どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ハロウィン2」

2010年12月13日 | 映画
レンタルDVDでロブ・ゾンビ監督の「ハロウィン2」を鑑賞。ずっと見たかったんだけどブルーレイ高いしどうしようかと見れずにいた映画。先日会社の上司が見たと聞き感想を聞くと途中から思いもよらない展開になると言っていて俄然見たくなりレンタルして見る事にした。
深夜にヘッドホンにて大音量での鑑賞。
全体的にパワフルで残酷で痛々しい映画でした。映像も生々しく荒々さがあったが、音がまたエグくて効果的でした。
前半は前作のラストの延長戦な感じでいきなりノンストップな展開。
少し間をおいて新たな展開。成る程新たな展開はそっちの方向でしたか!どんどん悪夢に狂わされて狂気の世界に入ってゆく辺りがロブ・ゾンビ独特のダークでロックなファンタジーな感じで描かれていて、それはそれで面白くも主人公の哀しみも伝わる悲劇としてもしっかり描かれていて内面まで迫る内容に見応えありました。
ラストの解釈は色々と捉えれると思う。
ブルーレイではアンカット版別エンディングがあるらしいが、そちらも見てみたい所。
恐らくより内面に迫り、最後も明確に主人公の立場が描かれてるんじゃないかと想像するがどうだろう。
前作の別エンディングも嫌いじゃないし見応えあったから。この2があるからこそのパート1のラストの変更は効いている感じだし。この新しい「ハロウィン」シリーズはカーペンター監督の映画とは別ものとして考えると結構好きな映画です。
どちらかというとフーパー監督の「悪魔のいけにえ」的な狂気が描かれたロブ・ゾンビなワールドな映画だと思う。
彼の映画は今後も注目したいです。


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