ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

酒蔵びらきに誘われて

2013-03-27 11:06:19 | アウトドア

 

323日、土曜日。 4ヶ月ぶりのJR九州ウオーキングだった。舞台は小倉南区の志井駅。 筍の里、合馬地区や北九州の水源地、道原地区を巡る10キロの地元コースだ。 年末からの手術騒ぎもあって運動もエアロビくらいしかしてなく、脚力の衰えが心配だったので、長距離のウオーキングだとちょっと苦しいかなと感じていた。 だから足腰の調子を見るのに手ごろなコースだと思えた。

 

紫川上流に架かる眼鏡橋。堂々として威厳も感じる。

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このコースは昨年と同じで、石原町のゴール地点には無法松酒造の酒蔵開きが今年も開催されると書いていたので、それも楽しみの一つだった。

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紫川の土手や田畑には菜の花や水仙などが咲いており、点在する桜はもう満開に近く、薄いピンクの彩が豪華に映えていた。 彼岸を過ぎて農家も畑の手入れに精を出しているのだろうか、キャベツやダイコンの春野菜がきれいに揃って植えられていて、里山の風景を演出していた。

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1時間ほど歩いて眼鏡橋に着いた。石造りの橋は熊本や長崎では有名だが、北九州にも見事な橋があったのだと改めて感じた。いつごろ出来たのか知らないが、造りはしっかりしていて見事なものだった。昨年は豪雨に見舞われたはずなのに、濁流にも見事に耐えたようだ。

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道原の折り返し点(菅生の滝コースは15キロなので遠慮した)では地区の皆さんが今年もでっかい鍋で豚汁を振舞っていた。 美味しそうな匂いが漂ってはいたが時計を見ると10時前、お腹もあまりすいて無いので、残念ながらパスしてゴールの石原町に向かった。

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<o:p>(左)道原では豚汁の炊き出し。(中)山裾の散策路には野いちごの花が。(右)無法松の生酒しぼりたて</o:p>

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中谷から東谷に抜ける櫨ヶ峠隋道を過ぎるとすぐに目指す石原町、無法松酒造がある。11時前に着いた。もう大勢の人が効き酒や試飲を楽しんでいた。私も猪口を買って(百円)、今年の新種を味わった。係りの人が嫌な顔一つせずに注いでくれるので、生酒や濁り酒、純米酒や大吟醸など厚かましくも次から次に何杯も頂いた。アルコールのおかげか、気分もすっかり良くなったので、特に美味しかった「生酒」と「濁り酒」を買ってリュックに詰め込んだ。

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 石原町駅がゴール。今年初のスタンプを貰った。来年2月末までの1年間で20個のスタンプを集めなければ。一昨年にウオーキングで知り合った博多のIさんも今日が今年初のウオーキングだそうで、久留米ツバキを観るために筑後草野コースに参加しているとのこと。どこかで逢えるかもしれないが互いに元気に歩き続けたいものだ。

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あまり疲れも感じず、1時前に家に帰りついたのだが、奏君ファミリーが待っていた。奏君の卒園式が終わった直後で、我が家に卒園の感動と歓びの笑顔を届けてくれたのだった。

 

 

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今日、3月27日は私の66回目の誕生日。 朝から奏君やたっ君、それに親しい人たちからお祝いの言葉を頂いた。たっ君からは驚いたことに頬にチュウまで。 これが美女なら嬉しいのに、と思った私は厚かましいのでしょうか。 まだまだ気力だけは負けないつもり。これからもよろしくお願いします。

 

 

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卒園式

2013-03-25 10:58:38 | 

 

  近くの桜の名所、平和公園(忠霊塔) で。1週間前の彼岸の入りのとき。

 

   春は何かと忙しい。桜の花に急かされるように慌ただしく毎日が過ぎる。1年の締め括りと新年度の枠組みをどのようにするのか、色々と考えることが多く、心理的に余裕がないのかもしれない。<o:p></o:p>

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 我が家の孫二人、和君と奏君、無事に卒園式を終えた。私達ジジババは留守番だったが、二人ともパパママが参加して、涙・涙の感激の嵐だったようだ。満開に近い桜の下で羽織はかまに着飾った女の子たちや先生方と記念写真に納まった姿は、笑顔いっぱいで幸せに溢れていた。二人の卒園記念製作も見事なもので、こんなに成長していたのかと驚くばかりだ。 (和君の卒園式は、こちらへ) 

 

 

  さて、私のことだが学校も含めて仕事は今期限りで終わり、来期は完全リタイアの予定だった。ところが学校側からもう1年お願いすると強く慰留されたので、やむなく来年度まで引き続いて2科目の講座を担当することになった。となると週のうちに1日から2日は学校通いとなるのだが、今月の半ばには会社からも来期の勤務を要請された。電力業界は逆風の最中にはあるのだが、自然エネルギー関連の業務が目白押しで、その対応に力を貸して欲しいというのだった。

 

 

 和君、奏君の晴れ姿(奏君に寄り添っているのはやんちゃな奏君を辛抱強く面倒見てくれた二人の先生)。

 右端は奏君が描いたママ。どことなく気品を感じさせます!

 

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 ということで、来期も基本的に今期と同じように会社と学校の勤務となる。リタイア後のドイツ旅行はまたまた見送らねばならない。足腰が自由なうちに出かけたいのだが。まもなく66歳になる私にとって、働けるのは幸せなことだ。

 

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名人?  和君

2013-03-12 22:19:27 | 

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<o:p> 私の年代で、ブログ記事で一番楽しいのは何と言っても孫の話。孫自慢が何よりもブログの推進力と思える。今回も孫自慢です。</o:p>

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<o:p> 将棋道場でCクラス優勝の銅メダルを胸にドヤ顔の和君、次回からはBクラスに昇級だとか。</o:p>

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    何にでも興味を示す和君、1年ほど前から将棋に興味を示し、「歩上がり」や「山崩し」、「ハサミ将棋」などで遊んでいたのだが、本将棋についても基本的なルールと駒の動きや並び方を教えていた。もちろんお師匠は私。と言っても初歩の初歩なので、私と指す本将棋は面白くないようで、もっぱらパパとママが相手のようだった。ただ。王様を詰めるという感覚が面白いようで、パパから1手詰め、3手詰めの本を買って貰って「詰める」という考え方を会得したかのようだった。

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 その和君、公民館で開かれている月2回の将棋道場に昨年秋くらいから参加しだした。どのような指導なのかは知らないが、初心者同士が対局するだけみたいだ。私と対局しても、定跡の基本的な受け方などは皆目知らないので、体系的に教えていないのだろう。だけども将棋自体は面白いようで、歓んで出かけている。

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 さて先日、その将棋道場で大会があった。レベルに応じてクラスが3つに分けられており、当然和君は初心者のCクラス。10人弱のメンバーのようだったが、その中で見事に優勝したというから驚いた。相手はみんな年上の小学生。特に決勝の相手はなんと6年生だったという。詰めるという特技を勉強しているので、途中の戦いは不利であっても、最後の自王の逃げ方と相手王の詰まし方で逆転しているのではないかと思われる。が、それにしても嬉しいことには変わりない。

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<o:p> ある日の夕食。居ながらにして小樽と吉野のご馳走を頂きました。</o:p>

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今はまさに自己流で、定跡などは皆目知らないのだが、私と指すときは(ハンディとして和君は飛車角4枚にしている)私の駒の動かし方を学んでいるようで、教え甲斐はある。ただ非常な負けず嫌いであることは間違いなく、詰んでからも私への攻撃手順を並べる。それはなるほどと思う手順であり、守り方、攻め方を勉強すればすぐに強くなるだろう。将棋界の大エース、羽生さんを目指して欲しいと夢は膨らむが、何にでも器用なのでどの道に進むか、悩み処でもある。

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春、陽気が物忘れを?

2013-03-07 20:13:30 | 平々凡々

 

    東北・北海道の皆様は大雪で苦労しているようだが、九州はもう春本番のように暖かな毎日。今日明日の気温が何と4月中旬の21度の予報。桜の蕾も一気に膨らみを増している。朝、奏君とたっ君を保育園に送り届けるのも、車はやめて歩いて登園にした。徒歩のときは競走するのが常だが、最近は二人とも駆けっこが早くなった。50mくらいの距離を2回ほど4人で競走するのだが、奏君が早くなって、私はもう勝てなくなってきた。負けず嫌いのたっ君までもが懸命に走るが、まだまだたっ君には負けない。たっ君はビリになると泣き出すのだが、これも楽しい朝の表情だ。

   ふと気付くと通園路の街路樹はこぶしの白い花が咲き始めており、朝の清らかな光にこぶしの花が白く光っているのがすがすがしい。奏君はまもなくこの道ともお別れ、小学校に通うことになる。早いものだ。

 さて、最近の円安、産業界は大喜びだが我が家にとっては痛し痒しだ。ガソリン代・灯油代がこの3ヶ月で異常なほど値上がりしている。特に北海道の人にとっては大痛手に違い無い。私はセルフスタンドで灯油18Lを1620円で入れているからリッター90円の勘定だ。ガソリンはリッター150円程度だ。 この時期は遠乗りもしないから、ガソリンは10Lずつ入れることにしている。満タンにすれば重くなるから燃費も悪くなるので、とせこい考えもある。当然、セルフ式の安いスタンドで入れている。 

   先日、灯油とガソリンを補充しようと思って、スタンドに行った。プリペイドカードの残額は3000円を切っていた。灯油とガソリンで3200円あればいいのだが、不足している。このためいつものように5千円をチャージした。そしてガソリンを10L入れ、灯油を1缶(18L)入れたのだった。

   灯油代は領収証でその都度、妻から支給される。家に帰って物置きに灯油を仕舞い、領収証が胸ポケットに入っているはずと探すのだが、影もかけらも無い。落としたのかなと思ったのだが良く考えるとプリペイドカードまでも無い。灯油缶を車に載せるのに懸命で、プリペイドカードと領収証を取るのをすっかり忘れていたのだった。

   慌てて、ガソリンスタンドに再度戻ったのだが、当然の如くカードはなく、大勢の客が灯油を入れていた。(このスタンドは灯油専用給油場が6箇所もあり、安くて人気があった) カード残金は5000円弱のはずだ。諦めざるを得ないが、悔しい。せめて私よりお金に不自由な人の手に入っていることを願うしかない。物忘れは妻の専売特許と思っていたが、どうも私にも伝染したようだ

 

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蝉しぐれ

2013-03-02 22:16:12 | 平々凡々

 

   最近名作の再放送が多い。海外推理ドラマや時代劇などだ。特に名作中の名作と思う「蝉しぐれ」はもう何回目の再放送だろう。何度見ても情感が画面から溢れ出るようで、やるせなく切ない思いに満たされる。内野聖陽の凛々しい若侍も好ましいし、水野真紀の匂い立つような清楚な香りも良い。なんと言っても彼らが自分の力で精一杯生きるという気概が汲み取れるのが嬉しい。  エンドロールで流れる主題歌も哀切がこもっていて、それこそ一途な女性の魂の叫びと思われ、切なく感じる。

 

   先日、ふとこの主題歌を聴きたいと痛切に感じた。「もしも~、わたし・・・」というフレーズが頭の中に浮かび上がって消えないのだ。レンタル店にCDがあるだろうかと考えたのだが、「そうだ、ユーチューブだ!」と閃いた。

   早速PCを立ち上げ、「蝉しぐれ」を検索。そして見つけた、主題歌を。この主題歌、「遥かな愛」と云うタイトルなのだそうだが、何度聴いても飽きない。繰り返し再生した。ところが数日前、今度は居眠り磐音、「陽炎の辻」の再放送も始まった。第2部だったので私のアイドル、壇れいさんは出ていないのだが、それでも江戸情緒をふんだんに散りばめた上品なストーリーは嬉しい。この主題歌もやはり女性の秘めた思いを紡いでいるようで落ち着く。 当然のようにユーチューブを開き、私のコレクションに追加した。

   最近はドラマを観ることが多くなったが、やはり良いドラマは見ごたえがあり、終わった後の余韻が心地よい。現代物よりも時代劇の方が安心感があるような気がするが、現代物は最後にどんでん返しがあるのが当たり前?と言う感じなので落ち着いてストーリーに没頭できないのかもしれない。

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 ところで、私のお腹の痣切除の件、先日行ったPETがん検査の結果が知らされた。やはりというか、当然というか、私が思っていた通り皮膚癌(脂腺癌)は転移していないことが判った上に、他の癌も陽性反応が無く、正常そのものだと判明した。これとりあえずは安心。あとは老化をいかに阻止するか、だ。適度な運動と腹8分目・・・分かってはいるのだが!

 

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