ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

オオムラサキ

2015-07-20 12:18:57 | アウトドア
 台風一過、九州は急激に夏がやってきた。各地に被害をもたらした台風11号だったが、梅雨前線をも北に連れだしたようだ。今日は海の日、風は強いが朝から夏の陽射し強い。夏休みに入った孫達はキャンプなどに出かけており、我が家はジジババ二人でのんびりと休養。妻は温泉にと言うが、私はこのところの山遊びで疲れ気味なので身体を労わりたい。いつも留守番の妻には本当に悪いと思っている。

 
 ミニ菜園のナス。2株。 結構大きく成りました。

 さて、まずアンちゃん。誕生日が9月末なので9か月半になった。身体は小さめだが殆ど病気などもせず、人見知りしたこともあるが、泣きわめいたりすることもなく、親や兄、ジジババ達に見守られながら順調に育ってきた。ちっともじっとしていないママの血を引いたのか、行動活発だ。そのアンちゃん、早くも歩きだした。伝い歩きは今月初めからしていたのだが、10歩以上を歩きだしたのだ。距離にして2~3mなのだが、ちょこちょこと歩く。

 
 
 


 歩くのは普通1歳くらいだと言うから、かなり早い成長だと思うが、足の負担が大きいと足の骨が曲がってしまうのではないかと危惧したりする。歩き始めたら歩き始めたで心配だ。そのアンちゃん、自己表現も豊かになて、気に入らないことはそっぽを向くし、おねだりする時は声を出したり、表情が実に豊かだ。とくに笑顔たっぷりなのがよい。女は愛嬌だと言うが、まずは笑顔が沢山、だ。みんなから可愛がられるに違いない。

 ここ1ヶ月間、会社が忙しかった。新規の技術指導に加えて、ラインの技術応援にも駆り出された。伝え聞くところによると、ラインが忙しいので出勤日数を増やして欲しいとかいう話も出ているとか。現在は2社で週に3日。これ以上はご免こうむりたい。やはり1日8時間のデスクワークは疲れる。

 その勤務の合間と梅雨の合間に蝶採りに精を出した。ストレス発散には何より。山で林の中を散策するのが実に楽しい。これに成果が加われば尚更だ。

 連休初日の18日、英彦山に繰り出した。目指すはオオムラサキ。この夏、4回目のチャレンジだ。過去3回、雨が降ったり風が強かったりでオオムラサキの影さえも見ることもできず、英彦山のオオムラサキは絶滅したのかもしれないと悲観していた。この日もクヌギ林を何箇所か巡ってオオムラサキを探したのだが、一向に見つからず、3時を過ぎたので諦めて帰ろうと思って、最後の名残にクヌギ林のテッペンを眺めたところ・・・奇跡と言うか、オオムラサキが飛んできた。オオムラサキは悠々とクヌギ林の梢を飛び回り、テッペン近くの葉に止まった。数分ごとに飛び立って、また別のクヌギの葉に止まるのだが、私の6mの捕虫網でも1mほど届かない絶妙の距離感の高さに止まるのだった。
  
 
 クヌギ林の梢に止まっているオオムラサキ。分かりづらいでしょうが。
 
 綺麗に光るオオムラサキの雄。ユウシャの戦いの痕がありました。

 オオムラサキが居た!と、私は安心はしたのだが、捕まえるには余りにも高い。低いところに止まるのを待つしか道は無いと、持久戦を覚悟した。そして1時間、オオムラサキは私を嘲笑うかのようにクヌギ林の奥に消えた・・・のだが、それとほぼ同時に別のオオムラサキが現れて、捕虫網が届く高さの葉に止まったのだ。私は高鳴る鼓動を抑えつつ、静かにそっと網を繰り出し、そして一閃。見事にオオムラサキをGETできた。

 るんるん気分で帰路に着いた私、途中の道の駅で野菜などのお土産を買った。そしてスイカも。お祝いだ! 昆虫採集を復活して5年、幸いなことに毎年オオムラサキと遭遇している。 嬉しいことだ。

 
コメント (8)
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山下湖ロッジ 2015

2015-07-08 10:16:00 | 旅行
 
 
 由布岳をバックに走る「ゆふいんの森」号

 7月1週目。家族揃って湯布院の山下湖ロッジに出掛けた。天気が心配だったが、土曜日は曇りで日曜が午後から雨の予報、何とかなるだろうと。山下湖ロッジは2年ぶり。森林浴と温泉浴が楽しめて絶好のリフレッシュとなる。私は車に捕虫網を忍ばせて、時間があれば、と密かに単独行動を狙っていた。

 当日朝、妻は孫3人を率いて小倉から博多に向かい、「ゆふいんの森」号に乗りこんだ。妻は電車や汽車が大好きな孫たちに汽車の旅を満喫させようと頑張っている。「SLやまぐち」から始まって、「イサブロウ、はやとの風」「あそボーイ」と制覇してきた。そして今度が「ゆふいんの森」だ。いずれもJR九州が誇る観光列車で、「七つ星」のように超豪華ではないものの意匠を凝らしたデザインと設備で人気が高く、この時期に切符を取るのも大変だ。
 
 
  山下湖ロッジ。内風呂、露天風呂のほかに4部屋8ベッドの個室まである。
 
  露天風呂からの風景。木立に囲まれて静かです。
 
  ガクアジサイが奇麗に咲いていました。

 私は車組。マイカーに娘たちとアンちゃんを乗せて小倉を南下、高速道を経由して由布院駅に向かった。時間があれば、途中英彦山でオオムラサキをと思っていたのだが、天気が急に悪くなって雨が降り始めた。これでは蝶どころではないと由布院駅へ直行したのだが、そのころには本格的な雨になっていて、妻たちと合流した後、昼食や湯布院散策を諦めて早めではあったがロッジに入った。
 
 
  
 
  夕食は焼肉。子供達、パクパク食べてました。
 
  アンちゃんもご機嫌さんでした。
   
 和君が気を利かせて露天風呂に湯を張ったのだが、孫たちを押しのけて私が一番乗り、いい湯だった。いい気持ちでテレビを見ながら(西武ライオンズが勝っていた)、湯上りのビールを楽しんだ。夕食は定番と言うか、焼肉。ここでもビール・日本酒ですっかりいい気分になって恒例となっているポーカーなどのゲームを断って早々とダウンしてしまった。

 翌朝6時、孫たちはもう起きていて紙飛行機で遊んでいた。昨晩の雨はすっかり上がって、外は明るい。日が射しそうな感じだった。固いフランスパンの朝食を終えると、孫たちは網を持ってロッジ周りを散策。スジグロシロチョウやウラギンヒョウモンなどを捕まえていた。私も一緒に遊んだのだが、ここでサカハチチョウをGETしたので嬉しかった。久住でも英彦山、福智山でも見なかったので、もう居ないのかと思っていた。
 
 
  自己主張し始めたアンちゃんです。
 
  朝食時の啄ちゃん、和君
 
  デザート時の奏ちゃん、和君
 
  ロッジとお別れ時、楽しい思い出が出来ました。
 
 10時過ぎにチェックアウトして安心院へ。このころには晴れ間も出ていて、みんなでパークゴルフ。小さな啄ちゃんもクラブを振り回して大熱戦。ゴルフを止めたとはいえ、私の腕は衰えてなく、パー5のティーショットを飛ばしてイーグルで上がったり、バーディを取ったりと気分は爽快。(妻も奇跡と思うが同じホールでイーグルだった!)やはり、グリーンは気持ちいい!
 
 ところがみんなで楽しく遊んでいたのに奏君が機嫌を壊して、駄々をこねだしたので、ハーフでゴルフを終えて帰路へ。どうも啄ちゃんより下手だと思われたのが気に入らなかったらしい。ゴルフは時の運、と言う要素も大いにあるのだがそれもまだ分からないのは当然か。 

 中津の道の駅で食事をして家に戻ったのが夕方5時。事故もなく無事に帰り着いた。アンちゃんも初めての旅。風邪気味で鼻水が出ていたが元気だった。(その鼻風邪が私にうつったのか、昨日から鼻水の洪水で困っている)
コメント (10)
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