どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「呪いの館」

2021年08月06日 | 映画
ブルーレイでマリオ・バーヴァ監督の「呪いの館」を初鑑賞。撮影に照明が美しく雰囲気ある映像で怪しげでゾクゾクする緊張感と間と工夫を凝らした夢の場面とかで、どうなるのか?と面白く集中して見れました。
呪いなのか幽霊なのか何なのかはっきりしない邪悪な何かの正体も最後には判明します。衝撃って訳では無かったけれど最後まで分からなかったよ。そういうオチはなかなか新鮮でした。
幽霊少女の表情とかの描写が恐ろしく印象的。白いボールとかフェリーニ監督の「悪魔の首飾り」と同じだけどどちらが先に作られてたんだろう?と後で調べたら今作が先でフェリーニが真似していたのでした。
最近の映画のように直接見せない殺人場面の盛り上げ方や持ってゆき方が実に良く恐怖感を刺激してくれる怪奇映画ならではの良さのある見事な作品でした。他のバーヴァ監督の映画も見たくなりました。




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「ゾンビ・ガール」

2021年08月06日 | 映画
ジョー・ダンテ監督のホラー映画好きには堪らないコメディ・ゾンビ恋愛映画「ゾンビ・ガール」を久しぶりに5.1ch 大画面にて鑑賞。やっぱり面白くて一気に楽しく最後まで見れました。ブラックなユーモアが炸裂しています。何気に既に亡くなられた役者さんが何人も出ていたりで感慨深いものもありました。登場人物の個性やキャラが皆魅力的です。昔のマニアックなホラー映画の映像やらポスターやらグッズが色々と出てくるのも好感持てて親近感みたいなものも感じれたりで元カノに勝手に部屋の内装変えられてた時のショックというか怒りが可笑しくも良く解りました。そして嘘みたいに趣味の合う女性に出会うとか都合良すぎだけど良かったですね。
だけどちょっと後半ゾンビ・ガールも切ない所もあったりもしたけど、やっぱりやっつけて埋めちゃえ~ってなるのが湿っぽくなく楽しい勢いで進むのが変なハッピーエンド感もあって不思議と気持ち良く見終えれる映画です。


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「アダム・サンドラーはビリー・マジソン 一日一善」

2021年08月06日 | 映画
ブルーレイで何かハッピーになれそうな前向きな良い映画かなと衝動買いした映画「アダム・サンドラーはビリー・マジソン 一日一善」を5.1ch の大画面で鑑賞。予想してたよりお馬鹿で無茶苦茶な内容で期待していた前向きな感動みたいなものはあまり無かった。何というか現実味が無くドラマにグッとくるものが無かったのでした。
なのであまりノレずに見てましたが楽しい映画ではありました。期待する方向を僕が間違ってただけですかね。
良かった所は突然ミュージカルになる所や子供達とのやり取りや小学校の女性教師の存在でした。
色々と都合の良い展開がアホみたいに分かりやすく進みます。最終的には良い話として纏まりますが、もう少し工夫出来たんじゃないかとも思えました。最後まで見て結構昔に作られた映画だったんだと分かりました。
アダム・サンドラーのアホっぽい芝居が一本調子だったのが勿体ない気がしました。最後は何か成長みたいなものと学んだものから良さみたいなものを生かした結末になれば良かったのに…ってね。楽しい事好きな良さを生かした楽しいホテル経営をして皆がハッピーになるみたいなのとか。
女性教師役の女優さんがちょっと特徴ある顔立ちだったけど綺麗で素敵でした。


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