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どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「13 MOST BEAUTIFUL...」

2010年02月11日 | 映画
体調はまだ回復しないです。今日も寒いですね。
amazonで注文していたDVDがもう一枚届いた。こちらはイギリスから送られて来ていた。
「13 MOST BEAUTIFUL... SONGS FOR ANDY WARHOL'S SCREEN TESTS」っていうDVD
アンディ・ウォーホルが作った映画です。いくつかは美術館等で見た事があったが見た事ないものも含まれてた。アンディ・ウォーホル美術館が関わってるだけにちゃんとした画質で見れます。アンディ・ウォーホルの映画を海賊版でなく家で見れるというのは初めてじゃないかな。今後も色々DVD化されるといいな。
内容は一般の映画とは違い動くポートレイトといった方が良いでしょう。カメラを回してフィルムが切れるまでひたすら人物の顔が写ってるだけというもの。13人の比較的有名人とかの映像を集めた映像に元々はサイレント映画なんですが音楽が新たにつけられています。知らないバンドが音楽をつけていたのですが、この音楽もなかなか良くてそちらも聴きごたえがありました。
最初に登場するまばたきを全くしない女性の瞳から涙がポロポロと溢れるというただそれだけの映像が凄く良い。以前にスクリーンででも見たが凄く印象に残っていたもの。これぞ動くポートレイトとして美しいものだと思った。他にイーディとかニコやルー・リードやビリー・ネームも見れます。そしてデニス・ホッパーの映像も。デニス・ホッパーの映像に流れる音楽がとても気に入った。最後の歯磨きする女性の映像も良かった。
16mmの陰影とグレインの多い独特の映像はやはり好き。にらめっこが出来る映画。一人のスターを飽きるまでじっくりと正面から見れる究極のスター映画。興味の無い人にはただの退屈な映画かもしれないですが、この映画は好きですね。たまにボケ~ッと瞑想するように眺めたい映画です。一部の人にはお勧めな映画です。iwaseさんとかに勧めたい。

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