どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「おくりびと」

2009年03月08日 | 映画
近所の映画館で「おくりびと」が再上映されてたので見に行った。高齢なお客さんでいっぱいな客席でした。映画の感想は実によく出来た映画という感じで良かったのですが、感動で号泣という程ではなかったです。
妙なユーモアと台詞では語らないが伝わる部分が良くて役者の芝居がみな素晴らしかった。
なんか見ていて思ったのは同じ監督だからか「陰陽師2」っぽい印象を受けた。桜とかエンディングとか音楽の使い方とか。
先日テレビ放送で見た「秘密」でも良かった広末涼子がまたいい芝居をしていた。とても魅力的でした。しかし、あれだけ尽くしているのに何も相談して貰えないという所はちょいと可哀想な気もしたな。まぁ絶妙な脚本のフォローが入ってましたが。まぁ旦那の気持ちも分からなくは無いのですけどね。
いくつか葬儀に立ち会った経験はあるのですが、おくりびとのような存在はあんまり覚えてない。映画のように丁寧にやってくれる人にやって貰えるといいな。しかし、死体って死後硬直とかしていてあんなに柔らかく動かせるとはあまり思えないんだけど、どうなんでしょうかねぇ。と素朴な疑問。

コメント (2)

「死霊危険地帯 ゾンビハザード」

2009年03月08日 | 映画
DVDで「死霊危険地帯 ゾンビハザード」を鑑賞。なんでこんな題名からしてくだらなそうな映画を見たかというと安かったから(500円)と監督がジョン・カール・ビューラーさん(13日の金曜日7 新しい恐怖)だったのと出演者がなかなか懐かしく渋い人が出てるようなので・・という訳。まぁそんなに期待はせずに懐かしのスラッシャー映画みたいなのが見れるといいな。という気分で見始めました。
思ってたよりもしっかりした作りでなかなか見れます。ゾンビハザードというタイトルですがゾンビというよりも13金のジェイソンみたいな存在のジェレマイア・ストーンという死霊?が次々と若者を殺してゆくという単純なお話でした。ツルハシを使った殺し屋という点で先日見た「ブラッディバレンタイン」と凶器が被ってますが全体的には「13日の金曜日」シリーズっぽい印象の映画でした。
出演者のリチャード・リンチ「シンシア/悪夢の惨劇」さんが主役級のお話と思いきや、すぐに殺されちゃって残念でした。「マッドマックス2」のヴァーノン・ウェルズさんも出演と書いてあったのでどこに出てくるのかと期待していたのですが保安官だったのかな?と分からずじまいなまま終わってしまったが、どうやら主役のゾンビ役だった模様。メイクで誰だか分からなかったよ。それからカレン・ブラック「スペース・インベーダー」さんも出ていた。他に「ランボー2」に出ていた顎に穴の空いた憎らしい役ばかりやってた役者さんも出ていた。彼はあまり変わってないなぁ。という印象でした。こんな感じで脇役はなかなか渋く懐かしい面々でした。
メインの役者さんは知らない人ばかりでしたが、まぁ良かったかな。とにかく登場した瞬間からあぁこいつはすぐに殺されちゃうんだろうなぁ。とかこいつは生き残るんだろうなぁ。っていうのが見え見えで、そのような展開になってゆきやっぱりね・・とその王道ぶりに何か妙な面白さを感じたりもしたな。
いくつか意外な展開もあって思ったよりもこいつは殺されないなぁ。と感じたり、えぇ、この人がこんなにあっさりと殺されちゃうなんて!な場面もありました。まぁ最終的には予想通りの人が生き残り、殺されちゃうんだろうなと思った人はみんな死んじゃっておしまいでした。
2003年度の映画ですが80年代後期のホラー映画っぽい匂いのする映画でした。

コメント