ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

誕生日のお裾分け

2011-04-27 11:55:49 | 

 

 

   25日は妻の誕生日だった。先月は私の誕生日で、そのお祝いを兼ねて別府温泉で御馳走を食べて、泥湯に入って若返ったのだが、「私の誕生日には何をしてくれるの?」と前日の夕食時に妻が突然言い出した。おまけに「結婚記念日も最近は何もしてくれない」とぶつぶつ。

 

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 この話題に入りこむと絶対に私が不利になることは見えているので、何としてでも避けなければならない。おまけに、ホワイトデーのお返しもまだしていない。テキトーに相槌打っていると、グッドタイミングで大河ドラマが始まったので助かった。「釣った魚に餌は要らない」とは言わないが、小遣いも少なくなったし、最近は医療費の負担も多くなって大変なのだ。ただ、妻から言えば、私はまだまだ裕福だと見えるらしい。でも、ゴルフは今年はまだ一度も行ってないのだ。

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 この話題になる直前に、次女家族が揃ってやってきた。そしてたっ君から妻へ誕生日のお祝いがプレゼントされた。そして何と私にも奏君からプレゼントを渡された。私へは1カ月遅れの誕生日祝いだという。開けてみると二人ともフィットネス用のシャツだった。それも2枚も。私達がジムやエアロビで頑張っているので、その応援だろう。恥ずかしくない衣装で元気に通いなさいと言っているのかも。毎年、有り難いことだ。

 

    

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 誕生日当日、長女の軽で門司港レトロにある「海人(カイト)」という回転寿司屋さんに繰り出した。何でも8周年記念で25,26日の二日間だけオール半額祭をやっているというのだった。理由はどうであれ、お寿司が半額というのは嬉しい。11時にオープンだと言うのでその20分前に着いたが、もう大勢の人が待っていた。私達は16組目で、何とか座れるだろうと一安心。

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 11時になって私達はテーブル席に座ることが出来た。別に急ぐことは無いのだが、競争意識が働くのか、40分というオーダー時間制限のためなのか、座るやいなや、次から次に握りの注文。とは言うものの、回転寿司なので、流れてくるもの以外しか受け付けられないということだったのだが。それでも、普段は遠慮している「大トロ」などが心おきなく食べられるとあって、興奮状態に陥っていた。

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結局3人で39皿を平らげて、修羅時間は終了。その間1時間弱。 短時間に詰め込みました! 来年もまた来ようねと言いながら、大満足でした。

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その日の夕方、和君がお祝いを持ってやってきた。家で書いたのだろうか、おめでとうの言葉と赤い織り花。たどたどしい文字ではあるが、きちんと書かれていた。バァバが感涙にむせんだのは言うまでもない。私のプレゼントよりも良いことは間違いない。

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<o:p>「それ行けスマート」、昭和40年頃に放映されたTV番組です。アメリカの30分TVドラマでした。スマートという間抜けなスパイ(諜報局員)が、ドジを重ねながらも、最後には結局役目を達成してしまうと言う、アメリカが得意なお笑い系の番組でした。スマートというのは「ドジで間抜けな」という意味が入っていたのですね。私はこの番組が好きで、毎週欠かさず見ていました。これより少し遅れて、「ナポレオン・ソロ」というロバート・ボーンが扮するスパイが活躍する1時間ものTV放送がありました。ロバート・ボーンは今も「華麗なる詐欺師たち」で活躍しています。この手の番組が大好きなのです。</o:p>

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<o:p>ということで、ソフトバンクホークス、スマートのように最後は勝ってしまうと言うことなのでしょうか? ライオンズの優勝を願っていることは間違いないのですけれど。</o:p>

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それ行け、ホークス!

2011-04-22 20:34:49 | スポーツ観戦

    まだ明るい北九州市民球場。右下にたっ君が覗いています。

 

 

   今年もプロ野球が始まった。例年より半月以上遅れてのスタートだが、それも致し方ないと思う。何処かの球団は電力事情を鑑みずに強行したかったようだが、世論の圧倒的な批判を受けて撤回せざるを得なくなったらしい。当然だと思う。「プロ野球で元気を与える」と云うが、世の中が混乱している時に、電気がまだ通じていないところもあるこの時に、電車が動くかどうかも分からない時に、「元気」も何もあったものではない。生活基盤の充足が何よりも先決だ。

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 文句はさておき、我が北九州市民球場にも球春が訪れた。その第1弾がすっかり悪役と化した「巨人」。開幕を宇部(山口県)で迎えたようだが、その2戦目が小倉だったのだ。人気がある(?)巨人が主催ゲームで小倉に来ることは殆ど無い。だからお客で溢れる事だろうなと思っていたが、切符が残るくらいの不入りだったと聞いた。ナイターだったから寒さを嫌ったのかもしれない。あるいは最近の不人気、それに輪をかけた巨人軍トップの横暴さに嫌気が指したのかも。

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 そして20日。福岡の雄、ソフトバンクホークスの試合が開催された。相手は開幕から絶好調の楽天イーグルス。相手にとって不足は無いと、妻は早々と外野席券を3家族分、手に入れていた。

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 当日、天気は快晴の上天気。気温も20度に迫る勢いで、ナイターではあるが絶好の観戦日和だった。開門が4時20分と言う事で私は例によって席取りの大役を担って、3時半過ぎに家をでた。何しろ歩いて10分のところだ。3塁側外野席入場門にはすでに長蛇の列が出来ていたが、長年の経験でこれはもう織り込み済み。席は確保できる! 

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<o:p>    孫3人の応援風景。盛り上がってましたよ!</o:p>

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   列に並んで開場を待っていたら、球場関係者がしきりにマイクで放送している。「瓶・缶類の持込は禁止」、「シート類は1.2m*1.8mまで」と叫んでいる。入場時に持ち物チェックするとのことだ。<o:p></o:p>

私はビールなどの缶類は持ってなかったので良かったのだが、問題はブルーシート。席取りが使命なので1.8m真四角のシートを持参している。取り上げられるのだろうか? 昨年まではこんな規制はなかった。あらかじめ知っていたら小さいシートを数枚持ってきたのに!

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「まぁ、見つかったら仕方ない! シートは折り畳んで使うのだ!と言い張ろう」と覚悟を決めた。開場時刻になり、入場が始まった。持ち物チェックは瓶缶類を重点的にやっているようで、私はすんなりと入場できた。そしていつもの3塁側の中段、通路のすぐ上に陣取った。当然、ブルーシートは2段分(8人分)敷いて。

 

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試合開始まで1時間半、やれやれ一安心、だと胸をなでおろして孫達が来るのを待ちながら練習風景を観ていた。ところが5時過ぎ、孫達がまもなく到着する頃に、私服の管理責任者らしい人が私にブルーシートを取り外せと言ってきた。席取りを見回っているのだった。ちょうど孫達も来る時間だったので、押し問答となったのだが、「入場口にもう孫達が来ている」との頑固な主張に辟易したのか、他に悪質な席取りが目に入ったのか、他所に行ったので大安心。それにしても、家族で楽しく固まって応援したいというのは当たり前のこと。それに早くから全員が揃うのは到底無理な話。外野自由席なので、多少の席取りは仕方ないのじゃないだろうか。外野はコンクリートむき出しで、窪みには土も溜っていて、シートは不可欠だ。席取り不可なら、外野席も椅子を取り付けて指定席にすべきだ!

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さて試合が始まる頃には、孫たちも来て我が家の応援団は勢ぞろい。夕日も沈んで、薄暮からナイターに切り替わった。芝生の緑がカクテル光線に見事に浮き上がって。実に鮮やかだった。試合は1回からホークスの打線が大爆発。3塁側なのに殆どがホークスの応援で、外野席はもう大興奮。孫達も応援グッズを叩いたり大声を張り上げて盛んに声援していた。私は応援もさることながら、ホームランの打球が心配だった。私たちが陣取っている場所はホームランコースなのだ。昨年も妻にあわやと云うところだった(それも2本も)

 

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 結局、ホームランは3本が私たちのすぐ近くに飛んできた。その内の1本は2mくらい前に落ち、それを少年がグラブで見事にキャッチしたのだったが、ちょうどその瞬間が実況のTV放送に映し出され、それにブルーのジャンパー姿の和君が映っていたとの情報が、パパ方バァバから和パパに連絡が入った。さすがに和君を可愛がっているバァバ、和君が瞬時に判ったのだ。

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 良い天気ではあるが、さすがに夜は冷え込む。厚手のジャンパーで完全装備して、更に毛布を膝に掛けて観戦していたのだが、それでも寒い。ホークスが大勝していることもあって、7回の風船飛ばしが終わって孫達は帰ることになった。誰が考えたのか知らないが、やはりこのときが一番盛り上がる。にわかホークスファンに変身の私でも、このときは一緒に声援する。我がライオンズは出足がパタッと止まってしまい、もう4連敗。今年も苦難の年になりそうだ。

 

 ところで、今日の記事の題は「それ行け、スマート」をもじったものですが、判りますか? 団塊世代じゃないと判らない?

 

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ワイヤレス

2011-04-20 08:44:05 | 屋内趣味

 

   私の愛機は富士通製。買ってからもう3年半が過ぎた。高機能マシンであり、地デジも観れるので7月のアナログ廃止に対応できると思っている。ところが、高性能機なのにも係わらず、立ち上がりが遅い。それも異様に遅いのだ。デスクトップに多くのファイルを載せ過ぎているからだろうか、スタートソフトが多すぎるのだろうか!と悩んだりして、メモリを増設したり、「驚速」ソフトを入れ込んだりして、私が出来うる限りの対策を取った。が、それでも遅い。妻のノートPC(vaio)よりも遅いのだから話にならない。

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 ところが先日、いつものように電源を入れて気長に立ち上がるのを待っていると、マウスの電池が切れ掛かっていることが判明した。(マウスのお腹の赤いランプが消えたり点いたり)

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 キーボードもマウスもワイヤレスであり、電池がなくなるとキーボードの液晶の電池マークが消えてしまうから、それで電池交換をするのだが、この時はそれを失念していた。 早速マウスの電池を交換してPCを立ち上げると、すんなり早く立ち上がった。「おや?」とこの時に閃いた。立ち上がりが遅かったのは電池不足によるワイヤレスマウスの連携不足が原因ではなかったのか、と。

 

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 ワイヤレスマウスの電池はよく考えると半年に1度くらいしか替えていない。赤い光が出ているから大丈夫だと思い込んでいたのだ。電池の容量不足が立ち上がりの遅い原因だとしたら、USBマウスに替えた方が間違いない、と思って早速ビックカメラで買ってきた。それからは私の愛機も順調で、快適にPCを使っていた。(私の技術顧問、うーさん(U君)にこの間の経緯を話すと、最近のワイヤレスマウスは電池が無くなるとメッセージが出るとのことで、私の愛機はその親切が組み込まれて無かったようだ)

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 4月に入って枇杷の間引きを始めました。今月末には袋掛けします。

 

 そして何事もなく2週間が過ぎた。で、昨日。キーボード(ワイヤレス)を使ってブログ原稿などを打っていた。ところが入力ミスが多い。それも確かに間違いなく入力したはずなのに。間違ったところは例えば「や」と打ったつもりなのに「あ」になっているのだった。どうもキーボードが不良なのか、電池不足なのか、それとも私の軽やかな指捌きが軽すぎるためなのか! 

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 マウスが電池不足でトラブルを起こすのだったら、キーボードでも同じに違い無い。それに、このキーボードは何度もコーヒーをこぼして、キーが正常に動作していない可能性もある。 それに、ブログのコメントで脱字、誤字が最近はよく目立つ。などと考え出したら、ワイヤレスには絶対の信頼を置けないような気がしてきた。

 

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 ということで、またもやビックカメラでUSBキーボードを買ってきた。コーヒーがカブっても大丈夫なようにビニルカバーは外さずに接続した。これで、ブログコメントも誤字が減って、恥をかくことも少なくなる事だろう。

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春です。

2011-04-15 22:00:50 | 平々凡々

 

うるちゃんもそうだったと思うが、今年の小学校の入学式は桜が満開の元で行われたようだ。ヤングパパママに手を引かれた新1年生を何度も見かけたが、その度に思い出に残る入学式で良かったね、と私まで嬉しくなった。子供は当然のことながら着飾っているのだが、それに劣らずパパママもおめかししている。満開の桜の元で記念写真をと、思い入れも大きかった事だろう。

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ここ数日、気温も20度くらいで、良い天気が続いている。が、私はタオルが離せずに、悪戦苦闘していた。アレルギー性鼻炎でくしゃみ・鼻水がとまらないのだ! 杉の花粉はもう終わったはずだから、家の中の雑菌・埃が原因かもしれない。空気清浄機はあるのだが、春の陽射しが恋しくて、どうしても窓を開け放してしまう。

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2月に通い始めたジムにも慣れてきて、もう1人前の顔をしてステップなどのエアロビに入っている。眼で会釈する顔馴染みも出来て何となく楽しい。筋力トレもテーマを与えられ、頑張っている。個人記録を付けなくてはならないから、サボるわけにもいかない。おかげで、ここ2ヶ月で4キロ近くも体重が減った。あと1キロ減ると理想ではあるが、これは難しい気がする・・・。

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先日は4ヶ月ぶりにゴルフの練習に行った。今月末には今年初のゴルフが計画されており、来月は会社のコンペもある。ここ10年、必ず週に1回は練習していたのに、4ヶ月間もクラブを握っていないのは初めての経験だ。虎尾桜見物で腰を痛めている事もあって、「身体を壊さない事!」を念頭に置いた。

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マメが出来るだろうと、あらかじめカットバンを指に巻きつけ、素振りもゆっくりと身体を慣らす。それからおもむろに身体の回転に無理しないように、短いクラブから振り込んでいった。

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久しぶりのスイングなので当たらないだろうなと思っていたのだが、実際は4ヶ月の空白が嘘のようによく当たったのには驚いた。身体が覚えていたのだろうか。各クラブも違和感なく振れた。体重が減って腰周りが細くなったのが効いたのだろうか。しかし、ここで調子に乗ると体を痛めると思って。その日は50球で止めた。 練習は少しずつ肩慣らしだ。(翌日、やはり右肩が少し痛かった)

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   今日、出社するとデスクにドリンクが。私の健康を気遣って

   誰かがプレゼントしてくれたみたい。さて、誰なんだろう?

   変に気の回し過ぎだと思うけれど。 元気溌剌、仕事が

   はかどりました。

 

 

 

 

来月はもう皐月。ストーブの手入れをして、ベランダに鯉のぼりを立てた。 風がなかったので青空に翻る鯉ではなかったが、もう春本番だ。

 

 

 

 

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5周年

2011-04-13 07:12:30 | 平々凡々

 

 保育園で。満開を過ぎました。

 

 

413日、ブログスタート5周年になった。始めた頃には思いもよらなかったが、5年もよく続いたものだ。これも楽しいブロガーさんたちの暖かい応援コメントのお陰だと心から感謝している。当初は妻を始め我が家の女性陣から、「そんなことまで書かないで!」と、避難轟々だったが、最近は危険区域を察知して上手に逃げているから文句を言われる事も少なくなってきた。私に言わせると「ペンは強し!」で、いじめられた意趣返し!のつもりもあるのだ・・・(笑)

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5年間の記事総数は840。カテゴリー別では、その内の半数が「平々凡々」、次いで「アウトドア」、「孫」の順となっている。 要するに平凡な男の平凡な人生の日記だ。 優れた特徴も無いし、永く続いていると言うことはそう劣ったものでも無いということだろうか。最近は孫の記事が多く、孫の成長日誌の感もするが、それが何よりも幸せで一番だと言う思いもする。東北大震災で、「平凡な日時が如何にありがたいものだったか、改めて分かった」と話していた人が居たが、まさにその通りだと感じる。 幸せな「平々凡々」の5年だったと思う。

 

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お多福そら豆に花が咲きました。大きな豆が出来ますように!

 

さて、6年目に突入するが、これからもマイペースで気取らずに!と言って、卑下ばかりしていても自分が面白くないし、テキトーに法螺まがいの事も書き並べて、楽しく進んでゆきたい。ブロガーさんたちからの暖かいコメントが何よりも嬉しいから。

 

 

 

 

 

 

 

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虎尾桜2011

2011-04-08 19:48:05 | 

 

  虎尾桜。写真では判りにくいですが、赤ピンクが奇麗でした。 

 

  標高900mの福智山の中腹に、知る人ぞ知る桜の名木「虎尾桜」がある。上野(あがの)焼で有名な上野峡から石ころだらけの険しい山道を登ったところに艶やかに咲いていて、例年、登山姿の花見客で賑わう。私が虎尾桜を知ったのが、仕事に余裕が出てきた2年前。早速妻と2歳の和君を連れて登ったのだった。急な山道を懸命に登り終えたときに空に向かって咲き誇っている桜の木を見ると、無事に登り終えた安堵感と開放感が一緒になって、実にすがすがしく感じる。桜の周りでお弁当を食べたかったと和君がつぶやいていたので、昨年はお握りのお弁当を携えて繰り出したのだが、今年は奏君も加えて5人(私、妻、和ママ、和君、奏君)でチャレンジする事になった。

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 和君の幼稚園の始業式がある前日の水曜日、天気はまさに快晴で暖かくて絶好の花見びより。急に暖かくなったので平地では満開だが、山の冷気が残っていても多分満開に近いのだろうと勇んで出発した。奏君は保育園をお休みして、臨時遠足だ!

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 朝から妻と長女が手分けしてお弁当作り。一昨年の和君の残念な思いを再びさせないように、豪華なお弁当になった。お弁当を食べるのが楽しみだ。

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 上野峡の福智山上り口に着いたのが11時過ぎ。さぁ、山登りスタート。急な斜面用として、花見客用に上り口に積み上げている枯れ枝の杖をそれぞれが選んだ。3度目の和君は余裕綽綽。車の中で眠っていた奏君もすっかり眼が覚めて、やる気満々だ。二人とも滑り落ちそうな石ころの急峻な渓流沿いの登山道を頑張って登っている。崖崩れで切り立った崖のところでも恐がることなく平気なのが頼もしい。

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<o:p>   レンズが汗?で湿って、ボケているのが残念ですが、孫二人。頑張りました。</o:p>

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 そして、約40分。12時過ぎに全員元気に目指す虎尾桜に到着した。桜が満開なのを見て歓声を挙げたのだが驚いた。確か前年まではソメイヨシノと同じくらいに薄い桃色の花だったのだが、今年は赤が強い桃色だった。そのために存在感がひときわ際立って、艶やかで美しい。今年は寒くて雨が少なかったのが原因だろうか。

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桜の周りで昼食を摂っている人たちも多かった。孫二人も手ごろな石に腰掛けてお弁当の催促。私たちは達成感に浸りながらお握りや卵焼きなどをパクついた。本当に美味しくて、私は日頃の2倍も食べてしまった。孫達も仲良く無心に食べていた。

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昼食も終わって、ひと休みして下る事になった。登りよりも下りの方が危ない。私と和君が先頭、真ん中に妻、その後を奏君と和ママという隊列で、慎重に降りたのだが・・・  和君は6回ほどすべり転んだが、上手に転んだので怪我は無し! 「気をつけなさい!」と叫んでいた妻が見事に転んで痛めていた左手首を更に捻ってしまった。(帰り着いて医者に罹ったことは言うまでもありません)

 

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無事に降りついてから、みんなで麓の「ふじの湯」温泉へ。ゆったりと疲れを取ったのですが、私は腰を痛めたのか、調子が悪くて早々と湯をでて、待合室で休憩していた。

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それにしても、孫二人、元気なものだ。奏君を心配していたが、結構足腰が強くて、下りも時折走ったり、段差を飛び降りたり。奏君なりに危険度を判断して行動しているようで、着実に成長している。

 

 

桜前線、ゆっくりと北上して北海道まで届きました。札幌では見事な桜が道民を楽しませています。

札幌をこよなく愛しているmiyさんのブログでも、こんなに奇麗な桜が紹介されました。

 

   http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/d08236f9b392d3afe3a749d5b658d039/f8

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花見ウオーキング

2011-04-05 20:48:32 | アウトドア

メモリアルクロスで。大宰府の梅が枝餅が出ていました。

 

春爛漫。桜が満開だ。雲ひとつ無い青空に薄桃色の花びらが浮き立って、艶やかな中に清楚さが際立っているように思える。つい1週間前は寒かったのに、今日はまさに陽気な春だ。東北もお日様マークがずらっと並んでいて、気温も九州と大差が無いようだ。一昨日は被災地に雪が舞っていたように思うが、一気に暖かくなってほっとしているだろう。復興の響きも力強くなりそうだ。

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日曜日、孫達も来なくて夫婦二人。室内に閉じこもっているのも芸が無いので、花見を兼ねてウオーキングに出かけた。足立公園から妙見神社、森林公園、メモリアルクロスと桜の名所を廻ったのだが、このルートは北九州市民の手軽なハイキングコースでもあって、歩道やトイレが整備されている。

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11時前に出かけた。まず足立公園。桜は5分咲きだったが宴会の準備をしているグループがここかしこに見受けられ、場所取りにブルーシートを張っていた。夕刻くらいから花見客で溢れる事だろう。

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鶯笛。上手に鳴らすのは難しいんです。

 

途中、氏神様に詣でた。今年は社殿の建て替えをすると聞いていたが、もう工事は始まっており、見慣れた社殿はすでに解体されていた。社務所で挨拶し(長女がここの娘さん達にピアノを教えている)、妻が造営の寄進を納めた。次女が結婚式を挙げたのもここだし、我が家が平穏・無事なのも氏神様の力によるところが大きい。

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先ほどから境内で鶯が鳴いており、「梅に鶯」じゃなく「桜に鶯」だなと考えていたら、なんと社務所下で鶯笛はどうかと呼び止められた。ずっと前に「しし笛」をタダで孫達に貰った覚えがあるが、その時の老人たちだった。しし笛はやはり幼児に無料で配っているようだが、鶯笛は百円で分けていると言う。竹を加工して、鶯の飾りをつけたシンプルなものだが、上手に吹くのにはかなりの練習が要るそうだ。 当然、「ホー、ホケキョ」と鳴くのだが、ホケキョのところは指ですばやく竹穴の両側を開閉させねばならない。笛を手に入れて吹いてみたが、練達するにはかなりの努力が必要だ。

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桜の並木道の上に走っている雑木林に囲まれた足立自然歩道を巡ってメモリアルクロスへ。山道を歩くのは開放的で気分が良い。適当にアップダウンがあるのも楽しい。あっという間にメモリアルクロスに到着。少し休んだ後、その下の霊園で墓参り。親父やお袋に今年も無事に春が来たと挨拶した。

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てんぷらそば。素朴な味で歯応えもあって美味しかった。

 

お腹が空いたと時計を見るともう昼を過ぎて1時前。 帰りに「そば処 足立」に寄ることにした。当然ながら私持ち。 ジムで知り合った私と同世代の男性が、退職後趣味のそば打ちを役に立てるべく、民家を借り切って3年前に店を出していたので気懸りだった。

 

静かな佇まいの店で、女性客に人気があると聞いていた。私は3度目になるが、女性団体客や二人連れの客で賑わっていたので安心した。夫婦二人でやっているのだが、逆に忙しくて大変なようだ。博多に嫁に行った娘さんたちが時々は手伝いに帰っているそうだが、流行っていて良かった。

 

 

 

 

 

 

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急に春が!

2011-04-01 20:25:56 | 平々凡々

 

 

 今日、我が社のお稲荷様の桜。2分咲きです。

 

  彼岸を過ぎて急に陽射しが強くなった。とはいえ風は冷たくて桜の開花が遅れていたのだが、一昨日くらいから暖かくなってきた。孫達が通っている保育園の桜もちらほらと咲き始めていた。早くも今日は4月1日。新年度のスタートだ。私にとっては本当に最後の1年になる。集大成としたいものだ。

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3月最後の日、朝一番に予約していた歯の治療が予想外に長くかかったので、お気に入りのエアロビの時間に間に合わなかった。歯の治療は昨年に引き続いてになるが、前年懸かった医者はどうも下手だと思うので(治療後1ヶ月で上の奥歯が沁み出した!)、別の医院に替えた。 それにしても歯医者の数が多いのには驚く。各町の丁目毎に1軒あるような感じだ。今度の医者は治療方針などの説明も確かだし、何よりも雰囲気が良い。ただ私の症状が重いのか、治療に時間がかかる。このため前立腺に問題を抱えている私にとっては困る事が多い。今まで4回の治療で、その内の2回で施療途中にお腹が痛くなって、中断してもらったのだから。「パブロフの犬」にならなければ良いが。

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天気が良くて暖かい。妻はさっさとジムに行っているので、一人残された私としては「さて、何しよう?」屋内に閉じこもるのも勿体無いと庭を眺めると枇杷の木が眼についた。「そうだ、剪定だ! 間引きだ」<o:p></o:p>

今年も我が家の枇杷は鈴生りに近い状態で実を付け始めている。このままでは昨年と同じに実が多くなりすぎて水分不足のしわくちゃになってしまう。 間引き作業は袋掛けと同時に4月に行うのだが、今年はもう少し綿密に、2度することにしよう、と。

 

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思い立ったが吉日で、さっそくジーンズに着替え、脚立を取り出して作業開始。枇杷の木は毎年着実に大きく繁茂しており、作業も難しくなってきている。私の体力も衰え気味で脚立から落ちないように充分に安全を考えて無理をせずに作業を進めた。

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屋外で身体を動かす作業と云うのは、日頃がデスクワークなので気分が変わるのだろうか、基本気持ちが良い。今年こそは美味しい枇杷の実を届けなくては、と懸命に作業していたのだが、夕刻に北海道から冷凍便が届いた。そうだった、蟹を注文していたのだった。 それで、この日の作業は終わり。まだ半分残っているが後日だ。

 

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二条市場「北味」から届いたズワイガニ。高かったのか、得したのか? さっぱり価値が判らないケンさんです。

 

2回目の北海道ゴルフのときだったから、もう3年前のことになるだろうか。札幌の二条市場でカニなどをお土産に買ったことがある。ずらっと並んだ商店の中で眼についたのが、清楚で色白な可愛い娘さん。どうせ買うならこの人の店で!と。 名前はまだ覚えているが「星野洋子(ようこ)さん」。星野さん家系は色白で美人なんだな、と思ったことがありました。 その時の商店から電話があって、(残念ながら洋子さんではなくて五十嵐さんという男性。東北には五十嵐さんが多いんだな、と妙に納得した次第)

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主旨は開店10周年記念にお得意様に昆布を送りますが、ズワイガニをおまけするので買わないか、と云うもの。1杯をおまけして3杯とし、さらにホッケ1枚とホタテ3個、イカメシを付けて1万5百円というのだった。(送料は別)

 

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ちょうど誕生日前で、心が高揚していたのと今月の小遣いを貰ったばかりだったので、ゆとりがあったのか、買うことに決めたのだった。(北海道のズワイガニは春先が旬だと知っていたので、不良品では無いだろうとも考えたが、なによりも美人の洋子さんの笑顔のイメージが効いた)。<o:p></o:p>

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このような時には必ずと言ってよいほど、グッドタイミングで娘達が集まる。娘達に1杯ずつズワイガニを持たせた。好き嫌いが出てきた孫達、美味しく食べてくれたら良いが。

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ところで、このズワイガニ、足は焼いて食べる事にしたいのだが、身体本体はどういう食べ方になるのだろうか。やはり鍋? 鍋は実を取り出すのが面倒なのだ。

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