気に入らなかったリメイク版「サスペリア 」のルカ・グァダニーノ監督の劇場で予告編を見て気になっていた映画「ボーンズ・アンド・オール」をDVDで5.1ch 大画面にて鑑賞。今作はとても良かった。人を食べるという習性の吸血鬼っぽい存在の人間の自分のルーツを探る旅と恋愛物語で哀しい背景がジワジワと明らかになりつつ展開してゆく興味深い内容でした。恋愛物語として一段落して終わるのかな?と思ったら恐ろしくも哀しい怒涛の結末が待っていました。骨の髄迄愛して食べるというような愛の形が描かれて美しいラストカットが切なかった。
前情報入れずに見たのでジェシカ・ハーパーが出てるとは知らなかったので驚きでした。
役者陣は皆とても存在感のある良い芝居を見せてくれました。音楽も何気に良かったです。