どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「わが心のジミー・ディーン」

2021年08月17日 | 映画
ロバート・アルトマン監督の映画「わが心のジミー・ディーン」を鑑賞。
喫茶&雑貨屋の中だけで展開する長年に渡る物語を回想等時間を上手く表現して描かれた内容でした。最初はどんな内容なんだろう?と見始めましたがジワジワと物語に惹き込まれてゆきました。なんか舞台劇を見ているような感じもありましたが元はブロードウェイの舞台劇だったんですね。
役者陣は豪華な顔ぶれで時に恐ろしくも感じられる凄味を感じられました。
シェールやカレン・ブラックにキャシー・ベイツが出てました。
直接語らなくとも秘めた想いや背景が伝わる部分が結構ありました。
なので登場人物それぞれに感情移入出来たり出来なかったりで色々と考えさせられながら見れました。
いくつか転換点がありましたが先が読めちゃう部分もありました。
時代を感じる物語でジェームズ・ディーンは出ませんが彼の映画や実際の最期を知っているので理解出来ました。
知らないとちょっと難しい内容でもあったと思います。16mmで撮られた映画かな映像の質感も良い感じでした。
ラストの誰もいない風景が印象的。
演劇的な良さのある映画でした。




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「シャーク・イン・ベニス」

2021年08月17日 | 映画
昨晩見た映画と同じ監督のサメ映画「シャーク・イン・ベニス」を鑑賞。
今作も似たような物語でグダグダでつまらないんだけど荒技編集で何とか見れるものになってる自主映画みたいな映画でした。サメ映画というより財宝探しの「レイダース」みたいな筋とマフィアとの戦いのアクションがメインでサメはどうでも良い感じの扱いだったように思う。使い回しだらけのサメ映像にもいい加減飽きてきた感もあります。今作も第二班の撮影したようなドラマ部分とは違う部分はなかなかしっかりしてるけど本筋部分がグダグダな演出という変わった仕上がり。
アレックス・ボールドウィンの弟のスティーブン・ボールドウィンという人が主演です。眠そうな目つきが似てましたね。その恋人役はスカーレット・ヨハンソンの姉のヴァネッサ・ヨハンソンとの事。特に活躍しません。
ベニスの綺麗な街並みが見れて観光気分が少し味わえるのは良かったです。
グダグダ見る分にはまぁ楽しめるB級映画でした。


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