DVDで「悪魔の沼」を鑑賞。大学時代に見たきりなので凄く久しぶりでした。だけど、結構覚えている映画ではあります。改めて見直してみて思うのは、やっぱり狂ってるなぁ~っていう感想。悪い意味ではなくて、良い意味で最低の映画であります。ストーリーも唐突で救いが無くて、殺人鬼役のネビル・ブランドの凄まじい表情、風貌が気持ち悪い程の異様さを出していて強烈。音楽も不思議な神経を逆撫でするような異様な旋律で雰囲気を盛り上げている。色々と間延びしてる所や、役者を活かし切れてない部分も目立ちますが、全体に漂う異様な雰囲気と狂気はなんともいえないものがあります。意味もなく脱ぎのシーンとか出て来たり、唐突にワニが普通に登場したり、と一体何がこの先起こるのか予想のつかない展開が面白いが、凄いショックを受けるかというと何故かそうではなく、あっけにとられると言った方が正しい印象。
途中で大釜を振りかざされて追いかけられるが、なんとか逃げ延びるという一人の女の子のシークエンスがこの映画では一番好きな部分でもあります。
夏はホラーの季節といいますが、涼む為ではなく、うだるような暑い中、この異様な不気味な変な汗をかきそうな変態的ホラー映画もなかなか悪いものではないと思います。
途中で大釜を振りかざされて追いかけられるが、なんとか逃げ延びるという一人の女の子のシークエンスがこの映画では一番好きな部分でもあります。
夏はホラーの季節といいますが、涼む為ではなく、うだるような暑い中、この異様な不気味な変な汗をかきそうな変態的ホラー映画もなかなか悪いものではないと思います。