どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「レイジング・ブル」

2015年08月21日 | 映画
仕事で終電無くなり始発電車を待ちながら持参したブルーレイで映画「レイジング・ブル」を鑑賞。
学生時代に見て以来です。先日スタローンとデ・ニーロの映画「リベンジ・マッチ」を見てから久しぶりに「レイジング・ブル」も見直したくなって購入したのでした。
鏡の前でシャドーボクシングする所が一番印象に残っていたのですがラストシーンでしたね。しっかり作られた伝記映画ですがボクシングのスポ根ものでは無く引退後とのギャップや悲哀のようなものまである染み入るものがある映画でした。特別感動するような所がある訳でもないが感情が良く出ていて深く見応えあります。
ほぼ全編モノクロでちょっと長い映画ですが自ら幸せを遠ざけてしまってゆくような不器用な生き方がどうしようもないけど、どこか共感出来るものもあり良かった。
何より凄いなぁと感じるのは主役を演じるロバート・デ・ニーロでボクサーの締まった身体から中年になって太って腹の出た姿まで体格まで変化しちゃうカメレオン俳優ぶり。そこだけでも見応えも説得力も感じてしまいました。
助演のジョー・ペシも良かった。
音楽もなんとも言えない良さを引き立てていた。ボクシング場面も迫力あって血の色は見えませんが凄い流血場面はインパクトありました。


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