DVDで映画「太陽」を鑑賞。昭和天皇をイッセー尾形が演じているロシア人監督が撮った映画です。DVD発売時に店で流れてた紹介ダイジェスト映像を目にしてイッセー尾形の雰囲気が昭和天皇の特徴を捉えていてどんな映画なんだろう?と興味を持ったのでした。映画は恐らく低予算で製作されたと思えるものでロケ場面は殆どCGで作られてました。映像のトーンとか撮影は良い感じだけどCGはイマイチでした。だけど当時にしてはデザインや美術のセンスで見れるものにしてましたね。内容は人間としての天皇が描かれていてユーモアも感じさせる人物像が描かれてました。どこまで事実を元にしてるのか分かりませんが印象的な台詞は「あっ、そう。」の一言。他の台詞は聴き取りづらいのもあり何言ってるのかよく分からないのが多かった。
謎めいた不気味な雰囲気と子供のような二面性が感じられました。
全体的にまったりとしたスローな展開で舞台劇を見ているようでもありましたが浮世離れした独特の時間の流れ方をしている生活の様が興味深く自然と見れちゃうものがありました。
雰囲気ものというか良い面もあるけれど全体的には何が言いたいのか描きたかったのかがストレートに伝わらない曖昧な絵画のような映画だったようにも思います。
イッセー尾形の芝居は素晴らしかった。
DVDで気になってたアル・パチーノ主演の映画「セルピコ」を鑑賞。実話を元にした汚職蔓延る警察の中で1人正義を貫き通す警察官の物語。冒頭から結末に繋がる描写があるのでそこに行き着く過程のもどかしさや苦しみが見ていて重苦しくも伝わってきました。
アル・パチーノの熱演も見応えあり眼力と佇まいが印象的。制服組の警官にはならずに私服変装警官に拘る理由がそこまで分からなかったのですが警察内の汚職や賄賂等、当時のニューヨークの病んだ危ない世界感が感じられた。その原因のひとつが警察だというのが良く分かりました。警察だけでなく会社とか現代の社会に当てはめても少なからず合致するような部分も感じられて表には出せないけれど裏の汚い部分というのがリアルに感じられて主人公に共感出来たりしまし
アル・パチーノの熱演も見応えあり眼力と佇まいが印象的。制服組の警官にはならずに私服変装警官に拘る理由がそこまで分からなかったのですが警察内の汚職や賄賂等、当時のニューヨークの病んだ危ない世界感が感じられた。その原因のひとつが警察だというのが良く分かりました。警察だけでなく会社とか現代の社会に当てはめても少なからず合致するような部分も感じられて表には出せないけれど裏の汚い部分というのがリアルに感じられて主人公に共感出来たりしまし