どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「呪詛奇談ゾググ」

2021年09月18日 | 映画

夕張国際映画祭のネット配信で短編映画「呪詛奇談ゾググ」を鑑賞。
映像が綺麗で主演女優の表情が魅力的で惹き付けられましたが、他の役者さん達に演技のムラも感じられたかな。
短編でホラー的な面白さもあったけど物語の展開がいまいち入ってき難い感じで次々に結果が判明はしてゆくのですが衝撃や驚きみたいなものは感じにくく傍観していたような印象。
エンドロールで音楽を知人が担当していたのを知りビックリ!

 

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「スペースクライングフリーセックス」

2021年09月18日 | 映画

夕張国際映画祭のネット配信で「スペースクライングフリーセックス」という映画を鑑賞。タイトルだけ聞いた事のあった「クライングフリーセックス」という映画のシリーズ第3弾だったようです。回想場面で前作っぽい流れも少し垣間見れたけど今作は想像していたような内容ではありませんでした。全編チープな仮合成みたいな映像で展開するという個人的にはあまり好きじゃない感じでしたが、その物量と勢いというか無茶苦茶さは何かこれはコレで凄いというか呆れる程のパワーというか情熱も感じられて圧倒はされました。脱力系とも違う変な独特の勢いがありましたね。話の内容は良くは分かりませんがアホみたいな展開にどんどん突き進んでゆきました。
何だか変な映画で頭がユルユルになってゆきました。
エンドロールに知人の名前もあってビックリ!

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「デリバリー・ウォーズ」

2021年09月18日 | 映画

夕張国際映画祭のネット配信で「デリバリー・ウォーズ」という短編映画を鑑賞。学生時代の過去と現在を大人の役者が普通に演じる展開の可笑しさは繁田監督の映画みたいな印象を受けたりしましたが後の何ともエロティックな展開は独特の良さがありました。
風変わりな内容の映画でしたが妙な可笑しさと見せ方が憎めない映画でした。主演2人のキャラクターが良かった。

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「自由を我が手に」

2021年09月17日 | 映画

夕張国際映画祭のネット配信で「自由を我が手に」という中編映画を鑑賞。
物語の面白さはあまり理解出来ず楽しめ無かったけれど深海魚のような色彩と光の美術は見応えあって独特の世界感があって良かったです。白く光る屋台が夜道を走る場面が印象的。
西村監督の長編スプラッター映画はぶっ飛んだ物語展開や勢いが凄いものが多いですが今作はちょっと大人しめというかアート寄りな印象だった感じで何処で面白い映像効果なんかもありましたが内容について僕がちゃんと理解出来てない部分があったように思います。

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「マニアック・ドライバー」

2021年09月17日 | 映画
夕張国際映画祭のネット配信で光武監督の新作「マニアック・ドライバー」を鑑賞。原色照明の美しい映像にフルチやアルジェント他、色々なジャーロ映画を連想させられるカットが連続するジャパニーズ的なジャーロ映画でした。シャドー的冒頭から惹き付けられました。美女が脱ぎまくりで次々に無残に殺されてゆきます。元々はピンク映画がスタートだったとの事なので裸が多いです。ジャーロ映画というのは犯人が分からずで犯人探しの推理なんかが好きなんですが今作では犯人は最初から分かっています。犯人視点のジョー・スピネルの「マニアック」みたいな展開でナレーション等で徐々に背景の分かる物語でした。だけど少々良く分からない謎の部分があり興味をそそりました。スローモーションの多用や同じような場面が繰り返されたりもするのですが音楽がバッチリとハマっていて、あれこれ先を想像したり予想したりしてどうなるのか?とワクワクして見れました。そして予想外の結末が待っていて最終的に前半の謎だった部分についてもしっかり納得出来るものがありました。詳しくは劇場公開前だから書かないけれどアノ映画みたいなオチもあったり驚きと共にしっかりジャーロ映画ならではの最後まで分からなかった結末を堪能出来ました。
主演俳優の存在感と女優陣の魅力が良く出ていました。
何処で嫌悪感や可笑しさで笑えちゃいそうな部分があったりでユニークでもあり光武監督らしい映画に仕上がっていたと思います。
間をおいてもう一度見直しましたが音楽がとても良かったです。撮影やグレーディングもとても丁寧な仕上げで良かったですね。


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「11'09"01 セプテンバー11」

2021年09月15日 | 映画
9.11の衝撃的な事件から今年で20年となりました「11'09"01 セプテンバー11」という世界の11人の監督による9.11を題材にしたオムニバス映画を鑑賞。色々な視点で描かれた各10分ぐらいの短編映画集でしたが、それぞれなかなか見応えのあるしっかりとした作りの映画でした。印象に残った作品はクロード・ルルーシュ監督の無音の映画。それからインドのマスコミの存在を描いた作品。ショーン・ペン監督の作品も後半にとても印象深いものを残す作品でした。映像が殆ど黒だけという作品もありましたね。日本の作品もあり興味深かったけど9.11とはあまり関連を感じにくかったかな。
翌月にニューヨークへの1人旅行を計画していた僕は「油揚げの儀式」のオープニングの作業中で電話で事件を知りました。その電話の最中にビルに2機目が突っ込んだそうで作業を中断してテレビを見ると信じられない光景が目に飛び込んで来ました。それからはテレビを延々と見てたのを覚えてます。翌月のニューヨーク旅行は中止しました。今でもニューヨークは行ってみたい街で憧れですが行く事は今後出来るのでしょうか?なかなか今もコロナ等でも難しいものがあります。




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「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」

2021年09月15日 | 映画
予告編を見て気になっていたドキュメンタリー映画「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」を鑑賞。女性のアクション映画も増えてきて活躍に心躍らせるものがありますが過去と現在のスタントウーマンの背景や活躍の裏側が紹介されます。露出の多い衣装でのスタントとか男よりも危険な事してる面とか改めてそうだよなぁとか考えさせられました。
スタントって仕事は何度か現場にて絡む事があって実際に見た事はあるのですが一歩間違えると命にも関わるので凄いです。凄いんだけどいつの間にか当たり前のようにやっている姿を見ると麻痺してくるというか流石~みたいな見方になってる部分もありました。
大きな事故の無い現場だったから良かったけど、もし一歩間違ってになってたら怖いですね。男が女装してのスタントも実際に女性のスタントも見た事ありました。
今作に出てきて紹介されてたスタントウーマンの出てた映画とかは見た事あったものが多く興味深かったが綺麗な人が多かったですね。インタビュー中心で現場の映像が少なかったのは残念でした。もっと実際のメイキング的なのも見たかったです。
女性の活躍の場についてや地位向上的な側面がやたらと強調されていた印象もありました。80年代以前は女性の方がスタントが多かったとか時代背景的な部分は興味深かった。
完璧な安全って無いので深く考えるとなかなか出来ない危険な仕事です。
型やパターンなスタントも多いですが細かい色々な見せ方のテクニックっていうのがありますね。デジタルで安全装置が消せ無かった昔のスタントって本当に凄かったなぁと思いました。
何気にカメラマンも危険な撮影してますよね。撮影で事故や怪我の無いように面白い映画を作って見せて欲しいですね。


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「キリングゲーム」

2021年09月12日 | 映画
ジョン・トラボルタとロバート・デ・ニーロ主演の映画「キリングゲーム」を鑑賞。戦争時の因縁での復讐劇のようなサバイバル映画みたいな流れの内容でしたが互いの過去や現在の背景が分かりつつ、どうなるんだろう?と展開します。尺は短めの映画ですが途中からどちらが勝つとか負けるとかはどうでも良くなる感じでラストもまぁ予想が付きました。背後にある想いや憎しみや後悔や苦悩は流石に演技派の2人だから滲み出るものはありましたが何だか傷だらけのボロボロに負傷しても次の場面では回復してるというか何処まで最強な2人なんだよ。と思う程の都合の良い生命力を見てると何か映画的というか現実的に響いてくるものが半減していった気もしました。
サバイバルアクション映画にしたかったんだろうけども酒飲みながらの延々と続く会話シーンだけで完結させても良かったような気もしちゃいました。
戦争で沢山のものを失った男2人の懺悔物語でした。


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「モンタナの目撃者」

2021年09月12日 | 映画
久しぶりにアンジェリーナ・ジョリーの主演映画「モンタナの目撃者」というのを鑑賞。サスペンスにアクションに山火事となかなか見応えある映画に仕上がっていて集中して面白く見れたんですが色々と今までに見た映画に似た部分を感じてそれが何だったかとか余計な事考えたりして見ちゃいました。
まず音楽が「ザ・フライ」に似てる旋律だなと思い見始めて話の内容は「クリフハンガー」みたいだなと思ったり。
「オンリー・ザ・ブレイブ」という山火事映画も思い出したりして山火事の怖さや森林消防隊の過酷さは回想場面にこの映画の印象もプラスして見れました。
なんかスタローン主演で映画化されそうな内容をアンジェリーナ・ジョリーが演じているような感じもしたけど存在感ある芝居と眼力と佇まいで最終的にはとても良い感じを残してくれました。ボロボロになった表情ですが救いのようなものと母性を感じるものが滲み出ていた。
CGもしっかりとした出来栄えでスクリーン映えする見応えあるものでした。警察の男の生死の行方は曖昧に描かれてましたが奥さんの表情を見ると亡くなってしまったんですかね?


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「スタンド・バイ・ミー」

2021年09月11日 | 映画
随分と久しぶりに「スタンド・バイ・ミー」を鑑賞。初めて劇場で観た時からテレビ放映やDVDなんかでも見てましたが冒頭のリチャード・ドレイファスの姿を見て、そうだった…彼も出てたし回想の物語だったなと思い出したぐらい久しぶりでした。少年達の本編部分はよく覚えていたまんまな印象でしたが映画そのものが昔の記憶と共に蘇るような感覚も感じれて見れました。主役4人は皆良かったし、やっぱり好きな場面はブルーベリーパイのゲロの場面だったりしました。
今になって見ると大人のリチャード・ドレイファス部分も良かったですね。
スティーブン・キングらしい少年時代の記憶の映画でした。味わいある映画です。


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「羊たちの沈黙」

2021年09月11日 | 映画

久しぶりに「羊たちの沈黙」を見始めたら止まらなくなってしまい最後まで見ちゃう。クローズアップの多用と編集の上手さが印象に残る見応えある映画です。音楽も良かったな。何度も見てるし結末も知っているのですが見入ってしまうものがあります。続編や前日弾なんかも色々と作られていますが何度も見たくなる魅力は今作だけにあるような気がします。ジョディ・フォスターにアンソニー・ホプキンスの演技も素晴らしいです。話の内容は結構無茶というか強引な部分もありますが演出の力で見せ切ってくれます。
エンディングも余韻を残すものでラストカットの長回しカットもじっくりと見てしまうものがありました。

 

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「ヒッチコック劇場 兇器」

2021年09月10日 | 映画

ヒッチコックのドキュメンタリー映画を見て久しぶりに「サイコ」が見たくなってブルーレイで最初とシャワー室での殺人とラストを飛ばし飛ばしながら見てから特典映像に収録されていたヒッチコック劇場の「兇器」というエピソードを鑑賞。セットや美術が「サイコ」と同じっぽくてスタッフも同じだったりしたような感じのヒッチコックが監督もした1話でした。途中でオチは読めるのですが、どうなる?っていう興味と緊張感で引っ張ります。
オチはブラックでユニークなもので、アレコレ余計なものを足さずに終わるので短編映画としてシンプルに面白くも変な後味も残すものとなっていたと思います。ヒッチコック劇場もまた色々と見たくなってきました。

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「I AM アルフレッド・ヒッチコック」

2021年09月10日 | 映画
ヒッチコックのドキュメンタリー映画「I AM アルフレッド・ヒッチコック」を鑑賞。映画作りの教科書みたいなヒッチコック監督術や彼の人柄や生涯について、上手く纏めた作品でした。
また彼の映画を見直したくなりました。昔は夢中になって色々と見ましたが最近になって見直すと編集が怠く感じたり舞台っぽい印象を受けたりもしましたが独特のユーモアや伏線の張り方や緊張感の盛り上げ方はやっぱり凄いなぁと感心させられるものがありました。衝撃というのはやはり最初に見た時には敵いませんね。最近だとシャマラン監督の映画がヒッチコックっぽい驚きや指向を持っているような気がしました。


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「ジョン・レノン, ニューヨーク」

2021年09月10日 | 映画
ジョン・レノンのドキュメンタリー映画「ジョン・レノン, ニューヨーク」を鑑賞。レコードで持っていたニューヨーク・ライブの頃のジョン・レノンの詳細を追ったものでした。「イマジン」というドキュメンタリー映画とかも見ていたので既に知っていた内容が多かったですが久しぶりに貴重な映像を色々と見れて音楽も聴けたのは良かった。沢山のプライベートな映像が残ってますね。プライベートでの自然な姿の彼が印象的です。
ニューヨークという街の魅力も出ていました。暗殺された部分の詳細は流され曖昧に描かれてましたがもう少し描かれていても良かったんじゃないかとは思いました。ドキュメンタリー映画としては「イマジン」の方が良かった印象です。


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「アウシュヴィッツ~カラーで蘇る悲劇の記録」

2021年09月10日 | 映画
アウシュヴィッツ収容所の映像をカラー化して見せるというドキュメンタリー映画「アウシュヴィッツ~カラーで蘇る悲劇の記録」を鑑賞。色々とアウシュヴィッツ関連の映画なんかを最近見ましたが毎回新たな事が知れたりしていました。今作は貴重な実際の映像が見れるのが興味深かった。カラー化されていますが着色感が凄くてリアル感というのはあまり無く違和感もあるけど雰囲気はより分かるようになってたという感じだったかな。残酷な場面というのは極力排除されたような編集でした。ナレーションの解説やインタビューで今迄に知れた事等のおさらいや再認識が出来ました。でもまだまだちゃんと理解出来ていないような用語なんかもありました。




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