「不滅の恋 ベートーヴェン」

昨日仕事で第九を聴いて久しぶりにベートーヴェンの映画を見たくなりゲイリー・オールドマンがベートーヴェンを演じた「不滅の恋 ベートーヴェン」をブックオフで購入し見直しました。
音楽と映像が流れるように進行して謎解き仕立に仕上がった映画で史実を勝手に想像し解釈した映画
ですが見応えあって良かったです。音楽はもちろん美術や衣装に老けメイク等に芝居も立派なものです。
音楽を元に映像を想像するというのは昔から自然とやっていた事ですが明確に見せられるとこれはこれで気持ちの良い瞬間があります。ラスト近くの第九の音楽に乗せてのファンタジックな映像には感動で涙も溢れました。
結果的にはシェークスピアも真っ青な悲劇に終わるのですが哀しくもようやく解放されたというか気持ち的に優しいものも残る良い映画でした。
ゲイリー・オールドマンの芝居もこの頃は殺気立つ良さが出ていて良かったです。
サントラも持ってるので久しぶりに聴きたいと思います。