ブルーレイでヴィム・ヴェンターズ監督の「パレルモ・シューティング」を5.1ch 大画面にて鑑賞。
写真のように綺麗な撮影とジュークボックスのように沢山音楽が聴けるというだけでも何か見れちゃう不思議な魅力がありました。特にサラウンド環境での音楽の心地良さは格別でした。
主人公には何か好きになれない感じもあり素直に感情移入は出来なかったけどデジタルとアナログの違いみたいなものについて考えさせられる部分もあり興味深く見る事も出来ました。旅しながら色々な事について思い巡らすような映画で見る側が何を受け取るか?みたいな感じもありましたね。
初めて見た時はデニス ・ホッパーの存在感と語る台詞に感銘を受けたような記憶があったのですが今回は彼の登場辺りで睡魔に襲われて闘っていたのもあり、あまり響くものまでは感じられずでした。
忘れていた場面も多かったけどラストカットの女性の顔はすこぶる美しくミステリアスでもありました。
少しですがルー・リードも出演しています。パレルモってイタリアだったんですね。街並みがとても素敵でした。