どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「追撃者」

2006年12月16日 | 映画
昼からずっとやってる仕事の続き作業。今日はハイビジョンモードです。おそらく何も無ければ今年のこの仕事も終了!な筈。だけど油断は出来ぬな。改訂を何度も重ねた結果、もはや、どのデータが正しいのか分かりにくくなっており慎重に比較しながらの作業となり、それなりの時間がかかりました。でも、電車のある時間に終わらせて帰る事が出来ました。
BOOKOFFの特売セールDVDでゲットした(250円)「追撃者」を鑑賞。原題名はGET CARTER リメイク作品だそうだがオリジナルは未見。この映画にも出ていたマイケル・ケインが主役のイギリス映画らしい。
で、今日見た作品はシルベスター・スタローン主演作。共演ミッキー・ローク、レイチェル・リー・クックという顔ぶれ。しかも250円で売られてるという事実が、もうB級な匂いがプンプンですね。そんなスタローン映画だろうと見たのだが・・案外、しっかりした映画で撮影も良かったし単純に楽しめた。が、弟を殺されたと復讐に燃える主人公の映画の中ではちゃんと描かれていない弟との関係やら弟そのものの存在がいまいち曖昧なまま展開するので、なかなか感情移入は出来ず、一体、何を根拠に復讐に燃えて追撃してるのかが見えずらくて、興味と共になに暴れてるんだろう?って冷ややかに見てしまう所もありました。
オープニングタイトルなんかは結構好きな感じだった。もっと前に見ていたら「MILKMAN2」のイフェクトの参考になったかもだが、面倒臭くてやらなかったアイデアでもある。
だけど、全体的には十分楽しめたし、面白く見れた娯楽作であり、ちゃんと前向きなテーマもあって良かった。関係無い人が巻き添え食らうのは冷静にみると酷い話だが・・・。メル・ギブソンの「ペイ・バック」になんだか似た感じの所のある映画だったように思える。不器用だが信念を貫き通す男のアクション映画。あと、ミッキー・ロークも良かったぞ。
スタローン映画はいつもどこか憎めない良さがある。昔からそんな映画を沢山見てきたせいなのか?でも、やっぱり好きなんだろうな。
新作の「ロッキー6」をとても楽しみにしている僕です。
予告篇にエイドリアンが出て来ないのが気になる所、もしや?死んじゃうとか?なんにせよ早く見たいぞ。劇場で!日本公開は何時されるか知らないけど、誰か見たい人いたら一緒に見に行こう!
予告篇コレ→ http://www.apple.com/trailers/mgm/rockybalboa/trailer2/

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「マーダー・ライド・ショー2」

2006年12月16日 | 映画
深夜に目が覚めてDVDで「マーダー・ライド・ショー2」を鑑賞。原題名はTHE DEVIL'S REJECTS
前作がかなり面白かったので、この続編には期待をしていた。しかし、劇場公開時には見逃してしまった。
前作でも大活躍だった狂った一家が今回も大活躍。邦題にあるように単純なパート2ものだと思っていたので、なにか前作とはがらりと変わった雰囲気に途中で戸惑うが、別の映画として見ると、これはこれで面白い!
単純な続編でなく新しいものになっている所が新鮮であり、期待したものとは違う部分もあるが良かった所。
特に前半から中盤までの展開が一体どんな流れになってゆくのかが分からなくて面白かった。中盤からはちょっと泥臭いというか復讐の鬼と化した刑事がメインとなり展開するが、復讐の鬼のキチガイ・キャラとしては「悪魔のいけにえ2」のデニス・ホッパーの方がやはりインパクトがあり、そこまでのインパクトが僕には感じられず、主役の狂った一家の活躍がしばらく放ったらかし状態?となってしまったので少々、ダレ気味な展開と感じられたりしました。しかし、その御陰?かどうか分かりませんが、殺人鬼達の方にどんどん感情移入が出来てしまい、恐ろしい連中で酷い事しよるのに変に家族愛みたいなものが感じられて、いつも口喧嘩をしながらも平気で人を楽しんで殺したりしてるけど、強い絆で結ばれている感じが良く出ていた。
最後はここでは書きませんが、一旦終わったのかと思わせるぐらいの長い間の後、この愛すべき悪役達に最高のラストが待っているのでした。その一直線な所が、最後が最高に良い印象の映画でした。
音楽も前作とはガラリと変わっていて印象も大きく違う。西部劇のような荒野な風景と道路と太陽が実にいい感じで撮影されており音楽ともマッチしていてホラー映画というよりも新しい西部劇的な感じの映画でした。
多くのマニアックだが有名な曲者のキャスティングが映画を一層面白く彩っていた。
ロブ・ゾンビ監督のセンスには今回も脱帽です。

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