ホテルから眺望。上天気でした。

 

翌日曜日。別府は素晴らしい快晴の上天気だった。ホテルの窓から山なみを眺めると、ここかしこに湯煙が立ち上がって温泉町だと改めて実感した。別府八湯といって、ここら辺いったいが温泉群なのだ。その中で今日の目的は「泥湯」。全国でも珍しい鉱泥の露天風呂で、効能は肌がすべすべ、美人の湯なのだそうだ。最近美肌にかげりを感じたのか、妻の希望なのだが、男性にとっても嬉しい効能があるとか。

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<o:p>別府保養ランドのHPから。高速道の下にあります。</o:p>

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その泥湯は明礬温泉の麓にある。保養ランドというホテル施設で、訪れた10時過ぎにはもう大勢の客でいっぱいだった。屋内、屋外の露天風呂など、全部で6種の温泉が楽しめる。「コロイド湯」「屋内泥湯」「露天泥湯」「「自律神経に聞く露天泥湯」「蒸湯」「滝湯」 若い団体客も多く、彼女達は美人になりたい思いが強いのか、混浴露天でも平気で入るのだから、私としても眼のやり場に困った。「男性にとっての嬉しい効能」と云うのはこの事なのかな? 女性たちが灰色の泥を顔や身体に塗りたくって浸かっているのは異様な風景ではあった。暖かい日差しの中、和君も私もこれらの湯を探索して巡り歩いたのでした。

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2次間ほどで泥湯タイムを終えて、帰路へ。温泉疲れもあって、帰りは和ママが運転。私はのんびりでした。<o:p></o:p>

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気合新たに!

2011-03-25 21:26:33 | 平々凡々

 

   春爛漫、大被災とは関係ないかのように今年も桜が咲き誇っている・・・と書きたいところではあるが、このところの寒気の舞い戻りで蕾のほころびが停滞している。日曜日が私の誕生日なのだが、桜は間に合わないようだ。原発の冷却問題が完了後にじっくりと楽しめと云うことなのだろうか。

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昨年から年金を貰えるようになり、サラリーマン生活もこの3月で卒業と覚悟を決めていたのだが、1年延期となった。年金だけの生活では家計に不安を感じていたので嬉しい話だ。

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 いつも元気な奏汰君が39度の熱出してしまいました。普通の風邪だと言うことですが、中耳炎にも罹っているのが判明。騒がしいけど早く治って欲しい。

 

  出勤日には昼休みに社長と囲碁を打っているが、その社長が来年も続けて働けるように指示を出したからと話があったのが2週間前。それが「受変電設備プロジェクトリーダー」と云う形で私に示されたのだ。決して囲碁友達だからと云う理由ではなく、私の産電向け製品の営業ノウハウを若手に引き続いて教えて欲しいという事なのだ。時々、囲碁の合間に私の産電向けへの思いを社長に伝えていたのだが、そのスキルが重要だと社長も認識していたようだ。勤務は現状と同じ週に3日。今までは権限はなく意見を述べる程度だったのが、これからはユーザー対応の基本方針などを設定して営業活動を支援しなくてはならない。

 

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 10月からは今年も専門学校で講座を担当する事になっているし、まだまだ頑張らねばならない。自分では体力・気力も低下していないように思えるが、今まで以上にジムで鍛えなくてはならないだろう。孫達も成長が著しく、一緒に行動するにも体力維持は必要だ。和君・奏君も重くなって抱き上げるのもきつくなってきた。

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 それに何よりも嬉しいのが、妻とのいさかいが確実に減る事だ。 毎日、妻と顔を突き合わせていると、必ず衝突するのが眼に見えている。今でさえも邪魔者扱いされる。稼げなくなった男は粗大ごみだ!()

 

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セーラさん

2011-03-23 20:59:11 | 平々凡々

 

  固唾を呑んで見守っていた福島原発の冷却問題もやっと収束の光が見え始めた。希望の光で、嬉しい事この上ない。今回ほど自衛隊や消防署の方々が頼もしく見えたことは無い。叡智と勇気を結集して下さったと思うと感激もひとしおだ。

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 原発問題で日本中が狂奔していた最中、私も眼が廻るような忙しさに翻弄されていた。仕事では立て続けに特殊品の見積り設計と当社製品の信頼性に関するレポート作成の依頼があり、その一方では来期の勤務について社長から特別の計らいがあって、それに応えるためにもいい加減な仕事は出来ないと、気を引き締めたりもしていた。(この件については後日紹介します)

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家ではブログサーフィンどころではなく、原発の状況に一喜一憂していた。このため、皆様のところにも訪問できず心配を掛けましたが、ごめんなさい。とりあえず元気です。

 

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東日本大震災が発生した丁度その時、3月11日昼過ぎの我が社のお稲荷様の桜です。つぼみも膨らんで・・・と記事にする予定でした。この時刻に大震災が起きたのです。

 

今度の被災で行方不明も含めると2万4千人以上の方々が不幸に見舞われたとか。暗澹たる有様だが、街々では復興の響きも確実に聞こえ出しており、悲しみを乗り越えて笑顔が浮かぶ日も遠くないと思える。戦後の復興と同じく、和の力でもって力強く足を踏み出してもらいたい。

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そんな中、嬉しい情報があった。セーラさんからコメントが入ったことだ。京都にお住まいの小香女さんだ。(私は勝手に小公女だからセーラさんと名づけているが) 太極拳の師範であり、巻き寿司の大家でもあり(恵方巻の時は手が擦り切れるほど巻くとか)、息子自慢のセーラさん、旦那のリタイアと共に姿を消していたので、ずっと気懸かりだった。京都の古めかしい街並みをバイクで颯爽と走っている姿がイメージとしてあったのだが、コメントを見る限り元気なようで安心した。何しろ私とほぼ同時期にブログを始めた仲間なのだ。Kiriさん、Bonbonさん、アリスさん、ななみーさん、キムコさん、そしてigaigaさん、みのさん等等、大切な友達なのだ。今度の災害で居ても立っても居られなくなったのだと思うと、ちょっぴり嬉しい気もする。

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北九州では桜の蕾も眼に見えて膨らんで、まもなく咲き始めるだろう。こぶしの白い花は今が満開だ。春は確実に来ている。春の暖かい陽射しを家族揃って迎えられるという幸せが、何よりだと思っている。

 

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希望を胸に!

2011-03-16 20:41:29 | インポート

 

東北・関東を襲った未曾有の災害、それに輪をかけたように降りかかってきた原発の事故。まさに国難だ。地震大国日本としては、少々の地震に対しては免疫があったようだが、大津波と云う怪物への備えがなっていなかった。木造家屋の何ともろい事か、改めて思い知らされた。被災地の皆様には深い哀悼の意とお悔みを申し上げると共に、福島原発区域の方達にはわずかでも望みの炎を絶えすことなく、前向きな姿勢を取り続けて欲しいと願っている。

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悪夢と云うべき3月11日以来、テレビの前で釘付けとなって、事故の推移を見守っていた。大津波が街を根こそぎ浚ってゆく悪魔の舌のような水の脅威を肌で感じて、それこそ身震いがしていた。そして、福島原発。人知を超えた神の采配という輩もいるが、あまりにも情け無い対応力に腹立たしささえ覚える。電源が壊滅したのが原因と言っているが、それだったらまず何をすればよいのか。緊急停止はなされたのだから後は冷却とすぐに分かりそうな筈。6基のリアクターが順に熱を持って次々にメルトダウンしてゆくさまは、まさに無能を示している。それに、保管していた燃料棒さえも冷却不能になっているというのだから。

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会社のいこい広場の紅梅。春の日差しに包まれて、と報告したいんですが・・・。

 

テレビ桟敷で様子をみていると、どうも原発の最高責任者が事態を重視していなかったような気がする。「緊急停止したからもう安全だ」、位の軽い気持ちだったのじゃないか。それに、責任者を補佐する技術屋さんが居なかったのでは無いだろうか。定期点検中で安全に格納していた筈の燃料棒にしたって、熱問題が明らかになって、「実は・・・」と発表したり。(それも日を置いて、何と2基分があると知らされた)

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危機管理と云うか、事故シミュレーションがなっていないと言わざるを得ない。原発の問題で、「炉の緊急停止」の次は「冷やす」ことだと分かっているのに。 全6基の冷却を最初のうちから行動していればもっと違った結果になっていただろう。一号機が水素爆発を起こした段階で、この原発は全機がもう使えない!と判断して早めに対策を取るべきだったのだ。何とか大丈夫だろうと、高を括っているうちに次から次へとまるっきり同じプロセスでメルトダウンしていったのだから、判断が甘かったのは間違いない。

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放射能が洩れ始めてから対策を打とうにも、ロボットが作業するのじゃないから思いのままに手は打てない。ますます苦しくなるばかりだ。最悪のシナリオは保管している燃料棒までもが臨界に達するかもしれない。原爆を育てている様なものだ。チェルノブイリは1基だったが今度は6基。まさに東北・関東どころか日本全部が放射能の餌食になってしまう。アメリカから発電機車を運び込むとか言っているようだが、考えられる全ての対策を取って、何としてでも最悪のシナリオを迎える事が無いようにしてもらいたい。奇跡が起きるのを待つしかないのだろうか。

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それにしても、技術屋が居ないと言いたい。原発を立ち上げた当時の技術屋だったら、今度の事象を正確に汲み取って素早く対応が出来ていたと思うのだ。一つが事故に合えば、他の機器は?と誰もが思うに違い無い。現在の原発屋は先人の真似ばかりで、自分で考える事がなく、技術の継承も出来ていないから、いざと云うときの対応が出来ないのだと思う。原発のプロが居ないのだ。

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日本人の叡智を結集して何とか事態を収拾して欲しい。切に願うのみだ。

 

 

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K騎士団は今? (その2)

2011-03-08 20:20:17 | 屋内趣味

 

  美少女ゲームと云えばエルフ、アリスソフト、DOなどがあったが(最近はゲームから離れているので現在も活動しているかどうかは知らない)、その中でも名ソフトとして有名だったのがアリスソフトの「鬼畜王ランス」。アリスソフトの革命的といえるほどのシミュレーションゲームで、メインルートの他にもサブイベントが縦横に張り巡らされていて、一度や二度のクリアでは完全攻略まで至らない奥が深い作品だ。美少女ゲームだから、究極の目的は出来るだけ大勢の女性とエッチすることなのだが、完全制覇するには眼が廻るほどの長い時間がかかるので、私は諦めてしまった記憶がある。(もう15年前くらいのことだ)

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  またアリスソフト社の美少女ゲームはハードではなくてソフトなので、結構女性にも人気があると聴いてもいる。そうでなくては10万本以上も売れないのだろう。

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 なぜかランス=ゆうしゃケンに惚れている上杉謙信。私も初めての経験でドキドキです。

 

  さて戦国ランス。先日、ひょんなことから鬼畜王ランスの次作として5年も前に発表されている事を知った。鬼畜王ランスに嵌っていた私としては見逃す事はできない。即座にアリスソフト社に注文したのだった。

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今回のシナリオは名前どおり戦国時代のJAPANが舞台で、織田家を率いてJAPANを統一し、魔界から守るというもの。もちろん、統一の途中で群雄割拠している敵国の美少女・妖艶美女を仲間にし、あるいは陵辱するという例のお約束は守られている。

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 初めて1週間。攻略ルートなどを調べて懸命に戦っているのだが、狸親父(妖怪に変身した徳川家康)が強くて、何度攻め込んでも返り討ちに遭ってしまう。そうこうするうちに魔界から魔人軍団が攻めてきて、あっという間に日本の半分以上が蹂躙されてしまった。我が部隊も危ない状況に追い込まれてしまいつつある。美女との楽しい遊びも消え去ってしまった。起死回生の手を捜さねば。ゆうしゃケンの旅は遠い!

 

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K騎士団は今?

2011-03-04 20:44:38 | 

 

 弥生3月、闇に閉ざされて身動きままならなかったK騎士団も、光が溢れ始めたこの季節になって、徐々に活動を始めだした。彼らの現況を報告しよう。

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団長 KEN 暗闇の中で食っちゃ寝の怠惰な生活を送っていたので、ゆうしゃ体型がアンパン体型に。それを取り戻すべく、エアロビ美女軍団にこそっと紛れ込んで運動?をしている。鼻の下だけ伸びているだけかもしれない。

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騎士 KZ 騎士としての経験を積むべく、養成学園や各地のイベントに顔を出してせっせと勉強中。この前は移動の途中で転んでしまって、眼の周りを強打。でも不撓不屈の精神で頑張りぬきました。

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戦士 KN: 向こう見ずな戦士ぶりを発揮して養成学園ではお山の大将、腕白ぴか一です。外遊びが出来るようになって、遊具を自在にこなしてスキルアップ。次は鉄棒にチャレンジだ。

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魔法使い KR 騎士団唯一の女性だが、ふくよかになりすぎたので菓子類を止めると悲壮な決意。私から見ると理想のスタイルなのに。 ヒールの呪文は相変わらず効果抜群。ヒール源のスイーツは止めないで! スイーツが切れた時の火焔波呪文は最強で、私にもとばっちりが飛んでくる!

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僧侶(見習い) TK まずは体力をつけなくては、と戦士KNの後を追って養成学園に。自立の道を確実に歩み始めました。まだこの世界に慣れてないので、病魔に襲われることも多く、団長の私はおろおろすることも多い。<o:p></o:p>

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 園のひな飾りが気にいったようで、ご満悦のK騎士団KN君

 

 さて、そのK団長、前回は南極で異世界の生物からの侵略を見事に防衛したのだが(真・女神転生ストレンジジャーニー)、春の到来と共に春情が目覚めてきたのかどうかは分からないが、「戦国ランス」という美少女ゲームに嵌っている。どうもこの団長はバイオリズムのためかどうかは知らないが定期的にこの手の行動をするようだ。騎士団と云う規律正しい生活から抜け出して、気分転換・ストレス発散しているのかも。その状況は次に。

 

 

 

 

 

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一本締め

2011-03-01 20:15:55 | 平々凡々

 

 

   2月最後の日曜日、姪の結婚式だった。式はホテルの日本庭園で行われたのだが、街中とは思えないほどの静かな佇まいの中で、厳かに挙げられた。当節は人前結婚式が当たり前となったが、ここでは庭園結婚式と云うのだそうだ。庭園の中に設けられた祭壇に玉ぐしを上げて、誓いの言葉を奏上するのだが、妙にかしこまった事もなく、と言って品位が劣る事もなく、それなりに若い2人の新たな旅立の門出にふさわしい雰囲気であった。

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 式の後は披露宴。 兄弟などの近しい親戚ばかりなので、気苦労する事もなく華やかな祝宴を楽しんだ・・・と言いたいのだが。

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 実は花嫁の父(私のすぐの弟だが)から、最後に一本締めをしてくれと耳打ちされていた。それも、花婿が福岡の人で、博多一本締めが希望なのだそうだ。博多で祝い事といえば、「祝いめでた」で、それだったらもう25年位前の課長時代に、部下の結婚式のときに是非とも披露してくれと言われ、慌ててレコード(カセットテープ)を購入して一夜漬けした事があった。博多と北九州、近いのだが気風はがらりと異なる。博多は商人の街で、演芸ものなどが得意な人が多く、北九州人は創造的な芸術性に溢れている。博多の常識は北九州では通用しないのだ。

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 博多一本締めは名前としては知ってはいたが、さて、実際にはどう発声するのか? ユーチューブで調べた。そして知ったのだが、1本締めと云うのは3本締めが長いので、その最後の1本だけを行うのがそれで、関東と関西ではやり方が違うらしい。その関西風から更に変化したのが「博多手一本」という博多風の一本締めなのだった。私が今まで一本締めと称していた、「ヨ~~ォ、シャン」というのは、1丁締めと云うものであって、博多手一本は次のようになる。

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よ~ぉ、シャン シャン

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まひとつ、シャン シャン

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よ~と三度(祝うて三度)、シャシャン シャン

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 花婿は福岡の人なので、博多手一本に馴染みがある婿方のほうで仕切ってくれたら良いのだが、両家の結婚式と云うこともあって、花嫁方に廻ってきたのだった。

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 締めは最後の最後、オオトリとなっている。私としては準備はしているつもりなのだが、酔っ払って忘れてしまうと大変だという思いにも駆られて、すっきりと酔えなかったのが実情だ。いつものことながら、いじましい小心さが悔しい。

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 いよいよ、その時が来て・・・博多手一本とは何ぞや、始めての人も多いと思って、まず紹介を兼ねて練習を行った後、本番!・・・何とか終わりました。

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 さて、締めも無事に終わって、結婚式も滞りなく終了し、我が家に戻ったのだが・・・実はそこらへんのことを良く覚えていない。締めの手一本もちゃんと練習どおりに出来たのかどうかさえ覚えていないのだ。気が張って酔えずにいたのが、自分の役割を終えたと同時に一気に酔いが廻ってしまったのだろうか。

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  その夜は大河ドラマも観ずに早々と轟沈したのでした。

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