私にとっての連休二日目、土曜日。好天に恵まれた。前日の潮干がりで中腰だったので太ももが若干痛かったが、関門海峡周遊のJRウオーキングに出かけた。下関駅から唐戸市場を抜けて、海底の関門トンネルを通り抜け、布刈(めかり)公園を経由して門司港駅までの6キロ。短いコースだった。関門の潮の流れと潮の香りを楽しみながら歩いたのだが、どうも私は足が遅い。歩幅は短いのは承知しているのだが、どうも回転数でも劣っているようだ。景色をゆっくりと愛で、写真を写したりするものだから、なおさらに遅れる。急ぐ旅でもないと思うのだが、次から次に抜かれるとつい焦ったりしてしまう。
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<o:p>関門橋の下、義経と平知盛の壇ノ浦合戦像。右は長州藩が馬関戦争で用いたと言う大砲。</o:p>
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それでも2時間弱で門司港レトロに付いた。丁度北九州地区のメーデー集会始まるところで、大勢の人たちが組合旗を掲げたり、チラシを配ったりして雰囲気を盛り上げていた。
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昨日曜日。予報では前日以上に暑くなり25度の夏日だという。その日は奏汰ファミリーと足立山縦走を約束していたので、リュックに負ぶ紐と水筒を詰め込み、夏服姿で奏汰君のマンションに出かけた。負ぶ紐はたっ君用だ。3歳のたっ君、最近足腰は丈夫にはなってきたが、足立山縦走6キロが歩けるか微妙なところ、いざとなったら背負ってという算段だ。最近、アウトドア志向の奏汰ファミリーも登山に興味を持ちだして、先日は奏君がパパと佐賀県の天山に登ったと聞いていたが、登山に目覚めたようだ。出がけにコンビニでお弁当をと思っていたのだが、お弁当は奏汰ママとパパが準備するというので私も甘えることにした。
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9時過ぎに奏汰ファミリー4人と連れ立って、まず小文字山に向かう。小文字山で登った地点でたっ君の調子を見て縦走するかどうか決める予定だ。森林公園登山道から山に分け入る。天気が良いのとGWの最中だということもあってか、同じように山に登る人が多い。挨拶上手の奏君、大きな声で挨拶していたのが嬉しかった。たっ君は初めのうちは登る気力が少なかったのか、すぐに座り込んで、ママやパパに「抱っこ~」とせがんでいたのだが、効き目がないと分かると自分で歩く決心がついたのか、それからは「抱っこ」と云わなくなった。
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<o:p>左:小文字山に登る途中の難所、鎖を伝って岩場を登る奏汰君。</o:p>
<o:p>中:小文字山頂で小倉の市街を見下ろしながら楽しい昼食でした。</o:p>
<o:p>右:小文字山頂から妙見山頂、砲台山(右端)を望む。妙見山まで2キロの行程です。</o:p>
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急な岩場や坂道を孫たちは元気よく登り、10時半に目指す小文字山頂(366m)に到達した。頂上から見下ろす小倉の街並みに奏君もたっ君も大喜び。自分たちのマンションや保育園はどこにあるかと懸命に探していた。頂上で奏パパがお湯を沸かして、ちょっと早めの昼食タイム。縦走しだすと途中では良い昼食ポイントがないのだ。ところがお腹が空いて無いのにかかわらず、お握りやカップラーメンの美味しいこと。みんな残さずに食べてしまった。
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お腹がいっぱいになって、さぁ、縦走開始。妙見山頂(512m)を経由して妙見神社に下りる足立山縦走コースだ。途中は急な道があるが孫たちは元気に、特にたっ君は元気に歩いた。歩き始めたのが1歳と少しと遅かったので心配していたのだが、そんな杞憂はなし。縦走が終わってマンションに帰り着くまで私以上に元気だった。
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結局、帰り着いたのが目論見通り1時半。怪我もなく無事に終えて私も大安心。これからは気軽に足立山登山を楽しめることだろう。
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私は家に戻ってシャワーを浴びてビールでも、というのがいつものことなのだが、その日は日曜日、エアロビの日だ。疲れをものともせずにIインストラクターのローインパクトに出た。疲れてはいたが、エアロビは違う筋肉を使うのだろうか、割と元気に動けた。
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その夜はさすがに眠くなるのが早くて8時前には布団にもぐりこんだ。朝までぐっすり、快眠だった。