ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

虫捕り

2010-08-31 15:01:26 | 

 

今日は8月の晦日、子供たちにとっては夏休み最後の日だ。九州は昼間は相変わらず暑いが、朝晩は驚くほど冷気が立ち込めてきた。すがすがしい朝の空気をすっかり忘れていたのだが、今朝はこの冷気が心地よく感じられた。

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次女が早出のため、奏君・たっ君を預かって、幼稚園に送り届けた後、PCを立ち上げてメールチェックしていたら、階下で和君の声がする。午前中からピアノレッスンらしい。やがて和君が書斎に上がってきて、「ジイジ、かずくんね、バッタをつかまえたんだよ!」

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最近は中央公園でセミやバッタ捕りで遊んでいるようだ。バァバにジイジとセミ捕りに行きたいとねだっているとも聞いたので、和君連れて山に虫捕りに出かけることにした。もちろん私は自慢の捕虫網を手に。バァバは留守番、暑さが堪える。

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途中でセブンイレブンによって「十六茶」とおにぎりなどを仕入れた。ガソリンスタンドのサービス割引券が8月末締め切りだったのでちょうど良かった。わずか200円の割引なのだが、うんと得した気持ちだ。

 

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先日と同じ森林公園に行った。ところがあれほど喧しかったセミの鳴き声もばったり無くなって、時々つくつく法師の寂しげな鳴き声が聞こえてくるだけ。それも高い木の上の方から。和君に、「もう夏も終わりだから、蝉も居なくなったね」と声を掛けたのだが、和君もそれは理解しているようで、「クマゼミやアブラゼミは、もう家に帰ったんだね」

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広い森林公園、蝶道でもあって、色んな蝶が飛来する。わずか2時間ほどの間に見かけた蝶は

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アゲハ蝶、黄アゲハ、長崎アゲハ、あおすじアゲハ、石垣蝶、黄蝶、モンシロチョウ、ムラサキシジミ、うらぎんシジミ、こみすじ蝶。

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そして私が捕獲したのが、長崎アゲハ、あおすじアゲハ、黄アゲハ。昆虫標本にするのではないから、虫籠にしばらく入れた後は、和君と合意して全部逃がしてあげた。

 

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和君はもっぱらバッタ捕り。ショウリョウバッタの大きなメスを見つけるやいなや、それはそれはみごとな早業で網をかぶせた。網の使い方も上手になってきたようだ。

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公園のベンチでおにぎりを食べ、お茶を飲んだ。柔らかな風も吹いて、実に心地よかった。

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明日からは9月ではあるが予報はずっと35度。フェーン現象も手伝って、異常な暑さが続くという。ビールが旨い!では済まされない。私の冷蔵庫、ビールが無くなってきた!

 

 

 

 

 

 

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たっ君、おめでとう。

2010-08-29 06:59:14 | 

 

 

   九州はこのところずっと暑い日は続いている。それに輪を掛けて台風が南風を運ぶものだから昨日の福岡の気温は37.4度だった。 いい加減にしてくれ!と叫びたい。 そんな猛暑の中で、たっ君の初誕生日のお祝いが開かれた。 誕生日は火曜日の31日なのだが、仕事の関係で土曜の昨日に開いたのだ。    (御免なさい。誕生日を間違ってました。その日、28日がまさに誕生日だったのです。 なぜか31日とばかり思い込んでいました。たっ君、御免ね)

 

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 妻は赤飯を作り、私は朝からエアコンを入れて、次女家族を待った。台風のためか朝から異常なくらいに熱風が吹き荒れていたので窓を開けられないし、夏風邪をひいて熱が続いているたっ君に、少しでも環境を整えようと!(決して私だけのためのエアコンではありません)<o:p></o:p>

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11時過ぎに次女家族がお祝いの品々を抱えてやってきた。たっ君、鼻水は出ているが熱は無く、ご機嫌さんだったので安心だ。早速、初誕生のお祝いを始めた。

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まず最初はお祝いのプレゼント。ジジババからは御祝儀袋と木製の玩具、ついでに奏君にも4歳児の学習絵本と神経衰弱ゲーム。先日、買い求めていたものだ。当然ながらたっ君よりも奏君の方が喜んだ。

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次は例によって品物選び。そろばん・辞書・筆・1万円札・硬貨を並べ、たっ君がどれを選ぶかというもの。たっ君、並べられた品物を一瞥し、躊躇なく500円と100円硬貨に這って行った。風船やボール、積み木などの丸いものが好きだったので、ある程度は予測はしていたが、「やはり」! それを見ていた奏君が1万円札をたっ君に渡そうとするが、たっ君は500円玉をしっかと握って1万円札は無視。 「僕、丸いものが好きなんだ!」

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<o:p>餅を背負ったたっ君。500円玉を手にして喜ぶたっ君。</o:p>

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 そして本命の1升餅担ぎ。次女が紅白の1升餅を買ってきていたのだが、それを風呂敷に包んで背負わせるのだ。重量は1.8キロだったので、1升は間違いない。つかまり立ちのたっ君の背中にしょわせた途端、あまりの重さにふらついてお餅から崩れ落ちてしまった。初めての経験で、たっ君は大泣き。まだ歩けないので仕方ないところだろう。

 

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 たっ君の機嫌が直ってから、次女が準備したお祝い膳を頂いた。私はこの日のために残していた、ちょっと贅沢なエビスビールを取り出して飲んだ。たっ君が早くも1歳とは、月日のたつのは早いものだと感慨にふけりながら。数日前、保育園にたっ君を迎えに行った時のこと。窓越しに私を見つけたたっ君が急いで私を目指して這ってきたのを思い出す。家の中では4番手なのだが、たっ君はちゃんと私を認識していたのだ。病弱なのが気になるが、だんだん体力もついてきて丈夫になるだろうし、そうあって欲しい。<o:p></o:p>

 午後はケーキを食べたり、私のスイカを食べたりとのんびりして初誕生のお祝いを終えた。明日は家族4人でのんびりすることだろう。平日は保育園なので、パパママに甘えられるのは日曜だけだ。<o:p></o:p>

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夏野菜

2010-08-26 16:45:30 | アウトドア

 

 菜園に生えてきたサトイモ?

 

野菜が高いそうだ。先月は雨のため、今月は猛暑のためだという。だから我が家では、自家製のプチトマト、ゴーヤー、キュウリ、スイカを食べて飢えをしのいでいる。レタスをマヨネーズ・しょうゆ味で食べるのがお気に入りなのだが、薄給の身、仕方がない。秋口まで辛抱だ。

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こんな我が家の惨状を見かねてか、なぜか菜園にサトイモ?を思わせるような葉が生えてきた。植えた覚えはないので不思議だ。かぼちゃならば種が紛れ込んで出来たこともあるのだが、サトイモとは驚き。元は何だろう。種?、親芋じゃないのかなぁ。サトイモだったらいつ頃収穫するのだろう? 調べなくては。

 

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<o:p>福島産直モモと我が家のゴーヤー、キュウリ</o:p>

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野菜の高騰と同じようだが、青森でリンゴが日焼けして打撃を受けているとニュースで知った。普通ならば女学生の頬のように柔らかな赤みの色艶なのだが、それが強烈な熱射で赤黒く変色しているのだそうだ。まだ被害は少ないらしいが、この猛暑が続くと大打撃となるのは見えている。居座っている太平洋高気圧を早く追い出したいところだ。

 

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果物で思いだしたが、毎年義姉さんから福島産の桃が産直で送られてくる。桃大好きなので有り難く頂戴しているのだが、今年は期待はずれだった。8月初めに届いたのだが、硬かったので熟すのを待っていた。ところが葬式騒ぎなどで、落ち着いて食べる機会がないままに日がすぎ、気がつけば桃は梅干しばあさんのように、しわくちゃになり、底面は黒く変色してとても食べられる状態ではない。どうも桃の収穫時期がちょっと早すぎたのではないかと、妻と話しているのだが、どうなのだろうか。

 

評判が良かったのが、我が家のゴーヤーときゅうり、プチトマト。ゴーヤーの煮つけは不得手なのだが、サラダででると美味しい。一株のゴーヤーだったが、沢山の実が採れた。少なからず我が家の暑気対策に貢献してくれた。それと蝦夷地のトウモロコシ。柔らかくて甘くて大好評。娘や孫たちがその日のうちに処理してしまった。

 

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さて、最後は2個目のスイカ。一昨日に収穫して今は仏前に供えている。小玉スイカとばかり思っていたが、胴回り72.5cm、重さが4.2キロ、ちょっとしたトランジスタグラマーさんだ。味はどうだろう、これも楽しみだ。

 

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盛夏に

2010-08-22 09:55:28 | 平々凡々

今朝の小玉スイカ。巻きツルも枯れ始めて、まもなく収穫です。

先に紹介した最初のスイカ、糖度も充分で美味しく頂きました。和君・奏君・たっ君も喜んで食べました

 

父が逝った。95歳、天寿を全うしての大往生だった。8月14日夕方、家族・子供たちが見守る中、安らかな顔で眠るように息を引き取った。母が先に旅立ってから25年、「もうそろそろ私の元へ」、とお盆に帰ってきた折に父の手を引いたのだと思う。結婚して故郷愛媛を後にして小倉に新天地を求めて二人で旅立ったように、再び互いに手を取り合って天上界を目指して一歩一歩、ゆっくりとけれども確実に歩んでいる姿が目に浮かぶ。「父ちゃん、年取ったねぇ」と母が柔らかな眼差しで父を励ましているようだ。<o:p></o:p>

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 寡黙な人だった。真面目で何事にも懸命に全力を尽くす人だった。怒りは自分の中に封じ込めて、家族にさえも当たり散らすことなど皆無であった。柔和な笑顔で入院中や苑では皆から慕われてもいた。

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 山が好きだった。植木が好きだった。夜勤明けにもかかわらず、幼い私を連れて福智山や英彦山に昆虫採集に行くのが常だった。四国山地の山奥で道に迷って野宿したのは私が中2の時だった。夏ではあったが深山は寒く、真っ暗な中で一晩中父は焚火の番をして私を寝かせてくれたのを鮮明に覚えている。

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 初七日の法要も無事に終わって家の中が落ち着いた土曜日、NHKで恒例の「思い出のメロディ」があった。私の青春時代、昭和40年代の曲が数多く流れた。懐かしく曲を聴いていると、当時の思い出の中に兄弟や父の姿が重なり合って、切ない想いにとらわれた。子育て中は煙草も酒も飲まず、暇があれば畑や庭の手入れに精を出していて明るいうちに夕飯を食べることは無かった父ではあるが、還暦を過ぎたころから晩酌や煙草を楽しむようになり、歌は苦手であったはずなのにカセットテープをいつのまにか手に入れて演歌を聴いていたのを思い出す。私が結婚してゆとりが出てきたのだろうか。

 

「舟歌」や「襟裳岬」、私の十八番ではあるが親父が好きな曲でもあって、またまた涙で目がかすみながらも懸命に口ずさんだのでした。

 

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セミ捕り

2010-08-13 12:14:11 | 

 

  

   和君が虫籠をぶら下げてやってきた。マンションでセミを捕まえたと言って。見るとクマゼミが2頭入っていた。木の枝と砂糖水を染みらせたティッシュも入っていた。街なかのマンションではあるが敷地内の植木に近くの公園からセミが多く飛来しており、階下のお兄ちゃんに捕ってもらったという。数日前は素手では触られなかったのだが、いまでは平気で手に持つこともできるようになった。咬まないと体得したのだろう。

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用事があって出かける時に、玄関に捕虫網が立てかけてあった。子供用の短いものではあるが、ちゃんとした網だ。この網でセミを捕まえたという。これを見て和君にセミ捕りに行こうと誘い掛けると喜んで行くというので、用事が終わった後、森林公園に立ち寄った。

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花見で有名なこの公園、蝉も多い、クマゼミとアブラゼミばかりなのだが、ちょうど今が盛りでやかましいほどの蝉しぐれが響いていた。

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桜並木を巡りながら、低い所に止まっているセミを見つける。ほとんどが短い網では届かない高い枝に止まっているのだが、中には和君でも届く低い場所に止まっているのもいた。それを和君が網をかぶせる・・・が、惜しい所で逃げられる。まだ網を制御するところまではゆかないようだ。けれども和君は3頭、捕獲に成功した。初の体験なのだが、上々の成果だ。和君が届かないところは、当然ジイジの役割。私も数頭捕獲した。ただ、虫籠が小さいので3頭以上入れると喧嘩して死んでしまうと思い順繰りに逃がしてやった。

 

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セミの他にもモンシロチョウも飛んでいた。和君が懸命に網を振り回して追っかけるのだが、蝶はそれこそ和君をあざ笑うかのようにひらひらと網をかわして逃げる。和君には網を払うという動作が難しいようだった。結局モンシロチョウは無事に逃げおおせ、和君は玉のような汗を。しかし元気だ。<o:p></o:p>

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先記事で紹介していた私のスイカ、完熟期間を終えて、ついにカットすることに。奏君やたっ君が見守る中、包丁は妻に任せず私が。緊張の一瞬でした。その結果、見事な完熟スイカが出現しました。甘い香りも漂って、糖度も問題ないようです。早速仏前に供え、残りは冷蔵庫へ。良く冷やして食べることにします。

 

「良かった! 良かった!」<o:p></o:p>

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暑い盛りにもかかわらず、元気に網を振り回している和君の姿を見て私の虫が騒ぎだした。私も虫捕りだ! 家に帰ると階段下の物置から6本継ぎの捕虫網を取り出し、網も仕舞っていたのを引っ張り出した。この捕虫網が活躍したのは、娘たちが小学生の頃だからもう22年くらい昔のことだ。

 

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6本継ぎの網は7m以上の長さで、我が家の3階のテラスまで届く。昔はこれで高い木の上に留まっていたオオムラサキや、ゼフィルスを採集したものだ。大概の昆虫マニアはせいぜい4本継ぎくらいの網しか持ってなかったので、私には自慢の捕虫網なのだった。

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和君に私の捕虫網を見せて自慢した。そして、またセミ捕りに行こうと! 一緒に英彦山や久住の野山を駆け廻れる日も間もなくだろう。

 

 

 

 

 

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甘えん坊たっ君

2010-08-12 08:49:38 | 

 

  たっ君、今月末で1歳になる。1年が経つのは早いものだ。最近はつかまり立ちも力強くなってきて、何かの拍子には両手とも離すこともある。歩き出すのも間もなくだろう。気分が良い時は、唄うような感じで大声も出すようになってきた。色白で笑顔が可愛い我が家の3代目アイドルだ。

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 そのたっ君、病弱なのだろうか、色んな病気に罹って大変だ。腸重積なんて思いもかけない病名で入院したこともあった。たっ君が体調が悪くなると、バァバの出番。パパママは仕事なので、妻が面倒を見ることになる。

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 熱があってウルウル眼のたっ君。ひっつき虫です。

 

 先日、たっ君が39度近くの高熱を出した。夏風邪だとの診立てだが、例によってお守りをバァバが引き受けることになった。奏君は元気で保育園だ。たっ君、熱で元気が無いし、いつも以上にバァバに甘える。抱かれて離れないのだ。私が引き外すとそれこそ火がついたように泣き出す。バァバの胸が自分の世界だと思い込んでいるようだ。それに動き回っていなければ機嫌が悪い。疲れてバァバが椅子に座り込むと泣き声を出して文句を言う。眠りも浅く、寝付いたからシートに寝かせつけようと胸から下ろすと、それを察して途端に泣き出す。こんな調子だからバァバもすっかりくたびれ果て、腰は痛むし、肩もパンパンに張ってしまう。

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 機嫌が良いときは私に抱かれる事もあるのだが、この日のたっ君は異常なくらいバァバから離れなかった。たっ君の好みの順位は、ママ・バァバ・パパ・ジイジなのだが、4番手はお呼びではない?

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 たっ君があまりにバァバから離れずに機嫌も悪いので、またもや腸重積が再発したのでないかなどと気を揉んだのだが、幸いにも夕方になると熱も治まり、幾分か元気になったので安心はした。(ママが迎えに来る頃にはすっかりいつもの調子に戻って、ママに抱かれていた)

 

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 こんな調子だから妻はたっ君のお守りで手一杯。私が家事などを見よう見真似で分担せざるを得ない。布団や洗濯物干しは何とかなるが、手が込んだ料理となるともうお手上げ。たっ君が病気に罹ると我が家は大騒動になるのでした。 

 

 

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迷いに迷って

2010-08-10 06:54:36 | アウトドア

 

 収穫前日の大玉? 巻きツルは枯れています。

 

 今年初めて植えつけた我が家のスイカ、大玉と小玉を1株ずつ植えつけたつもりだった。当然ながらスイカ栽培の経験は無い。だから育て方をネットで調べ、藁を敷き、成長度合いを毎日観察して、精一杯の愛情をスイカに込めた。Chaiさんじゃないけれど、スイカに毎朝声も掛けた。親の励ましに応えて元気に育つと信じて。<o:p></o:p>

 

それに応じてスイカは2個、実をつけた。仲良く1株に1個ずつ。始めに大玉、ついで小玉だった。それからは前にも増して、朝夕は必ずチェックすることが日課となった。怪鳥さんの言によれば、水遣りは少なくても良いと云うことだが、今年は猛暑、スイカも堪ったものではなかろうと。<o:p></o:p>

 

スイカは順調に大きくなったのだが、気になったのが大玉の成長度合い。10日ほど遅れて実を付けた小玉と殆ど同じサイズでパタッと成長がストップしたのだ。いや、小玉の方がむしろ大きいくらいなのだ。大玉は花をつけて45日目が収穫時期だとネットで調べていたのだが、何だかおかしい。まだ15日くらいしか経過していないのに、早くも成長ストップとは。土壌が悪いのかもしれないと、ホームセンターで栄養剤を買ってきて根っ子の周りに刺したりもしたが、状況は変わらない。<o:p></o:p>

 

 

そうこうしているうちに、葉が黄色く変色してきた。だから病気かもしれないと思って、またもやホームセンターに行き噴霧剤を振り掛けたりもした。 そして私の心配にもかかわらず、このような状況は8月に入って急速に進展した。完熟の一つの印である巻きツルが枯れてきたのだ!。 「これは?」とスイカ素人の私には迷うばかりだ。考えられることは二つ。

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「土壌がスイカには適してなくて、大玉が育つ環境には無かった」<o:p></o:p>

「大玉だと思い込んでいた苗が、実は小玉だった」<o:p></o:p>

 

この頃になると妻や娘が黄色く枯れ始めた葉を見て、「もう収穫時期じゃない?」と進言する。「煮えすぎたスイカほどみっともないものは無いよ」とも。<o:p></o:p>

 

私はスイカの状態を正確に観察した。

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● 巻きツルが枯れた。<o:p></o:p>

 お尻が黄色く変色した。<o:p></o:p>

 肩の部分を叩いて音を調べた・・・が、よく判らない。(鈍い音なら完熟だそうだ) <o:p></o:p>

 後に実を付けた小玉の方は、巻きつるも青いし、お尻も青い。葉も枯れてなくて元気だ。<o:p></o:p>

 

 

 お尻が黄色く変色しています。

 

  以上からネットで得た知識を総動員して収穫する事に決定した。実をつけたのが7月15日。収穫が8月8日。24日目の収穫と言う事になる。小玉スイカの収穫は25日だと読んだ覚えがあるので、小玉スイカだと特におかしくない。今年は猛暑だから、育ちが早いのかも知れない。<o:p></o:p>

 

 悩んで悩んだのだが、妻に収穫するよと云うと待ち構えたように植木バサミを手に、いとも簡単に頭の蔓を切り落とした。私の決断を待っていたのだろう。<o:p></o:p>

 

  このスイカ、重さが2.2キロ、胴周りが51.5センチ(直径で言うと16.4センチ)。ずっしりと重く、ぎざぎざの模様もはっきりしていて見栄えも良い。私似なのであろうか(笑)。数日熟成した方が甘くなるらしいので、盆前にカットすることになろう。桃太郎じゃないが、切ったときに何が飛び出すだろう。実に楽しみだ。 Kiriさん、初収穫です。どんなスイカか興味が湧くでしょう? 写真を載せますからね!

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ランチバイキング

2010-08-07 07:11:11 | 平々凡々

 

  

  優雅な日本庭園が見渡せる懐石料理でしたが、花より団子です。

 

  毎日暑い。日毎に暑さが増しているようだ。昨日は福岡市で37度、小倉では34度台だったのだが、今日の予報は35度超。この調子があと2週間も続くと言うのだから、もううんざり。昼間からエアコンを入れたいのだが、それも身体に変調を来たす気がしてどうも踏み切れない。自然の理で、夏は汗をかいたほうが良い、と思っている。もちろん電気代が恐いのが最大の理由なのだが。

 

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 先日長女がピアノの資格検定に合格した記事を載せた。その合格祝いに、どこかで食事をと思っていたのだが、娘が選んだのが「お昼のランチバイキング」。小倉の老舗ホテル内の京風創作和食店の「雫」でのランチだった。ここは女性に人気があって、私も2年くらい前に妻と来た事がある。その時は何のお祝いだったのか忘れてしまったが。

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 そして昨日、長女の連絡でみんなが集まった。当然と言えば当然のことではあるが、仕事が休みだった次女も着飾って登場した。「そして今日はお世話になります!」

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毎度の事ながら我が家の基本メンバー、女性3人と私の4人が集まった事になる。奏君とたっ君は保育園なのだが、和君は当然居るものとばかり思っていた。が、なぜかその日は幼稚園の日だった。

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バイキングなので元を取らねばと思って料金を尋ねると、一人3000円程度だと何気ない口調で長女が言う。 料金に驚くそぶりは見せず、「これは大変、元は取れそうにない」と始めから諦め気味ではあるが、制限時間90分は有効に使わなくてはと、覚悟を決めた。

 

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25席程度の店内は殆どが女性の客で埋まっており、落ち着いた照明と調度が外の暑さとは別世界を演出していたのだが、それを味わう余裕が出てきたのが卓いっぱいに載せられた料理、小皿類を眺めた時だった。どうしてバイキングとなると競争のように取りたくなるのだろうか。

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ビールを飲んで、料理を食べて、食べて、ビールをお代わりして、飲み干して、また食べて、デザートのケーキを押し込んで・・・。腹いっぱい食べました。それこそお腹がはじけるくらいに。冷房が効いた店内であるはずなのに、額から脂汗が滴り落ちるくらいに腹が膨れてしまった。(それでも娘達は私以上に食べまくっていたのだから、恐ろしい!)

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瞬く間に制限時間の90分が過ぎて、お開きの時間となった。私は関取の歩く姿みたいにお腹を突き出して、ガニ股で歩いた。お腹を曲げる事なんて出来やしない。

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私が財布から万札を2枚出して支払いをしようとしたら、妻がオーバー分を私が出しましょう、と言ってくれたので遠慮無く甘えることにした。さすがに予算オーバーだと見抜いたのだろう。

 

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長女に家まで送ってもらった後、今年一番の暑さとあって扇風機の前に寝転んでその日は過ごした。もちろん、夕食を食べる元気も無い。夜が更けて眠る頃になって体調が戻ったのでした。

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さよなら、フィットネス

2010-08-05 09:29:29 | 平々凡々

 

最終日のフィットネスクラブ。マイカーと共に記念撮影です。

 

私が通っていたフィットネスクラブが7月末で閉館となった。このフィットネスクラブは地元デパートが高級スポーツクラブとして発足したもので、バブルにより経営が全国チェーンの大手クラブに替わったものの、ジムやエアロビ、プール、インドアゴルフ、インドアテニスなどの豊富な設備で多くの会員を集めていた。私は妻と共に14年前に入会し、それなりにスポーツライフを楽しんでいたので実に残念だ。家に近いので、帰宅途中にちょっと寄ってサウナで一汗、が日課だったのに。

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閉館の理由と云うのがこれまた悔しい。ジムは北九州市の文教エリアにあって、メディアドーム・市民球場のメイン施設の外に体育館、ベビー球場、テニスコートなどのスポーツ設備が揃っている。この一角を借り受けてジムを建てたのだが、どうもその借受期間が満了したと言うのだ。ジム側も市に借用延長を申し入れたのだが、市は身障者用のスポーツジムに改造する予定があって、延長不可だと云うのだ。

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 5月にこの旨が発表されて以来、私達会員は新たなジムを探すことになった。妻は太極拳やヨガなどに入っていたのだが、その仲間たちと情報交換をしたり、体験見学などに行ったりして新しいジムを定めた。そして私、希望としてはゴルフ練習ができて、フィットネスができて、サウナがあること。ところが条件に当てはまるジムが無い。妻も体験見学の感想を述べていたが、最近のジムは安普請でゆったりとくつろげるジムが少ないのだ。例えばエアロビスタジオが一つだけだったり狭かったり、風呂が狭くてシャワー主体だったり、トイレや化粧室が少なかったり。ましてやゴルフ練習も出来るジムとなると無いのだった。

 

   

 今朝のスイカ。左は大玉。右は小玉。見えにくいけど、小玉スイカの上の方にメスグロひょうもんちょうが飛来しました。

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 妻が言うには、「どうせゴルフの練習だけなのだから、それ専用で見つけたらどうなの?」<o:p></o:p>

それはそうなのだが、エアロビも時にはやりたいのが本音だ。ゴルフといっても最近はゴルフ熱も低下しているし、どうしたものか。あれこれ考えているうちにとうとうジムが閉鎖となってしまった。最終日には馴染みのインストラクターの最後のエアロビに参加したのだが、これでしばらくはエアロビとは縁がなくなる。寂しいものだ。

 

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夏競馬

2010-08-03 12:40:09 | スポーツ観戦

 

  

  小倉競馬 8月1日 第4レース ゴール直前

 

  妻が競馬場に行こうと言い出した。小倉競馬場は綺麗でゆったりできると聞いていたので、前々から機会があったら物見に行きたいとは思っていたのだが、この暑い盛りに! どこで知ったのか知らないが8月1日はただで入場できる日なのだそうだ。それならば、と私も重い腰を上げた次第。(決して尻が軽いのでは有りません)

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 実を言うと、競輪や競馬は行ったことが無い。この両方とも小倉は有名で、堂々とした施設が整っているのに。競輪はメディアドームと言う全屋内施設が我が家から5分のところにあり、ナイター競輪なども催されているし、競馬場はさすがに国立だけあってそれは見事な施設だと聞いている。

 

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 随分久しぶりにモノレールに乗った。4両編成のモノレールは老若男女で満席。殆どが競馬場に行く客だったのには驚いた。私達のようにフリーパス目当てなのだろうか。11時過ぎに競馬場に着いた。ぎらぎら照りつける日差しの中で、大勢の客がゲートの中に吸い込まれたのだが、12階建てのビルほどの巨大な競馬場ハウスは大勢の客でごった返していた。冷房もほど良く効いて、外界の暑さも気にならない。競馬場は初めてなので興味深くキョロキョロ。驚いたのが観客席。全面がガラスで覆われたなかで、階段状に椅子が設置され、もうすべての席が埋まっていた。

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 ちょうど第3レースの出走時間だったので、そのレースを観戦した。スタートダッシュに失敗した馬もいたが、土煙を上げてコースを周回する迫力はやはり凄い。わずか数分の事なのだが、こちらの方が興奮してしまった。

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 次レースは12時10分。40分ほどの待ち時間があったので、あちこち見回った。ファンとの触れ合いとかで加藤ローザとかいう女性のトークショーが始まったりしたが、大勢の人垣で見れなかったのが残念。妻が次のレースを買いたい、というのでパドックへ。出走馬が誇らしげに雄姿を披露していたが、妻が気に入ったのが9番。私にはなぜだか分からないが勝ちそうだと閃いたのだそうだ。マークシート式の馬券購入カードに書き込んで窓口で買ったのだ。9番、単賞、1枚・・・100円。

 

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 そしてレースが始まった。16頭、一斉にスタートしてだんごのように連なって芝を踏みしめて走る。向こう正面くらいでは9番は中央に位置していた。そして正面に廻ってきたときに、なんと9番はトップだった。それも悠々と2馬身くらい離して。

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<o:p>  第4レース前のパドック。そして一斉にスタートを切りました。</o:p>

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 妻はもう大興奮! 初めて買った馬券、それも1枚だけだが、見事に的中したのだ。 ビギナーズラック?<o:p></o:p>

払い戻し額は350円だった。1番人気だったらしい。250円の利益しかないのだが、それでも私達は意気揚々、大いに満足して帰路に着いた。武豊騎手が4ヶ月ぶりに騎乗すると言う話もあったが、競馬は私には不向きなので。

 

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 モノレールで都心まで出て、お昼は天婦羅定食を食べた。最近は奢ってくれないと妻がこぼすので、私が負担する事に。暑い最中ではあるが、冷房の効いた店内での天婦羅は旨かった。そして更に今夏初めてカキ氷を食べた。私は宇治ミルク金時。450円。 冷たいので例によって頭の芯が痛くなったが、それもすぐに治まった。家に帰り着くと疲れていたのか、すぐに眠たくなってきた。扇風機を最強にして昼寝をしたのでした。

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  小倉競馬場、入場料は100円。小倉競馬は夏競馬が主なのだが、百円払って、1日中快適に過ごすことが出来る。日本庭園や子供向けの水遊び場、遊具などもある。もちろん売店やレストランなども完備。清潔な環境で子供は遊び、大人は真剣勝負! 楽しいのではないかと思う。もちろん芝生は緑鮮やか。そういえば、ここのレース芝は北海道で廻ったANAダイヤモンドGCの洋芝と同じくらい伸びていた。ここで練習すると上手くなるだろうな!

 

 

 

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コメント (12)
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