夕張国際映画祭のネット配信で「自由を我が手に」という中編映画を鑑賞。
物語の面白さはあまり理解出来ず楽しめ無かったけれど深海魚のような色彩と光の美術は見応えあって独特の世界感があって良かったです。白く光る屋台が夜道を走る場面が印象的。
西村監督の長編スプラッター映画はぶっ飛んだ物語展開や勢いが凄いものが多いですが今作はちょっと大人しめというかアート寄りな印象だった感じで何処で面白い映像効果なんかもありましたが内容について僕がちゃんと理解出来てない部分があったように思います。
夕張国際映画祭のネット配信で光武監督の新作「マニアック・ドライバー」を鑑賞。原色照明の美しい映像にフルチやアルジェント他、色々なジャーロ映画を連想させられるカットが連続するジャパニーズ的なジャーロ映画でした。シャドー的冒頭から惹き付けられました。美女が脱ぎまくりで次々に無残に殺されてゆきます。元々はピンク映画がスタートだったとの事なので裸が多いです。ジャーロ映画というのは犯人が分からずで犯人探しの推理なんかが好きなんですが今作では犯人は最初から分かっています。犯人視点のジョー・スピネルの「マニアック」みたいな展開でナレーション等で徐々に背景の分かる物語でした。だけど少々良く分からない謎の部分があり興味をそそりました。スローモーションの多用や同じような場面が繰り返されたりもするのですが音楽がバッチリとハマっていて、あれこれ先を想像したり予想したりしてどうなるのか?とワクワクして見れました。そして予想外の結末が待っていて最終的に前半の謎だった部分についてもしっかり納得出来るものがありました。詳しくは劇場公開前だから書かないけれどアノ映画みたいなオチもあったり驚きと共にしっかりジャーロ映画ならではの最後まで分からなかった結末を堪能出来ました。
主演俳優の存在感と女優陣の魅力が良く出ていました。
何処で嫌悪感や可笑しさで笑えちゃいそうな部分があったりでユニークでもあり光武監督らしい映画に仕上がっていたと思います。
間をおいてもう一度見直しましたが音楽がとても良かったです。撮影やグレーディングもとても丁寧な仕上げで良かったですね。
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主演俳優の存在感と女優陣の魅力が良く出ていました。
何処で嫌悪感や可笑しさで笑えちゃいそうな部分があったりでユニークでもあり光武監督らしい映画に仕上がっていたと思います。
間をおいてもう一度見直しましたが音楽がとても良かったです。撮影やグレーディングもとても丁寧な仕上げで良かったですね。
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