arisuさんに写真加工していただきました。感謝、感謝です。ありがとう!
私の地方は日本の最大手バス会社である西鉄の地元であって、長距離深夜便からショッピングセンターへの買出し用など、便利に利用できる仕組みになっている。最近は「駅から100円、駅まで100円」のキャッチフレーズで、たいしたこと無いから歩こうか!というお客までターゲットにしている。お年寄りには嬉しいようで、便も多いから利用客も増えている。<o:p></o:p>
通勤時に利用する生活路線バスは、女性の運転手さんの進出がめざましく、もう半数くらいになっている。うぐいす嬢とまではゆかずとも、アナウンスは明瞭闊達で、女性特有の甘い声も混じったりして、朝の通勤も苦にならなくなってきた。逆に男性の運転手だったら、その日は運がないようにさえ思える。年よりはちょっとのことでも楽しみを見つけるものなのです。<o:p></o:p>
私は定期券を支給されているから、小銭のバス代を心配することは無いが、バス代は現金払いとバスカード(プリペイドカード)の2種類がある。バスカードは1000円から10000円まで4種類が準備されており、ほとんどの人が利用している。<o:p></o:p>
今日の朝のことだ。バス最後部でぼんやりと今日の仕事の進め方を考えていたが、バス停に止まったときに、若い男性が運転手(女性)に何かぼそぼそ言っている。運転手の「出ない?おかしいな、ちゃんと入れたんですね」の声が聞こえる。どうも両替機のトラブルのようだ。これは困った、こんなところで手間取っていたら電車に間に合わない!と心配が先に立った。けれど、この女性運転手さんはしっかりしていて,「とりあえず発車させます」と運行を優先し、途中の信号待ちの時に、最寄の営業所で換金してくださいとなにやら書付を渡した。簡易バスカードのようで、どうもこのようなトラブルを想定して準備していたようだ。若い男性も文句言うそぶりも見せず、納得していたので妥当な処理だったのだろう。鮮やかな手口だった。
生まれてすぐの奏汰君。今は眼を開けて世界を見回すそぶりです。
この現金両替機に関するトラブルはたくさんある。バス内の紙幣両替は1000円専用で、2000円以上は出来ないことになっている。この場合、普通は適用外紙幣は吸い込まない仕組みになっているのが当たり前であるが、実はこの両替機はバスカード販売にも使っているため、吸い込むのだ! それを知らないお客さんが(何故か女性に多い)、5000円や10000円札を入れてしまって両替が出来ずに困っている風景を見かける。入れたものは出ないので、もうバスカードを買うしか手は無いのだが、それでは困る! というのだ。見かねて私がバスカードを代わりに買ってあげたこともあるし、1万円札を両替してあげたこともある。(バスに乗るときは小銭を用意するのが普通だと思うが、玉に1万円しかないと駄々をこねる人が居る。このような時は次回に乗ったときにお支払い下さいといって降ろすのだが、合法的?な無銭乗車となるのだ!)
札幌雪祭りに飛び入りした和音君。おしゃまです。
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男性で横柄な口調の運転手が玉にいるが、その時は助ける気にならない。車内もシーンと静まり返っている。やはり雰囲気というのは大切だ。<o:p></o:p>