どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「インビクタス 負けざる者たち」

2010年02月28日 | 映画
朝帰りして寝る。ぐっすり。夜に映画を見に行く事にした。
最近の映画が素晴らしいクリント・イーストウッド監督の新作「インビクタス 負けざる者たち」を。
また素晴らしい映画でした。とにかく見せ方というか視点がいいですね。映画の内容もそうでしたが、演出面でもどこを切り取り見せるかが上手く、見方によってはサスペンスを盛り上げていた。しかし何も起きずに終わったりするんですけど。とあるエキストラ的少年のエピソードと少年の表情がとても良くて感動的でした。
とても分かりやすい映画で素直にいろんな場面で心揺さぶられました。
全体的に見ると赦す気持ちと力が気持ち良く描かれていて、そこに色々な見方が自然に提示されてます。
劇場でじっくりゆっくり見れて良かったです。
内容はネルソン・マンデラ大統領と南アフリカのラグビー・チームの物語。

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「ラスト・ショー」

2010年02月28日 | 映画
DVDで「ラスト・ショー」を鑑賞。随分と昔にテレビで見た記憶があり、結構切ないノスタルジックな感動みたいなものを感じたような気がして殆ど内容は忘れてたけど見直した。モノクロの映像のトーンが素晴らしく、役者もみないい芝居をしてる。が、なんか見せるけども物語的には退屈きわまりない映画だった。1年間の田舎の狭い世界で少ない登場人物がくっついたり、離れたり裏切ったり裏切られたりなすっきりしない映画。こういうのが好きな人は好きかもだけども、おいらはあんまり好きじゃないな。
昔見た時にはどこに感動したんだろう? 知恵遅れ?の友人の死の場面とそれに対する大人の酷い対応、ちゃんとした大人も既に亡くなってしまっていてその存在の大切さみたいなものを切に感じたりとか・・だったのかな? 今回見て感じたのは中年の女優陣の芝居の良さ。食堂のおばちゃんがとても良かったです。
ベン・ジョンソン演じるおっさんも渋くいい芝居。ヒロインのシビル・シェパードは美しかったけど役柄としては性格悪い女で、その性格の悪さが実によく滲み出ていた。
映画館が無くなってしまうノスタルジックな感じ。町の空気感とかは実に良く出ていた。

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