どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「遺体安置室 死霊のめざめ」

2007年07月14日 | 映画
昨日に引き続き今日も朝方からトビー・フーパー三昧。最新作「遺体安置室 死霊のめざめ」を鑑賞。
怖い映画だったかというとそうではないのだが、今までのフーパー監督の色んな映画の要素が全部ごちゃ混ぜになったようなユニークで笑える楽しめる映画だった。登場人物のキャラクターがいちいち変でおかしくて魅力的。知ってた役者は「エリミネーターズ」や「ペットセメタリー」のデニス・クロスビーぐらいでしたが、他の役者も気に入った。
モンスター的キャラクターもいて、そいつが「悪魔のいけにえ2」のレザーフェイスのような哀愁ある感じで良かった。骸骨ガラガラで「ポルターガイスト」ばりの悲鳴のいい子役の女の子をあやそうとすればする程、怖がられる辺りはまさにツボ。可笑しくて哀しくて良い。しかも顔が旧スターウォーズのダースベイダーの素顔みたいでしたし。
出てくる若い女優陣も美しくスタイルが良かったね。チープなCGによる効果は、いかがなものかとも思えなくもないのだが、この映画での使い方は案外良かったとも思える。それはギャグとして十分上手く盛り上がったからです。
低予算の悪趣味なコメディホラー映画としては傑作と思える出来で「バタリアン」みたいな面白さのある映画でした。
こういう映画は大好きです。
続いてメイキングを見るが、実に楽しそうなホラーな現場でした。
前作「ツールボックスマーダー」よりも今作の方が好きだな。力の抜け具合がいい感じだ。

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「哀笑ベイベー」「ショコレ!!!」

2007年07月14日 | 舞台、ライブ
朝に眠りにつき、夕方前に起きて下北沢へ。新作のホラー映画に出演いただいた劇団ASSHのショートムービーと舞台を見に行く。
まずは短編映画を鑑賞。「哀笑ベイベー」という白黒作品。なんか話も芝居も舞台をそのまま映像にしたような印象の映画でした。自分の映画と同じ出演者が出てるので似た所もあったりして興味深かった。舞台と同じくユーモアと笑いのある映画でした。
僕の映画は逆で恐怖とショックがメイン。舞台とは違うものが出せればと作りました。劇団ファンの方にも見て貰いたい所です。
上映後に食事に出る。久々に餃子の王将にて炒飯セット食べました。ジャンクな味たまんない!次の舞台まで時間があるので、色んなお店をブラブラして過ごす。その度に傘をビニールに入れたり捨てたりの繰り返し。ビニールがもったいないなぁと思ったがしょうがないか!
そして「ショコレ!!!」見ました。
映像から生の舞台への切り替えが早く上手く繋がっていた。狭いセットが効果的に使われてたと思う。
短編集な舞台で三人の演出家による内容はそれぞれの味が出ていてどれも楽しめました。中でも僕のお気に入りは「座敷わらし」で設定やらキャラクターが可笑しくて笑えた。特に座敷わらしの父母は傑作!
あと熊のプーさんも良かったなぁ。着替える所が特にバカバカしくて受けた!
蛍でベンチな話のちひろさんの芝居も良かった。あの手の役、上手いねぇ。
最後の話も面白かった。
全体的に肩の力を抜いて単純に楽しめる娯楽作でした。アレが面白かったコレが面白かったって、ここで書いても支離滅裂でなんの事か分からなくなる筈だから。この辺でおしまい。
まさに、ごった煮な内容の面白舞台でしたよ。

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