どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「時をかける少女」

2021年08月15日 | 映画
昔流行った映画で主題歌は良く覚えているのだが実はリメイクも含めて今迄見た事の無かった「時をかける少女」を今になってようやく鑑賞。
当時のCMやポスターの広告はとてもよく覚えていました。
原田知世のデビュー作で大林監督の尾道を舞台にしたファンタジー映画でした。実に良く出来た惹き込まれる物語で映像的にもファンタジックでちょっと変わった面白さもある青春恋愛物語でした。途中でオチは読めちゃったんだけど大林監督らしいベタでねちっこく温かいラブ・ストーリーが炸裂していて切なくも温かい気分になれる映画に仕上がっていました。
映画終わって主題歌がミュージックビデオのように流れるのも今見ると新鮮でした。
尾道の街の風景に出演者の若々しい魅力がとても爽やかで良い印象を残す映画でした。ミステリー要素もあるので飽きずに惹き込まれて見れました。


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「謎の狼女」

2021年08月15日 | 映画
白黒の古い映画「謎の狼女」を鑑賞。
主演女優さんが綺麗で自分が狼女なんじゃないかと思い悩む姿がじっくり描かれたスリラー映画でした。狼女に変身したりな場面とかは全くありません。オチは途中で読めちゃいましたが丁寧に描かれた撮影の美しい陰影やスモークの効果なんかで怪し気な雰囲気を盛り上げていました。
森を彷徨う女の姿の引き絵が印象的。
モンスター映画と思ってみるとイマイチですが怪奇ファンタジーミステリーとして見るとなかなか味わいのある良作だと感じられました。




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「ファナティック ハリウッドの狂愛者」

2021年08月14日 | 映画
ジョン・トラボルタがホラー映画オタクのストーカーを演じる映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」を鑑賞。なんか憎めない部分もあるキャラクターでホラー映画愛が憎しみに変わる部分が恐ろしくも可哀想でもありました。サイン会で普通にサインを貰えていたら良かったんだろうけど小さな歪みや境遇からヤバい方向に進んでゆきます。見た目はステレオタイプでしたが中身はトラボルタの芝居で本来は悪い奴では無い感も滲み出ていて恐ろしくも共感も出来る所もあるキャラクターになってました。最後は何とも悲惨で可哀想でしたね。
ハリウッドの闇を描いた寂しい映画でもありました。


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「ドント・ブリーズ2」

2021年08月14日 | 映画
久しぶりに劇場でホラー映画を観たいなと前作がなかなか面白かった映画の続編「ドント・ブリーズ2」を鑑賞。
前作は覚えているけど詳細は忘れてる所もあったのですが今作も最強の盲目老人が相手を倒してゆきます。ホラー映画というよりアクション映画みたいな印象もありましたね。盲目老人が強すぎてあり得ない展開ですがまぁそこは映画という事で割り切って楽しみました。テンポは悪くは無いのですが内容的には前作と同じ感じで進みちょっとイマイチな感じもしてきた所から意外な展開になだれ込んで行きドンデン返しというか物語に捻りが加わって急に面白さが増してゆきました。
そのアイデアというか脚本の面白さで最後まで突き進み面白く見れた映画でした。


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「ザ・スーサイド・スクワッド “極"悪党、集結」

2021年08月14日 | 映画
ジェームズ・ガン監督の新作「ザ・スーサイド・スクワッド “極"悪党、集結」を隣駅の劇場に観に行くがタイミング的に吹替しかやって無かったので急遽逆の隣駅の劇場へ行き字幕版で鑑賞。詳しく内容を知らないようにして見ましたが予想外の展開や外したギャグのセンスやキャラクターの良い意味でのクレイジーぶりと楽しさで溢れた面白映画でした。VFXも盛り沢山で見応えある見せ場もあり変な面白さとグロさと異質だけどガン監督らしいセンスで楽しませてくれました。
超大作のトロマ映画とDC映画の合体というか馬鹿馬鹿しさもありつつ仲間達の友情というか互いの事を思い合える良い話としても気持ち良く見れる娯楽作として仕上がっていました。
冒頭のクレジットでスタローンの名前があったのでラスボスはスタローンが登場するのか?と思って見てましたがなかなか出て来ずで後半でちょっと待てよ!もしやサメ役?と気が付きました。声の出演ですね。今作でとても気に入ったキャラでした。フィギュアとかあったら欲しいと思いました。




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「スピリッツ・オブ・ジ・エア」

2021年08月11日 | 映画
劇場で予告編を見て映像の美しさと監督がアレックス・プロヤスって事で見たくなってたけど見逃した映画「スピリッツ・オブ・ジ・エア」のブルーレイを購入して5.1ch 大画面で鑑賞。
画面サイズはビスタじゃなくてスタンダードだったんですね。
オーストラリアのブロークンヒルの荒野な風景と空の美しい独特の撮影と奇っ怪な衣装とメイクのデザイン的なものも良くて映像はやっぱり素晴らしかった。だけどどんな内容の話だとか何も知らなくて謎ばかりでしたが徐々に物語に入ってゆけました。
登場人物は少ないですが個性的なキャラクターで背景が少しづつ分かるにつれて憎めないものを感じました。
全体的に人生の軌跡のようなものを感じました。夢とか希望とか故郷とか土地とか年齢とか前に進むか現状維持かとか色々と考えさせられるものもありました。基本的に前向きで良い話だったと思いました。
世界感とか映像とかキャラクターとか、かなり気に入りました。
癒されるような音楽も良かったです。


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「ローズ・イン・タイドランド」

2021年08月10日 | 映画
DVDで「ローズ・イン・タイドランド」を鑑賞。ポスター見て監督がテリー・ギリアムという事で興味を持った映画でした。けったいな内容のギリアム監督らしい作品でした。撮影や映像がとても美しく絵になるファンタジックな世界とは裏腹な暗い孤独で悲惨な内容の物語でした。そんな悲惨な現実からの逃避の世界を描かれていたのだと思います。主人公の女の子がとても良い表情を見せてくれてました。
正直難解で変な可笑しさはあるものの退屈しちゃうような面もありましたが時々シュールな映像に惹かれる素敵な瞬間もありました。一体最後はどうなるのか?と思いましたが救いのようなものも感じれる優しい美しさとちょっぴりダークなものも感じる結末でした。
綺麗なファンタジーな世界だけど腐った死体とかグロい要素も沢山の不思議な世界でした。




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「ワイルド・スピード ジェットブレイク」

2021年08月09日 | 映画
「ワイルド・ブレイク ジェットブレイク」を劇場の大スクリーンで鑑賞。真ん中の良い席で見れました。いつもながらのスケールのデカい無茶苦茶な展開ですがアクションが凄くて圧倒されて楽しめます。何気に人間ドラマも良くて説明も断片的で分かりにくい部分もあるけど筋は分かりやすくて深い事考えずとも面白く見れちゃう娯楽作でした。何作目か忘れたけど死んだと思ってた役の人が生きてて再登場したり色々と都合良すぎな展開を見せますが嬉しくなるような展開で単純に楽しんで見れました。
アホかと思えるような展開もキャラクターの魅力もあり好意的に見れました。無茶苦茶なカーアクションと破壊の場面だけでも充分見応えのある映画です。
日本での場面もあったのですがラーメン屋での会話シーンのラーメンの扱いが変というか食べへんのか~い!ってツッコミ入れたくなったね。
スターウォーズ・ネタとかマニアックな映画ネタの台詞も多かった気もします。


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「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

2021年08月08日 | 映画
面白いと評判だったロシア映画「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」を鑑賞。
第二次世界大戦でのソ連とドイツとの戦車戦を描いたエンタメ要素の強いアクション・ドラマで戦闘場面の迫力と登場人物の?絆や生き抜く為の駆引きなんかが見応えある映画でした。
テンポも良く意外性のある展開なんかで飽きずに面白く見れました。何やら3時間超えのディレクターズ・カット版というのも公開されてたようですね。今日見たのは通常版で2時間くらいの映画でした。脚本が良くて深い事考えずとも惹き込まれ面白く見れる娯楽作としてしっかり仕上がっていたと思います。CGも随所で大胆に使われていて分かりやすく迫力満点で見れました。戦車戦の醍醐味が味わえました。戦争の悲惨さとかが重く描かれてる映画とは違う昔ながらの戦争映画だったと思います。


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「スポンティニアス」

2021年08月07日 | 映画
「スポンティニアス」という映画を鑑賞。トビー・フーパー監督の「スポンティニアス・コンバッション 人体自然発火」を題名から連想するのですが粗筋を読むと人体爆発が起きるという内容らしく興味を持ったのでした。
突然人が爆発して血塗れになって…理由は分からないし次に誰がいつ爆発しちゃうのか分からないので、どうなるのかと予想も付かない面白さがあり楽しく見れました。荒唐無稽な内容ですがコロナ禍の今だからこそ非日常の不思議な現実感もあって興味深くも見れました。
最近の映画の中でもかなり斬新で気に入りました。
そんなホラー的な内容なんだけど恋愛青春映画でもあり何でも無い日常の大切さや何が起きるか分からない不安や何とも思わない感覚や大人との関係とかティーンの複雑な心情がよく出た映画だったと思います。回想場面やドラッグでの見た目とか映像的にも面白く印象的な見せ方がいくつもありました。主人公の女優さんはぽっちゃり系の美人さんで表情がとても良かったです。ラストの投げやりだけど前向きな姿勢が良かった。人生いつ迄生きれるのかなんて分からないし出来るだけ楽しみ自由に過ごせるように生きる事が大切だと感じれました。前を向いて過ごそう良い事もあるさとね。


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「処刑ライダー」

2021年08月07日 | 映画
ブルーレイで「処刑ライダー」を鑑賞。昔テレビ放送で見たのが最初だけど公開時は予告編を何度も見てました。今回ようやく高画質で見る事が出来ました。最近のカーアクション映画に比べると迫力は少し欠けるけどCGでは無く実際に撮られてるのでリアリティもありスピード感溢れるカメラアングルとかスリルも感じられます。特典映像で知ったのですが撮影中の事故で撮影部のスタッフが亡くなられたようです。
アクションも良いけど今作の魅力は役者陣の個性的なキャラクターでもあったと改めて感じました。物語自体はSF入ってる変わった内容でB級SFアクションと言われるようなものなんですが不思議と感情移入なんかも出来る極端な青春映画でもありました。80年代ならではの音楽やアメリカらしい風景や特撮のアニメーション効果の当時らしいファンタジックな世界感とか懐かしくも好みのものがありました。
「マッドマックス」のアメリカのティーン版みたいな感じもしました。
特典映像に収録されてた予告編は当時何度も見たものとは違う最近作られたようなものだったのは残念。昔の予告編の方がとても良かったのに。


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「呪いの館」

2021年08月06日 | 映画
ブルーレイでマリオ・バーヴァ監督の「呪いの館」を初鑑賞。撮影に照明が美しく雰囲気ある映像で怪しげでゾクゾクする緊張感と間と工夫を凝らした夢の場面とかで、どうなるのか?と面白く集中して見れました。
呪いなのか幽霊なのか何なのかはっきりしない邪悪な何かの正体も最後には判明します。衝撃って訳では無かったけれど最後まで分からなかったよ。そういうオチはなかなか新鮮でした。
幽霊少女の表情とかの描写が恐ろしく印象的。白いボールとかフェリーニ監督の「悪魔の首飾り」と同じだけどどちらが先に作られてたんだろう?と後で調べたら今作が先でフェリーニが真似していたのでした。
最近の映画のように直接見せない殺人場面の盛り上げ方や持ってゆき方が実に良く恐怖感を刺激してくれる怪奇映画ならではの良さのある見事な作品でした。他のバーヴァ監督の映画も見たくなりました。




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「ゾンビ・ガール」

2021年08月06日 | 映画
ジョー・ダンテ監督のホラー映画好きには堪らないコメディ・ゾンビ恋愛映画「ゾンビ・ガール」を久しぶりに5.1ch 大画面にて鑑賞。やっぱり面白くて一気に楽しく最後まで見れました。ブラックなユーモアが炸裂しています。何気に既に亡くなられた役者さんが何人も出ていたりで感慨深いものもありました。登場人物の個性やキャラが皆魅力的です。昔のマニアックなホラー映画の映像やらポスターやらグッズが色々と出てくるのも好感持てて親近感みたいなものも感じれたりで元カノに勝手に部屋の内装変えられてた時のショックというか怒りが可笑しくも良く解りました。そして嘘みたいに趣味の合う女性に出会うとか都合良すぎだけど良かったですね。
だけどちょっと後半ゾンビ・ガールも切ない所もあったりもしたけど、やっぱりやっつけて埋めちゃえ~ってなるのが湿っぽくなく楽しい勢いで進むのが変なハッピーエンド感もあって不思議と気持ち良く見終えれる映画です。


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「アダム・サンドラーはビリー・マジソン 一日一善」

2021年08月06日 | 映画
ブルーレイで何かハッピーになれそうな前向きな良い映画かなと衝動買いした映画「アダム・サンドラーはビリー・マジソン 一日一善」を5.1ch の大画面で鑑賞。予想してたよりお馬鹿で無茶苦茶な内容で期待していた前向きな感動みたいなものはあまり無かった。何というか現実味が無くドラマにグッとくるものが無かったのでした。
なのであまりノレずに見てましたが楽しい映画ではありました。期待する方向を僕が間違ってただけですかね。
良かった所は突然ミュージカルになる所や子供達とのやり取りや小学校の女性教師の存在でした。
色々と都合の良い展開がアホみたいに分かりやすく進みます。最終的には良い話として纏まりますが、もう少し工夫出来たんじゃないかとも思えました。最後まで見て結構昔に作られた映画だったんだと分かりました。
アダム・サンドラーのアホっぽい芝居が一本調子だったのが勿体ない気がしました。最後は何か成長みたいなものと学んだものから良さみたいなものを生かした結末になれば良かったのに…ってね。楽しい事好きな良さを生かした楽しいホテル経営をして皆がハッピーになるみたいなのとか。
女性教師役の女優さんがちょっと特徴ある顔立ちだったけど綺麗で素敵でした。


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「イン・ザ・ハイツ」

2021年08月03日 | 映画
予告編を見て気になってたミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」を劇場て鑑賞。映像も音楽も見応え聴き応えあって普通に面白く見れたのですが少し期待していた心揺さぶるような感動というのまでは感じられなかったかな。
飽きずに集中して見れたけど色々なエピソードが散漫に描かれてるので結局シンプルで力強い筋みたいなのが曖昧にも感じたように思います。
人種差別とかの問題が描かれてますが感情移入は出来るけど深い所までは理解出来ないまま見てた気もします。
ニューヨークという街の姿や背景を知らないと本当の意味では分からないですよね。主人公の憧れている女性がとても美しくて目を惹きました。何処かで見た事あるような顔というか表情だけど何処で?誰?と暫く考えながら見てましたが仕事でタイに行った時に似た人に会ってたのを思い出しました。
若い時に感じた夢や希望に不安みたいなものを思い出したりして感情移入もして見れました。何気ない日常や人との出会いや会話や集まりの時間の大切さや良い面を考えさせられ感じさせられる瞬間が沢山ある映画でした。
今はコロナ禍でそういう時間や繋がりが薄くなっていますが大切な時間を取り戻して大事にしてゆきたい所です。
大掛かりなダンス場面やラップ調の音楽とか今まで見たミュージカル映画とはちょっと違った一面も見れて良かったです。後半は盛り上がりました。
全体的にはちょっと長かった印象もありますが。後、手描きっぽいテロップやアニメの処理も良かったです。
全然知らなかったけどブロードウェイで人気のミュージカルの映画化だったんですね。


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