どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「マーダロック」

2016年09月05日 | 映画
昨日ルチオ・フルチ監督の「マンハッタン・ベイビー」のDVDを見てパッケージに入ってた広告にあった「マーダロック」も見たくなり仕事帰りに中古屋に寄ってちょっと高かったけど購入しちゃいました。
昔テレビ放送された時に見て開始5分程で犯人が分かっちゃって途中でやっぱり違うかなぁ~とも思わされたけど結果やっぱりそうだった。なーんだ~って感じの映画でした。
放送時は「デビルズ・ダンシング」ってタイトルでした。
主演の女優が「サンゲリア」のメナード医師の奥さん役で目玉が木片でグサリ!が印象的な人で目の芝居が良い。今回見直しても怯える目の表情とかが素晴らしかった。
犯人は誰か分かっちゃってるから謎解きの面白さは味わえなかったけど色々と演出で犯人が分からないように工夫している辺りが分かり違った意味で興味深く見れました。
音楽とか撮影とか編集が見応えありました。
最後は犯人側にも哀しみも感じられて何とも微妙な後味を残す映画でした。初めて見た時は犯人がすぐに分かってイマイチな印象でしたが見直してみると案外分かっちゃいるけど犯人側にも背景が感じられたり出来て良い印象にも変わりました。
ホラー版「フラッシュ・ダンス」みたいなダンス映画でもあります。
イタリア映画だけどアメリカ映画みたいな感じの映画。
キース・エマーソンの音楽も良い。
殺されちゃうダンサー達も美人揃い。
特典ディスクもあって見るが直接この作品についての映像とかはあまり無くフルチ監督のドキュメンタリーと出演者のインタビューが収録されてました。そんなに見応えある特典でも無かったな。
本編は昔見た時と同じ日本語吹替版も収録されており今回も吹替版で見れました。これはとても良かったです。


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「マンハッタン・ベイビー」

2016年09月05日 | 映画
ブックオフで衝動買いしたDVDで映画「マンハッタン・ベイビー」を鑑賞。昔レンタルビデオで見たとは思うが全く覚えていなかった。
エジプト・ロケで神秘的に始まるが途中からは殆どニューヨークが舞台の話となります。
正直何がなんだかよく分からない内容でしたが子供が死にそうになったり居なくなったりするのをどうする事も出来ずに見守る親の立場って辛いし恐ろしい状況だなぁと感じたりも出来ました。目が見えなくなるとかも嫌で恐ろしい状況だし、そんな状況ばかり起きる映画でした。
子役を含めて女優陣は美しかった。
そしてカメラワークや見せ方が斬新で映像的に飽きずに見る事も出来ました。
ゴア描写とかはいつもより少なめでインパクト不足で印象に残りにくい映画だと思いますが不思議な世界観のある作品でした。


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