気がつけばもう1週間。早い! 瞬く間に日が過ぎる。この前ブログ記事を載せたはずなのに、と思うのだが。<o:p></o:p>
この1週間、実を言えば変化に富んだというか、色んな状況が舞い込んだ1週間だった。そのことはおいおい話すとして、今日はまたまたウオーキングのこと。詰まらないかもしれないが。
久留米駅前のからくり時計。日本のエジソンと言われる田中久重翁は久留米出身。丁度9時でからくり時計が色んな仕掛けを見せてくれた
土曜日は久留米。梅林寺という久留米藩有馬家の菩提寺で梅の名所として有名なところを巡るウオーキングだった。例によってまだ暗いうちに家を出て(何故か休みとなると早く目が覚める!)、電車を乗り継いで久留米に着いたのが8時半。久留米駅は九州新幹線久留米駅と併設され、立派な駅舎に建て替わっていた。そこから、さぁ出発。久留米城址や有馬記念館などを見物し、九州最大の大河、筑紫次郎の河川敷を散策して最後に梅林寺へ。12キロを歩き遂せてやっとの思いで梅林寺にたどり着いたのだが、何ということか梅はまだまだ蕾み。ゆったりと赤い毛氈敷きの椅子で抹茶でもとの思いは見事に裏切られた。白梅がちらほらで、紅梅はまだ固いつぼみのまま。今年の異常気象はどうにかならないものだろうか。
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<o:p> 左:筑後川。多くのカルガモが。 中:まだまだつぼみが硬い梅林寺境内で。 右:梅林寺の茶店で。甘酒も美味しかった。</o:p>
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それでも、梅園の中には茶店があったので、疲れていた私は「ぜんざい」と「甘酒」を頂いた。男一人なので寂しい気はするが、「まぁ、ウオーキングの楽しみ」の一つだ。
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翌、日曜は飯塚のウオーキングで「雛(ひいな)のまつり」。飯塚は炭鉱の町として有名だが、実は小倉から長崎に向かう長崎街道の筑前六宿の一つとして江戸時代から賑わっていたところだ。でも最近はどこでも同じだが老舗の街並みはすっかり客足が遠のいて閑古鳥が鳴いているのだが、飯塚の町挙げてひな祭りで町興しと頑張っている。
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さて、この日の朝食は昨夕の水炊きの残ったおつゆに餅を入れ雑煮とし、餅を3個も食べて元気いっぱいで家を出たのだが、なぜか私の調子がなぜか今一つ。なんだか微妙に歯車がかみ合わなかった。まず食べ過ぎなのか、家を出る直前になってお腹が痛くなり、バスを1本遅らせる羽目に。それが飯塚行きの電車に微妙に影響して、結局は快速電車で行くところが各駅停車の普通電車となった。まぁ、致命的ではなかったが。
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新飯塚駅に着いたのが10時40分と遅かった(手渡されるコース案内表では私の順位は1081番だった!)のだが、今日はショートコース、2時間の予定だったので余裕を持ってスタートした。まずは駅裏の麻生大浦荘、飯塚歴史資料館を皮切りに、ひな祭り一色の商店街や嘉穂劇場などを散策した。道路やひな祭りのポイント箇所などでは「雛のまつり」の幟が立てられ、町じゅうでこの催しを成功させようと頑張っている熱気なども伝わってきた。
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左:遠賀川河川敷。この川を石炭を積んで下っていた。 中:チロリアンや千鳥饅頭の千鳥屋本店 右:嘉穂劇場
<o:p>市内の各所でひな人形が飾られていた。右は商店街の中。畳んだ店も多かった。</o:p>
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伊藤伝右衛門邸は行ったこともあるし、昨日は12キロを歩いたこともあって、今日はもう良いだろうとショートコース5キロで新飯塚駅に戻ってきた。12時20分で2時間弱かかったことになる。距離的には大したことないが、見学時間に結構費やした。
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ウオーキングを終了するとカードにスタンプを押してもらえる。そのスタンプが10個または20個になると記念の品物を貰えるので、それもウオーキングの楽しみの一つだ。私は昨年の11月に10個を集めてJRの特製マップケースをGETしており、次は20個集めてボトルケースを狙っていた。ところが、コースをクリアしてスタンプを押してもらおうと意気揚々と到着受付に行くと、「スタンプは押しますが、このカードはもう使えません!」という。
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ここで重大なことに気付いた。ウオーキングの締めは2月末。毎年3月に始まるウオーキングは翌年の2月で締め切り、その時点でスタンプの有効は終わるのだった。私はすっかりというか、初めてのことなので知らなかった。ずっと毎年有効に継続出来るものと思い込んでいた。
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私のスタンプは結局7個で終わり。残念ながらこの7個は日の目を見ることはできない。来年に引き継ぐこともできないのだ! こんなことなら昨日の久留米、今日の飯塚は参加しても意味がなかったじゃないか!・・・ウオーキングは歩くのが目的だとは言ってもやはりスタンプは欲しいし、それで賞品を手に入れるのも目標になっている。<o:p></o:p>
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私のスタンプカード。残念ながらスタンプは7個で終了。せめて半分くらい繰り越せないものか
気落ちして、新飯塚駅から直方行きの普通電車に乗ったのだが、この電車が3分遅れて運行していると放送があった。が、私の頭の中はスタンプでいっぱい! もう2か所くらいウオーキングに参加できていたのではないか、いやいや10個は始めから無理なんじゃないかなどと。
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小倉に帰るには直方から電車を引き継いで折尾に出る必要がある。だから直方で折尾行きの電車を調べて乗るつもりだったのだ。ところが、直方に着いて、ホームに建てられている福北ゆたか線の時刻表を調べていると、「折尾方面は向かいの3番ホームの電車に乗ってください。」と案内があった。見るとなるほどホームに電車が止まっている。慌てて乗り込もうとしたのだが、途端にドアが閉まって電車が出てしまった! 「何ということだ! 汽車は出てゆく、煙は残る!」
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ここで思い出した。そうだ、今着いた電車は3分遅れていたのだ。だから通常は乗り継ぎもスムーズの筈なのに、今出て行った折尾行きの電車はそれを無視して定刻通りに出発したのだと!
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私は通勤でJRを利用しているし、JRの頑張りには敬意を表している。だからJR九州のファンでもあるのだが、今回のスタンプの件(はっきり言って、スタンプが今日を限りで無効と事務的な口調で言われてムッときた)と、この私を置き去りにした折尾行きの電車(ホームに残っている人を確認して出発するくらいはしても良いのではないか! 私が3分も遅らせたのじゃないのだから)の対応にはがっかりした。
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結局、20分待って次の電車に乗ったのだが今度は黒崎行き。折尾駅ではホームが違うので、妻が大好きな東筑軒本店のカシワ飯を買うことが出来なかった。黒崎駅でも乗り継ぎの電車時間が長く、イライラし通しだった。こんな事じゃいけないと反省はしたのだが。(小倉駅で立喰いの玄海うどんを食べてやっと気が落ち着いた。要するに腹が減っていたのだ)
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JR九州ウオーキング、80万人を突破してますます好評のようだ。熟年世代の手軽な健康増進の場として役目を担いつつもある。もう少しこまめなルールの説明などが欲しかったと思う。(単に私が1年ルールを知らなかっただけ?)
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