大学時代に大好きだったデニス・ホッパー監督作「アウト・オブ・ブルー」を久々に大画面にて鑑賞。見終わって重たい気持ちにもなりますが衝撃的で哀しみと喪失感と解放感の入り混じった複雑な後味が残ります。
思ってたよりカットを割らない1カットでの芝居が多かった事に気が付きました。そんな芝居が見応えあって凄みも感じました。
色々と駄目な人達が必死にもがくけれど結局は上手くいかずに泥沼にハマってゆく流れがリアルで悲しく辛い。
デニス・ホッパーのアル中な芝居は見事!
主人公CBが唯一幸せそうに見えたのはパンクバンドのドラムを叩かせて貰う所だったように感じました。ドラマーのあんちゃんもなんかいい奴っぽくて良かったなぁ。
昔は破滅型のラストの映画で好きなのが沢山あったなぁ。デニス・ホッパーの映画は大体そんなラストが多かったな。
最近では破滅型映画で良かった〜っていうのはあまり思い出せないなぁ。なんか楽しいのが好みになってきた気がします。