ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

ピンチ

2010-04-29 08:53:03 | 平々凡々

 

   妻が最近よくため息を付く。もちろん桃色吐息ではない。それに寝着きも悪く、よく寝られないともいう。原因は家計のピンチ? 4月に入って私はパート勤務となったが、その給金は5月に入る。年金もなぜか退職後1ヶ月は出ないとかで、5月以降の入金だ。要するに4月は入金ゼロなのだ。入金がゼロなので支出もゼロと言いたい所だが、なぜか今月は経費が重なってしまった。

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 まず予想外の出費として、3月分の税金や健康保険料の支払い。会社の担当者からの連絡で、3月分は4月の給料から引き落とす事になっているのだが、4月は給料がないので、個別に経費を払えという。要するに後払い方式だったのだ。少ない金額だったら問題ないが何と二桁にも届こうかと云う額で、驚いたのだが仕方ない、妻と泣く泣く支払った・・・。それに私の通勤費。プリペイド式のICカードなので、先にチャージしておかねばならない。その額も月に数万円。翌月に給料で入るとは言いながら、これも痛い。

 

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そして車検! 我が家のウイッシュ、今月末が車検なのだった。7年乗っているから今度が4回目の車検となる。その費用が二桁超。妻が安い民間車検にせよというが、車は整備をおろそかにすると大変な事故に繋がる恐れがあるから、安心できるメーカーでしたい。妻と交渉し、メーカーの営業にも協力してもらって何とか車検を終えた。

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これですべての支出は終わったと思っていたら、何と今度はメガネ! 妻のメガネを奏君がいじくって曲げてしまったのだ。妻はたしか(近視+乱視)のはずで、メガネは必需品だ。ところが最近は老眼も入ってしまって時々はメガネを外す事もある。 その座卓においてたメガネを奏君が遊び半分でおもちゃにしたようなのだ。ずっと以前、私の百円メガネをいじくって壊した事があったが、その時は安いメガネだと思って、そんなに叱らなかったのが悪かったのだろう。フレームが曲がりくねってしまったのだった。

 

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妻は当然きつく叱ったのだが、済んでしまった事はしょうがない。近くのメガネ屋さんで応急処置をしてもらったがやはり完全ではなく左右が不揃いで見づらいという。レンズも傷が入っていたので思い切ってメガネを買い替えることになった。私も会社で使っている中遠近用の老眼用メガネが見えづらくなっていたので、この際買い換えることに。

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<o:p>左が旧、右が新しいメガネ。大きく見えるようになりました。</o:p>

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先週火曜日にイオンに出かけて、メガネを作った。近頃は検査技術も進んだようで、店員さんが私の目の特徴などをズバリと当てるので驚いた(それくらいのノウハウを勉強しなくては店員ではないと妻は言うが)。

 

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このメガネ代が二人合わせて二桁弱。思いがけない出費だ。妻がため息をつくのもよく分かる。収入担当の私は小さく首をすくめているしか方法はない。

 

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ということで、今月は収入ゼロなのに臨時支出は生活費を除いて30万円以上。カード支払いなので、銀行残高は知らないが(見ると恐いので妻に任せて見ない様に・・・)。 それに、収入ゼロなので私の小遣いもない! 5月末まではじっと我慢の子、悪夢の4月だ。

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蘇桜会

2010-04-25 09:00:13 | 平々凡々

  

   熊本と云えば阿蘇山、鹿児島と云えば桜島ということで、蘇桜会は熊本・鹿児島大学出身者の親睦会だ。命名は私で、会長も私。40年前に入社した時は従業員200名、売上40億円位程度の小さな会社だったので、私が初めての熊本大学卒業生だった。ずっと私一人だったのだが、平成に入って景気の動向に伴い、我が大学や九州の大学出身者が多く入社することになった。そして現在、蘇桜会メンバーは13名を擁する大派閥となっている。後輩たちは優秀な人材で、ほとんどが技術開発部に属し、新製品や新技術の開発、ライン設計など社の中枢を担っている。

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 新入社員が配属される6月と師走の忘年会の年2回ほど飲み会を行って情報交換をするのが常であるが、金曜日に臨時飲み会をすると幹事(最年少者が世話役なのです)から連絡が入った。私の退職祝いを臨時に開くからというのだった。

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 当日、会社の近くの料理屋に集まったのはほぼ全員の12人(今年の新人は親会社で研修中)、幹事から私の退職祝いのお披露目などがあった。後輩たちから祭り上げられおいしいお酒と相まって、すっかり良い気持ちとなった。まだまだ私のスキル、経験が役に立つことが再確認できて、嬉しい飲み会だった。そして終盤、幹事から私の記念品だと袋を手渡された。開けてみると、なんとゴルフマーカーとボール。それも私の退職記念の文字入りだった。

 

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       祝

    退職記念 

     

   蘇桜会

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後輩たちが私の趣味であるゴルフで記念になるものがよいと決めたと口々にいう。涙線がとみに弱くなっているので、思わず涙が出そうになった。後輩たちの優しい想いが伝わって、感激してしまったのだ。特別なことは何一つしていないのに、こんなにしてもらって私は幸せ者だ。<o:p></o:p>

 

 

帰りの電車、ずいぶん久しぶりに酔ってしまっていた。後輩たちと約束した。あと1年は頑張るからと。

 

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今年はやらんといかんばい!

2010-04-22 12:58:24 | スポーツ観戦

 

 

 昨夜の北九州市民球場

 

 「今年はやらんといかんばい」・・・全国レベルでは認知されていないと思うが、これは地元球団、ソフトバンクホークスの今年のキャッチフレーズだ。昨年は無様な成績だったのでこれを反省して、心機一転頑張ろうということだ。春になって野球シーズンの開幕とともに、ホークスの応援にも熱が入ってきた。夏のファン感謝祭には福岡ドームに出かけ熱狂の渦の中に入るのも恒例になったようだ。 そのホークス、毎年1、2試合が我が家から歩いて10分の北九州市民球場で開催される。我が家は当然揃って応援に出かけるのが習いだ。それが今年は昨晩だった。早々と大人6人分の切符を娘たちが手配し、楽しみに待っていたのだ。

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 何といっても応援は盛り上がる外野席が一番だ。声を限りに叫ぶと日頃のストレスも発散してしまう。ということで外野自由席をGETするのは、今年からは自由時間が自在に操られる私の役目。皆の熱い期待を背負うことになった。<o:p></o:p>

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 一番良いのはホークスサイドの1塁側自由席なのだが、これはちょっとリスクが大きい。熱狂的ファンが早くから並びあっという間にシートでほとんどを確保するのだ。だから私は3塁側を狙う。過去の実績から、ここならばある程度は良い席が手に入る。今年は孫たちも見物に来るから、通路に面した広い場所が欲しいのだ。それに・・・何を隠そう、私はライオンズファンなのだ!。<o:p></o:p>

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 この日の天気はずっと雨の予報だった。昨年に続いて今年も雨で流れるのかと思っていたら、雨は夜遅くからという予報に変わって何とか開催される見通しとなった。試合開始は6時。開場は4時20分なので、私は3時半に我が家を出て、コンビニを経由して市民球場に向かった。

 

  

  開場を待つファンと席取り(ブルーシート)

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 開場30分前には球場に着いたのだが、案の定大勢のファンが列を作っていた。私も早速最後尾に並ぶ。そのころからぽうぽつと雨が落ちたりやんだりの繰り返しだったが空は明るいので何とか保つことを願っていた。そうこうする間にも次から次に列は膨らんでいたが、まもなく定刻に開場となった。良い席を獲ろうと皆が急ぎ足で向かう中を私も負けずに、一目散に目指す外野自由席へ。

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 運がよいことに、ライオンズの応援席の隣にちょうど良い一角が空いていた。通路に面しているので行動も自由にできて願ったりの席だ。早速持参のシートを広げて、やれやれ一安心。私の仕事は無事に完了だ。

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試合開始まで1時間半、グラウンドではライオンズの打撃練習がされていた。私は早速前祝いとしてワンカップ大関を開けた。小雨が時々ぱらつくが気温は低くはなく、薄暮にカクテル光線がきらめいて雰囲気も盛り上がってきた。そして外野席もほぼ埋まったころに試合が始まった。西武ピッチャーは石井(一)、ホークスは高橋。球場が狭いので打ち合いになればまずい、と思っていたのだが、なんと初回に松田からツーランを打たれてしまった。

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応援中の和君、奏君

 

その頃に娘たちが大挙してやってきた。弁当や飲み物を両手いっぱいに抱えている。和君と奏君もはしゃいでいた。奏君は経験が豊富で、早くもホークスの応援グッズを打ち鳴らしている。皆から良い席だと礼を言われて、ちょっといい気分。場所取りが報われた。<o:p></o:p>

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試合は西武のほうがヒットは多いものの要所を締められて点が入らない。2対1で中盤から終盤に。これは負けるかなと思い始めた8時ごろから雨が本格的に降りだした。寒くはないものの雨に濡れると風邪を引きそうだ。傘をさしてしばらくは我慢していたが、止む気配がないのと座席にも水が溜まってお尻が濡れるので、孫たちは先に帰ることになった。 その後、しばらくは応援していたが、雨が強くなってきたので私も応援を打ち切ることに。試合は1点差のまま終盤に入っていた。

 

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帰ると孫たちは風呂に入っていた。私は酔っていたためでもあろうが、すごく眠たかったので濡れた衣服を着替えて早々と寝てしまった。今朝、試合結果を確認するとやはりライオンズは負けていた。ホークスは勝利の方程式、抑えの3投手が順に出てきたようだ。まぁ、仕方ない。今日が勝負だ!。

 

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風よ吹け!

2010-04-20 10:15:04 | 

 

 

まもなく、たっ君の初節句だ。奏君の時は初節句には三日月兜、初正月には破魔弓を贈ったが、団地のアパートなので飾るスペースが限られていることもあって、何が良いか妻と相談していたら、パパ方実家から鯉のぼりがプレゼントされたと聞いた。それは良かったと喜んでいたら、なんと日曜日に婿殿がその鯉のぼりを持ってきた。訊くと高台のアパートで、しかも11階と云うことで風が強くて鯉のぼりを立てるのが難しいらしい。それにそのようなスペースも取れないので我が家に飾って欲しいという。

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 実を言うと我が家では鯉のぼりを立てた経験がない。私の子供時代に親父が鯉のぼりを立てた記憶がぼんやりと残っているが、私の時代になって子供は娘二人のため鯉のぼりとは縁が無かった。それに孫達は外孫なので、我が家の庭に鯉のぼりは立てられない。だから婿殿の申し出に珍しさも加わって二つ返事で了解した。

 

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 さて、その鯉のぼりは金箔付き最高級品の「祥龍鯉のぼり」なのだが、サイズが団地の窓用で長さが1.5mしかない。となると居間から見られる場所が良いと考えて、2階のベランダに付けることにして取り付け準備作業開始。何にでも興味を示す奏君も猫の手で手伝ってくれて昼食をはさんで2時間ほどで準備完了。さっそく鯉を紐に結びつけた。

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 この日の北九州はやっと気温も平年並みに戻ったのだが、風は微風で鯉は翻らない。皐月の空に威勢よく泳いでいる姿を見たいのだが・・・。

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 5月5日の子供の日、皐月の節句は鯉が自由闊達に泳いで欲しい。

 

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寒さにめげず(マテ貝)

2010-04-17 09:27:23 | アウトドア

 

 中学生で賑わっていた簑島海岸

 

行橋市の入り口、箕島海岸は大勢の中学生でごった返していた。木曜日午後2時前のことだ。干潮は3時49分なのだが潮はかなり引いていて沖に繰り出し始めたところのようだ。男女ともトレパン姿で、女生徒は手に塩を入れた容器を持ち、男生徒は鋤やスコップを持っている。彼等は4台のバスを連ねて課外授業として潮干狩り(マテ貝掘り)に来ているのだった。

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ここ箕島でのマテ貝掘りは私のアウトドアのお師匠さん、はまさんに教わった。鋤で砂を削り取って、マテ貝の巣穴を見つけ、その巣穴に塩を注すとマテ貝が驚いて飛び出す。それを手掴みするというもの。いたって簡単で女性も小さな鋤を持って頑張っている。昨年までは仕事の関係もあって、大潮の休日しか来られなかったが、今年は自由日が多いので手軽に来られる。とっつきにくい見かけではあるが、マテ貝のバター蒸し焼きは旨い。食わず嫌いだったのが嘘のように我が家の女性陣も食べ始めたのだ。

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今年初めてのマテ貝掘りだったのだが、この日の北九州は最高気温が11度の予報で寒かった。風が強いと凍えるのではないかと危惧していたのだが、マテ貝の誘惑には勝てず、防寒対策を万全にして意気軒昂に乗り出した。

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中学生達に遅れを取ってなるものかと、ゴム靴付きの防水つなぎを着て、防寒ジャンパーを準備していると、漁協のおばさんがやってきた。入漁料500円の徴収なのだ。管理費という名目だが、何を管理しているのだろう。アサリがすっかり影を潜めているので、アサリの稚貝の放流でもしてくれたら喜んで支払うのだが・・・。

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潮は順調に引いているようで、私は中学生の集団を超えて、沖合い300mくらいの波打ち際で掘り始めた。最初の一掻き、「おや? 巣穴がない!」 続いて掻いても大きなマテ貝の巣穴は見つからない。こんなはずではない。ここははまさんが推奨のポイントなのだが。

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<o:p>マテ貝の巣穴と2時間頑張った収穫</o:p>

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仕方ないので、さらに潮が引くのを待って、沖合いに足を伸ばした。そこでやっと懐かしいマテ貝の巣穴を発見、最初の1個をGETした。そこを拠点にしばらく掘り返したが、どうも小さい。小さすぎる!大きな貝が少ないのだ。それでも我慢して掘っていたのだが、これでは駄目だと諦めて場所を替える事にした。そこからまた沖合いに50mほどの地点だったが、ついに掘り当てた。大きな巣穴が集団で多数出たのだ。しめしめとほくそ笑みながら懸命にマテ貝掘りに精を出したのだが、ふと気づくともう潮が満ちてくるような感じだ。妻も早めに帰ってきてと言ってたことでもあるし、残念ながら打ち止めにした。

 

 

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マテ貝のバター蒸し焼き。                  和君の入園式。

 

どうも今年のマテ貝は豊漁では無いようだ。 稚貝が多い。春先の天候異変が響いているのかもしれない。海水温が低くて育ちが悪いのかも。それに掘ったポイントも悪かったようだ。次に来る時は、もっと誰も掘っていない場所を探し出さなければ。

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帰り着いたのが5時半。和君が来ていた。幼稚園のことを訊くと、今日はお当番さんだったらしい。お当番は自分の名前を言って、お友達に知ってもらって、それからお当番の仕事をするようだ。例えば、水筒を忘れた人にはお茶を汲んで上げたり。 きちんとした節度ある教育の幼稚園だというのが伝わって、何だか嬉しい。

 

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異変

2010-04-15 08:55:36 | 平々凡々

 数日前の雨降りに。心優しい人がいました。

 

今年の春は何だかおかしい。桜の花がまだ咲いている。もちろん葉桜なのではあるが、優に2週間以上も咲き続けている。それに、私が大好きな蓮華草が咲いていない。田の肥料として、最近は種を撒かなくなったので少なくなっていたのだが、昨年までは車窓からそこかしこの赤紫の群生を楽しむ事ができたのに。

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ミツバチが少なくなって、受粉が出来ないと農家が嘆いていたが、蓮華草の衰退と関係があるのではないだろうか。蓮華の蜂蜜はもう我が国では幻となるのであろうか。

 

 

今日はまたまた寒気が押し寄せてきて、九州も寒い。2ヶ月も遡った2月の天気だという。暦を調べると大潮。潮干狩りに最適なのだが、風が強いと凍え上がってしまうかもしれない。さてどうしよう?

 

 

 4月になって、通勤電車も混むようになってきた。一目でフレッシュマンと分かる人が眼につく。新調のスーツが窮屈そうだ。この就職難の時代に、無事に働き口をGETしたのだから優秀な人たちなのだろう。顔つきが新鮮で明るいのが嬉しい。リタイアせずに3年間は頑張りとおしてほしいものだ。

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 新人といえば、我が社にも入った。なんと16人もの大量採用だった。例年6人程度なので驚くほど多い。今年定年を迎える人が多いのでその穴埋めだろうが、それにしてもやっていけるのだろうか。心配だが会社にはそれなりの成算があるのだろう。朝、元気に挨拶する姿も初々しい。特に女性は(笑)

 

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 昨日の牡丹。束の間の晴れ間でした。

 

 我が孫達も元気に船出をした。和君は昨日が入園式。3年保育の幼稚園だ。私も父兄として出席したかったが、妻が親の仕事だというので諦めた。和君、今まではひよこ組で体験入園だったのだが、今年から正式な園児だ。ゆり組だと云う。元気に登園して欲しい。

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 たっ君も4月から保育園だ。奏君と一緒。まだ乳離れしていないので可哀想な気がする。奏君がお兄ちゃんらしい気遣いを示すが、まだ面倒をみるところまではいかない。たっ君が歩けるようになるまで、あと1年、みんな大変だ。たっ君、日増しに表情が豊かになっているのが嬉しい。

 

 

 

 

 

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 春の公園で

2010-04-11 09:41:13 | 

 

 桜も散りかけの公園で遊ぶ孫たちです。

  

 

 

 

 

 先日、退職日にN先輩が激励に訪ねて来られた記事をアップしましたが、そのN先輩からメールが届きました。面映ゆいですが、先輩の心遣いを、紹介させていただきます。  

  

  ○○△△君へ

   先日は早速のメール、有り難うございました。 紹介して頂いた貴ブログ「ゆうしゃケン」 …楽しく(?)読ませて貰っています。お孫さん達との交流を含めた日々の生活と感慨、心の動き…等々が見事に表現されていて、「○○△△」クンが手に取るように分かる感じです。恵まれた家庭、充実した仕事、多彩な趣味等々、総じて『幸せいっぱいの「ゆうしゃケン」』の姿が眼前に浮かびます。

 僕の高校時の恩師が使われた言葉の一つに、「黄金の60歳代」というのがあります…「ゆうしゃケン」は正にその「黄金の60歳代」を地で行かれているようです!!!
 
  因みに、「黄金の60歳代」とは、定年により激動の仕事を終え、子育ても終えて「責任と義務が小さく身軽」になり、経済的には特段の不自由もなく、かつ健康で、家族に恵まれた状態で・・・・趣味・道楽に没頭出来年代、といった意味合いでありましょうか…最新の貴ブログによれば、先日は優秀なゴルフ成績だったとか、素晴らしい限りです! 今後も益々「ゆうしゃケン」の「黄金の60歳代」が花開くように、と念じています。
 
 さて、3/31日の技術開発部訪問を「ゆうしゃケン」ブログに載せて頂き、有り難うございました。あの日は、懐かしい方々と再会できて大感激して調子に乗り、ついつい「地」が出てしまいました…すかさず「…相変わらず大声で傍若無人ぶりは変わらなかった…」との評を貰いました・・・お恥ずかしい限り、反省しています(…が、これは中々直らない)。 
 
 技術開発部訪問のあと、製造事務所、工場見学、キューヘン工業訪問、等々をさせて貰いましたが、懐かしさと共に、色々の思いが交錯した一時でありました。 改めまして、色々と有り難うございました。
 それでは、また…。
 
  
 
 ★誠に唐突ですが、小生の故郷鳥取…生家前での風景写真(昨年3月帰郷時)を添付させて貰います…
こんな田舎で生れ、育ちました。今年も帰りましたが、悪天候続きでした。
   なお、前方の雪のある山々は、中国山地の一角で、1000m級の山々です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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休日に

2010-04-08 09:46:28 | アウトドア

 

     たっ君

 

    火曜日、休みの日だ。久しぶりに晴れで気温も20度まで上がるとの予報だった。いつものように6時前には眼が覚めた。もう少し眠れたら良いのにと思わないこともないが、出勤時間に対応しておかないと、肝心な時に起きられなくなる。

 

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 いつもの休日のように私が作った味噌汁の朝食が終わって、朝刊に目を通していると次女がやってきた。今日は休みで昼からたっ君の定期健診だという。7ヶ月を過ぎたたっ君、朝青龍のように厳しい目付きだったのが丸く柔らか目を帯びて、可愛くなった。先日の大騒ぎが嘘のように、健康的な赤みを帯びた白い肌をしている。おもわず頬ずりしたくなるが、次女の監視の眼が厳しいので抱き上げるだけにしている。

 

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 そうこうしていると和君を連れて長女までやってきた。和君の始業式は水曜ということで、春休み最後なのだった。いっぺんに賑やかになったが、私は表通りのダイソーに頑丈なゴム帯を買いに行った。

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 買ったゴム帯に貝堀り用の小さな熊手を結び、逆側にS字フックを付ける。熊手の先に枇杷の枝を引っ掛けて手繰り寄せようと考えたのだ。枇杷の木も随分高くなって、脚立に立っても私の背丈では届かないところまで伸びている。今年の収穫が終わったら、高いところを切り落とすことも考えねばならない。今年1年は何とかこのままで収穫しなければと考えた次第。

 

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 枇杷の袋を腰にぶら下げ、脚立に据わったり立ったりして袋掛けを始めた。実は先週、時間が有ったので袋掛けをしたのだが、その時は214枚を掛けたがまだ半分も掛け終わってなかった。今年は異常なくらいの豊作だが、吝嗇な私なので出荷農家のように出来が悪い実を落とす作業はしていない。一枝3個を目処に剪定はしたのだが。

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 10時過ぎから枇杷の葉の中に埋もれて一心不乱に作業に没頭した。足元がふらつくと脚立に立つのは危険なのだが、不思議なことに体力が充実して、そんな恐さを吹き飛ばしてくれた。

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暖かい日差しの中で、和君とババが外に出てきた。ピアノレッスンに来ている子供達も一緒に。そしてかくれんぼを始めた。最近和君はかくれんぼが面白いようで、家の中でもかくれんぼをしている。それがいつも同じところに隠れるのだが、本人は至って真面目に「もういいよ!」と叫んでいる。声が聞こえると見つかる事が分かっていないのだろうか。子供達や妻のはしゃいだ声を聞いていると、和君、ミカンの木に隠れているようだが、相変わらず同じ場所のようだ。

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昼食休憩の後も作業を続け、全部が終わったのが4時前。計530枚の袋を掛けた事になる。この小さな木では実が付き過ぎだろうか。疑問は残るが今年の出来を見て来年から調整する事にしよう。

 

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やはり疲れていたのだろうか、暑さに負けたのだろうか、シャワーを浴びた後は書斎でまどろんだ。

 

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久しぶりの優勝だけれど

2010-04-06 16:26:19 | アウトドア

 

 春です。我が家の庭も花々でいっぱい。

 

4月の最初の土曜日、久しぶりに晴れ渡った。ずっと平年以下の気温が続いているためか、桜はまだ満開のままで、この土日は2度目の花見に繰り出す人も多いようだ。私は5時過ぎに起床して、宗像の玄界灘沿いの国道を西へ。目指すところは神湊(コウノミナト)のユーアイGC。桜の花がきらきらと朝の新鮮な光線に輝いている。今日は技術開発部のゴルフコンペなのだ。

 

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 我が部のコンペは私が部長時代に数度開催しただけで、ずっと開かれていなかった。忙しかったのとゴルフ人口が少なかったためである。ところがここ数年、人材育成の旗印の基、若手の研修の場として多くの人が籍を置くようになって、総人数も46人と考えられないような大所帯となった。昔は管理費を削るために、人数を極限まで絞られて泣くような目に遭っていたのが嘘みたいだ。トップの考え方でこんなにも違うのだから驚く。それに他社に負けない新製品開発とそのスピードが要求されているので、技術開発部が担う役割が急速に大きくなった事も理由ではある。このおかげで私もパートとして雇ってくれているので、嬉しい話ではあるのだが。

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 さてコンペは8人と云うミニコンペだ。他部門を招待すればもっと集まるのだろうが、何しろ殆どの人がゴルフ初心者レベルなので、まず仲間内で開催しようとの魂胆なのだ。おまけに晴れているとは云え、風が強かった。海沿いのコースなので海風が激しかった事もある。アゲンストの時はクラブの番手が二つも違っていたのだから。ということで、優勝は46,50の(経験豊かな)私。2位が部長。要するにゴルフ熟練者が上位を占めたのだ。

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 とはいうものの、やはり優勝は嬉しい。若手は確かに当たると飛ぶ。私が50ヤードも置いてゆかれるほどだ。この日の私はパットが不調で、後半の総パット数は3パット。4パットが続出して25と日頃より8打ほども悪かった。が、それでも若手を凌駕していたのだから、ゴルフは面白い。長年のスキルが物を言う。

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 ミニコンペなので優勝賞品は当てにしてなかったのだが、貰って驚いた。商品券5千円分だった。みんなから拠出された会費の殆どだろう。悪いような気もするが有り難く頂戴しよう。

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 この日のゴルフは先週と違ってパットの他は良かった。 ドライバーもアイアンも。 身体の切れが戻っていたのだろうか。先週の今年初ラウンドが効いていたのかも。無くしかけていたゴルフ熱がまた復活・持続する予感がする。北海道の芝が待っている。

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虎尾桜

2010-04-04 14:29:36 | 

記事が前後しましたが、この記事は1週間前のことです。

 

日曜日、晴れ間は覗くものの風は冷たい。寒気がまだ居座っているようだ。けれども桜はほぼ満開。花見に行きたい。来週までは持たない公算が高い。ということで、昨年和君と登った福智山麓の「虎尾桜」を見に行くことにした。昨年は2歳の和君が懸命に登ったのだが、弁当を持って行かなかったのが残念で残念で、悔しい思いをしたのだった。それを挽回すべく、朝から妻と和ママがそれぞれの分担を決めて、お弁当作り。大きな弁当箱をリュックサックに詰めて出発したのです。

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福智山中腹にある虎尾桜

 

10時に長女のマンションで和君とパパママを拾って、都市高速に乗って上野(あがの)峡へ。上野焼きで有名なところだ。窯元や陶芸館などが立ち並んでいる。上り口の上野温泉白糸の湯に着いたのが11時過ぎ。駐車場はもう満杯で、道路の路肩にもずらっと車が並んでいたが、私は広めの空き地を見つけて無理矢理に停めて、さぁ出発。

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 和君はパパと仲良く揃って足取りも軽く楽しそう。3歳になって、足腰も強くなって自分にも自信が出で来たのだろう。花見客用の杖を携えて、器用に歩く。急な上り坂と石ころだらけ、途中には崖崩れや渓流・湧水で足場が悪いところもあるが、抱っことは一度も言わずに30分の山道を登り終えた。

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虎尾桜はちょうど満開だった。樹齢600年の古木だが、崖崩れなどもあって大きくかしいでいる。倒れないようにつっかい棒を当ててはいるが、見るからに痛々しい。けれども桜の花は綺麗に咲いていて、生命力の確かさに安心したり感心したり。大勢の見物客が写真に収めたり弁当を広げたりしていた。<o:p></o:p>

目論み通り昼時なので私達も弁当を広げた。懸命に登った後のお握りは旨かった。私は3個食べた上に残ってないかと尋ねる始末。長女の手作りだが、こんなに美味しいお握りも久しぶりだった。和君もお握りをぱくついていた。食が細く好き嫌いが多いのに。山で食べる唐揚げや卵焼きが美味しかったのだろう。

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<o:p>                                                             我が家のミニ菜園でたまねぎを収穫した和君</o:p>

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帰りは近くの温泉に寄った。ほうじょう温泉藤の湯、日帰り温泉だ。パパとママとどちらに入るかと尋ねられた和君、すぐに「パパと!」。 ママが残念そう! 今しか一緒に入る機会はないのにとぶつぶつ。親離れは早いが子離れは難しい? そういえば和君、トイレはもう完璧。一人で自発的に行くのです。

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露天風呂や流水風呂などに1時間あまりも入ってゆったりとしたが、情けない事に疲れがでたのに加えて身体の節々が痛い。ゴルフと山登りで日頃は使わない筋肉を酷使したようだ。風邪気味の妻は帰ると今で転寝、私も相撲を観ながらゆっくり。夕食のサザエが旨かった。

 

 

 

 

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コメント (13)
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