3月23日、土曜日。 4ヶ月ぶりのJR九州ウオーキングだった。舞台は小倉南区の志井駅。 筍の里、合馬地区や北九州の水源地、道原地区を巡る10キロの地元コースだ。 年末からの手術騒ぎもあって運動もエアロビくらいしかしてなく、脚力の衰えが心配だったので、長距離のウオーキングだとちょっと苦しいかなと感じていた。 だから足腰の調子を見るのに手ごろなコースだと思えた。
紫川上流に架かる眼鏡橋。堂々として威厳も感じる。
<o:p></o:p>
このコースは昨年と同じで、石原町のゴール地点には無法松酒造の酒蔵開きが今年も開催されると書いていたので、それも楽しみの一つだった。
<o:p></o:p>
紫川の土手や田畑には菜の花や水仙などが咲いており、点在する桜はもう満開に近く、薄いピンクの彩が豪華に映えていた。 彼岸を過ぎて農家も畑の手入れに精を出しているのだろうか、キャベツやダイコンの春野菜がきれいに揃って植えられていて、里山の風景を演出していた。
<o:p></o:p>
1時間ほど歩いて眼鏡橋に着いた。石造りの橋は熊本や長崎では有名だが、北九州にも見事な橋があったのだと改めて感じた。いつごろ出来たのか知らないが、造りはしっかりしていて見事なものだった。昨年は豪雨に見舞われたはずなのに、濁流にも見事に耐えたようだ。
<o:p></o:p>
道原の折り返し点(菅生の滝コースは15キロなので遠慮した)では地区の皆さんが今年もでっかい鍋で豚汁を振舞っていた。 美味しそうな匂いが漂ってはいたが時計を見ると10時前、お腹もあまりすいて無いので、残念ながらパスしてゴールの石原町に向かった。
<o:p></o:p>
<o:p>(左)道原では豚汁の炊き出し。(中)山裾の散策路には野いちごの花が。(右)無法松の生酒しぼりたて</o:p>
<o:p></o:p>
中谷から東谷に抜ける櫨ヶ峠隋道を過ぎるとすぐに目指す石原町、無法松酒造がある。11時前に着いた。もう大勢の人が効き酒や試飲を楽しんでいた。私も猪口を買って(百円)、今年の新種を味わった。係りの人が嫌な顔一つせずに注いでくれるので、生酒や濁り酒、純米酒や大吟醸など厚かましくも次から次に何杯も頂いた。アルコールのおかげか、気分もすっかり良くなったので、特に美味しかった「生酒」と「濁り酒」を買ってリュックに詰め込んだ。
<o:p></o:p>
石原町駅がゴール。今年初のスタンプを貰った。来年2月末までの1年間で20個のスタンプを集めなければ。一昨年にウオーキングで知り合った博多のIさんも今日が今年初のウオーキングだそうで、久留米ツバキを観るために筑後草野コースに参加しているとのこと。どこかで逢えるかもしれないが互いに元気に歩き続けたいものだ。
<o:p></o:p>
あまり疲れも感じず、1時前に家に帰りついたのだが、奏君ファミリーが待っていた。奏君の卒園式が終わった直後で、我が家に卒園の感動と歓びの笑顔を届けてくれたのだった。
***************
今日、3月27日は私の66回目の誕生日。 朝から奏君やたっ君、それに親しい人たちからお祝いの言葉を頂いた。たっ君からは驚いたことに頬にチュウまで。 これが美女なら嬉しいのに、と思った私は厚かましいのでしょうか。 まだまだ気力だけは負けないつもり。これからもよろしくお願いします。