どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「星くず兄弟の伝説」「どくだみ夫人殺人事件」

2003年05月04日 | 映画

今日は映画「星くず兄弟の伝説」を見た。手塚真監督の初期作品。手塚監督といえば手塚治虫の息子で有名だが僕は彼の書いた本で知った。凄く映画の趣味が似ていて他人とは思えない感じだった。そしてその本で彼がお勧めしてる映画を見まくった経験がある。そしたらこれが最高の映画ばかり!でも彼の映画は「白痴」しか見た事がない。ある意味子供ッぽい感じがしてまあまあって感じだったけどその子供っぽさは好きだった。そして「星くず兄弟の伝説」だがこれも同じような映画だった。でもなんかこちらの方が荒削りだけどやりたい事をやってる感や、僕の好きな彼の子供っぽさみたいな感じがより出ていて面白かったと思う。自主映画感がプンプンする元気な勢いのある映画。公開当時から気にはなっていたけど特殊メイクなんかもあって、当時としては凄い頑張ってる映画だったと思う。僕も大好きな映画「ファントム・オブ・パラダイス」への愛が凄く感じられる。

それから今日は僕の映画「油揚げの儀式」に出ている田中くんの舞台を見に中目黒まで行ってきた。「どくだみ夫人殺人事件」という舞台で感想は素直に楽しめた。お話が急に全く違った展開に変化したりして飽きずに楽しく見れた。殺人サスペンスものかと思ったらそうではなく最初の長い伏線を自分も犯人を見つけてやると見てたら。すぐに犯人が分かっちゃって、え?もう犯人が分かっちゃっていいの?と思ったら実はそれは・・と別の展開になり更に最後はまた違う展開になる。そこで伏線が効いて来てなんだか感動系の展開になる。役者も良かったけど、今回は女優陣がみんな良かったと思う。
田中くんの短い髪の姿は初めて見た。そして剣玉がうまかった。しかし、ちょっといつも見なれてる演技が目に付き最初の方の所々で新たな演技の一面が見れてワクワクしたのにちょっと残念な所もあったかなあ。まあ、僕は彼の演技をいっぱい見てるからそう思うだけだけどね。初めて見る人には全然関係ないね。どくだみ夫人の田村さんの笑い方が面白かった。脇本さんも良かった今回輝いてた一人です。森下さんは抑えた演技でいつもの弾けた感じと違った一面で最後まで演り通した所が好感が持てました。
打ち上げ飲み会に終電早いので軽く参加して軽く飲んで帰って来ました。
また役者達と映画を撮りたいなと思いました。でもしばらく仕事で難しいな。簡単な小舞台なら出来るかも。やる気ある人大募集!

 

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