ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

イモ掘り遠足

2010-10-28 11:07:04 | 

 

 

  急に秋が深まった。夏用の薄手の布団だったので、治りかけていた風邪がまたもやぶり返してしまった。ポケットティッシュの束を鞄に詰めて出社している。早いもので10月ももう最終週。来週は11月だ。専門学校での講義も3回を重ねた。90分という長丁場なので頻尿が心配だったが、今のところ特に支障はない。緊張しているからだろうか。

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 孫たちも寒さに負けずに元気に走り回っている。寒気が舞い降りた月曜日、和君のいも掘り遠足だった。幼稚園恒例の秋の行事だそうだが、和君にとっては初の体験だ。どんなことをしたのだろうか。

 

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  園芸用のハンドスコップで掘り、芋の蔓を懸命に引っ張ったのだとは想像するが、さてさて。幼稚園のDVD映像を楽しみにしていよう。

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 その月曜日の夕方、和ママが和君の収穫のサツマイモをお裾分けとして持ってきた。見ると巨大な芋が5個も入っていた。和君は自分の家の分、ジイジの家の分、奏君の家の分と3軒分のサツマイモをGETしなければと頑張ったのだという。この5個は我が家と奏君ちの2軒分なのだった。負けず嫌いの和君だから、張り切って精を出したことだろう。その光景が目に浮かぶ。

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 和ママの話では、収穫したサツマイモは収穫した人のものになったそうで、日頃はポヤ~ンとしている子も異様に頑張ったそうで、人は見かけに依らないと驚いたなどと言っていた。和君に芋ほり遠足の感想を聞きたかったが、残念ながら幼稚園のお友達(女の子らしい)に誘われて、その子の家に遊びに行っているらしい。さて、どんなことして遊ぶのだろうか。

 

  

 たっ君と後ろから覗いている和君。奏君も「忍玉」に見入っています。

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 昨日の水曜は、奏君の遠足だった。カルスト台地の平尾台で遊んだらしいが、楽しかったと言っていた。孫たちも少しずつ行動半径が広がっている。北海道では雪が降ったそうだが、九州ではあと1カ月、屋外で遊べる気候が続く。元気に駆け廻って欲しい。

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棚田米

2010-10-23 11:38:11 | 平々凡々

 フルーツの里、浮羽にあるつづら棚田。棚田百選にも選ばれている有名なところだ。そこから思いがけなくも棚田米1.5kgが送られてきた。 そういえば、先日親父の喪明けでドライブしたときに、つづら棚田恒例の案山子コンテストが催されており、私は竜馬案山子に投票したことを思い出した。コメント欄があったので、得意の褒め殺しではないが、あること(ないこと)を、書き綴っていたのだった。どうもそれが審査役の村長さんあたりから認められたのであろうか。多数が応募していたのに、私が当たるとは! 私なりにそれなりに頑張らねば、と思ったのが謀らずも功を奏したと思うべきだろうか。新川地区のみなさん、棚田米ありがとう!

 

  八朔、温州ミカン(猛暑に一部はやられていますが)、金柑です

 このところ北九州は急に秋の風情が漂ってきた。肌を突き刺すような陽射しから、優しげな心地よい陽だまりに変わってきた。それに応じて、庭のミカン類が急激に大きく育ちだした。我が家のミカン3兄弟(八朔、温州ミカン、金柑)もそれなりに実をつけている。ただ、温州ミカンは猛暑に一部、やられていたが、それでも着実に熟しており、ちょっと早めではあるが味見したところ、まぁまぁの出来だった。これから冬場に向かって、糖度を増して欲しい。

 

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目指せ、リレー選手

2010-10-21 11:50:49 | 

 

 

和君が作ったバトン。練習相手が私、おかげで腰痛も治りました。折り紙も得意で、「手裏剣」と「家」の作り方を教わりました。右がお師匠さんの作品、左が弟子の私です。

 

  我が家のアイドル第1号の和君、毎日元気です。何にでも器用なタイプで負けず嫌いでもあります。この前は足相撲で身体の大きなお兄ちゃんから負けてしまったと大泣きしたそうな。相撲でもこの私に果敢にチャレンジする無謀さ?で、私より強いと本気で思っているフシがあります。何にでも興味を示し、すぐに要領を覚えるので、親も教え甲斐があるのかシマジロウのDVDや能力教材を買い与えているようです。ちょっと前まではベイブレード一辺倒だったのに、この1週間はブロックの組立て教材で飛行機や自動車に変身させるのに夢中です。カタログの絵の通りにたくさんのブロックを組み上げていくのですから大したもの、さすがに私の血を引いていると自画自賛です。() 

 

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 ちょっと前は運動会でのリレー競走が気に入ったようで、バァバから貰ったサランラップの芯に赤や金色の紙を貼り付けてバトンを作り、バトン渡しの練習です。もちろん、その相手は私。居間を走り廻らねばなりませんでした。年長さんになったら、絶対にリレーの選手になるのだと張り切っていました。

 

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 その和君、クリスマスには初のピアノデビューです。クリスマスコンサートにママと一緒に連弾するそうで、練習しています。リズム感溢れた楽しい曲で、伴奏部分がママ、和君はメロディを受け持つようです。右手と左手を操って、ちゃんと正しい指使いもしていました。レフティなので、左手の方が音が大きいのは仕方ないところでしょうか。ママがピアノを始めたのが5歳。和君は4歳でもうデビューです。会場は北九州市の芸術劇場小ホール、今から楽しみです。奏君も合奏で参加するかもしれません。これも楽しみです。

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日帰り温泉

2010-10-18 15:07:57 | 紀行

 

  源じいの森温泉

 

  日曜日は朝から雲ひとつない絶好の上天気。和ファミリーは昨日から山口でキャンプ、奏ファミリーは門司港レトロで秋の1日を楽しむとの情報が入って、私達は取り残された格好だった。妻は妻で自分ひとりジムで汗を流したいと言っていたので、そうなると私だけが一人ぼっちだ。CSシリーズや遼君の日本オープンを観戦したい気持ちはあるが、せっかくのこの天気、家にいるのがもったいない。<o:p></o:p>

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 ということで、夫婦で近場の温泉に行くことにした。「源じいの森温泉」だ。小倉から南へ1時間ほど下った自然豊かなところで、夏には孫たち2家族がキャンプを楽しんでもいる。日本でも有数のカルスト台地、平尾台の横を通り抜け、青春の門で有名となった香春岳を右手に南下したのだが、三の岳まであるはずの香春岳は石灰岩の採掘が超スピードで進んでいるようで、山全体が平たくなっていた。この調子ではあと20年もすれば山全体が無くなってしまうのではないだろうか。

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 目指す源じいの森温泉に着いたのが11時過ぎ。早速男女に分かれて温泉に。私にとっては7月にジムが閉鎖されて以来のサウナであり、大浴場だ。サウナでしっかりと汗をだし、露天風呂の心地よい日溜まりの中でのんびりと過ごしたのだが、久しぶりの温泉ということもあって、まさに極楽気分。この数カ月、私なりに神経を遣っていたようで、その疲れも取れたようだ。

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温泉には1時間ほど入っていたのだが、毎度のことながら妻はもう上がっていた。いつものんびり入りたいと言っている割に、ほとんど私より早く上がっている。基本せっかちなのであろうか? 不思議だ。 大広間で寝転んでいた妻は風呂場で常連さんからここの和食が美味しいらしいとの情報を得たようで、早速レストランに行こうという。私もサウナでエネルギーを消費していたので文句は無い。

 

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レストランでは「源じい定食」を食べた。1000円と手ごろな価格なのだが品数が多い。お刺身や天ぷら、山菜などが膳いっぱいに盛り付けられており、新鮮で実においしかった。ビールが飲めないのが残念ではあったが、まぁ仕方ない。 次の機会にはだれか運転手を連れて来よう!

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評判通りの味で満足したあとは、私は指圧マッサージを受けることにした。50分で3500円。腰痛に悩まされているので、体をほぐしてもらうのもいいかもしれない。妻にも誘ったのだが、どうも嫌なようで、結局は私一人で施療ルームへ。

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40代の細身の女性が担当してくれたのだが、初めのうちは肩甲骨あたりが痛く、逃げ出したいような気分だった、けれども痛さに慣れると次第に気持ち良く、終盤では知らず知らず眠っていた。マッサージを終えて、身体の調子を確かめたのだがいつもと変わらない気がする。ということは、私の体は凝っていたところは無かったのだろうか。

 

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帰りついたのが4時前。遼君はスコアを崩すし、男女とも優勝は韓国人。日本人が不甲斐ない。CSはロッテが辛勝! といってもソフトバンクは打線が湿っている。次試合に負けると危ないような気がする。<o:p></o:p>

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秋たけなわ

2010-10-14 13:10:41 | アウトドア

 

  

 若松北海岸のコスモス街道とウインドパーク

 

 3連休の2日目、福岡地方は好天に恵まれた。 西武ライオンズの不甲斐ない体たらくぶりで私の心は怒り狂っていたのだが、これも時の運だと無理矢理に心をなだめ落ち着かせて、義姉達の家を廻る事になった。親父の49日の法要も無事に終えたので、心ばかりのお返しと近況見舞いだ。北九州近辺に4人の義姉さんが住んでいるので、順に巡るとちょっとしたドライブになる。

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 途中、若松北海岸でコスモスを見たり、生鮮物の直売所に寄ったりした。若松は自然が豊かなところで、生鮮魚介類や野菜・果物など、人気があって我が家も時折り仕入れに行ったりしている。この日は栗・梨・巨峰・野菜類の他にハマチも丸ごと1本を購入した。なにしろ3キロ超の立派なサイズで1匹が800円と安かったのだ。ただ、私は柿が欲しかったのだが、まだ出回っていなくて残念だった。柿大好き人間なのだ。

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 連休と云うこともあって不在の義姉もいたが、みんな元気だった。 高齢でそれぞれに持病はあるが元気な笑顔に接する事が出来て、嬉しかった。

 

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<o:p>大きな栗で甘さも充分でした。家ではキンモクセイの香りが強烈に漂っています。</o:p>

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夕飯は栗ご飯にハマチの刺身。栗ご飯は甘く、ハマチがまた新鮮で極上の味だった。こんなに旨いハマチも珍しいと感じたほどだ。おかげで、西武の不甲斐ない敗北もどこかに吹き飛んでしまった

 

今日からはロッテとソフトバンク。まぁ、どちらが勝っても良いんですが、地元なので優勝セールが期待できる方を応援しましょう! クヤシイ!

 

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奏君、頑張る!

2010-10-12 21:24:32 | 

    開会式で。最前列で「気を付け」スタイルで園長年生の訓示を聞いています。

 

   10月9日、3連休の初日。奏君、たっ君がお世話になっている保育園の運動会だった。前夜は遅くまで雨が降っていたし、当日も雨の確率60%の予報だったので、運動会は体育館でするものと決めてかかっていた。ところが、園児達のテルテル坊主の願いが通じたのだろうか、雨は見事に上がり、時折りお日様が顔を出す好天気に快復したのだ。とはいえ、グラウンドは水はけが悪いところも残っており、家族の応援席側はかなりぬかるんでいたが、奏パパがちゃんとレジャーシートを敷いて場所を確保してくれていた。

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 和君の運動会では個人テントが張られて賑やかだったが、この運動会ではテントは禁止なのだろうか、張られていなかった。小学校のグラウンドを借りているので規制があるのだろう。

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 園児全員が揃っての開会式のあと、最初の演技がたっ君たちゼロ歳児の出し物「子連れ狼」。たっ君に着物を着せ、カツラをかぶせ、手押し車に乗せてゴールを目指すというもの。もちろんパートナーはママ。抱き癖がひどく、ママから離れないのではないかと心配していたが、無事に手押し車に搭乗したので安心した。これで、たっ君の種目は終了。お菓子を貰って保育園に戻った。

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 運動会の楽しみは何と言っても孫の成長を確認できる事。昨年の奏君はかけっこにしても障害物競走にしても意欲が見られなかったので寂しい思いをしたのだが今年は3歳だ。やる気も出ているようで、かけっこも2等になったら、焼肉を食べさせて!とママにお願いしたそうだ。1等でないのが奏君らしい。とても早い子が居るのだろう。

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和君ファミリーも応援に現われて、私たちも段々盛り上がってきた。 走るのが大好きの和君は園児達のかけっこに合わせて、自分も走ったりしていた。私も、おニューのデジカメを持って写真を撮ろうとグラウンド内を巡っていたのだが、腰が痛くなって立っている事が苦痛になったので、厚かましくも本部席の椅子に座り込んで応援した。

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<o:p>奏君のかけっこと障害物競争。去年はたじたじでしたが、今年は問題なく乗り切りました。</o:p>

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さて今日の主役、奏君は4つの種目に登場した。「かけっこ」、「リズム演技」、「障害物競走」、「パパとの親子演技で借り物競走」。そして最初がかけっこ。頑張って走ったのですが、スタートが若干遅れたため結果は3位でしたが、終わりまで走りきりました。リズム演技は奏君の得意分野で、葱の刀を持っての「葱太郎」、可愛く演技が出来ました。そして障害物競走。縄跳び・鉄棒・輪くぐり・平均台・跳び箱の難関が待ち受けている難しい種目だ。奏君、全部の障害物を見事にクリヤしたのだが、惜しくも4人のなかで4位。上位3人ともおませな女の子でした。この年代では女子の方が発育が良いようです。

 

ネギの刀を差して、ネギ太郎! 笑顔いっぱいの演技でした。

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奏パパも頑張りました。園児・保護者・先生の選抜リレーに出場し、奏君に雄姿を披露したのです。次女ファミリー、みんなが頑張った1日でした。

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夕方、妻の提案でお疲れさま会を焼き肉屋で開いた。和ファミリー、奏ファミリー全員と私達で総勢9人。奏君はご褒美の焼肉に大喜び。和君も苦手の焼肉でしたが雰囲気に呑まれて、何とか口にしていたようです。いっぱい食べて、来年の運動会も頑張る!と。<o:p></o:p>

 

 

 

 

 

 

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ミニミニすいか

2010-10-11 22:09:36 | 平々凡々

 

   直径13センチのミニミニすいか。ちゃんと種も出来ていました。

   我が家の菜園でミニスイカが出来ている、と紹介したのが9月初め。それから1カ月経ちました。8月中旬に最初の1個を収穫した後に、思いも寄らずにまたまた実が成っていたのだから、もう驚くやら嬉しいやら。長女が生まれた後に、年が離れて可愛い男児が生まれたかのよう。まさに1姫2太郎じゃないですか。

 ところがこの落とし胤、なかなか大きくならないでまさに一寸法師の風情。ミニスイカとは言うもののあまりにミニミニなので、期待するのもはばかれて、テキトーに栄養剤などを差しておいたのだった。そして10月に入り、秋風が吹きだした頃、スイカももう時期は終わりだろうと収穫することにした。実が着いてから30日、お尻も黄色くなっているので収穫時期に来ているのは間違いないはずだと。

 

  デジカメを通販で買いました。売れ行きNo.1だったパナソニック製品。手ぶれ防止が付いていて光学的倍率も12倍。これでお月さまも奇麗に写るはず。女性を撮る時はもちろん倍率は落としますよ! シワやシミが鮮明に写らないように。笑顔と優しい目つきには敏感に反応するみたいです。 

 そして連休初日に、直径13センチのこのミニミニスイカをカットしました。・・・現れたのが「一寸法師!」じゃなくて、赤いちゃんとそれなりに熟していた実だったのには感激しました。ほのかに甘いスイカの香りもしていたのです。糖度はそこそこでしたが、爛熟ではなく清楚な甘さと感じたのは私のひいき目でしょうか。とにもかくにも神様のおまけ。満足したのでした。

 

 

 

 

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1Q84・・・3巻

2010-10-08 22:18:42 | 屋内趣味

 

 長女から借りて1Q84の第3巻を読んだ。1,2巻を読んだ感想をmixiに載せたが、igaigaさんから「ぼろくそに書いてる!」と辛いコメントがあったのだが、その時はそう感じたのだからしょうがない。で、第3巻。ちょっとばかり評価が変わりました。ノーベル賞は今年は駄目だったみたいですが、近い将来、受賞する期待大の大作家の本質が少し分かりかけてきました。

 

 

 我が家の彼岸花がちょうど満開になりました。なぜか植木鉢で咲くんです。

 

 1,2巻を読んでまさかこれで終わりでは無いだろうとコメントしていたのだが、やはり第3巻が発行された。物語で言う「起承転結」の「転」の部分だ。と言ってもストーリーが動的に飛躍・展開したのではない。1Q84という異常世界のなかで、男女二人の魂の叫びが徐々に明らかになって、その結びつきが確固たる物に変貌を遂げる過程が克明に描写されている。

 

  それと共に空気さなぎというキーワードが垣間見え、おそらく最終章、第4巻で「結」を迎える事になろう。前回のコメントで村上春樹をぼろくそに評価した私であったが、この第3巻でそれを修正したい。さて、結幕はどうなるのだろう。 合理的に解決するのか、異世界の夢で終えるのか、作者の世界観を期待したい。

 

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 1.2巻の私の感想文。 原文のまま再掲します。

  

  初めての村上春樹の本。読まないと取り残されるというだけで読んだ。ちょうど手に入ったから、チャンスを逃さずにという気持ちが大きかったが。

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 感想を一言で言えば、冗長的で底が浅い。世の中を文学的に捉えている世間知らずの中学生が書いた作品のようだ。1000ページを越える大作なのだが、ストーリーや主人公表現に無関係とさえ思える描写があまりにも多い。ページを極端に斜め読みしても、その本の内容は捉えられるくらいに、密度が薄い。そして、主人公に行動を起こさせる動機、これも感動がない。 要するに実がない。

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 Book2で完結? それとも続きが? 完結ならば、作者の支離滅裂的な、分裂症的な精神を疑う。Book3でまとまりが無く散らばったサブテーマが統一される事を切に願う。村上春樹はこんなものじゃないよ、と示して欲しい。

 

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若い熱気に包まれて

2010-10-06 21:53:04 | 平々凡々

  

   すっかり秋めいた朝夕で、日が落ちるのも早くなった。帰宅する頃はもう真っ暗で、リーンリーンという鈴虫の涼しげな鳴き声がなぜか侘びしい。もっと風情を感じればよいのだが、風邪をひいてしまって体調を崩しているので、その余裕がないのかもしれない。

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この1週間、行事が重なって気ぜわしく過ごした。ゴルフコンペに親父の四十九日法要、専門学校の初講義に勤務先での指導教育。体調が悪いまま、何となく流されてしまった日々だった。

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5位の賞品と大波賞。何しろアウトより16打も良かったんですから。

 

ゴルフコンペは九州では名門、福岡センチュリーGCで会社の創立記念日、101日に開催された。OBや関連会社のトップクラスが集まり、大々的に開かれて賞品もたくさん出るので毎年頑張っている。ところが今回は寝違えて首筋を痛めていたせいでもあるが、出だしのスコアは59。実に15年ぶりという最悪の成績だった。何しろボールがどこに行くのか分からない。右に左に、大きく小さく。このためペナルティやバンカーのオンパレード。トリプルが続出し、中には10打も叩いたホールもあった。ただ、昼食休憩の後の後半ではミスも少なく43のスコアだった。最終ホールに池に打ちこんだので(池があるのを知らなかった)、それが無ければ41だったはずなので、何とか挽回はできた。

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プレー後のパーティで成績が発表されたのだが、こんな成績にもかかわらず、私は5位にランクされていた。運よく私が大叩きしたホールがハンディー対象ホールだったのだろう。総数55人だったので運が良かったと云える。

 

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月曜日、私の第1回目の講義だった。週のスタート、月曜日の第1時限。9時10分から90分間の授業だ。「電気機器の設計」という講座を半年間受け持つ。対象は高卒以上で専門学校の2年生。中には大学や社会人から再入学した人もいてバラエティに富んでいる。けれど女子生徒はいない。

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いつもと同じ時間の6時過ぎに家を発ち、特急電車に乗って博多へ。久しぶりの博多だったが、博多駅の九州新幹線全線開通に合わせた改築工事も急ピッチで進んでいるようで、外観はほぼ完成していた。<o:p></o:p>

途中、時間があったので博多の一宮、住吉神社に参拝した。半年間の無事な講義をお願いしたのだが、都会の喧騒の中で神社の森は別世界のように静かで落ち着いていた。

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和パパが写したかけっこのゴールの瞬間。記念すべき瞬間です。さすがパパ、頑張って撮りました。

 

定刻9時10分、出席簿やチョークなどを携えて教室に入った。教室はカラフルな装いの生徒が思い思いに談笑したり座ったりしていて、何となくざわめいていたが、私の入場とともに潮を引くようにそれも収まって、「起立・礼」の挨拶とともにいよいよ授業開始。

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当然だが45人の生徒達は私の人となりを注視している。「どんな人なんだろう!」  私も最初に自己紹介し、半年間の講義の概要などから授業に入っていった。授業自体は私の知識やノートで充分にこなせるのだが、その日の初講義で心配していたのが、頻尿問題。授業の途中で尿意を催すと困るなと思っていたのだが、なぜか調子が良くてその心配は無かった。緊張して汗も出ていたせいであろうか。

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90分の長い授業が終わって講師控え室に戻った時に、腰が異様に痛いのに気づいた。教室では緊張していたので気づかなかったのだろうが、立つことも出来ないくらいに痛い。腰の後ろ側に鈍痛が走って、座るのもやっとの思いだ。腰のちょうつがいが劣化して、ふくよかな上半身を受け止める事ができなくなったようだ。これからは腰の痛みをどう調整するかが課題になりそうだ。

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さて、私の初講義の印象だが、初めてと云うこともあってか、奇妙な緊張の中に生徒達のバラバラではあるが時々興味深そうに見つめる視線が教室内に充満して、決して不愉快ではなく心地よいエネルギーが充満している磁場に浸っているようだった。会社では味わうことがない瑞々しい若者のほとばしる熱気が私に遠慮なく突き刺さってくるのが感じられ、それが私の感性を刺激していたのだった。学校の先生は若々しいと思っていたが、なるほどこの為なのかと感じたのでした。

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次週は体育の日で休みなので、次の講義は2週間後。教えるのが楽しみになってきた。

 

 

 

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