イーディ・セジウィックの伝記映画「ファクトリー・ガール」をDVDで5.1ch 大画面にて久しぶりに鑑賞。何とも切ないものがある映画でした。アンディ・ウォーホルのファクトリーが興味深く描かれていてフィルム調の映像がとても味があって良かった。元の映像や写真や音声なんかを良く知ってたので再現映像としては良く出来てると感じたけれど全体的にオシャレ感が強く出されているのが何か違和感も感じたりもしました。主演のシエラ・ミラーもなかなかの熱演で良かったけど本物の魅力というものとはやっぱり違う感じがしました。何処までが事実なのか微妙な感じというものもあってファッション・アイコンとして描かれている感じもしたのですが、彼女の芝居が真剣な部分が心にグッと来るものもあって切なくも何か憎めない映画ではあったと思います。
アンディ・ウォーホルが酷い人物だなぁと感じる内容ですがドラッグに溺れて自滅してゆく人間を止める事というのは誰であっても困難でどうしようもないという一面もあると思います。