ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

マウス

2010-05-27 10:06:56 | 屋内趣味

 

衛星放送の囲碁将棋ウイークリーを毎週見ている。1週間の各棋戦の結果と注目局の解説が楽しみだ。特に最近は社長との囲碁対局で旗色が悪いので腕を上げようと解説を聞いて大局観を勉強している。ぼんやりと見ているだけでも石の形など為になる。

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その番組の中でネット囲碁の紹介があった。土曜日の夜8時から、ネットでプロの囲碁対局を中継しているのだった。最近は面白いTV番組が少ないので、夜は書斎でゲームを楽しむ事が多いが、気楽に囲碁観戦が出来れば有効に時間を使え、その上に腕は上がる。

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先週の土曜日、早速ネット中継を楽しんだ。日本棋院のサイトで会員登録を行って、臨時パスワードをGETして「幽玄の間」というネット対局室に入る。そこで観戦なのだ。その日は女流棋士の対局だったが、女流は激しい戦いが多いので見ていて面白い。

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最初は懸命に見ていたのだが、1時間を過ぎる頃になると酔いも手伝ってPCの前でうとうとしてしまった。目を覚ますともう対局は終わっていたが、多くのファンが観戦しており、チャットのように口々に感想を述べていた。すると画面中央に、対局勧誘の表示がでた。

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<o:p> 「幽玄の間」の対局ソフト。終局の場面です。</o:p>

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実は、私は3段で登録していたのだが、このサイトはファンどうしのネット対局もできるのだった。相手はやはり3段でこの部屋のベテランらしい。対局数が5000局を超えているようなのだ。期間限定の私を見つけて声を掛けてきたようだ。よほどのことがなければ対局辞退はしない習性なので、この時も即座に対局することにした。ゲーム感覚の対局ソフトと同じだと。

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対局はたがいにルールを決めて行うのだが、普通は1手が30秒のようだ。それを3回超過すると「切れ負け」となる。だから瞬間的な判断が求められるが、将棋と違って囲碁は形で判断することが多いから、重要な局面以外はさして問題ではない。が、困ったことがあった。マウスなのだ。

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私のPCはキーボードもマウスもコードレスだ。無線でPC本体とやり取りしている。対局はマウスで打ちたい場所をクリックするのだが、時々マウスの反応が遅れることがある。ひどい時にはカーソル位置が行方不明になることもある。そんな時は右クリックなどしてカーソル位置を確かめる癖がついてしまっている。その癖というか、マウスの反応がずれたために、初対局は肝心の戦いの最中にとんでもない所に打ってしまって大石が死んでしまった。相手もびっくりしたことだろう。奇想天外なところに打ったのだから。

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将棋のネット対局で羽生名人が必勝の将棋だったのにマウス操作のミスで渡辺竜王に負けたことをニュースで知っていたが、まさにそのような出来事だった。ネット対局は入力ミスに注意!だ。

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昨日の夕食。採れたてグリーンアスパラと長いも、海藻、はんぺん。美味しい健康食です。

 

「幽玄の間」のネット観戦は5日間が無料で体験できる。この特典を無駄にするのは惜しいので、最終日の昨晩、またもやネット対戦した。もちろんマウスはコード付きに嵌め替えて。結果は3勝1敗。初日の分を含めると5勝2敗。酔眼で対局していることを考えればまずまずの成績だ。正式な会員になって世界中の人たちと対戦することも考えたい。昨日の相手は韓国の人だった。対戦相手が写真かなんかで紹介されると楽しいではないか。

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私のハンドルネームは「ゆうしケン」。全角5文字、片仮名は必ず全角という規定があって「ゆうしゃケン」では登録できなかった。残念だが仕方ない。「ゆうし」と「ゆうしゃ」では微妙に意味合いが違うのだが。

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けーくん、今度対戦しませんか?

 

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暴風雨

2010-05-24 22:44:54 | スポーツ観戦

 

     

 暴風雨明けのミニ菜園。手前は枝豆、奥がスイカ。

 

 土曜から日曜にかけて北部九州は大荒れの天気だった。台風並みの強風によりビュンビュンと電線が風を切る音と窓ガラスを激しく叩く雨音が気になって眠りも浅くなっていたのだが、それでも白み始めた5時前には布団を抜け出した。とても眠っている心境じゃなかったのだ。窓から庭を見下ろすと、案の定枇杷の枝は大きく揺れていて、今にも枝が折れそうだ。植えつけたばかりの野菜は茎が細いのが幸いしてか、大丈夫そうだがそれでも心配だ。が、その暴風も7時過ぎにはぴたっと止んで、小康を取り戻した。さっそく畑に出て被害をチェックした。野菜類は何とか大丈夫だったが、枇杷がかなりやられていた。袋が外れたり、枝が折れたり。各所で色づき始めた実が顔を出していたのが痛々しい。あと半月ほどで収穫を迎えるのだが、台風でリンゴや梨、柿などの被害を被った果樹農家の気持ちを味わった。

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 たっ君から風邪を貰ったのか、前日から体調不調で咳もあったので、日曜は完全休養。テレビ桟敷の住人を決め込んだ。ビデオに録画していた「20世紀少年」の続編を観た。なんとも不思議なストーリーで、覆面姿の「トモダチ」が死から復活して神になるという。最後には正義が勝って悪が滅びるという常道が覆されたストーリーだったので何だかすっきりしない。TV版放送というテロップが流れていたので、正式版とは違うのだろうか?

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 3時からはいよいよ女子ゴルフ。大ファンの不動さんが3打差をつけて首位だとの記事を読んで、今週こそは、と期待していたのだ。先週はやはり2日目に首位だったが最終日に横峰さくらさんに逆転されたので、残念な思いをした。賞金女王6年連続の不動さんであるが、なぜか大スランプで2年近くも優勝から遠ざかっている。最近は若手に押されて影が少なくなっているのが何だか悔しい。

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 実力はある人なのだが、私と同じでシャイな性格だと思う。回りを気にしすぎて自分が出せないのだ。勝ち続けていると、それが自信となってよい方向へ回転するのだが、一つ狂うと元に戻るのが大変だ。そして最後に優勝パットを決めた瞬間、感極まって涙が溢れた。思わず拍手も。彼女の顔が嬉しさよりも安堵感の方が大きかったような気がして、やはり辛かったのだろうなと感じたのだ。

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 祝杯を挙げようと腰を浮かしたら、そのタイミングを計っていたかのように妻が「アイスが食べたい! 生協で買って来て!」 不動さんが「口の中がからからになった」とコメントしていたのが伝染したのかもしれない。上機嫌の私だったので二つ返事で「あいよ!」 妻からもらった2個分のお金を持って降りしきる雨の中を出かけた。コープでは定番の「MOW」と「アイスモナカ」の他に余分に数個のアイスを買ってきた。これから暑くなるので、アイスが欲しくなるだろうと。もちろん妻には内緒で3Fの冷蔵庫へ。

 

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 その日の夕食は幸せいっぱいだった。次女が生鮮市場で安かったから大量に買ったというアジを妻が南蛮漬けにしていたので、それを肴にフランス産の白ワインを飲んだ。西武ライオンズのゲームは雨天中止だったそうだが、もしも勝っていたら最高の1日だったに違いない。

 

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植え付け

2010-05-22 10:38:44 | アウトドア

 

  農事センターの苗売り場。

 

 

 我が家のミニ菜園、先々週に草取りをした後はそのままで手入れをしていない。ぐずついていた天気もすっかり持ち直し、夏のぎらぎらした光量豊かな天気のなかで、荒れた土が乾いてしまって可哀想な感じがする。<o:p></o:p> 

 

 日曜日、夏野菜を植える時期でもあるし、天気に誘われて妻と農事センターに出かけた。 日曜日で好天とあって、農事センターは親子連れで賑わっていた。 私は西瓜の苗を2本買い求めた。赤い大玉と黄色の小玉だ。妻は西瓜の手入れも知らないのだから止めなさいというのだが、私はいつもの楽観派、どちらかは出来るだろうと簡単に考えて・・・。 妻はキュウリやゴウヤ、トマト、枝豆などを選んでいた。色んな苗を植えたいのだが、残念な事に植えるスペースがない。何しろミニミニ菜園なのだから。

 

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 妻が言うには、買った苗を植えつけるには畑の土作りが必要だ! 先日の草取りでは土は掘り返したのだが、肥料はやってない。苗たちの生活の場を早く作らなければ。<o:p></o:p>

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 火曜日、ミニ菜園を掘り起こして肥料を撒き、畝を作った。2坪に満たないミニではあるがそれなりに形は出来上がった。そして今朝、午後から雨との予報だったので苗を植え付けた。恵みの雨をたっぷり吸って早く成長してほしい。

 

 

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惜しかった!

2010-05-18 13:45:38 | アウトドア

先日、サッポロビール日田工場に見学に訪れた折に買いました。ビールが美味い季節、おつまみも最高です。

 

 

 

ここ数日九州は良い天気が続いている。湿度が低くさわやかな風で、木々の緑が輝いている。花々も色とりどりに咲き乱れて本当に気分が良い。アウトドア万歳と叫びたい。

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 そんな好天の土曜日、我が社のゴルフコンペだった。実を言えば、あれほど好きだったゴルフなのに今年は3回目のラウンドだ。平年の半分以下だ。原因は体力低下による飛距離減。要するに飛ばないのでゴルフが面白くなくなってきた。それをアプローチでカバーできれば良いのだが、アプローチも同じように下手になっている。筋力の微妙なバランスが崩れているのだろう。

 

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 我が社のゴルフコンペは年2回、春と秋に開催される。なぜか私は相性が良く優勝が2回、3位以内が4回と抜群の成績だ。先輩やTOP諸氏とのラウンドなので、真面目にしているのが良いのかもしれない。(と言って、いつも不真面目と言う訳ではない)

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筋力の低下に伴って、昨年くらいからスライスがひどくなってきたのでグリップを改造しているが、それも慣れてきて何とかまっすぐに飛ぶようになってきた。けれども精度はまだまだで、時に左へ引っ張りすぎたり、右へ押し出したりしてOBが出る。だから打ち出す方向、狙いに神経を注いで(要するに、真面目に)ラウンドしたのが良かったのか、この日は大きなミスもなく出来が良かった。スタートホールから2連続でバーディを狙える位置にパーオンしたのだ。そして、2ホール目で、バーディ! 随分久しぶりのバーディGETだった。

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ドライバーが安定しているのとフェアウエイウッドもミスが無く、この日は45,43の88で廻る事ができた。スリーパットが3回あったので、それが無ければ85の筈だった・・・。(たら、ればの話だが)

 

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ラウンド後に恒例のパーティで成績発表があった。参加者55人で、私はハンディが14.4と評価されてスコアは73.6。 88だったので優勝は無理かもしれないが、5位以内は確実だろうと踏んでいたのだが、なんと私は6位! 賞品は1位から5位、それに7位、10位となっており、6位は何にも貰えないのだった。優勝はスコアが84、ハンディを引いてちょうどパープレーの72。私とはわずか1.6の差だ。う~ん、惜しかった!

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とはいえ、久しぶりのラウンドと先輩諸氏の元気な笑顔と接する事ができて本当に良かった。私のゴルフも飛距離を諦めると、それなりにゴルフを楽しめることも分かって、新境地が開けた思いもする。来月は北の大地でドライバーを振り回すことになっている。さわやかな季節のなかで快適なゴルフを楽しめる自信が湧いてきた。

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火の鳥

2010-05-16 10:23:02 | 屋内趣味

産総研が開発した人間型ロボットHRP-2(ゆうしゃケンモデル)とHRP-4C(世間での愛称は未夢、私にとってはユミちゃんです)

 

手塚治虫の「火の鳥」にロボットに恋する少年の話がある。未来の事なのだが、内向的な少年にとっては慈愛に満ちたヒューマノイドロボットは殺伐な人間社会での癒しであり、母親代わりなのだ。その人間型ロボットだが最近はものすごく進んでいるようだ。介護ロボットなども病院や特老などで活躍していると聞いたこともあるし、ごく最近はなんとセックスロボットがアメリカで製作されたと写真入りで紹介されていた。何にでも興味を持つ私なので、もちろん即座にチェックしたが清楚な美人系に惹かれる私には合わない妖艶な肉食系美女だった。

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 さて、我が社は電気学会の法人会員であり、その学会誌が毎月送られてくるが、なぜか総務の女性はそれを私に無開封のまま転送してくる。先先代社長の頃からの習いだ。先日、5月号が届いた。部内勉強会の資料作成作りが終わって余裕ができたので、それを取り出して見てみると、表紙に「ゆうしゃケン」と「ユミ」が載っていた!

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 昨年からPSのゲーム「真・女神転生」シリーズを楽しんでいる。このゲームは神と悪魔の戦いで現世界が混沌の中に埋没し滅亡する運命を一人の少年が恋人と共に魔神や、妖魔・魔物たちを駆使して創造主から世界を守るというもの。ゲームの売りは魔物たちを仲間に加え、合体させてより強く役に立つ魔物に育て上げるという、マジンガーゼットのようで心がときめく。最終的には毘沙門天や大天使ラファエルなど最上級の神々をも自由に操る事ができるのだ。

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K騎士団のメンバーでもあるユミ。この眼で悪魔をとりこにするのです。

 

ゲームの中で私は当然「ゆうしゃケン」だし、最愛の相棒は「ユミ」。これはもう何十年も変わることはない。で、前回の女神転生第3作は南極大陸が舞台だったが、そのコスチュームイメージが写真の人間型ロボットなのだ。「ゆうしゃケン」ロボットは機能美に溢れていていかにも強そうだし、「ユミ」は黒いストレートヘヤーに大きな胸、清楚な顔立ちで私の好みにぴったりなのだ。

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「ユミ」ちゃん、身長は158cm、体重は48kg。スリーサイズは分からないが、私の恋人として理想的。彼女を相棒に、またまた新しい世界に旅発つことでしょう。

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イエローカード

2010-05-11 10:49:48 | 平々凡々

 

  端午の節句(奏君とたっ君)

 

   今月からパートなので社の体制とは離れ、マイペースで出勤しているが、総務部からまたもや特定健康指導のお達しがきた。パートなので対象外じゃないと思うのだが、なにしろお上が言っているのだから無視するわけもいかない。不承不承、昨年に引き続いて今年も指導を受ける事になった。

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昨年はメタボ(腹囲が88.5)指導で目標が体重2キロ減だった。そしてその行動目標は次だった。<o:p></o:p>

1.  会社の昼食(定食)で、ご飯の量を3分の1減らす。(週5回)<o:p></o:p>

2.  毎日筋トレ(色んな種類の腹筋を計70回)(週5回)<o:p></o:p>

3.  毎日トレーニング(腕立て伏せ20回)(週5回)<o:p></o:p>

4.  会社までの通勤は歩行とする。(週3回)

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これを半年間実践して、秋にはほぼ2キロ減を達成したのでした(拍手)。だから管理栄養士の女性が私に何を言うのか興味があったのだが、彼女は私の昨年の健康診断結果を紐解いて、3つのイエローカードがあると厳かに言う。それは、

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 1.BMI   私のBMIは25.7であり保健指導値25を超えている。<o:p></o:p>

 2.血糖値 101であり、保健指導値100~125の範囲内だ(受信勧奨値は126以上)。<o:p></o:p>

 3.中性脂肪 192であり、保健指導値150~299の範囲内だ(受信勧奨値は300以上)。

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すべて、正常値をわずかに超えているだけで、イエローカードとなっているのだった。さらに続けて、その女性が言うには、「イエローカードが3枚以上になると保健指導の対象になります!」

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 と云うことで、私に5つの行動目標を下されたのです。<o:p></o:p>

 

食事関係 

1.     プリン体をあげる食事を控える   (週に3回)

2.     揚げ物、油物を控え、おかずを3割残す  (週に3回)

3.     醤油やソースを減らす  (週に3回)

 

運動関係

4.     駅まで歩行(往復40分)  (週に3回)

5.     フィットネスジム  (週に1回)

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以上を守る事で、さらに体重を1キロ落とすのが大目標となりました。(具体的には61.5キロ)<o:p></o:p>

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 行動目標は大したことはないのだが、少し引っかかるのが「おかずを3割残す」。 出されたものは残さずに食べる!と云う我が家の教えに真っ向から背くことになります。初めからその分を差し引いて盛ってくれると良いのでしょうが、それも何だか寂しい気が。楽しい食生活は生きる喜び。何とか活路を見出さなくては。それにしても禁酒を宣言されなくて良かった! 

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阿蘇内牧温泉

2010-05-09 05:55:59 | 紀行

    阿蘇山中腹で。人懐こい牛が1頭だけ近寄ってきました。

 

  GWに突入と共に真夏の熱気も押し寄せてきた。それも30度というから驚きだ。慌てて衣装ケースから夏物を取り出した。半年振りに見る我が二の腕は生白く、年々しみが目立つようになってきた。早くこんがりと焼かなければ、見た目が悪い。

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 孫達はキャンプや遊園地などの行楽に出かけるとかで、我が家は大半が二人だけだ。となれば私達もどこかに行きたい! で、慌てて温泉地のホテルの空きを捜した。竜馬の新婚旅行先の霧島に行きたかったのだが、口蹄疫が見つかったと報道されていたので宮崎は諦めた。人間には無害かもしれないが、やはり気持ちよいものではなくファームも立ち入り規制が敷かれているかもしれない。それに、美味しい黒豚や牛肉も食べられないかもしれない。

 

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結局、GWの最終日、阿蘇内牧温泉に行くことになった。交通渋滞が心配だが、Uターンとは逆方向なので問題ないだろう。とはいうものの高速道は遠回りだし、早く着いても時間を持て余すだけなので、小倉から真南に一般道を下る事にした。途中、各所の道の駅や「源じいの森」などに寄って、のんびりとドライブ。小石原では恒例の陶器市で賑わっていた。日田を抜けたのがちょうど12時だったが、ここでサッポロビール日田工場のでっかい工場が目に入った。助手席でナビゲーションしていた妻が、「寄りましょう!」

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なんと言ってもビール工場見学の楽しみは出来たてのビールの試飲だ。運転役の私は飲めないのであまり気が向かなかったのだが、スポンサーの意向は汲まねばならない。二つ返事で車を工場に乗り付けた。

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お定まりのビール製造の説明を受けたあと、妻は「ちょっと贅沢なエビスビール」の生をぐびぐび。日頃はあまり飲まない妻なのだが、「美味しい! 飲みやすい!」と御満悦。 私はりんごジュース! 異常に喉が渇いた心だったのでお代わりして2杯飲んだ。

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阿蘇の外輪山に入ると阿蘇らしい雄大な景色が広がっていた。野焼きしたあとに新芽が出ており、ここかしこに牛達がのんびりと草を食んでいた。そんな中で山菜取りをしているグループがいた。ちょうど蕨の時期なのだ。もちろん私達も車を停めた。30分ほどで結構な量をGETしたのだが、うかつな事にズボンに野焼きした草のカーボンが付着していたのに気づかなかった。ブラシで何とか見苦しくないまでに処理したのだが、カーボンは水洗いしても容易には落ちない。

 

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目指す内牧温泉「蘇山郷」に着いたのが4時前。予想と違って木造の2階建てだったのには驚いた。ネットで調べたのだが、泊り客の評判が良かったので。私達が通されたのは古式ゆかしい「名月」の間。落ち着ける雰囲気の部屋だった。この「蘇山郷」は昭和7年に与謝野鉄幹、晶子夫妻が泊まったと紹介されており、その部屋も残っている。私達は家族風呂「タル風呂」に入る前に見学させてもらった。80年近い昔のことであるが、その頃からの由緒ある旅館なのだった。

 

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<o:p>与謝野鉄幹、晶子夫妻が宿泊した杉の間(掛け軸は二人の短歌)と樽湯</o:p>

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昔ながらの部屋食を堪能し、芋焼酎で酔っ払って撃沈したのが9時前。翌朝は6時過ぎに起き出して24時間入れる大浴場に。ここの温泉は硫酸塩泉で温度は46度と紹介されていた。地下から汲み上げた湯を温めたりせずにそのまま流しているのだという。温泉らしい温泉と云うのが売りなのだ。時々砂まで汲み上げるらしいが硫黄臭もなく快適な湯だった。

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人懐っこい従業員たちの笑顔を背に蘇山郷を発って、阿蘇山登山道路を登って草千里へ。頂上に近づくに連れて細かな雨が降り出した。雲の中に入ったのだった。烏帽子岳の麓、草千里では乗馬体験も出来るのだが朝も早く小雨と云う気象もあってお客はまばらだった。<o:p></o:p>

帰りは山並みハイウエーを通る事にした。瀬の本高原でまた蕨採りを。蕨が群生しており、わずか15分くらいでもういいや、というくらいに手に入れた。1日中、精を出せばそれこそ売れるくらい採れるだろう。

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帰り着いて奏君、たっ君を保育園に迎えに行った。次女が遅番なのと明日が早出と云うので今晩はお泊りだ。いつもの喧騒に包まれて我が家のGWも終わった。

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庭仕事は芸術?

2010-05-05 07:03:08 | アウトドア

 たっ君です。

 

連休も後半、良い天気が続いて各地でお祭りが賑わっているとか。我が家もゆったりした休日を楽しんでいる。<o:p></o:p>

連休のしょっぱなはフェンス造りで頑張ったのだが、もうひとつの大きな宿題がワックス掛け。我が家のワックスももう1年以上も掛けていない。妻が厳かにワックス掛けはいつするの?

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子供のころから宿題は早く終えて後は遊ぶというのが私の習性、今回も早くワックス掛けを終えなくてはと。ワックスを掛けるにはソファーなどの家財を整理してきちんと動かさなくてはならない。私と妻の二人の共同仕事なのだが正直言って重たくてきつい。無理やりに引っ張ると床に傷が入る。だから年々ワックス掛けは負担になっている。

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ということで、ワックス掛けは連休3日目、日曜日にすることになった。孫たちはそれぞれの家庭でGWを満喫していることでもあるし、私たち二人だけだから家庭が確実に落ち着く日なのだった。

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朝食後すぐに居間のソファーやテーブル・椅子などを隅に押しやってスペースを空け、妻が雑巾がけ、私はカーペットを干したりワックスの準備をしたり。台所や居間、玄関フロアはワックスを3回掛けることにしているので結構時間がかかる。幸いにも天気が良いので乾くのが早く、夕方4時には順調に終えた。これで一安心、あとはミニ菜園の手入れだけだ。

 

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芸術的枇杷の袋掛け

 

昨日は今年一番の暑さで、広島では31度の気温だったらしい。小倉でも30度近かったのではないだろうか、とにかく暑かった。急遽押し入れから夏物を取り出して半そでシャツに着替え、さっぱりして庭の手入れに取り掛かった。夏の日差しの中で八朔や金柑が密集して暑そうにしていたので思い切って下の方の枝を伐って風通しを良くした。仕上がり状態を眺めていると、通りすがりのおばあさん二人が枇杷の木を見て「芸術作品ですね、拍手喝采ですよ!」という。枇杷の木全体が袋に覆われて花盛りだったのだ。これに気を良くして、さて次は何をしようかなと考えていると洗濯物を干しに出てきた妻が、切り取った枝の山を見た途端に怒り出した。「花芽がこんなに付いているのを伐って!」 確かに風通しがよすぎるきらいはあるが、私としてはこれくらい伐らないと剪定にはならないと思うのだ。意見の相違なのだが、覆水盆に戻らずで妻も渋々諦めた。<o:p></o:p>

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10時前に奏君とたっ君がパパに連れられてやってきた。保育園も休みで孫たちは大好きなパパと一緒だ。ママは仕事なのでたっ君の離乳食は妻が作る。繊細な気質なのだろうか、たっ君はいつも私の顔を不思議そうにじっと見る。どうも私はたっ君の好みの順位から言えば4番手だ。

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昼過ぎに中間の義姉夫妻と長男家族がななみちゃんを連れてやってきた。甥家族は奈良に住んでいるのだが帰省していて今日の新幹線で戻るのだという。次男家族は東京に住んでいるが、やはり親思いで娘をつれてよく帰省している。ななみちゃんの写真は見たことがあるのだが、対面するのは確か初めてだと思う。まもなく3歳になるので、和君・奏君・芽衣ちゃん(東京に住んでいる甥の娘)の同学年3人より1級下だ。息子しかいない義姉達なので、孫娘をそれこそ目に入れても痛くないほどの可愛がりようが微笑ましかった。<o:p></o:p>

日頃腕白な奏汰君、ななみちゃんが気に入ったのだろう、きちんと挨拶して、あれこれお世話をする。物事が全部判っているかのようで見事なジェントルマンぶりには驚いた。和君もそうなのだがどうもわが家系は女性に弱いようだ。<o:p></o:p>

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1週間あった連休もあっという間に過ぎてしまった。最後は私達も行楽を、ということで今日は今から阿蘇に出かけます。泊まりは内牧温泉。毎度のことながら連休がスタートしてホテルを探すことに。もうちょっと計画的にスケジュールを立てればいいのですが。

 

 

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フェンス

2010-05-01 15:40:52 | アウトドア

 

ゴールデンウイークの初日、九州は朝から青空。休みとなるとなぜか早く目が覚める私、この日も例外ではなく5時前に布団を抜け出した。夜半まで降っていた雨もすっかりやんで、青空が顔を出している。そして白み始めた空に鯉のぼりを立てた。青空に翻る真鯉は颯爽としていて実に良い気分だ。木々を揺らす朝風も愛おしい。

 

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 この連休、私に課せられたテーマがミニ菜園の手入れ。草取りとフェンスだ。例年になく気温が低い春なのだが、雑草は生命力がたくましいのか、今年も伸び放題に伸びている。それに竹のフェンスも朽ちてしまって見栄えが悪い。川沿いの小道なのだが結構人通りが多いので気になる。

 

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 お昼前、妻が恒例のジムに出かけると言うので、私も行動開始。まずホームセンターで鋸と鉈を買った。鋸は私の管理が悪かったのか、新品を3年くらい前に買ったのだが、いつの間にか所在不明になっていた。それに鉈は何かと便利だ。それから図書館に寄り、頼んでいた本を受け取った後、鱒渕ダムへ。

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知っている人は少ないとは思うが、北九州は日本一のタケノコの産地だ。ちょうど今頃はタケノコ狩りのシーズンなのだが、私の目的は孟宗竹。菜園のフェンス用に竹が必要なのだ。竹は秋の竹がよいと教わってはいたのだが、春の竹でも数年はもつだろうと、勝手に決め込んで・・・。

 

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<o:p>増渕ダムに向かう途中に昔懐かしい蓮華畑がありました。 寝転がると気持ちよさそう。</o:p>

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 鱒渕ダムを巡る道に面して竹藪は広がっている。その最奥の竹林で直径15センチほどの孟宗竹を3本伐り、ウイッシュに詰め込める長さの2m85センチに切り落とした。全部で6本。ついでに物干し竿用として中くらいのサイズ2本を持ち帰った。

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 昼食を終えた後、午後は草取りをした。鍬で土を掘り起こして雑草を根絶やしにするのが簡単で効果も大きいし何よりも楽だ。と言ってもそれなりに体力を使う。終わったのが4時すぎ。シャワーを浴びて連休初日の仕事は終了。冷蔵庫からビールを取り出してゴクゴク。 働いた後のビールはうまい!

 

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   連休二日目、妻がランチに出かけるという。妻は25日が誕生日だったのだが、その祝いを娘とするのだそうだ。なんでも私は出勤日と思い違いをしていたというのだが? 私からのプレゼントがないと、娘から大口撃を受けたのは仕方ないとしても、私もお伴をしたかった・・・。<o:p></o:p>

 女性陣とは別に私も旅行会社に用があったので、一緒に家を出た。そして繁華街で別れて、近畿日本ツーリストへ。用を済ませて帰りついたのが1時。妻が用意してくれていたパンを一人で寂しく食べた。妻は創作懐石料理だというのに!

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 気を取り直して、午後からはいよいよフェンス造り。竹を鉈で割って杭にして打ち込み、その杭に割った竹を結び付ける。簡単な作業の筈なのだが、竹が曲がっているのが誤算だった。見栄えは良くないけれど、素人作業だからまぁしょうがないか。

 

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 そうこうしていると妻が帰ってきた。街から図書館を経由して1時間かけて歩いて帰ってきたという。摂取したカロリー分は運動したようだ。私も働いて使ったエネルギーはアルコールで補充しなければ。道に面した方だけ何とか終了。腰が痛くなったので作業を終えた。そして当然のごとくシャワーを浴びてビール。ビールを飲むために作業をしているかのようだ。

 

 

 

 

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コメント (12)
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