今日は最後の池袋のSCUM2000でのシネマキャバレ-でした。
シネマキャバレ-は毎月の仕事のような遊びのような楽しみでもありました。3年間、上映イベントを続けてきて色んな自主制作映画の作家さんや役者さん達と知り合えて、色んな映画を無作為に毎月見る事が出来た事は面白かったし、又、刺激にもなりました。このシネマキャバレ-で知り合った多くの人達と遊び感覚をひとつのテーマとして楽しく気の狂った映画の制作も出来ました。それは、未だ完成しない「MILKMAN2」です。とにかく、もっともっと遊びたかったぐらいですが、遂に、会場であるSCUM2000の大家からの一方的な都合により閉鎖しなければならない事態となってしまい今日で最後の上映となったのです。
SCUM2000との出会いから最初の関わり、シネマキャバレ-の始まりまでについては、まもなく発売される「まぐま 14号」という雑誌に記事を書いてくれとの依頼があり書いたので、興味のある方には読んでいただきたい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kk-cross/index1.htm
そこでも書いたのだが、僕にとっては「油揚げの儀式」という映画の完成試写からスタートしたようなもので今日の最後の上映にもこの映画が上映出来たという事はなんだか感慨深いものもあり、同時に何か一つの区切りが付いたような感覚さえ覚える。
シネマキャバレ-というかSCUM2000という空間はアンディ・ウォーホルのファクトリーのような空間になればいいなとぼんやりと思っていた。もちろん同じにはならないが似た感じは少なくともあったように思える。基本理念はなんでもあり、オープンハウス。色んな人達が集まる自由な空間。何かをする為に何かを強制する訳ではなく、ある意味、傍観者?としてその場にいる感じで何かが起こるのを待っているような感じ。その中から自然発生的に色々な事が始まっていった。それを持続する事が大切であった。SCUMとはクズ野郎とかそういう意味。2000人のクズ野郎どもが集まってそれぞれ好きな事をやってお互いに刺激を受けたり出来れば幸せ。はたして2000人ものクズ野郎が集まったのだろうか?数えてないから分からないが多くの人が3年間の間に訪れてくれた。(クズ野郎という響きは悪いかもしれないが僕の使ってる意味としては素晴らしい人(仲間)という意味。くだらないというのは面白いという意味でアホとは格好イイという意味でも使用していますので、あしからず。)
本日は「SCUM野郎と仲間たち」というイベント名。「油揚げの儀式」のDVD発売を記念したイベントでもあった。
昼には別の上映会が行なわれた。「シルク」という4時間の長編を2時間にした一般公開版の試写がありました。4時間版も見てるのでどのようになったかとても興味深かったのですが、上手く編集されており感動的な場面ではしっかりと胸に来るものがあった。その為に前半部分の描き方が少々強引で展開が早い所はテンポ的にはいいのだが、ちょっと感情というかどうしてそうなったかの説明がないまま進行するのでちょっと残念な気もした。しかし、4時間を2時間にしてる事を考えるとしかたのない事だし、後半の1時間で十分伝えたい事は伝わるので失敗とは言えないし逆にお見事とも言える。息子との再会シーンに関しては4時間版よりもぐっと来たかな。一本の筋がしっかりとした作りになっていて見やすい。最後の電話ボックスのシーンは無くても良かったと思えた。それを無くしてその分、前半の説明に少し時間を戻してあげてもいいかなと僕は少し思った。4時間版にはその良さがあり2時間版にはその良さがある。どちらにしても映画の伝えたいものはちゃんと伝わると感じました。
そう、最初に上映された「会社案内VP」の出来の良さにも感心。これなら作ってくれと頼みたくなる。立派に仕事として完成していた。他、ラジオドラマ等も聴いたりもしたのですが、やっぱり作家の個性が凄く出ているなぁ~と感じました。話の内容というかテーマが似てるのです。僕には出来ない内容な気がしますが、いつかやってみたいと思う内容ではあります。
そんな訳でラストシネマキャバレーの上映について書こうと思ったが昼間の上映の話で長くなってしまったので、ひとまず、ここでおしまい。
外は大雪。で真っ白な世界。とても綺麗でしたが、夜の上映にこの雪の中、お客さんは足を運んでくれるのでしょうか?という気もしました。
僕の映画の役者さん達もみな仕事とかで来れないようだし、もしかしたら寂しい客入りの最後の上映会になるのかなぁ~なんて思いつつも、それはそれでも、まぁ、別にいいかな!と思いながら最後のシネマキャバレ-の上映を待っていました。
シネマキャバレ-は毎月の仕事のような遊びのような楽しみでもありました。3年間、上映イベントを続けてきて色んな自主制作映画の作家さんや役者さん達と知り合えて、色んな映画を無作為に毎月見る事が出来た事は面白かったし、又、刺激にもなりました。このシネマキャバレ-で知り合った多くの人達と遊び感覚をひとつのテーマとして楽しく気の狂った映画の制作も出来ました。それは、未だ完成しない「MILKMAN2」です。とにかく、もっともっと遊びたかったぐらいですが、遂に、会場であるSCUM2000の大家からの一方的な都合により閉鎖しなければならない事態となってしまい今日で最後の上映となったのです。
SCUM2000との出会いから最初の関わり、シネマキャバレ-の始まりまでについては、まもなく発売される「まぐま 14号」という雑誌に記事を書いてくれとの依頼があり書いたので、興味のある方には読んでいただきたい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kk-cross/index1.htm
そこでも書いたのだが、僕にとっては「油揚げの儀式」という映画の完成試写からスタートしたようなもので今日の最後の上映にもこの映画が上映出来たという事はなんだか感慨深いものもあり、同時に何か一つの区切りが付いたような感覚さえ覚える。
シネマキャバレ-というかSCUM2000という空間はアンディ・ウォーホルのファクトリーのような空間になればいいなとぼんやりと思っていた。もちろん同じにはならないが似た感じは少なくともあったように思える。基本理念はなんでもあり、オープンハウス。色んな人達が集まる自由な空間。何かをする為に何かを強制する訳ではなく、ある意味、傍観者?としてその場にいる感じで何かが起こるのを待っているような感じ。その中から自然発生的に色々な事が始まっていった。それを持続する事が大切であった。SCUMとはクズ野郎とかそういう意味。2000人のクズ野郎どもが集まってそれぞれ好きな事をやってお互いに刺激を受けたり出来れば幸せ。はたして2000人ものクズ野郎が集まったのだろうか?数えてないから分からないが多くの人が3年間の間に訪れてくれた。(クズ野郎という響きは悪いかもしれないが僕の使ってる意味としては素晴らしい人(仲間)という意味。くだらないというのは面白いという意味でアホとは格好イイという意味でも使用していますので、あしからず。)
本日は「SCUM野郎と仲間たち」というイベント名。「油揚げの儀式」のDVD発売を記念したイベントでもあった。
昼には別の上映会が行なわれた。「シルク」という4時間の長編を2時間にした一般公開版の試写がありました。4時間版も見てるのでどのようになったかとても興味深かったのですが、上手く編集されており感動的な場面ではしっかりと胸に来るものがあった。その為に前半部分の描き方が少々強引で展開が早い所はテンポ的にはいいのだが、ちょっと感情というかどうしてそうなったかの説明がないまま進行するのでちょっと残念な気もした。しかし、4時間を2時間にしてる事を考えるとしかたのない事だし、後半の1時間で十分伝えたい事は伝わるので失敗とは言えないし逆にお見事とも言える。息子との再会シーンに関しては4時間版よりもぐっと来たかな。一本の筋がしっかりとした作りになっていて見やすい。最後の電話ボックスのシーンは無くても良かったと思えた。それを無くしてその分、前半の説明に少し時間を戻してあげてもいいかなと僕は少し思った。4時間版にはその良さがあり2時間版にはその良さがある。どちらにしても映画の伝えたいものはちゃんと伝わると感じました。
そう、最初に上映された「会社案内VP」の出来の良さにも感心。これなら作ってくれと頼みたくなる。立派に仕事として完成していた。他、ラジオドラマ等も聴いたりもしたのですが、やっぱり作家の個性が凄く出ているなぁ~と感じました。話の内容というかテーマが似てるのです。僕には出来ない内容な気がしますが、いつかやってみたいと思う内容ではあります。
そんな訳でラストシネマキャバレーの上映について書こうと思ったが昼間の上映の話で長くなってしまったので、ひとまず、ここでおしまい。
外は大雪。で真っ白な世界。とても綺麗でしたが、夜の上映にこの雪の中、お客さんは足を運んでくれるのでしょうか?という気もしました。
僕の映画の役者さん達もみな仕事とかで来れないようだし、もしかしたら寂しい客入りの最後の上映会になるのかなぁ~なんて思いつつも、それはそれでも、まぁ、別にいいかな!と思いながら最後のシネマキャバレ-の上映を待っていました。
また、岡本組のほうにも呼んでくださいませ。
SCUMが無くなってしまったのは残念ですが
いずれ、加藤さんのことだから
どこかでシネキャバを復活させると期待してます。
新作の方も頑張って下さい。
その前に仕事か!いい具合に仕事と割り切りつつも、その中で
楽しく遊べるような遊び心を大切にね。
なんだか、いつも真剣すぎるみたいだから。
僕は逆に真剣さを見習わないと!です。反省。