どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「デート・ウィズ・ドリュー」

2009年03月26日 | 映画
DVDで「デート・ウィズ・ドリュー」を鑑賞。素人のドリュー・バリモアの大ファンがとあるクイズ番組で賞金を手に入れたのをきっかけに30日以内にドリュー・バリモアとデートをする!と計画を立てて、その行方を友人達に協力してもらいドキュメンタリー映画として記録したという自主ドキュメンタリー映画。
日本のバラエティ番組の企画みたいな内容なのでまるでテレビを見てるような感じもあったのですが、主人公の単純に素直なファン心理とくだらない事を一生懸命に頑張る姿には映画に出て来て巻き込まれる多くの人と同じようになんとも憎めないというか応援したくなってくるものがありました。同時になんか売名行為というか作為的な部分もどうしても感じられたりもした。それは良い意味でも悪い意味でもよく喋る主人公の調子の良さがなんかひっかかるものはあった。テレビのやらせ取材のように今の撮影した?と随所で言ってるあたりでやはりひとつの番組というか映画を作ってる作り手としての部分が見えたなぁ。友人の予告篇の編集を仕事にしてるというもうひとりの監督の編集の力により飽きずに面白く見れる作品になってます。
ハリウッドの映画の世界というのは本当にコネというのが力を持ってるんだなぁという部分と映画の仕事が多いからかコネというのも頑張って探してみたら結構あるもんだというのが分かりました。そしていい友人に恵まれていて良かったね!とも思った。出てくるなんでもない人達がいい人が多くてそれもこの映画の魅力の一つでした。そして、ドリュー・バリモア!本当にいい人。まぁ一部は作為的な所もあるとは思うけども、単純に夢を追う人を応援したいというか親切心というかそういうやさしさというか気持ちの良い所が出ていたと思う。
映画を見終えてくだらない事、あり得ない事と思える事でも真剣に情熱を込めてやればいつかその夢は叶うという前向きなものを感じ、微笑ましい気持ちになれる作品でした。
だけど危ないストーカーみたいな人が同じような事やると恐ろしいと思える部分も結構あったな。

コメント

「超能力学園Z PART2 パンチラウォーズ」

2009年03月26日 | 映画
今日もお休み。リハビリに通う病院もお休みなので一日映画三昧で借りてきたDVDでも見て過ごそうと思っていたのですが、テレビを付けたら偶然放映していた「超能力学園Z PART2 パンチラウォーズ」というくだらなそうなB級映画を見始めて結局最後まで見てしまう。この主人公の声の吹き替えが宮川一朗太だったので「ファミリータイズ」のマイケル・J・フォックスの演じたアレックス・P・キートンにそっくりに思えて「ファミリータイズ」のスピンオフものみたいな感覚で楽しむ事が出来た。高校生にあの声がセットになってのアメリカのお馬鹿学園ものが見れるというのは面白かった。内容もくだらなくて笑えたし、出演者にリンダ・ブレアとかカレン・ブラックとか落ち目になってB級映画に出るようになったゲストスター的出演もちょっとした見所であった。
テレビ邦題では パンチラウォーズって副題がついてるけどそんな場面は殆ど無い。ちょっぴりエッチな健全で明るく楽しい学園コメディ映画でした。内容はプルーン・ジュースを飲んだら超能力が使えるようになった高校生がそのパワーを使ってパンツめくりとかして学園に騒動が起きるというもの、その主人公に恋する女の子とか敵対するフットボール選手の男やその彼女とかとの戦いみたいなものが描かれてます。こういう学園ものの定番なお話って80年代のアメリカ映画に沢山ありましたね。しかしアメリカの学園もののパーティってくだらないけど楽しそう。

コメント

「フランケンシュタイン 恐怖の生体実験」

2009年03月26日 | 映画
小学生のまだホラー映画を見るのが怖かった頃、初めて意識して全部見た恐怖映画。それは「フランケンシュタイン」の映画だった。映画を見始めた時はドキドキしながら見てたもんですが見終わってみると完全にモンスターの方に感情移入状態で怖かったというよりもモンスターが可哀想な映画として記憶に残っている。そんな記憶からかホラー映画大好きになった今もモンスターの哀しみがある映画が好きだしフランケンシュタインものはいつか自分でも作りたいと思っているテーマというか映画である。
さて、この生まれて初めて見たフランケンシュタイン映画。思い出深いホラー映画なんですが長い間、もう一度見たいと思っていたのですが、いかんせん記憶が古すぎてタイトルが分からないままでした。分かっているのは淀川長治さんの解説付きで日曜洋画劇場で見たという記憶とピーター・カッシングさんが出てたという事のみ。
偶然、ネットで日曜洋画劇場の全放送作品データベースを見つけて調べると遂に分かりました。
「フランケンシュタイン 恐怖の生体実験」というタイトルでした。これは早速見てみたいとレンタルDVD屋に行くとありました。何十年ぶりかにこの予告篇じゃなく本編として僕にホラーの影響を与えた作品に再会です。
フランケンシュタインの映画は沢山ありますがこれだったのですね。
早速、鑑賞しました。内容は完全に忘れてるので新鮮でした。何が起きるか分からない展開と音楽が雰囲気を盛り上げていて今見てもなかなか緊張感のある場面とかもありました。この場面なんかは当時はドキドキして見てただろうなぁなんて思いつつ鑑賞。怪奇映画として独特の雰囲気もあって嫌なフランケンシュタイン博士の行動に嫌悪感を抱いたりして見れました。この映画の博士は最初から完全な悪役だったんですね。
警察が実にしっかりした感じで威厳みたいなものもあり最近の刑事ものには無い良さを出していた。警察vs博士の攻防のサスペンスも見応えがありました。そして・・博士によって作られたモンスターといいますか別人に脳だけ移植され蘇った男というかおっさんが実に良くて可哀想であり今見てもこのおっさんモンスターに感情移入出来ました。なる程、モンスターの姿ってはっきりした印象は無くなっていたけども、こんなただのおっさんだったんですね。しかし、この映画のおっさんモンスターに僕はその後も色んな影響を受けていたんですね。スターウォーズのダースベイダーもマスクを取ったらいいおっさんだったもんね。どちらも似た感じの印象のおっさんです。(修正前のバージョンね。)
フランケンシュタインの物語はメアリー・シェリーの原作のものが一番いいですが、この完全博士悪役版の映画もなかなか違った見方としては素晴らしい物語だと思います。
やっぱりフランケンシュタインものの映画を僕も一度は作らなきゃ!って思いました。
さて、やっとずっと気になっていた映画に再会出来たのですが、もうひとつ気になってる記憶の映画があります。それもフランケンシュタインものだったのですがラストに帆船に乗って海に出る。そして人間?が最後にコウモリに変身して帆船の帆に向かって飛んで行くという映画って何という映画だったんだろう?
誰かこのヒントで分かる人いたら教えて欲しい。うる覚えだがアニメだったような気もする。アニメでフランケンシュタインってあったっけ?テレビで小学生の時に見た記憶です。教えて~。

コメント